華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

side story 夏音-natune-(前編)

お待たせ致しました・・・。

前回の初SS風読み物、『待ってた』の主人公、小春の妹、夏音のお話です。
『待ってた』の中で少しだけ書かれている、夏音の中1時代のおもらしを掘り下げてみました。
後編の作業も、残す所後僅かなので、今週中には公開出来ると思います。

相変わらず文章力は無く、拙い部分は多いと思いますが、
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。

もっとこうした方が良い等、意見がありましたら、ご遠慮なく書いて下さい。
よろしくお願いします。

それと、一つお知らせです。
前々回の日記に、ホースで洗われる笙湖ちゃんの絵を追加致しました。
絵の追加等も、応えられる範囲でリクエストに応えて行きたいと思っています。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます!

やっぱり前置きが長くなりましたが(汗)
それでは、本編をどうぞ。




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キーンコーンカーンコーン・・・

教室に昼休みを告げるチャイムが鳴り響きました。

ザワザワ・・・
ザワザワ・・・・

クラスの皆のお喋りの声が至る所から聞こえてきます。

『お父さんがマジウザくてさー・・』
『おい見ろよ!!昨日遂に激レアカード引いたぜ!!・・・』
『ねぇねぇ昨日のドラマ見たー?・・」
『この動画見た事あっか?スゲーウケんの・・』
『優ちゃん○高受けるの?マジで凄くない!?・・・』

話題は実にさまざま・・
窓際の一番の後ろの席に座る私は、そんな会話の声をBGMに
1人受験対策のテキストにペンを走らせています。

「ねぇ優ちゃん見て、山岡さん休み時間まで勉強してるー、マジ偉くない!?」
近くで高校受験について話していた、クラスメイトの女子2人が話しかけて来ました。

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「しかもこの本の問題、レベルめちゃ高いよ」

「うわマジだ!!ねぇ山岡さんって高校どこ受けるの?」

「・・・・」
私は、ペンを握りしめたまま固まってしまいました・・。
人と話すのは苦手です。

「・・ん?」

「あ・・の・・」
私は答えようとしましたが。

「ごめんごめん、勉強の邪魔しちゃったね・・」

「行こう優ちゃん・・そんじゃ、頑張ってね山岡さん・・」
私の答えを聞く事も無く、2人は向こうへ行ってしまいました・・。

私の名前は、山岡夏音、中学3年生です。
いきなりですが、・・・私には、友達がいません。

コミュ障で引っ込み思案な私は、人とどうやって接して良いのか、分からないのです・・・。
先ほどのやり取りで分かるとおり、常に周りとは一定の距離感があります。
小学校から今まで変わらない事なので、今更どうと言う事は無いのですけど・・。
でも、たまにふと思う事も有るのです。
私にもし友達がいれば・・・って。

(村松さん・・また漫画本読んでる・・、先生にバレたら没収されるよ・・)

私とは反対側の、廊下側の一番後ろの席に座る村松彩萌さん。
彼女もまた、私と同じように、いつも1人でいます。
休み時間の殆どを、漫画本を読んで過ごしているのです。
カバーが掛けれられている為、何を読んでいるのかわかりません。
でも、すごく気になります・・。
私も漫画・・大好きだから・・。

村松さんとなら、仲良くなれるかも・・って思って、
過去にも何回か、接近を試みようとした事がありましたが、
全部上手く行きませんでした・・・。

(・・良し!!)
私は立ち上がり、村松さんの方へ向かいました。

(せめて今日は、どんな漫画読んでるのかだけでも確認しよう)
私はトイレに向かう風を装って、ゆっくり、漫画を読み耽る村松さんの後ろ側を通り抜けました。

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「・・あ!!」
思わず小さな声が出てしまいました。

(嘘!!アレ、私が今一番ハマってる漫画!!)
もう何度も読み返しているので、チラッと見えただけでもわかってしまいました。
少年誌に連載されているにも関わらず、
イケメンの登場人物達が多いせいか寧ろ圧倒的に女性からの支持が多い某作品。

(この前のアニメ専門店でのイベント行きたかったんだよね・・、1人で行く勇気無かったから諦めたけど・・)

(村松さんと一緒なら・・・、憧れの某国際展示場にだって・・)
妄想は膨らむばかりでしたが、現状、今まで一言だって会話を交わした事がありません。

頑張る・・・。
頑張り・・・たい・・・。

それから、暫くの間、
私は私なりに、手を尽くして、きっかけ作りを試みましたが、結局上手く行きませんでした。

数週間が経過すると・・・。
とにかく今は、受験勉強の方が大事・・っと、
自分自身を納得させて、村松さんへの想いは一時封印する事にしました。



10月中旬のある日の日曜日。

「・・良し、歴史はこんな所で良いかな。
次は数学かな、お昼までやって、ちょっと休憩しようっと」

私は受験に向けて、今日も朝から猛勉強しています。

数学のテキストを開いた丁度その時。
ピンポーン・・と、呼び出し音が鳴りました。

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こんな、朝早くから誰だろう?
と思ってたら、ドタドタと、玄関に向かう足音が
私の部屋のドアを通り過ぎて行きました。
一つ上の姉、小春お姉ちゃん(春姉ぇ)です。

「おはよう沢野さん、随分早かったね。ねぇ、良かったらちょっと、私の部屋でお話してから行かない?」
自分の部屋に居ても、玄関の会話が聞こえて来ました。
春姉ぇは、高校生になってから出来た友達、沢野さんと遊ぶ約束をしていたみたいです。

春姉ぇの紹介で、私も何度か沢野さんとはあった事があります。
こんな事言ったら、春姉ぇに怒られるけど・・。
春姉ぇとは全然釣り合わないレベルの美人さんで・・・。
正直今でも、あんな綺麗な人が、(一般的に見て)普通レベルの春姉ぇと
どうして友達になったのか・・、不思議でなりません。
(何度か経緯を尋ねたけど、絶対に教えてくれないので、もう諦めましたけど・・)

暫くすると、2人分の足音が、私の部屋に近づいて、
トントン、とドアをノックしました。

「夏音~!ちょっと良い?沢野さんが、夏音に会いたいって言ってるから」
ドア越しに、春姉ぇが言いました。

「え・・?うん分かった・・」
私は鏡の前で少し前髪と服装を整えてから、ゆっくりドアを開けました。

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「夏音ちゃ~ん、久し振りー!!元気だった?」

「え・・あ・・はい、こんにちは」
顔を合わせるのは1ヶ月振りですが、ほんといつ見ても綺麗な人です。
私も女だけど・・、同じ生き物とは思えない程です。

「受験勉強はどう?順調?」

「う~ん、どうでしょう・・」
駄目と言うほどでは無いけど・・。

沢野さんとも、始めてあった頃は、緊張して全然会話できませんでしたが、
春姉ぇを交えて3人でやり取りしている内に、ある程度話せるようになりました。

「春ちゃんに教えて貰ってるんでしょ?なら安心だよ」
・・ね?っと春姉ぇに笑顔を向ける沢野さん。

「確かに、春姉ぇには、助けて貰ってますけど・・」

「・・けど?」

「おねしょは・・そろそろ治して貰いたいかな~・・って」
俯き気味にそう言うと、春姉ぇが顔を真っ赤にして叫びました。

「ちょ!!夏音!!やめてよー!!」

「沢野さんは知ってるんだから別に良いじゃん。
昨日、一昨日って連続でパジャマとお布団びしょびしょにしてさー」
それを聞いて、沢野さんは苦笑いを浮かべていました・・。

「今朝はしてなかったみたいだね、ってかしてたら、沢野さん呼べないか」

「もう!!夏音なんか嫌い!!もう勉強教えてあげないから!!」
耳まで真っ赤にして涙目で、春姉ぇは反撃しました。
えー!!それはちょっと困る!!特に苦手の英語は・・・。
ちょっとからかい過ぎたかも知れません・・。

「ごめんごめん。言い過ぎた、許してよ春姉ぇ~」
両手を合わせてゴメンのポーズを取ると・・。

「フンッ!!夏音がおねしょしたって、私助けてあげないからね!!」
頬を膨らませて、春姉ぇが言いました。

(・・いや、それは無いから安心してほしい(汗))

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「・・え?夏音ちゃんもおねしょしちゃうの!?」
うわー!!
春姉ぇが変な事言うから、
沢野さん、私までおねしょっ子だって誤解しちゃってるじゃん!!

「し・・しません!!」
誤解を解くのに、5分は掛かってしまいました・・・。

1時間程して、二人は外に遊びに行くみたいで、私は玄関で二人を見送りました。

「夏音ちゃん、じゃあね!!勉強頑張ってね」

「はい!!また遊びに来てください」

「夕飯までには帰るってお母さんに言っておいて、何かあったらLINE送るし」

「オッケー」

バタン

(良し・・私はもう一頑張りするか・・)
私は部屋に戻って勉強を再開しました。

12時が過ぎた頃、切りの良い所まで数学のテキストを終えた私は、
昼休みを取る事にしました。

「あ~お腹減ったー・・、パンか何かあったっけ・・」
台所から、食べるものを適当に手に取って、自室に持って行きました。
軽い昼食をとっている時に考えていたのは、春姉ぇの事です。

(春姉ぇ、すっかり元気になったなぁ・・、入学式の日におもらしして、引き籠ってたのが嘘みたいだよ)

(あの時は、私も見てて辛かったから。立ち直ってくれて本当に良かった)

・・って。

(おもらしから立ち直ったのは私も同じか・・)

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私は机に置いてあるスマホを手に取りました。
メモ帳を開くとそこに映し出されるのは、ある文章・・。

(コレ読むと思い出しちゃうなー、おもらししちゃったあの日の事・・)

(もう・・1年以上前になるんだ・・・)



その日は10月上旬とは思えない位、冷え込んでいた朝でした。

「夏音~!!何時まで寝てるの~!?遅刻するよ~!!」
前日に買った漫画雑誌を夜中まで読み耽っていた私は、
目覚ましが鳴ったにも関わらず、2度寝をしてしまったのです。
春姉ぇが起こしに来たのは、いつも家を出る時間の10分前でした。

「うわ!!嘘!!もうこんな時間!!あ~もう!!遅刻しちゃうじゃん!!」

「・・だからそう言ってるじゃない!!急ぎなよ~」
そう言う春姉ぇは、もうすっかり制服に着替えて準備万端でした。
酷い・・せめてもうちょっと早く起こしに来てくれたって良いのに・・。

「悪いけど私先に行くからね」
そう言うと春姉ぇは、さっさと先に行ってしまいました・・。

「う~・・」
そもそも、夜更かしした私が悪いので、春姉ぇに逆恨みするのはお門違いです。

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(と・・とにかく急ごう!!)
制服に着替え、髪を梳かした私は、駆け足で家を出ました。
起きてからそこまでに掛かった時間は15分。

「ふー、何とか遅刻はしないで済みそうね。良かったぁ~」

でも、その日は冷え込んでいただけでは無く、風も強い日でした。
寒さを自覚したのは、家を出てからしばらくした後でした。

「ってか、今日寒!!何コレ、風邪引きそう・・」
そして、その強烈な寒さと共に、襲って来たのは・・・。

そうです・・。

尿意です。

「うう・・、しまった。おトイレ位行っておけば良かった・・。」

ブル・・ブル・・。

「あう・・、あ・・結構ヤバいかも・・」
一度自覚してしまうと、その尿意はかなり切羽詰まったものだと気づきました。
過去にも、何度かおもらししそうな位切羽詰まった事があります。
いずれも何とかおもらしせずに済みましたけど、
今も、その時位ヤバい状況である事は間違いありませんでした。

「学校着いたら直ぐに、おトイレ行かないと駄目だわコレは・・」
ブル・・ブル・・。

(大丈夫大丈夫・・。今までだって、これ位は乗り越えて来たもん)
ブル・・ブル・・。

(おもらしなんか、する筈無いじゃん)
ブル・・ブル・・。

「あ・・ふ・・でもちょっと急がないとヤバそう。遅刻もしちゃうし」
そう思い、少し急ごうとするのですが・・。

ビュウ――――ッ!!

「きゃあ!!もう!ちょっ!!やだ!!」
時折もの凄い強風が吹き荒れて、スカートが前から後ろから、捲れあがってしまうのです。

(寒いし・・パンツ丸見えになっちゃうじゃない!!)
強風を初めから分かっていれば、スカートの下にスパッツを穿いて来たのに。
急いでいたので、そこまで気が回りませんでした。

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(ゆっくり行くしかないわ、強風に注意しながら・・)
女の子として、スカートが捲れ上がってしまうのはやっぱり恥ずかしいです。
おしっこもかなり危ない状況だけど、パンツ見られちゃうのも嫌。

(もう、遅刻は最悪仕方が無いわ・・、あぅ・・ああ。おトイレ行きたいよぅ・・)
今にも漏れそうなおしっこと、翻るスカートに細心の注意を払いながら、
私はゆっくりとしたペースで、学校へと向かいました。

学校に着いたのは、丁度予鈴が鳴った時でした。

(はぁ~、良かった、遅刻もしなかったし、鞄置いておトイレ行こうっと)
しかし、そんな私の思いとは裏腹に、今日の朝はいつもと様子が違っていました。
教室の前まで来ると・・・。クラスの皆が、廊下に並んでいるのです・・。

「遅いぞ山岡!!今日は全校集会だぞ!!早く鞄を置いて並びなさい!!」
担任の若い男性教師は少しイライラした様子で、私に向かって言いました。

(う・・嘘!!そ・・そんな事聞いてないよぅ・・)
自分の席へ鞄を置いた私は、廊下に出ると、
トイレに行こうかどうしようかと、オロオロしてしまいました。

(は・・早くおトイレに行かないと・・も・・漏れちゃう、で・・でも、もう皆並んで待ってるこの状況で!?)

「何してるんだ!!早く並びなさい!!」
そんな私に向かって、先生は大声で怒鳴りました。
そして、私の腕をつかむと、強引に並ばせようとしました。

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「あ・・先せぃ・・私・・あの・・その・・」
もともと引っ込み思案でコミュ障な私は
先生の迫力に押されて、口籠ってしまい、
言いたい事をハッキリ言えませんでした。

「何?何言ってるか分からん?良いからほら!並べ!!
お前が遅いせいで、皆がどれだけ迷惑してるかわかってるのか!?
もう中学生なんだから、その位自覚しなさい!!」

「は・・はぃ・・すみませ・・」

こうして、私はおトイレに行く事が出来ずに、そのまま、体育館に向かう事になってしまいました。

(何で全校集会なんてあるのよもう!!)

(ああ~・・さっき廊下出たら直ぐダッシュで、
トイレに駆け込んじゃえば良かった、私の馬鹿馬鹿馬鹿!!)

(こんな事になる位なら、先生に怒られた方がまだマシだったのに・・)

(うう、もう全校集会が終わるまで我慢するしかない・・)

(お・・おもらし?!嫌々!!そんなの絶対に嫌!!)

(我慢・・我慢・・我慢・・!!)

(・・・出来るのかなぁ・・・・)

(ってしないと、おもらしだよ!!おもらし!!冗談じゃないわよ!!)

移動中、私は、後悔の思いと、おしっこ我慢の不安で頭が一杯になりました。



体育館に着いて、全クラスが集合したのを確認すると。
まもなく、全校集会が始まりました。

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教頭先生の挨拶が終わると、生活指導の先生が出てきて、話を始めました。
ですが、私は話を聞いている余裕なんかありませんでした。
私の頭にあるのは、今にも溢れ出て来そうなおしっこを我慢する事だけでした。

(はぁ・・うう、後20分位なら我慢出来るかも知れない・・・。
全校集会ってそんなに長く無いよね、大丈夫我慢出来る・・きっと出来る・・)

10分程して、生活指導の先生の話が終息に向かおうとしてしまいた。
この時、私はもう、大事な部分を軽く押さえていないと耐えられない状況になっていました。

(これ位の仕草なら、バレて無いと思うけど・・。)

いつものパターンであれば、この後3~5分程校長先生の話が合って終わるはずです。
我慢・・仕切れる!!
そう考えた私は、ちょっとだけ安堵の息を出しました。

しかし・・、ここで計算外の出来事が。
「これで、1つ目の話は終わりで~」

(・・ひ・・1つ目!!!)
この言葉に私は驚愕してしまいました。
アウトか、それともセーフか・・。
今の状況では、数分の時間差がその結果を左右する事は明白でした。

(って事は、下手したら後10分、話が続くって事!!)

(無理無理!!無理だよ!!それじゃあもう我慢出来っこない!!)

一気に絶望感が襲って来た事で、尿意がより一層強くなったような気がしました。

(ううん駄目!!駄目!!おもらしなんか絶対駄目!!)

(もうこうなったらとにかく耐える・・耐えるのよ!!山岡夏音!!)

もう、あれこれ計算するだけ無駄だと思った私は、とにかく、
『これで全校集会を終わります』の言葉だけを、ただひたすら待つ事にしました。

「続きまして、校長先生のお話」
5分後、やっと生活指導の先生の話が終わりました。

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「ああ・・う・・、うう・・」
周りにバレないように我慢するのにも限界が近づいてきました・・。
もう、恥らっている余裕などありません、完全に右手で大事な所をギュッと抑え、、
小さく両足を摺合せながら、最早限界に達しているおしっこを我慢しました。

校長先生の話が始まって暫くすると・・。
体育館の側面を、担任教師と一緒になって歩いて行く女子生徒が、目に入って来ました。
顔面蒼白で肩を抱かれながら歩いて行く姿を見て、貧血だと思いました。

(うう・・羨ましい・・貧血の方が全然マシだよ・・。は・・早く、お願い早くして・・・)

そして・・

(おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・・)
細かい事を考える余裕も無くなってしまいました。
私の頭にあるのは、最早、おしっこがしたい。それだけでした。

「校長先生の話を終わります」
校長先生の話が終わりました、後は教頭先生の終わりの挨拶だけです。

「はぁ・・はぁ・・うう・・」
呼吸も荒くなってきました。
姿勢も若干前屈み気味、
きっともう何人かは私のおしっこ我慢に気付いている事でしょう。

(もう少しで・・終わり・・お・・おしっこ出来る)
もじもじ・・、もじもじ・・

(おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・)
もじもじ・・、もじもじ・・

しかし、この日の全校集会は、これで終わりではありませんでした。

「続きまして、今月から1ヵ月間、皆さんと一緒に過ごします。
教育実習の先生3名にそれぞれ挨拶をして頂こうと思います」

(う・・嘘・・でしょ・・!!)

もういつおもらしが始まってもおかしくない・・。
私はもうそこまで追い込まれていました。

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「はぁ・・はぁ・・」
もう体は完全に前屈み、両足もせわしなく動いています。
そうしていないと、もうおもらしが始まってしまうからです・・。
もう皆私の我慢にとっくに気付いているに違いありません。

「あ・・あ・・あ・・」

教育実習の3人の先生が前に出てきた時。
私の後ろに立つ、佐藤さんが私の背中をトントンと叩きました。

「はぁ・・え?」
私は必死に我慢を続けながら、後ろを向きました。

「ねぇ・・大丈夫?」
佐藤さんは、心配した様子で、私に尋ねました。

(やっぱり・・)
流石に後ろに立っているだけあって、既に気付いているみたいです。
大丈夫?とは、おしっこ我慢出来るの?と言う事でしょう。

『佐藤さん、お願い先生呼んでくれない』
もう既にバレているのですし、折角心配して声を掛けて来てくれたのですから、
私はこのように受け答えすれば良かったのです。
それなのに、私は、ほんの少しの羞恥心を取り払う事が出来ずに・・。

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「な・・何が?」
っと言ってしまいました。

「何がって・・・」
佐藤さんは驚いた様子を見せました。

「おしっ・・」
続けて何か話そうとしてくれた所で・・。

『ギロッ!!!』
鋭い顔つきの担任教師が横を通り過ぎたのです。

私と佐藤さんは慌てて、元の位置に戻りました。

(あ~私の馬鹿!!折角佐藤さんが気を利かせてくれたのに・・)

(おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・おしっこぅ・・うう・・)

もう、佐藤さんが話しかけてくれる事はありませんでした。
私は最後のチャンスを自ら不意にしてしまったのです。
おもらしする方がよっぽど恥ずかしい事だと言うのに・・・。

教育実習の先生の3人目の挨拶が始まりました。
初々しい挨拶の言葉を述べているのでしょうが、
私には、何も頭に入って来ません・・。

(おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・おしっこ・・)

おしっこの出るところの感覚が無くなってきました。
おしっこがもうそこまで来てる事は自分でもはっきりとわかりました。

「はぁ・・嫌・・だぁ・・はぁ・・う・・」

(おもらしなんて・・おもらしなんて・・嫌だよぅ・・・・)

そして・・・

体がゾクゾクっという感覚に襲われた・・

次の瞬間。

「・・あっ!!」

ジュッ・・・・
パンツに温かいものが広がっていく感触がしました・・。
間もなく・・それは、大事な所を抑えていた、右手にも伝わって来て・・・。

(え・・なに・・あっ!!・・あああああ!!!)

とうとう、おもらしが始まってしまいました・・・・。

「はぁ・・はぁ・・あっ!!!」

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ジュワワワーーーッ!!

「あっうぅっんっ!!!」
ジゥワアアァァァァァァァァアアアアアアアアアアーーーーーー!!!!

バシャバシャバシャ・・・・・・!!!!

「あっ・・あっ・・あっ・・!!!」

おもらしが始まった直後・・
私は溜まりに溜まったおしっこが、解放される余りの気持ち良さに。
一瞬頭が真っ白になりました。

小学校卒業間際、
興味本位で、一度だけ女の子の大事な所を、手でクニクニと弄った事があるのですけど。
(オナニーって言うんだって・・中学上がってから初めて知りました)
その時と同じ・・もしくはそれ以上の気持ち良さを感じてしまったのです。

でも・・・それも一瞬の事で、足元におしっこの水溜りが広がり始めた時には、
余りの恥ずかしさで、心が押しつぶされそうになりました。

「嫌っ!!嫌っ!!嫌っ!!」
私は慌てて、小股からおしっこを出し続けながら、その場にしゃがみ込んでしまいました。

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シュウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・・
しゃがんでからも、おしっこは出続けました。

(見ないで!!見ないでよぅ!!!)
余りの恥ずかしさに耐えきれずに、私は、両手で顔を覆い隠して、泣きだしてしまいました。

「う・・うええん・・うう・・ぐす・・ひっく・・」
だんだん下腹部が楽になって・・・長く感じたおもらしが終わりました。

泣きながら、周りを見渡すと、既に私の半径2メートルには誰も立って居ませんでした。
そこに有るのは、おもらししてしゃがみながら泣いている私と、広大な黄色い水溜りだけでした・・。

「あーあ・・・、だから大丈夫?って言ったのに・・・」
佐藤さんが、そう呟いたのが聞こえてきました。

「うええ・・ひっく・・ひっく・・」
ヒソヒソ話や、笑い声が聞こえる中、私はただ泣く事しか出来ませんでした。

(おしっこもらしちゃった・・おしっこもらしちゃった・・)

(みんな見てる・・おしっこもらした私を・・みんな・・・)
そんな思いだけが、ひたすら頭の中を駆け回りました・・・。

暫くすると、
雑巾とバケツを持った隣のクラスの50代の女性教師と
大きめのタオルと普通のタオルを持った保健の先生(女性)が、私の元にやって来ました。

「あなた達!!何処見てるの!!前を向きなさい!!まだ集会は終わってないのよ!!」
隣のクラスの先生が、私を見ている周りの皆に向かって言いました。

「はいはい、もう泣かないの、おしっこ・・・我慢してたんだよね?」

「保健室でお着替えして、今日はもう帰ろう・・ね??」

「だから・・ほら・・、ちょっと元気出して、立ってみようか?」
二人の先生は、まるで幼稚園児をあやすかのような口調で言いました。

(このままでいてもしょうがない・・)
私は泣きつづけながらも、その場にゆっくりと立ち上がりました。

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ピチャピチャ・・・ッ

するとスカートの裾から、大量のおしっこが滴となって水溜りに落ちて行きました。
しゃがんだせいで、スカートの裾が床についてしまい、
床に広がったおしっこを吸い込んでしまったからです。
ポタポタ・・・と止めどなく滴は落ちて行きました。

「ちょっとゴメンね・・」
そう言うと保健の先生は、私を水溜りの中から少し移動させると、
持ってきたタオルで、滴が落ち続けるスカートの裾、おしっこの筋が出来た足、
上履きの裏を軽く拭きました。
その横で、隣のクラスの先生が、私の作り出した水溜りを、雑巾で手際良く拭いていました。

「良し!!それじゃあ、保健室に行こうね・・」

「・・ぐす・・ぐす・・」
私はまだ泣いていました。

「大丈夫・・大丈夫だから・・」

「・・・うん」
私は何とか頷いて、歩き出しました・・。

大勢の生徒が、私の方を振り返り、
ヒソヒソ話しをしたり、笑ったりしていました。
余りの恥ずかしさに、私は耐えられませんでした・・。

(今すぐ死にたい・・・)

『これで全校集会を終わります』
体育館から出る寸前の所で、
私が待ち望んだ台詞が聞こえてきました・・・。



後編へ続きます。
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  1. 2014/08/31(日) 12:56:51|
  2. 長編ストーリー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<side story 夏音-natune-(後編) | ホーム | 予告です。>>

コメント

こんにちは。
まずは、プールの作品に追加ありがとうございます。とってもリアルですね。本当にありそうな気もするイラストになっているとおもいます。
今回の長編もとっても興奮します。この話の流れからすると、どういう風に展開していくのかとても気になります。次のアップを心待ちにしています。
  1. 2014/09/01(月) 22:17:21 |
  2. URL |
  3. ポチ #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

ポチさんコメントありがとうございます。

>まずは、プールの作品に追加ありがとうございます。とってもリアルですね。本当にありそうな気もするイラストになっているとおもいます。
自分で追加しておいてなんですが、これは非常に情けない絵だなと思います。
お着替え後に教室に戻ってくるのと同じくらいの屈辱感ではないかと思いますね。

>今回の長編もとっても興奮します。この話の流れからすると、どういう風に展開していくのかとても気になります。
ありがとうございます。
後編の作業もほぼ終了致しましたので、近日中には公開したいと思います。
後編のお着替えパートでは、これまで無理と言ってやってこなかった、
ある事に挑戦してみましたので楽しみにして頂ければと思っています。

それでは。
  1. 2014/09/02(火) 02:15:13 |
  2. URL |
  3. 華湖 #-
  4. [ 編集 ]

ホース洗いありがとうございます!

追加絵みました!とっても可愛らしいですね!
センスがあふれてます…

ぜひこのホース洗いシリーズ続編を見たいです!
(上は私服で、下がお尻丸出しのお母さんから庭で洗われてるとか見たいです!!)
  1. 2014/09/03(水) 23:23:57 |
  2. URL |
  3. ryo-chin #-
  4. [ 編集 ]

Re: ホース洗いありがとうございます!

ryo-chinさんコメントありがとうございます。

> 追加絵みました!とっても可愛らしいですね!
> センスがあふれてます…
ありがとうございます。
自分でも、これは恥ずかしいだろうなぁ・・と思ってしまいました。

>ぜひこのホース洗いシリーズ続編を見たいです!
シリーズと言うのは難しいですけど・・。
また何か別のパターンで応用できないか等考えてみようと思います。

それでは。
  1. 2014/09/05(金) 03:19:57 |
  2. URL |
  3. 華湖 #-
  4. [ 編集 ]

ありがとうございます!たのしみにしてました!
すごい完成度ですね、全身熱くなるくらいモエモエでした
かわいすぎですね夏音ちゃん
  1. 2014/09/06(土) 23:26:21 |
  2. URL |
  3. soy #-
  4. [ 編集 ]

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