華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

お姉ちゃんは頑張った(自分の為に)

新学期が始まって3週間余り経った、ある日の放課後。

私は一人、春の陽気に負けない位ウキウキした気分で、
最寄りのゲームショップに向かっていました。

その日は、全国的な人気を誇る某RPGの予約開始日なのです。
この時をずっと待ち望んでいた私は、朝からずっとその事で頭が一杯で、
授業の内容なんか、全く頭に入りませんでした。

「急げ!!急げ!!急げ~!!」
早く発売日にゲット出来ると言う安心感が欲しい。
そう思う余り、私は自然と駆け足になりました。

「はぁ・・、着いたぁ・・・」
ゲームショップに着いた時には息も絶え絶えになっていました。
お店に入り、一目散に予約をしようとすると、
レジの横に予約に関する注意書きが示された張り紙が張ってありました。

「えっ・・・、ええぇ~~~っ!!」
それを見た私は、その場で固まってしまいました。

『ご予約はお一人様1点限り、お金は全額予約時の前払いとさせて頂きます』

(うそぉ~~!!前までこんな事なかったのに・・・・)
高校2年生にもなって、未だに毎晩のようにおねしょをしている私の僅かなお小遣いは、
殆どが紙オムツに形を変え、おしっこを吸って消えて行きます。
なのでこの時、お財布の中に入っていたお金は、僅かに1000円程度。
取りあえず予約だけ済ませて、発売日までの3ヶ月間で何とかしようと思っていたのに・・・。

(これじゃ予約出来ないじゃない!!!!
どうしよう・・・、早くしないと発売日にゲットできなくなっちゃう)
某RPGの最新作を発売にゲット出来ないなんて、ゲームを愛する私にとってかなりの痛手です。
誰よりも早く謎を解き、パソコン部の皆やクラスメイト(主に男子)に、
攻略法を伝授するのが私に課せられた使命だと言うのに・・・。



「もう~~~っ!!!」
苦虫を噛み潰したような表情をして自宅に帰ると、
私は、制服を着たままベットに倒れ込みました。
今朝は珍しくオムツ未着用で失敗せず、湿り気一つない感触を全身に感じます。
茶色っぽい染みは至る所にあるけど・・・、それはまぁ・・・見て見ぬフリ。

(折角、パンツで寝ておねしょしなかった気持ちの良い1日だったのになぁ・・・)
その後暫く、予約出来なかった悔しさに落ち込んでいましたが、
クヨクヨしてても仕方がないと思って、ベットから起き上がりました。

「はぁ~~、余り気は進まないけど・・・・」
着替えを済ませた私は、ある作戦決行の為に、向かいの部屋のドアを開けました。

「ねぇ、ちょっと良い?」
向かいの部屋にいるのは、同じ高校に通う、私の一つ年下の弟です。

「・・・良くねぇよ、出てけ!!」
寝転がってスマホを弄っていた弟は、私と目が合うなり心底嫌そうな顔をして言いました。
毎度毎度、実の姉に向かって、何て言う態度なのよ~~っ!!

「っつーか・・・、ノックしろって言ってんだろ!!何度も言わせんなよマジで!!」
弟は起き上がると、後ろ髪をかき上げました。

「ごめんごめん、それよりあんた、今なんか困ってる事とか無い?」

「は?」

「可愛い弟の為に、この心優しきお姉ちゃんが一肌脱いであげるっ!!」
私は両手を腰に当てて誇らしげなポーズを取りました。

「・・・・・」

「腰とか揉もうか?それとも肩??勉強でわからないとことか無い???」

「はぁ~~」
弟は呆れ顔でため息を一つ溢しました。

「ほら、遠慮しないで・・・、あっ、エッチな事は駄目だよ!!!」

「姉のおねしょが治らなくて超困ってます。今すぐおねしょを治して下さい・・・」

「嫌っ!!ちょっ馬鹿っ!!!真面目に答えなさいよ!!!」
私は顔を真っ赤にしながら叫びました。

「言っとくけど、金なら貸さないぞ」

「えっ・・・」
弟の言葉に私は固まりました。

「確か今日、例のRPGの予約開始日だったよな、
大方金が足りなくて予約出来なかったから、俺に金借りようと思ってるんだろ」

「う・・・」
弟の言う通り・・・。
さっき言ってた作戦とは、何とかして弟からお金を借りる事だったのです。
それにしても弟よ、お主少々鋭過ぎはせぬか・・・。

「分かってるなら話は早いわ、お願い、ほんの5千円程・・・。
来月お小遣い入ったら必ず返すから!!」
開き直った私は、両手を合わせて深々と頭を下げてお願いします。

「信用できない、殆ど紙オムツ代で消えるじゃんか、姉貴の小遣い」

「買わずに節約するもん!!だから大丈夫だよ、お願いっ!!」

「穿かずに(おねしょ)されたら俺が迷惑するんだよ!!節約とか考えんな」

「じゃあどうすれば良いのよ!?」

「諦めろ」

「酷い・・、酷いよ・・・、こんなに頼んでるのに・・・」
無慈悲な弟の言葉に、私は悲しくて涙が出そうになりました。

「私からゲームを取ったら一体何が残るって言うのよ」

「おねしょ」

ボコッ!!!
私は即答する弟をぶん殴りました。

「痛ってっ・・・何すんだてめ・・・」

「言って良い事と悪い事があるでしょ!!!もう良いわよ!!」
弟に背を向けると私は、部屋を出ました。

「本当デリカシー無いわね!!そんなんじゃ一生、清白さんに振り向いて貰えないんだから!!」

「す・・清白さんは関係ねーだろ!!・・・って、アレ!?何でお前その事知って・・・え?」

バタン!!
動揺する弟に構わず、私はドアを閉めると、自分の部屋に戻りました。

(何が、「何でその事知って・・・」よ、
知らないフリしてるだけで、あんたの事なんか全部知ってるつーの・・・)
っとそれはそうと、これで頼れる宛は潰えてしまいました。
お母さんは論外、お父さんは私には甘いから、
何とかしてくれるかもしれないけど、お母さんにバレた後が恐いし。

(とりあえず、今は私に出来る事をやるしかないわよね・・)
私に出来る事、それは紙オムツを節約してお金の出費を抑える事です。

(まだストックはあるけど・・・、良しっ!
今日もパンツで寝よう、おねしょしなければいいんでしょ、
・・・今朝はしなかったんだもん、きっと大丈夫!!)
少しでもオムツを節約するべく、私は2日続けてパンツでの就寝に挑みました。



翌朝・・・。

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「いつもながら・・・、見事な世界地図だな・・・」
私からの報告を受けた弟が駆けつけると、
ベットに広がる世界地図を見つめながら、やれやれと言った様子で言いました。

「う・・・うるさいな!!とにかく時間が無いから手伝ってよ!!」
パジャマの背中をびしょびしょに濡らした私は、恥ずかしいのを必死にこらえて言います。

「てかお前、オムツまだ残ってるじゃん・・、何で着けねーんだよ」
ベットの横の紙オムツストック置き場を指さして弟は言いました。

「だって・・・、少しでも節約しようと・・・」

「節約とか考えるなって昨日言っただろ!!俺がこうして迷惑するんの!!」

「だって・・・、だって・・・」

「だってじゃねーよ、しちゃうもんは仕方ねーんだからさ、ちゃんと着けろよな」

「ごめんなさい・・・」
実の弟におねしょパジャマで謝る私、何と言う屈辱・・・。
まぁ全面的に私が悪いんだからしょうがないけど・・・。

「くせぇから早く風呂入って来いよ、布団はやっとくから」

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「・・・・」
トボトボと、私はお風呂に向かって歩きました。
女の子に向かって、くせぇって・・・、
デリカシーって言葉知らないんじゃないの、アイツ。



その日の放課後、
私は、とある総合病院に足を運んでいました。
そこは県内でも有数の規模を誇り、
あらゆる病気の患者さんが日々訪れている所です。
勿論、外来だけではなく、入院患者もいます。

私は受付に診察券を渡すと、泌尿器科の待合所に行きました。
生まれてこの方、おねしょが治らない私は、
中1の時に親と一緒にこの病院に相談をしにやって来ました。
担当の先生と共に1年程、一通りの事をして改善に努めましたが、
どれもあまり効果が得られませんでした。
精密検査でも異常は見られず、打つ手はもう残ってはいません。
それでも月に一度、報告と今後の方針を話し合うために、
今でもこうして通っているのです。

「・・・・さん、どうぞ」
名前を呼ばれた私は、診察室に入りました。

「こんばんは~、っで最近はどんな具合?」
ニッコリと私に笑顔を向ける女医さん。
かれこれもう約5年の付き合いです。
初めてあった時30半ば位って印象だったから、
そろそろ40歳になったのかなぁ・・・。

私は1ヶ月間のおねしょ頻度等を話します。
それから先生の質問に答えます。
最近は診察と言うよりほぼ世間話のような感じで、
先生と楽しく10分ほどおしゃべりして終わりです。
それで良くなるんだろうか?
と言う気持ちは少しありますが、先生との会話は嫌じゃないし、
先生も先生で、会話中にカルテにペンを走らせているから、
まるで考え無しって訳じゃないと思います。(多分)

「じゃあまた来月にね・・」

「はい、それじゃあまた・・」
その後お会計を済ませた私は、病院を出ようとしました。

その時、同じ学校の制服を着た女子生徒が、出口に向かって歩いて来るのを目にしました。
こんな所で同じ学校の人を見かけるのは珍しい事なので、私はマジマジとその子の事を見つめました。

「ってあの子!?まさか・・・!!」
一瞬目を疑いましたが、銀色のセミロングのあの髪形は間違いありません。

「清白(すずしろ)さんだわ、何で病院に・・・?風邪かしら???」
考え混んだ私ですが、そこに存在しているのは、まぎれも無い事実です。

「待って・・・、コレって、チャンスなのでは!?」
ゲームの予約を諦めきれない私は、ここである事を思いつきました。

(アイツの様子を見た感じだと、殆ど清白さんと会話も出来てないみたいだし、
上手い事話すきっかけを作ってあげる事が出来れば・・・。
恩に着せ・・・、感謝されて、お金を貸してくれるに違いないわ)
などと企んでいると、清白さんはとっとと病院から外に出ていってしまいました。

「あ・・ちょっ・・・、行かないで!!」
慌てて私は清白さんの後を追いました。



清白さんの後を追ってから数分、人通りの少ない通りに入った所で、
私は、勇気を持ってある作戦を決行しました。

それは・・・・。

「うわぁあああ~~、そこの人~~」

「・・・えっ!!」

「あぶなーーいっ!!」

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ドンッ!!

私は、前を歩く清白さんに思い切り体をぶつけました。
私も清白さんもその場に倒れ込みました。

「痛ったぁ~~、ちょっと気をつけなさいよ!!」
清白さんは鋭い目つきで私を睨みました。

「ご・・ごめんなさい、急いでいるので」
軽く謝ると、私はそそくさとその場から走り去ります。
その時、さり気なくある物を置いて行きました。

(清白さん、お願い・・・気づいて!!)

「ってちょっと、あなた落とし物してるわよっ!!
待って・・・!!待ちなさいって・・・・」

(良しっ!!)
心の中で、私はガッツポーズをしました。
清白さんの声には気が付かない振りをして、
私は清白さんが追って来れない所まで走り続けました。

・・・・。

「はぁ・・はぁ・・・、作戦成功・・・・」
私が置いて来たものは、生徒手帳。
古典的な作戦ですが、これで清白さんは生徒手帳を届けに私の家に来るはずです。

「アイツ・・、もう帰ってる頃よね。電話しておこうかしら」
呼吸が落ち着いて来たところで、私は鞄から携帯電話を取り出して、弟に電話を掛けました。



外が少し夕焼け空になってきた頃、
自室でゴロゴロしていた俺の携帯に、姉貴から電話が掛かって来ました。

「何だ?こんな中途半端な時間に・・・?」
LINEじゃなく、わざわざ電話してくると言う事は、よほどの事なのかもしれない・・・。
不安を感じながら通話ボタンを押しました。

「どうした姉ちゃん!?何かあったのかっ!!」

「うわっ!!大きな声出さないでよ、ビックリするじゃない・・・」
・・・などと、人の心配をよそにほざいているので、どうやら身の危険は無いみたいです。

「・・・んだよ、脅かしやがって」

「驚いたのはこっちよ!」

「何の用だよわざわざ電話なんかしやがって、そろそろ暗くなんぞ、早く帰って来いよ」

「あんた、清白さんの事が気になってるのよね」

「なっ・・・」
清白さんの名前が出て、俺は動揺しました。

「そ・・それがなんだって言うんだよ!!ってか昨日も言ったけど、何でお前が知ってー」

「今から家に来るって言ったら・・・。あんたどうするぅ~?」
姉貴は妙な口調でそう言いました。

「はぁ・・・、何言ってやがる・・、く・・来るわけ無いだろ」

「来るのよそれが、後は上手くやんなさいよね。
私のおかげだからね、私の!!私に感謝してよ、ねぇ、ちゃんとしてよ!!」

「なんなんだよ、うぜーな!!」

「それじゃね、私のおかげだからね!!」

ガチャ!!
言いたい事を言うと、姉貴は一方的に電話を切りました。

「どういう事だ・・・?家に清白さんが来る???」
嘘を言っているようには聞こえませんでしたが、姉貴と清白さんに接点なんてないし・・・。
理由もなしに家に清白さんが来る訳が・・・。

そして、期待と不安が入り混じりながら考える事、数十分・・・。

ピンポーン

「まさか・・・、本当に!?」
インターホンが鳴ると、俺は一目散に玄関へと向かいました。

「は・・・はい、どちら様でしょうか?」
緊張で声が上ずってしまう俺。
これで新聞屋とかだったらスゲー恥ずかしい・・・。

「すみません、私こちらにお住いの方の生徒手帳を拾った者でして・・・」
普段めったに聞けない丁寧な口調で話すこの声は、間違いなく清白さんです。

(ま・・・マジで来たー!!)

「も・・もしかして、す・・・清白さん?
お・・・俺だよ、俺、同じクラスの・・・」

「え・・・?もしかして、あんた・・・」

玄関を開けて、俺の目に飛び込んできた清白さんは、
左手で口元を押さえて驚いたような顔をしていました。
・・・ああ、それにしても、いつ見ても清白さんは可愛いし綺麗だなぁ・・・。
まさにこの世に舞い降りた天使・・・、いや女神様!!

「成程、どうりで見た事ある苗字だと思ったのよね、コレ、あんたのお姉さんの?」
清白さんは右手に持った生徒手帳を俺の方に向けながら言いました。

「え・・ああ、そうです」

「なら、あんたに渡しとくわね」

「あ・・・その、わざわざありがとう」
生徒手帳を受け取ると、俺はお礼を言いました。

「さっき歩いてたら、いきなり後ろからぶつかって来たのよ、あんたのお姉さん。
その時に落としていったのよ、呼び止めたのに気づかずに行っちゃうし。
何をそんなに急いでたか知らないけど、危ないわよマジで、見てよほら、足擦り剥いちゃった・・・」

「えっと、本当にごめん。
後で俺からもきつく言っておくから・・・」

(そう言う事か・・・)
清白さんの説明で大方理解しました。
俺に恩を着せる為に、あの馬鹿姉貴は猿芝居にうって出たようです。
しかも今どき素人小説でも使わないであろう超古典的手法の・・・。

「じゃあ、私帰るわね」
用は済んだとばかりに、清白さんは踵を返しました。

「え・・・あ・・・、ちょ・・ちょっと待って!!」
そんな清白さんを俺は慌てて呼び止めました。
理由はどうあれ、姉貴が折角俺に与えてくれたチャンス、
このまま終わらせる訳には行きません。

「日も暮れて来たし、その・・、家の前・・・、ち・・・近くまで送るよ」

「は?舐めないでくれる、私そんなにヤワじゃないわ」

「まぁ、そう言わないでよ、姉貴が足にケガさせたお詫びって事で・・・。
何もしないままじゃ、俺の気が済まないしさ・・・」
本当は、もう少し一緒にいたいだけですが、
最もらしい理由を言って、清白さんに願い出ました。

少しだけ悩んだ清白さんですが、直ぐに俺に目を向けて言いました。

「じゃあ、お願いするわ。少し話したい事も有るし」



大分日が暮れて来た道を、俺は清白さんの少し後ろをついて歩きました。

「あの・・・、清白さん、話したい事があるって言ってたけど・・・」

「え・・・あ、うん、えっと、間違ってたら悪いんだけどさ・・・」
清白さんは前置きしてから続けて言いました。

「あんたのお姉さん、笙湖と同じで、おもらしとかおねしょとかしちゃう人?」

「え・・・それは、まぁ、なんて言うか・・・」

「あ・・、いや答えたくないなら良いけど・・・」
清白さんは慌てて、両手をぶんぶん横に振って、変な事聞いてごめんと言う仕草をしました。

「お・・・おねしょが・・・、ちょっと・・・」
姉貴に悪いと思いつつ、清白さんなら大丈夫だと信じて言いました。

「やっぱりね・・・」
清白さんは納得したと言った顔をしました。

「実はね、拾った生徒手帳に紙オムツを買った時のレシートが挟まってたから、もしかしてと思って。
ごめんなさい、ポケットに入れようとした時に、そのレシートが落ちてたまたま見ちゃったの」

(あの馬鹿!!何てとこにそんなやばいレシート挟んでんだよ。
外だから良かったものの、校内でそれが発見されたらどうなってたか・・・)
俺は冷や汗交じりに清白さんの話を聞きました。

「それじゃあ、あんたも色々苦労してるんでしょうね、お姉さんの事で・・・」

「うん・・・、まぁ、それなりに・・・」

「世間は狭いわね、まさか、クラスメイトに私と同じような苦労をしてる人がいるとは思わなかったわ」
清白さんは、俺に笑顔を向けて言いました。
な・・・なんか、良い感じな気がする・・・。

「それでなのね、あんたちょくちょく私達の事見てたでしょ」

「え・・・!!」

「気づいてないとでも思った?」
清白さんは得意そうな顔をして言います。

「私と笙湖の事見て、自分の事みたいに感じてたんだ?」

「えっ・・・、えぇ~~と」
水出さんがやらかした時は、基本皆注目するけど、
確かに俺はそれ以外の時でもちょくちょく見てました。
でもそれは、そう言う事では無くて・・・。
見当外れの見立てに、俺は少し焦りました。

「まぁ、お姉さんの事で何か悩みがあったら言ってよ、男子にはわからない事も有るだろうしね」

「それは・・・それで、そのありがとう・・・。
でも、えっと、俺が清白さん達を見てたのはそう言う理由じゃなくて・・・」

「え・・・?」

「その・・・」
このタイミングを逃す訳には行かない。

「あんた・・・まさか」

「俺・・・、俺は・・・」

「笙湖の事が好きなの?」
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「・・・・えっ!!!」
俺は頭の中が真っ白になってしまいました。

「やっぱりそうなのね、そうか~あの子をね~、
そうなんじゃないかな~ってちょっと思ってたのよね」

「ち・・違う・・・、あの・・」

「私もいつまであの子の面倒見て上げられるか分からないし、
おもらしに理解のあるあんたなら、私も少しは安心だわ」

「あの・・・だから・・・」
俺に構わず、清白さんは、話を進めて行きます。

「でも、笙湖へのアプローチに私を頼らないでよね。
男なら、自分の力で何とかしなさい」

(そんなつもりさらさら無いし!!
俺は、目の前にいる君の事が好きなんだ~~っ!!)
・・・と言う心の叫びを、結局最後まで声に出すことは出来ませんでした。

・・・・・・・・。

「はぁ~~、めっちゃ勘違いされたし・・・・」
清白さんと別れると、俺はガックリと肩を落として家に戻りました。



部屋に戻って暫くすると、帰って来た直後の姉貴が、制服のままノックもせずに部屋に入って来ました。

「どうだった、上手く行った?」
若干ウキウキした様子で、姉貴は言います。

「ほらよ、・・ったく、余計な事しやがって・・・」
生徒手帳を姉貴に返しながら俺は悪態をつきました。

「アレ?進展無し?でも私のおかげで沢山話せたでしょ!?感謝した??ねぇねぇ!?」

「はぁ~~~」
勘違いされたけど、距離が縮まったのは確かだし。
それも、この臆病な姉貴が勇気を出してくれたおかげです。
まぁ、ここは素直に恩に着せられてやるとしよう。

「分かったよ金だろ、しょうがねぇな貸してやるよ」

「本当!!やったやった~~っ!!」
姉貴は、まるで子供のようにはしゃぎ始めました。

「明日予約して来よ~っと、早く明日にならないかなぁ~~~」



そして翌朝。

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「何でオムツ着けねーんだよ!!」
俺の目の前には、世界地図の上に座る姉貴の姿がありました。

「だって・・・、少しでも節約を・・・」

「金貸したんだからもう良いだろー!!」



こんばんは。

今回は約10ヶ月振りとなる、おねしょが治らない姉です。
シリーズとしては13作目・・・だと思います。
久しぶりと言う事で、2回やらかして貰いました(^-^)
ちょっと長いですが、GWのお供に(笑)

さてさて、弟君と杏奈ちゃんとの関係は、縮まったんだか遠くなったんだか・・・。
何気に湖の野郎達は、恋してる率が高いんですよね。

弟→杏奈ちゃん
鈴木君→彗ちゃん
副会長→神前生徒会長
ってどれも、男が一方的にだなぁ、脈有りは彗ちゃん位か今の所・・・。
今後の恋愛模様は・・・、余り描かれないでしょうが、ご期待下さい(どっちだw)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
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  1. 2017/04/29(土) 22:13:09|
  2. おねしょ絵
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加治純佳ちゃんの憂鬱な半日

「お・・・、おはようお母さん」
朝、目の下にくまを作り神妙な面持ちで話すのは、加治純佳(かじすみか)ちゃん、
悠奈ちゃんのクラスメイトで超お嬢様な女の子です。

「どうしたの純佳ちゃん?随分早いじゃない・・・、
それに、やけに眠そうに見えるわね、夜更かしでもしたの?」

「え・・・、うん、ちょっとね、ふぁ~・・」
お母さんの言葉にあやふやな返事を返すと、純佳ちゃんは続けて言いました。

「お母さん、今日ってさくら、お休みだっけ?」

「さくらさん?特に連絡も来てないし、
いつもの時間には来ると思うけど、それがどうかしたの??」

「え・・っ!?べ・・・別に何も・・・」
純佳ちゃんは慌てて言うと、猛スピードで身支度を整えました。

そして、

「行って来ます」
いつもより1時間近くも早く家を出ました。



(はぁ~~、結局殆ど眠れなかった・・・。どうしよう、何とかしないと・・・)
純佳ちゃんが悶々と頭を悩ませながら登校していると・・・。

「げっ・・・!!さ・・・、さくら」
丁度、純佳ちゃんの家に向かう所だった、
加治家に仕える使用人のさくらさんと遭遇しました。

「お嬢様、おはようございます、今朝は随分お早いのですね・・・。
朝食を準備出来なくて、残念です」
さくらさんは、本当に残念そうに言いました。

「そ・・・、そんなの別に良いわよ。
それよりさくら、昨日言いそびれちゃったけど、今日はその、特別休養日なの・・・。
だから家には来なくていいわ」

「・・・は?」
バツが悪そうに話す純佳ちゃんに、さくらさんは何とも言えない表情をしました。

「奥様からは、そのようなお話は聞いていませんが・・・?」

「あ~えっと、お母さんからさくらに言っといてって言われてたのを、うっかり言うのを忘れちゃってね・・・」

「それなら昨日の内にお電話をくだされば良かったのでは?なぜ今頃になってそんな事を・・・?」
さくらさんの話し方がきつくなってきました。

(やば・・・、完全に嘘だってバレてるし、めっちゃキレてるし・・・)
生まれた時からさくらさんの事を知る純佳ちゃんには、さくらさんの今の心理状態が理解できました。

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「お嬢様、奥様に確認を取ってもよろしいですか?」
さくらさんは、スマホを取り出しました。
純佳ちゃんの事をじっと見つめ、噓だったらただじゃおかないと表情(かお)に書いてありました。

(うっ・・・)
純佳ちゃんは、さくらさんのその表情にビビッてしまいました。

「ご・・・ごめんなさい、嘘です」
純佳ちゃんの言葉に、さくらさんは一つ大きく息を吐きました。

「お嬢様、どう言うつもりですか?」

「えっと・・、その・・・」

「私が家に来ると何が不都合でも?」

「そ・・、そんな事ないわよ、た・・ただの冗談よ冗談・・・」
笑いながら純佳ちゃんは言いました。

「そう言うのは関心出来ませんね?奥様の朝食の準備がありますので、
今回は許しますけど、次は容赦いたしませんので、そのつもりで・・・」
さくらさんは、純佳ちゃんを睨みつけました。

「あ・・、は・・・はい」

「それでは、失礼致します」
一礼すると、さくらさんは家に向かって歩いて行きました。

(はぁ~、やっぱりさくら、怒ると超恐い・・・。危うくまたチビる所だったわ・・・)

さくらさんが加治家に仕えるようになったのは、純佳ちゃんが生まれるよりもずっと前、
純佳ちゃんのお母さんが、まだ学生の頃でした。
お母さんが仕事で多忙な事もあり、
純佳ちゃんが生まれてからの面倒は、ほぼさくらさんが見ていたと言っても過言ではありません。
お母さんはおおらか過ぎる性格で、他人は勿論、実の子供であっても、叱りつけたりする事ができません。
そんなお母さんの性格を知るさくらさんは、本来は自分が出る幕ではないと承知の上で、
純佳ちゃんが問題を起こした場合、お母さんに代わって純佳ちゃんを叱りつけて来ました。

しかし、さくらさんの叱責は滅茶苦茶恐くて、これまで純佳ちゃんは何度も泣かされて来たのです。
泣いたって、ちゃんと反省するまで、さくらさんは許してくれません。
恐過ぎて、泣くだけでは飽き足らず、おもらししてしまった事も何度もありました。

(うう、この程度であの迫力なのに・・・、昨日の夜の事がもしバレたら・・・)
さくらさんの後姿を見つめながら、純佳ちゃんは大きなため息を付きました。

純佳ちゃんが何に気が滅入っているのかと言うと。



時間を遡る事、数時間前の昨日の夜11時頃・・・。
純佳ちゃんは寝る前に、ちょっとした悪戯心から使用人の休憩室に入って部屋を探索し始めたのです。
そこで、食器棚にとても綺麗なティーカップを見つけました。

(これ、おばあちゃんがさくらにプレゼントしてた奴だわ、確か誕生日プレゼントにって・・)
興味を持った純佳ちゃんは、手に取って見ようとカップに手を伸ばしました。
しかし、うっかり手を滑らしてしまい、カップは食器棚から床に真っ逆さま・・・。

そして・・・。

パリーン・・・・。

「!!!!!!!!」
純佳ちゃんは両手で口元を押えて絶句しました。

(やば・・・、どうしよう・・・、どうしよう・・・・)
割れたティーカップの破片をかき集めて袋に入れて、事後処理は済ませましたが、
明日、さくらさんがこの部屋に入れば、間違いなくカップが無い事に気づくでしょう。
誤魔化しても純佳ちゃんが割ったとバレるのは時間の問題です。

(明日、正直に話して謝ろう・・・怒られるかもしれないけど・・・)
っと一度は考えた純佳ちゃんでしたが・・・・。

(・・・怒られるどころじゃ済まないかも。
さくら、おばあちゃんの事、超尊敬してるし・・・。
理由が理由だしなぁ・・・、バレたら超半端無いお仕置きが・・・)

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じょわわぁ~・・・。

「って、嫌っ!!」
想像しただけで、純佳ちゃんはビビッて、おしっこをチビってしまいました。

(無理無理無理、やっぱ何とかして誤魔化そう・・・)
さくらさんを恐れた純佳ちゃんは即座に路線を変更したのでした。

「・・・取りあえず、パンツ穿き替えよ」
パンツを穿き替えて眠りについた純佳ちゃんでしたが、
ティーカップの件が頭から離れず、結局殆ど眠れませんでした。



「ふぁぁあ~~~~~」
1時間目終了のチャイムと同時に、純佳ちゃんは大きなあくびをしました。

「純佳ちゃん、今日はなんだか眠そうだね?」
そんな純佳ちゃんに、前の席に座る悠奈ちゃんが声を掛けました。

「え・・、うんまぁ、昨日ろくに眠れなかったから・・・」

「大丈夫?何かあったの??悠奈で良ければいつでも相談に乗るよ???た・・・頼りなー」

「頼りないから良い・・」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんが言い切る前に申し出を断りました。

「うぅ・・、純佳ちゃん酷いよぅ・・・」

「馬鹿、冗談に決まってるでしょ」
シュンとなる悠奈ちゃんに、純佳ちゃんは慌てて言いました。

「あの・・、悠奈はさ、誰かが超大事にしてる物を傷つけたり、
こ・・壊・・・しちゃったりした事・・・ある?」

「え・・・?」
突然の問いに悠奈ちゃんは戸惑いましたが、直ぐに返事を返しました。

「あるよ、お姉ちゃんがとっても大事にしてる漫画を汚しちゃってね、あの時は焦ったなぁ~・・・」

「それ、その後どうしたの!?」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんに顔を近づけて聞きました。

「えっとね・・、バレる前に、同じ本買って誤魔化そうと思ったんだけど・・・、
悠奈、その時お金200円位しか持ってなくて、仕方ないから正直に話して謝ったよ」

「そ・・・それで、お姉さんの反応は??」

「そ・・・それは・・・・」
悠奈ちゃんは下を向いて肩を震わせました。
そして、目からは僅かに涙が・・・。

「悠奈??」

「ご・・ごめん、思い出したらなんか。
お姉ちゃん怒り狂って、物凄かったから・・・。
悠奈、恐くて大泣きしちゃって、それでも全然許してくれなくて。
お兄ちゃんが何とか止めてくれたんだけど・・・」

「そ・・・そうなんだ・・・・」

「所で純佳ちゃん・・・、なんでそんな事聞くの?」
悠奈ちゃんは手で涙を拭いながら言いました。

「そ・・それは・・・」
するとそこに。

「そりゃあ、純佳が今、そう言う状況に置かれているからでしょうよ」
2人の友達の吉原あかりちゃんが話に割って入りました。

「べ・・・別にそんなんじゃないわよ」

「隠す事ないじゃん、私、大体検討つくよ」
あかりちゃんは得意そうな顔をして続けました。

「さくやさん?だっけ?純佳ん家のメイドさんが大事にしてる何かを、純佳、壊しちゃったんでしょ?」

(う・・・、あかりのやつ、鋭い・・・)

「クリスマスであった時思ったけど、あの人、気強そうだもんね・・・、怒るとかなり恐そうよね」

(・・・恐いなんてもんじゃないわよ)

「でも、傷口が広がる前に、さっさと謝った方が良いんじゃない?」

「ご忠告どうもありがとう、でも、生憎全然関係ないから・・・」

「あらそう・・・」

「それと、『さくや』じゃなくて、『さくら』」

「そういえばそうだったね、ごめん」
そうこうしている内に、休み時間終了のチャイムが鳴りました。
先生が入ってくると、あかりちゃんは慌てて自分の席に戻って行きました。



そして3時間目。

「ふぁぁああああああああ~~~~っ」

(やば・・・超眠い・・・・・)
睡眠不足と精神的疲労により、純佳ちゃんは強烈な睡魔に襲われていました。
前の席で必死に授業のノートを取る、悠奈ちゃんの頭が段々とぼやけて来ました。

(ね・・寝てる場合じゃない、どうやって誤魔化すか考えないと・・・)
コク・・・コク・・・。

(ってか、悠奈って・・・、何で一部分微妙に髪の毛の色が違うんだろ?
生まれつき?それともファッションでやってるのかな・・・??・・・ってどうでも良いか)
コクリ・・・、コクリ・・・。

(でも・・やっぱり気になるなぁ・・・)
コックリ・・・、コックリ・・・・。

「・・・それならば、直接聞いてみたら如何ですか、お嬢様?」

「・・・?」
突然のさくらさんの声に驚いた純佳ちゃんが右を向くと、
隣の席に中学の制服を着たさくらさんが座っていました。

「え?さくら!!!なんでさくらがここに!?」

「・・・なんでって、私とお嬢様はクラスメイトではありませんか」

「え・・そうだっけ?言われてみればそうだったような気が・・・」

「所でお嬢様、先程の休み時間に私、お茶を頂こうと思ってティーカップを探したのですけど、
それが何処にも見当たらないのです、心当たりありませんか?」

(げっ・・・)
純佳ちゃんは焦りました。

「何ですかその顔??まさかお嬢様、ティーカップに何かしたんですか???」

「し・・・してない!!してないわよ何も!?」

(ちょ・・・、あかりといいさくらといい、勘良過ぎ・・・)

「嘘ですね。お嬢様は直ぐ顔に出るのでバレバレです」

「う・・・」

「さぁ、白状しなさい・・・、まさか、壊したなんて事・・・・」
さくらさんは立ち上がり、鬼の形相で純佳ちゃんを睨みつけました。
右手に握りこぶしを作り、ポキポキと音を鳴らしています。

「あ・・・、う・・・、その・・・」
ガクガク・・・、ブルブル・・・・。

「黙ってないで、さっさと答えなさいっ!!!!!」

「ひぃいいいいいい~~~~」

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ジョパァアアアアァ~~~~~~~~・・・・・・
パチャパチャパチャ・・・

さくらさんの迫力に純佳ちゃんはビビッてしまい、その場で盛大におしっこをもらしてしまいました。

「ごめんなさいごめんなさいぃ・・、別に悪気があった訳じゃないの・・・、ゆ・・許し・・・」

「だったら何で朝会った時に言わなかったの!!誤魔化そうとしてたんじゃないの!!
私がそう言うの一番嫌いだって、知ってるはずよねぇ!!!」

「ゆ・・許してさくら・・・、許してぇ・・・」

「純佳ちゃん!!」
動揺する純佳ちゃんに、悠奈ちゃんが心配そうに声を掛けました。

「ゆ・・悠奈、た・・助けて!!さくらが・・・、さくらがぁっ!!」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんに抱きついて助けを求めました。
そんな純佳ちゃんに悠奈ちゃんは、

「起きて純佳ちゃんっ!!!・・・・早く起きて!!」
・・・っと良くわからない事を言いました。

「へ・・・、何言ってるの?私は起きてるわよ?」

「起きてってばぁ!!」

「だから何言って・・・、っ!?」

バッ!!!

机に突っ伏していた純佳ちゃんが顔を上げると、
心配そうな顔をする悠奈ちゃんの顔が目に飛び込んで来ました。

(ゆ・・夢かぁ・・・、怖かったぁ~)
純佳ちゃんはホッとしました。
しかし、悠奈ちゃんは頬を赤く染めながら純佳ちゃんに言いました。

「純佳ちゃん・・・その、ほ・・保健室、行こうか?」

「・・・へ?」
周りのクラスメイトが純佳ちゃんを見ながらザワザワと何か話しています。
徐々に意識が鮮明になってくると、下半身に何やら違和感が・・・・。

(濡れてる!?)
慌てて椅子を引いて下を見ると、
そこにはとてつもなく広大なおしっこの湖が作られていました。
夢の中でのおもらしが、現実では授業中の居眠り中おねしょとなっていたのです。

ピチャ・・、ピチャ・・・。
幾分おねしょから時間が経った今でも、
椅子の縁からおしっこの滴が垂れて、湖に落ちては消えて行っていました。

「う・・・嘘っ!!だってあれは夢で・・・、な・・・なんで・・・」

「大丈夫だよ純佳ちゃん、悠奈なんて、こんな事しょっちゅうなんだから・・・、立てる?」
居眠りおねしょで、スカートもその下に穿いているパンツもジャージもビッショリな純佳ちゃんに、
悠奈ちゃんは優しく話しかけました。
でも、純佳ちゃんは溢れだす涙を堪えきれずに泣きわめき始めました。

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「うわーーん・・・、やだやだ、こんなの違う!!違うもん!!!
私おねしょなんかしてない!!おねしょなんかぁ~~~~っ!!!」


「純佳ちゃん落ち着いて!!」
駄々っ子のように喚き散らす純佳ちゃんに、クラスメイトのざわめき声も強くなって来ました。
先生が注意しますが、全く効果がありません。
その間に、あかりちゃんが純佳ちゃんの傍にやって来ました。
そして、クラスメイトを鋭い眼光で睨みつけました。
するとざわめき声が途端に弱まっていき、最後には聞こえなくなりました。

「良いからさっさと立ちなよ純佳」
あかりちゃんは、強引に純佳ちゃんを立たせました。
その瞬間、スカートの中に溜まっていたおしっこが一気に落ちて、
跳ねたおしっこがあかりちゃんにだいぶかかりました。
でも全く気にしませんでした。

「悠奈は純佳を保健室に連れて行って、郁実はバケツと雑巾持って来て」
あかりちゃんは、テキパキと悠奈ちゃんと郁実ちゃんに指示を出しました。

「床は私と郁実で拭いておくから、純佳の事頼んだよ、悠奈」

「うん」
悠奈ちゃんは頷くと、純佳ちゃんの肩を抱きながら廊下に出て行きました。



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「う・・・、うぐっ・・、何でこん・・・、グス・・・」
純佳ちゃんは保健室に向かって歩いている間、ずっと顔を覆って泣き続けました。

(太もも、冷たい・・・)
寒さ対策に、純佳ちゃんはスカートの下にジャージを穿いていました。
その状態でのおねしょだったので、歩く度にジャージに染み込んだおしっこが脚に触れてとても不快に感じました。
制服だけなら、そこまででは無かったのですが・・・。

「よしよし、大丈夫だからね純佳ちゃん・・・」
悠奈ちゃんは、そんな純佳ちゃんの頭を優しく撫でながら、ゆっくり保健室に向かいました。



「先生・・・、その・・、純・・加治さんが、おしっこを失敗しちゃって・・・」
保健室につくと、悠奈ちゃんは保健の先生に説明しました。

「あらあら、今日は悠奈ちゃん、お世話の方なのねぇ」
先生は冗談を交えつつも、直ぐに純佳ちゃんをカーテンで囲まれたお着替えスペースに連れて行きました。

「ひっく・・、ひっく・・・」
未だに純佳ちゃんは泣き続けていました。
カーテンの外では、先生と悠奈ちゃんが何事か話しています。

「今日は体育が無いから、ハーフパンツは持ってきてないと思います」

「そうか・・・、まぁ本人にも聞いてみるわ。ご苦労さま、後は任せて教室に戻りなさい」

「はい」
悠奈ちゃんが保健室から出て行くと、
先生は泣き続ける純佳ちゃんの所に来て言いました。

「加治さん、これからお着替えするんだけど・・・、
保健室には替えのパンツしか置いてないの。
加治さん、スカートもジャージも濡らしちゃってるでしょ、
ハーフパンツがあれば良いんだけど・・・、今日はもって来てる?」
先生の問いに、純佳ちゃんは泣きながら首を横に振りました。

「そうか、それじゃあ仕方ないわね。
お家の人に着替え持って来て貰って、今日は早退しようか?」
純佳ちゃんは泣きながら首を縦に振りました。

「よし、それじゃあ濡らしちゃった服、脱ごうか?
風邪引いちゃうもんね・・・、まずはスカートから・・・」
先生は、純佳ちゃんのスカートに手を伸ばして、脱がしました。

「そう言えば、加治さんはこれで2度目ね。
って言っても、あの時はパンツ借りに来ただけって感じだったけど」

「・・・・」
その後、ジャージ、靴下、パンツと順番に脱がして行き、
濡れタオルで丁寧に下半身を拭いた後、
タンスから新しい真っ白なパンツを取り出して穿かせました。

「これからお家に連絡してくるから、ベットで寝ていてね」
取りあえずお着替えが終わると、先生は連絡をしに向かいました。
下半身パンツ一丁の純佳ちゃんは先生の言う通りにベットに潜り込みました。

「はぁ~、超最悪・・・」
ようやく泣き止んだ純佳ちゃんは、深いため息とともに呟きました。

(みんなの前でおしっこしちゃうなんて・・・、
体育祭の時のおちびりはバレなかったけど今回は・・・。
あ~あ・・、コレで悠奈やあかりと同じ・・。
正式におもらしっ娘の仲間入りかぁ~・・・・)
それはとても恥ずかしくてつらい事のはずなのに、
おねしょから時間が経った今、不思議と負の感情は余り沸いて来ませんでした。
それどころか、悠奈ちゃんやあかりちゃんとの距離が縮まったような気がして、寧ろ嬉しい位でした。

10分ほどすると、先生が戻って来ました。

「家に連絡したら、お母さんはお仕事の都合で迎えに来れないから、
代わりに、お手伝いさんを向かわせるって言ってたわ」

「・・・うぅ」
やっぱりそうなるか、と純佳ちゃんは思いました。

(こんなみっともない姿見たら、さくら、怒るだろうなぁ。
ティーカップの事も、もう気付いてるだろうし・・・)
さっき見た夢での激昂するさくらさんを思い出して、純佳ちゃんは身震いしました。

「はぁ~・・」

(素直に謝るしかないかぁ・・・)
純佳ちゃんは覚悟を決めました。
遅かれ早かれこうする以外にない事は、初めから分かっていました。
ただただ、怒られるのが怖くて先延ばしにしていただけです。

『傷口が広がる前に、さっさと謝った方が良いんじゃない?』
ふと、あかりちゃんの言葉が頭を過ります。

(本当そうよね・・・。おねしょまでしちゃって、もう完全に手遅れだけど・・・)



暫くすると、目立つメイド服姿をしたさくらさんが、手提げ袋を持って保健室に入って来ました。
さくらさんの姿を確認した純佳ちゃんは、上半身を起こしました。

「授業中に粗相したと聞いて、奥様、驚かれていましたよ」

「・・・ごめんなさい」
言いながら、さくらさんの顔色を伺う純佳ちゃん。
今の所、そこまで怒っている様子はありません。

「どうして先生に言わなかったのですか?」

「だって・・・」

「・・・詳しいお話は後程聞かせて頂きます。取りあえず着替えましょう」
そう言って、袋の中から着替えを取り出すと、純佳ちゃんに渡そうとしました。
でも純佳ちゃんは、それを受け取ろうとせず、両手を強く握りしめました。

「お嬢様?」

「あのね・・・、さくら」
純佳ちゃんは、不思議そうな顔をしているさくらさんを見つめると、体を震わせながら話し始めました。

「ごめんなさい。私、昨日、さくら達の休憩室に勝手に入って・・・、そ、それで」

「・・・・」

「さくらが大事にしてる、ティーカップ・・・、こ・・・、壊しちゃったの・・・」

「・・・・」

「わ・・悪気があった訳じゃないの、ちょ・・ちょっとした好奇心で・・・」
さくらさんは、顔色一つ変えずに純佳ちゃんの事を見つめていました。

(やっぱもうバレてる・・・)

「・・・悪気が無いのに、勝手に休憩室に入って、人の大事な物を壊した挙句、
何も言わずに今までずっと黙っていたのですか?」
さくらさんの言葉は、言い方は丁寧ですが、ものすごい圧力を感じさせました。

(怒ってる・・・、恐い・・・)

ドンッ!!!

「ひっ!!」
「!!!!」

「どうしてもっと早く言わないのっ!!
何かあったら隠さずに直ぐ言いなさいと、
小さい頃からずっと教えて来たハズですっ!!!」

さくらさんは、純佳ちゃんの寝ているベットに、握り拳を思い切り叩きつけて怒鳴りました。

「お・・お母・・・、と・・とにかく、落ち着いて下さい」
これには保健の先生も驚いて、慌てて止めに入りました。

「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
純佳ちゃんは半べそをかきながら謝り続けました。
さくらさんは、服の乱れを正すと、小さなため息を一つ溢した後、言いました。

「ですが、私に聞かれる前に、自分から申し出た事は立派でした。
それに免じて、今回は反省文の提出だけで許してあげましょう」

「ほ・・本当?」

「ただし反省文の提出期限は明日の朝まで。
原稿用紙2枚分びっしりと丁寧な文字で書く事、良いですね?」
さくらさんはにっこりと微笑みながら言いました。

「わ・・、わかった」

「それじゃあ、着替えて帰りますよ、お嬢様」

「うん・・・」



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帰り道、下だけ普段着姿の純佳ちゃんを見ながら、さくらさんは昔の事を思い返しました。

(私も昔は、先代の奥様(純佳ちゃんのおばあちゃん)に散々怒られて、
余りの恐さにその場で失禁なんて事が度々ありましたねぇ。
今のお嬢様みたいに、先代の奥様の大事な物を壊してしまった事も有りました。
バレて怒られるのが恐くて、2週間位ずっと黙ったままで・・・)

(バレるまでの間、ストレスからか毎晩夜尿してましたね・・・)
これは誰にも言えないさくらさんだけの秘密です。



こんばんは。

今回はリクエスト頂いていた、加治さんのお話です。
お待たせして申し訳ありませんでした。

頂いたお話をベースに、さくらさんの話を膨らませてみました。
なんかスパルタな人に仕上がりました。
公恵ちゃんといい、この人といい、最近スパルタ勢が多すぎかも(^^;

今回、新たな試みとして、余の多くの男子がガッカリしたであろう、
『スカートの下にジャージ』でのおもらしを描いてみました。
この格好でおもらしすると、スカートとズボン両方の濡れ染みが楽しめると共に、
作中のように、着替えを失う事に繋がって、女の子がより窮地に追い詰められると思います。
でもまぁ、普通の時はガッカリなのは間違いないので、ここでは『ガッカリファッション』と名付ける事にしました。
(何か女性から、「大きなお世話だ」って声が聞こえて来た気がする・・・(^^;)

普通の格好のおねしょが希望だったかもと言う考えを失念していました。
ジャージ無し差分を、近い内に上げようと思います。

最後に純佳ちゃんの秘密を一つ。
実は純佳ちゃんは、キャラとしては当ブログ最初期の頃から出来ていて、
悠奈ちゃんのクラスメイトとして名前が付けられるずっと前から、モブとして、結構出てたりします。
探してみると面白いかも知れません。

次回は、こちらもお待たせな『overwrite~第4話~』を予定しています。
少し間が空くと思いますが、お待ち頂ければと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2017/03/05(日) 22:10:58|
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小鹿ちゃん家で大失敗

期末テストまで後僅か!!

テスト期間前、最後の土日に小鹿ちゃんと莉穂ちゃんは、泊りがけで勉強会を開くことにしました。
・・・と言うと、聞こえは良いですが・・・。

実際の所は、
前回のテストで余りに赤点スレスレの点数ばかりだった莉穂ちゃんを心配した小鹿ちゃんが、
自分の家に誘って勉強を見てあげようと思ったのです。

夕方から小鹿ちゃんの家にお邪魔した莉穂ちゃんは、
小鹿ちゃんお手製のとてもおいしい料理を頂いた後、勉強を開始しました。

そして、
勉強開始からおよそ2時間、夜の10時を回った頃・・・。

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「あ~、疲れたぁ~・・・ねぇ小鹿、少し休まない?」

「え・・、でも・・えっと、さっき休憩してから20分も・・・たってないし・・

「だって全然分かんないんだもん、つまんない」
莉穂ちゃんは頬杖をつきながら、もう片方の手で消しゴムを弄って遊んでいます。
全くやる気がありません。

「どこがわからないの?な・・・なんでも聞いて、え・・・英語は少し自信な・・・ど・・・

「う~ん、でも・・何度聞いても理解できる気がしないし~」

「・・・ごめんね莉穂ちゃん。わ・・私の教え方が悪いから・・・

「ち・・・違うってばもぅ!!何でそう言う考え方するかなぁ~小鹿は・・・。私が馬鹿なだけだって・・・(;^▽^)」
責任を感じてシュンとなる小鹿ちゃんを、莉穂ちゃんは慌ててフォローしました。
ほって置くと小鹿ちゃんの性格上、どんどん落ち込むので、話題を変えました。

「それにしてもさぁ・・・、今日何で香織は来ないかなぁ、勿体ないと思わない?」

「絵画コンクール明日だし・・・、仕方ないよ」

「そうだけどさぁ~、お泊り会するの・・・初めてなのに・・・」

「あ・・・、莉穂ちゃん、えっとその事で一つ・・・えっと・・・・」

「・・・なに?」
キョトンとする莉穂ちゃんに、
小鹿ちゃんは、もじもじと体をよじって、少し俯きかげんに話し始めました。

「お・・・お泊りって事で、その・・・あの・・・えっと・・・、ね・・・寝る・・・よね・・・ぜ・・・絶対・・・」

「うん・・・」

「あのね、り・・莉穂ちゃんの事をし・・・信用して無い訳じゃな・・・ど
私は・・・その、ぜ・・・全然心配な・・か、してな・・・・・で・・・も
やっぱり、絶対は・・・な・・・思・・・らその・・・・」

「何?何言ってるのか全然分かんない・・・?(゚ー゚;)?
ハッキリ話しなって言ってるでしょ」

「ご・・・ごめん、だから・・・その・・・あのね・・・えっと・・」
一言謝ると、小鹿ちゃんは意を決して言いました。

「お・・・、おねしょの対策は・・・、だ・・・大丈夫・・・かなぁ・・・・って」

「あ・・・(*゚ロ゚*)」
莉穂ちゃんも小鹿ちゃんも顔を真っ赤にして、暫く固まりました。

「ご・・・ごめん、私は莉穂ちゃんの事信用してるし、ぜ・・全然心配なんかしてないんだけど・・・。
お・・・お母さんが・・・その・・・、なんかとっても気にしてて・・・、さっきトイレ行った時も・・・、それで、あの・・・

「私こそごめん、そりゃあそうだよね、
お泊りで遊びに来た子におねしょなんかされたらたまったもんじゃないもんね・・・、でも大丈夫」
そう言うと莉穂ちゃんは、持参した手提げ袋からヒラヒラしたある物、って言うか

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オムツカバーを取り出しました。

「布オムツもお母さんに大量に持たされたから・・・、こんなに当てられないだろって位に・・・(^^;; )」

「・・・・」
小鹿ちゃんは何て言って良いのか分かりませんでした。
3人の中で唯一おねしょをしない小鹿ちゃんは、悩みを共有できない事に少し寂しさを抱いていました。

「いつもはマ・・・、お母さんにオムツ当てるの手伝って貰ってるんだけど・・・。
今日は小鹿が手伝ってくれる・・・?(*μ_μ)」

「うんっ!!」
莉穂ちゃんの問いに小鹿ちゃんはニコリと笑って答えました。
一緒に悩めない分、少しでも協力できる事があればしたいと思っているからです。

「あぁ~・・・、恥ずかしい話してたらなんかやる気戻ってきたよ。小鹿、ココ教えて~」
オムツカバーを手提げ袋に戻しながら莉穂ちゃんは言いました。

「うん・・・、えっとじゃあ、莉穂ちゃんがわかるようになるまで、
み・・・、みっちりと教えてあ・・・る。何時間でも・・・

「ひぇ~・・・、小鹿厳しい~・・・、でも、やるっきゃないかぁ(>◇<)〇!」

その言葉通り莉穂ちゃんなりに頑張り続けて、気づけば、時計の針は0時を少し回っていました。



「そうしたら、ここの式をそっちに・・・、莉穂ちゃん?」
小鹿ちゃんが莉穂ちゃんの方を見ると、ウトウトと舟をこいでいました。

「・・・あっ、ごめんごめん、ちょっと眠くなって来ちゃってさ」
目を覚ました莉穂ちゃんが言いました。

「そ・・・それじゃあ、お風呂入って、もう寝ようか?明日朝からまた頑張れば・・・」

「ううん平気、まだやれる・・・、けどちょっとだけ仮眠させて、15分だけ・・・(゜ρヾ)」
そう言うと莉穂ちゃんは、ヨロヨロとベットの中に潜り込みました。

「り・・・莉穂ちゃん・・・」

「15分・・・・経ったら・・・・起こしてね・・・」
そう言うと直ぐに、莉穂ちゃんの寝息が聞こえて来ました。

(・・・大丈夫かなぁ)

15分後・・・・。

「莉穂ちゃん・・・、莉穂ちゃん、15分経ったよ・・・」
小鹿ちゃんは声を掛けますが、莉穂ちゃんは起きる気配を見せません。
軽く肩を揺すったりもしてみましたが効果なし。

「どうしよう、お風呂もまだだし、オ・・・オ・・ムツも
叩き起こすようなことが出来れば良いのですが、
小心者の小鹿ちゃんに、そんな事は出来るはずもありませんでした。
暫くの間、莉穂ちゃんの寝顔を眺めて考えていた小鹿ちゃんですが、

(私もこのまま一緒に寝ちゃおうかな・・・、パジャマに着替えて・・・。お風呂は明日の朝一緒に入れば良いよね)
っと、このまま寝てしまう決断をしました。

(私は莉穂ちゃんを信じてる・・・、毎日してる訳じゃないもんね・・・)

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「お休み・・・莉穂ちゃん・・・・」
パジャマに着替えると、小鹿ちゃんは莉穂ちゃんの横に引っ付いて眠りにつきました。



時計の針が5時半を回った頃・・・・。

「・・・んっ?」
小鹿ちゃんは、腰から下にかけてに違和感を感じて目を覚ましました。

(冷たい・・・、パジャマが湿って・・・。これって・・・まさかっ!!)

バッ!!

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「うわぁ・・・、お布団びしょびしょ・・・・」
布団を捲ると、そこにはとても大きな世界地図が広がっていました。
すやすやと気持ち良さそうに眠る莉穂ちゃんの着ているジャージも、悲惨な事になっているみたいです。

(コレ・・莉穂ちゃんだけじゃなくて・・・、もしかして・・・私も・・・・)
そう思った小鹿ちゃんは、恐る恐るパジャマのズボンの中に手を入れて、パンツ越しに大事な所を触れてみました。
でもそこには濡れた感触がありません。

(それじゃあ、これ全部・・・・、莉穂ちゃんの・・・・お・・・おねしょ・・・??)
そのあまりの地図の広がりように、小鹿ちゃんは動揺を隠せませんでした。
莉穂ちゃんが起きないように気をつけて、とりあえずベットから離れる事にしました。

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(私のせいだ・・・、私が莉穂ちゃんの事、ちゃんと起こさなかったから・・・・。
何とかしないと、このままじゃ莉穂ちゃんが悲しんじゃう・・・・)
小鹿ちゃんは、莉穂ちゃんが目覚める前に、どうにかおねしょを誤魔化せないかと、
莉穂ちゃんの寝顔を見ながら必死に考えました。
でも、広大な世界地図に、おそらく背中までびしょ濡れのジャージを、
朝までの僅かな時間で、起こさずにどうにかする方法など思い浮かぶはずありませんでした。

(ドラえもんでもいないと・・・無理だよ・・・。どうしよう・・・、どうしよう・・・・)
悩み始めて数分後、布団の中で音が聞こえて来ました。

シィィィィーーーーーーー~・・・・・
小鹿ちゃんの聞き間違いでなければ、それは、女の子のおしっこが下着に当たる音のようでした。

(莉穂ちゃん・・・、またしちゃってる・・・・、もうこのベット駄目かも・・・・)

「はぁ~~、間に合って良かった・・・、小鹿はおもらししちゃったんだ・・・大丈夫だ・・・ら、保健室行こ・・・( ̄¬ ̄).。o0O○」

(しちゃってるのは莉穂ちゃんの方だよぅ~~~~・・・、って、それより何とかしないと・・・なんとか・・・)
都合の良い寝言を言ってる莉穂ちゃんに困った顔を浮かべながらも、
小鹿ちゃんは出来る限りの行動をとろうと思い立ちました。



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「んしょ・・・、乾かない・・・なぁ・・・」
小鹿ちゃんは乾いたぞうきんを持ってくると、それに布団のおしっこを出来るだけ吸わせる事にしました。
こんな事しても焼け石に水だと分かってはいましたが、何もしないでいる事は小鹿ちゃんは出来ませんでした。

布団をまくって、莉穂ちゃんのお尻付近も、起こさないように慎重に雑巾で吸わせます。
莉穂ちゃんのお尻は、おねしょで完全にびしょびしょになっていました。
オムツを当てていたとしても、完全に防ぎきれていたかどうかわからないレベルです。
そうこうしている内に、時刻は午前6時を少し回っていました。
お母さんが起きたのか、部屋の外で慌ただしく動き回る音が聞こえて来ます。

(このままじゃ莉穂ちゃんのおねしょがお母さんに・・・・、そうなったら莉穂ちゃんが・・・)
莉穂ちゃんの悲しむ顔が頭に浮かんだ小鹿ちゃんは、おねしょを拭き取りながら、
必死に莉穂ちゃんが悲しまない方法を考えました。

(そうだ・・・、私も一緒におねしょしちゃった事にすれば・・・、
そもそも莉穂ちゃんに言われてたのに、起こさなかった私が一番悪いんだし・・・
そうすれば、お母さんに怒られるのは私だけで済むし、莉穂ちゃんも少しは気持ちが楽になるかも・・・)
莉穂ちゃんのおねしょを誤魔化すのは無理でも、
莉穂ちゃんが少しでも責任を感じないで貰えれば、と小鹿ちゃんは考えました。

(ここで、このままおしっこ・・・、もらしちゃえば・・・)
少しおしっこがしたい小鹿ちゃんは、ベットの上でおなかに力を込めて、わざとおもらししようとしました。
ですが、おしっこはいっこうに出て来てくれませんでした。

(な・・・なんでぇ・・・?おもらししたくない時は、あんなに簡単に出ちゃうのに・・・・)
日も出て来て、小鹿ちゃんは焦り始めました。

(出て・・出てよぅ・・・、何でおしっこ出ないの!?いつもみたいにおもらしして良いのに・・・)
焦れば焦るほど、おしっこの入り口は固く閉ざされて行くようでした。
暫くすると、布団をまくられて体温を奪われた莉穂ちゃんの体がぶるっと震えました。

そして・・・。

「う・・・う~ん寒い・・・、アレ・・・明るい・・・?今・・・・何時?」
莉穂ちゃんは目を覚ましてしまいました。

「あ・・・莉穂ちゃん・・・、あの・・・」

「どうしたの小鹿、変な顔して?
って言うかあれ、いつ着替えたの?なんか濡れてない・・・?」
そこまで言うと莉穂ちゃんは、自分自身の体の感触にようやく気付いて、
その瞬間青ざめた表情に変わりました。

「あ・・・、まさか・・・、私・・・・あ・・・、あの・・・、あ・・・・」

「ごめん莉穂ちゃん!!起こしてって言われてたのに・・・わ・・・私・・・、
そのまま一緒に寝ちゃって・・・、だから・・・、私が全部悪いの・・・だから・・・」

「うっ・・・・、ぐす・・・・(;_;)」
莉穂ちゃんは、ベット一帯に広がる大地図を見つめながら、泣き始めました。



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「本当に申し訳ありません」
莉穂ちゃんは、小鹿ちゃんのお母さんの前で頭を下げて謝りました。

「あ・・・あはは・・・、しちゃったものは仕方がないわよ・・・。
もう元には戻らないのだから・・・。
でも・・・、するかもってわかってた訳よね?
それなのに・・・、何で対策をしなかったのかしら?」
小鹿ちゃんのお母さんはやさしい口調で言いますが、
顔は全く笑っていませんでした。

「・・・すみません。駄目にしたベットは、ちゃんと弁償しますから」
ひたすら謝り続ける莉穂ちゃんに、小鹿ちゃんが2人の間に割って入りました。

「お母さん!!莉穂ちゃんを責めるのは止めて!!
全部私が悪いの、
私が莉穂ちゃんの事、言われたとおりに起こさないでそのまま一緒に寝ちゃったから
だから・・・責めるなら、私を責めてよ!!」

「「小鹿・・・」」

「莉穂ちゃんも、弁償なんてしなくて良いから!!」

「ちょっと小鹿!!
そんな事言って、あんたこれからどこで寝る気?」

「別にそのまま使うよ、莉穂ちゃんの・・・、親友のおねしょだもん。
私、全然気にしないよ。
それからお母さん、この事絶対に、莉穂ちゃんの家族に言ったりしないでね!!」
お母さんの問いに、小鹿ちゃんは毅然とした態度で答えました。

「あ・・・あんたがそれで良いなら別に良いわよ」
お母さんはしぶしぶそう言いました。

「小鹿・・・、その、私・・・」
申し訳なさそうに小鹿ちゃんを見つめる莉穂ちゃん。
小鹿ちゃんは、そんな莉穂ちゃんに笑顔を向けると言いました。

「気にしないで良いから、それより早くお風呂入ろう。そしたらその後、勉強の続き、やろうね」

「う・・・うん、ありがとう小鹿・・・」



そして、翌日の月曜日の朝。

小鹿ちゃんと香織ちゃんが、莉穂ちゃんと顔を合わすと。
莉穂ちゃんは衝撃的な恰好をしていました。

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「莉穂ちゃん・・・それ・・・、オ・・・オムツ!?ど・・・どうしたの?!」
口を押えながら話しかける香織ちゃんに、
莉穂ちゃんは、土日起こった事を話して聞かせました。
その後、続けてこう言いました。

「やっぱり、黙ったままじゃ駄目だって思って・・・、昨日家に帰った後、
私、お母さんに話したの、小鹿の家でおねしょして、ベット駄目にしちゃったって・・・。
そしたら、滅茶苦茶怒られて・・・久々にお尻100叩・・・、だ・・・だから、こんな格好してます・・・・」
すると今度は、ポケットから封筒を取り出すと2人に手渡しました。
差出人は莉穂ちゃんのお母さんです。
小鹿ちゃんには2通(一つは小鹿ちゃんのお母さん宛)渡されました。

「直ぐ読んで欲しいから・・・、開けて」
莉穂ちゃんにそう言われて、2人は封筒を開けました。
中にはこう書かれていました。

『今日一日、莉穂の事は「りっちゃん」と呼んで下さい(既に莉穂には伝えてあります。本人たっての反省の形です)』

中を読んだ二人は、戸惑いましたが。
これで莉穂ちゃんの気が済むのならと思い、協力する事にしました。

「それじゃあ学校行こうか、りっちゃん」
「おトイレ行きたくなったら言うんだよ?りっちゃん」

「ありがとう・・・。
こ・・・小鹿お・・お姉ちゃん。
香織・・お…お姉ちゃん」
2人と手を繋いで歩く莉穂ちゃんは、物凄く恥ずかしそうにしながら言いました。

手紙には、こうも書かれていました。

『莉穂には2人の事を「お姉ちゃん」と呼ばせます』



こんばんは。
今回はリクエスト頂いたストーリーです。
何だかんだと長くなってしまいました。
もう少し短く纏められれば良いのですけど(^^;
次は、笙湖ちゃんの誕生日か、加治さんのリクエストのどっちか早い方です。

リクエストについての詳細を纏めました。
カテゴリ内のリクエストはこちらからを見て下さい。
リクエストは今後、そちらの記載通りに書き込み頂ければと思います。
うるさく書いてますが、湖のキャラのリクなら、今までと大して変わっていませんのでご安心下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2017/02/12(日) 16:15:09|
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悠奈ちゃんのクリスマス

悠奈、12月大好き!!
寒くておしっこ近くなるのは嫌だけど。
クリスマスがあるから!!!

24日、クリスマスイヴの夜は、お兄ちゃん、お姉ちゃんと悠奈の3人でケーキを食べて、お祝いするの!!
(パパとママは、お仕事が忙しくて、今年も無理なんだってぇ・・・(>_<))

それとね、何と今年は23日にも、
加治さんの家で、加治さん、吉原さん、小松さん、悠奈の4人で集まって、クリスマスパーティーするんだぁ!!
悠奈、お友達の家に遊びに行くの初めてだから、今から凄く緊張してるの・・・。
でも、凄く楽しみ~・・。
お姉ちゃんに話したら、「良いんじゃない」って言ってOKしてくれました。
でも、「くれぐれも粗相のないようにね」って注意もされました。
粗相って、おもらしの事だよね?
うん、しちゃったら不味いもんね、気をつけないと・・・。

でもね、悠奈が一番楽しみにしてるのは、何と言ってもサンタさんからのプレゼント!!
今年はね、もう欲しいもの決まってるんだ!!

ママとお姉ちゃんとでよく行くデパートでいつも見る、大きいクマさんのぬいぐるみ。
悠奈、人目見た時からその子の事気に入っちゃって・・・。
デパートに行く度に、ママとお姉ちゃんにおねだりするけど・・・。

「こんな高いもの買うお金が何処にあるの!!!」
って、悠奈、怒られてばっかりなの。

だからね、クリスマスまで待って、サンタさんから貰おうって思ったの!!
悠奈って賢い~。

あ・・・っ、そう言えばまだ、サンタさん宛にお手紙書いてなかった!!
悠奈の希望が分からないと、家に来た時、サンタさん困っちゃうもんね・・・。

悠奈は急いで机に向かって、サンタさんに宛てて、お手紙を書きました。

「サンタさんへ、えっとぉ・・・、今年は、デパートのクマさんのぬいぐるみが欲しいです・・・。
・・・・っと、あ・・、空いたスペースにクマさん描こうっ!!・・・エヘヘ、悠奈、絵上手くない?・・・良し出来た!!」
丁度そこに、お風呂からあがったお姉ちゃんが部屋に入って来ました。
悠奈の家、お部屋が少ないから、悠奈とお姉ちゃんは同じ部屋を使ってるの、
お兄ちゃんは一人部屋だから、ちょっと羨ましい・・・。

「何描いてるの?何それ?タヌキ??」

「違うよ!!クマさんだよ!!」
お姉ちゃん酷いっ!!
ってちょっと思ったけど、それはともかく、丁度良いや。

「お姉ちゃんコレ、サンタさんに」
悠奈はその書き終えたばっかりのお手紙を、お姉ちゃんに渡しました。
悠奈、サンタさんの住んでるところが分からないから、毎年お姉ちゃんに、サンタさんに届けて貰ってるの。

「サンタって・・・、悠奈ももう中学生になったんだから、そう言うのもう・・・」

「そう言うのって????」
お姉ちゃんの言ってる意味が分からないので、そう返すと、
お姉ちゃんは、「はぁ~」と小さくため息をついてから、悠奈の手紙を受け取って読み始めました。
そしたらね、お姉ちゃん、

「デパートのクマのぬいぐるみっ!!!馬鹿っ!!あんなの駄目に決まってるでしょっ!!!」
って言って、物凄い剣幕で怒ったの。

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「悠奈、お姉ちゃんにじゃなくて、サンタさんに頼んでるんだけど・・・」
悠奈がそう言い返すと、お姉ちゃんは、一瞬言葉を詰まらせてから言いました。

「わ・・分かってるわよ。
湯冷めするし、もう寝るわよ、早くおしっこして来なさい。
3日も連続でやったら、また暫く布オムツだからね!!」

「う・・・うん!!」
悠奈は急いでトイレに行って、おしっこしました。
布オムツは恥ずかしいから嫌だもん。
それにしても・・・、何でお姉ちやん、あんなに怒ってたんだろう??
ママやお姉ちゃんにおねだりしても、いつも無理って言われるから。

だったらサンタさんに・・・って。

悠奈にしては名案だと思ったのになぁ・・・。



それから数日後。(あ・・・、布オムツは何とか免れたよ)
学校から帰ると、悠奈の机の上に、サンタさんからの返事が届いていました。

「わーい!!やったぁ~!!」
小山悠奈ちゃんへと綺麗な字で書かれたお手紙。
・・・去年も思ったけど、サンタさんの字って、お姉ちゃんの字に凄くよく似てるんだよね??
・・・まぁ、いいや、とりあえず読もう。
ワクワクして読み始めると、そこには、大変な事が書いてあったの!!

クマさんのぬいぐるみは、明日からクリスマスまでの1週間、
悠奈ちゃんが、おもらし、おねしょを一度もしなければプレゼントします。
一度でもしちゃった場合は、プレゼントは偉い人の本です。


「ええ~なにこれぇ~っ!!」
去年はこんな事なかったのに~!!
サンタさんの意地悪~っ!!
偉い人の本なんか、悠奈読みたくないよ~(涙)
それにそれに・・・、偉い人って誰??
サンタさんの国の王様???

「お姉ちゃ~ん、サンタさんから返事来たけど・・・。ねぇ~どうしよう・・・」
学校から帰って夕食の準備をしているお姉ちゃんに、悠奈はサンタさんの手紙について相談しました。

「え・・何?ふーん、まぁ頑張りなさいよ、これ位なら悠奈なら出来るでしょ」

「おもらしはともかく、お・・おねしょ1週間しないなんて・・・、悠奈無理だよ!!」
悠奈が弱音を吐くと、

「何で最初から諦めるの!!そういう所が良くないって、お姉ちゃんいつも言ってるでしょ!!」
って言って怒りました。

「・・・ごめんなさい」

「サンタさんも、悠奈のおもらし癖が早く治って欲しいって思ってるのよきっと、
だから・・・1週間、頑張ってみない?」
今度は優しい顔で、お姉ちゃんは言いました。

「・・・うん、分かった、悠奈がんばるp(^ ^)q」

それから悠奈、学校ではおもらししないように、早めのおトイレを心がけて、
家でも、おねしょしないように、夕方以降の水分摂取に気を配って、寝る前に必ずおしっこして、
おもらし、おねしょのない日を順調に伸ばしていったの。
そして、どっちの失敗もないまま、
12月23日、加治さんのお家でのクリスマスパーティーの日がやって来ました。



終業式を終えて、一度家に帰ってから、
吉原さん、小松さん、悠奈の3人で加治さんのお家に向かいました。
でも、家の前について、悠奈達はビックリ・・・!!!

「お・・・大きい~・・・」
加治さんのお家は、悠奈の家なんかより何倍も大きくて、家のお庭から玄関まで100メートルはありそうです。
まるで、アニメに出てくるお嬢様キャラのお家みたい・・・。

吉原さんがインターホンを押すと、大人の女の人の声がして言いました。

『はい、当家になんの御用でょうか?アポイントメントはお取りですか?』

「え・・?ア・・アポ・・・何それ?」

『悪戯なら切りますよ?』
まるで攻めるように言い立てるその人に、吉原さんはタジタジ。
悠奈と小松さんは、ビビッて何も言えません。

「ま・・待って下さい、今日はその、加治さ、純佳さんと約束・・・」

『そのようなお話は聞いておりません、それでは・・・』
そう言って、切ろうとする女の人の後ろから・・・

「ちょっと何してんのよさくら!!かしなさい!!」
と言う声が聞こえて来ました。
この声は加治さんです。

『皆ごめん、ちゃんと話しといたんだけど・・。直ぐにさくら・・・、使用人向かわせるから・・・』

「聞いた?・・・使用人だって・・。
加治さんって、お嬢様だとは思ってたけど、マジもんだったとは・・・」
通話が切れた後、吉原さんは呆然として言いました。

その後、使用人のさくらさんの案内で、加治さんのお部屋に通されると、
いよいよ待ちに待ったクリスマスパーティーが始まりました。

「メリークリスマース!!」
おいしい料理を食べたり、ゲームをしたり、おしゃべりしたりして、4人で楽しい時間を過ごしました。

デザートのクリスマスケーキを食べている時に、吉原さんは、悠奈達に向けて言いました。

「ねぇ、私達さ、その・・・、苗字じゃなくて・・、そろそろ名前で呼び合わない?」

「え・・・っ」
「い・・いきなりだね」
悠奈と小松さんが戸惑っていると、加治さんは。

「そうね、なんかよそよそしいし・・・、それじゃあ、そう言う事で・・、よろしく、あかり」
っと、直ぐに吉原さんの事を名前で呼びました。

「よろしく純佳(すみか)」
吉原さんも直ぐに加治さんに返しました。
2人のそういう所、悠奈凄く羨ましい・・・、いきなりなんて、恥ずかしくて悠奈無理だもん・・・。

「小松・・・、郁実も、ほら・・・」
吉原さんと、加治さんに促された小松さんは、
戸惑いつつも、顔を真っ赤にしながら皆の事を下の名前で呼びました。

「郁実も言えたよ、悠奈もほらっ・・・」
うう、無理だよ、恥ずかしい・・・・。
吉原さんの言葉に、悠奈は下を向いて、もじもじしちゃいました。
べ・・・別におトイレ行きたい訳じゃないよ!!(念のため)

「恥ずかしくないよ、大丈夫・・・。
私達、おもらし仲間じゃん」

「・・・・・」
吉原さんの言葉に、悠奈は勇気を振り絞って・・・。

「あ・・、あか・・、あか・・・り・・・ちゃん」
い・・言えました。
は・・・恥ずかしいぃ~・・・。

「ちゃんは要らないんだけど・・・。まぁそれ位は許してあげよう」
あかりちゃんがそう言うと、今度は、加治さんと小松さんが・・・。

「次は私達の番だよ~」
っと言いました。
悠奈、また勇気を振り絞って・・・。

「す・・純佳ちゃん、郁・・実ちゃん・・・」
・・・って、何とか言えました・・・。

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「なぁに悠奈?」
「悠奈、これからもよろしくね」
純佳ちゃん、郁実ちゃんは、嬉しそうに悠奈にそう言いました。

それからちょっとして、悠奈の携帯に、お姉ちゃんから
「そろそろ帰って来なさい」って言う電話が入って、そこでお開きになりました。

下の名前で呼ぶの、凄く恥ずかしかったけど、
なんか、3人との距離がグッと近づいたような気がして・・・、
悠奈、なんかとっても嬉しかった。

その日はウキウキした気持ちが覚めないまま、布団の中に入りました。



次の日・・・・。

「!?っ」

目を覚ますと悠奈、久しぶりの例の感触に直ぐに気が付いて、布団を捲り上げました。
そこには、悠奈のおまたを中心に、広大な世界地図が・・・・。

「うそ~、なんでぇ~、ちゃんと寝る前におしっこしたのに、・・・・あっ!?」
そこで悠奈、気づきました。
昨日は夕方以降の水分摂取に気を配る事をすっかり忘れていた事を・・・。
パーティでも、皆につられるように、ジュースをガブガブ飲んでしまっていました。

「悠奈の馬鹿馬鹿馬鹿ぁ~っ!!今日おねしょしなきゃ・・、クマさん・・貰えたのに~~!!」
悠奈、世界地図の上で、悔しくて大声でわんわん泣いちゃった・・・。

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「うわ~~~ん、うわ~~~~ん、う・・うう・・、うぇ~~~ん・・・」

「悠奈、起きたの?・・・って、あ~あ、とうとうやっちゃったかぁ・・・」
悠奈が起きたのに気が付いたお姉ちゃんが、部屋に入って来て言いました。

「お布団干すから立って、早くお風呂入りなさい、風邪ひくわよ」

「おね・・ちゃ・・、サンタさん・・もう、クマさん・・くれない・・かな?」
何とか立ち上がって、お姉ちゃんに聞いたら、お姉ちゃん

「約束は約束だからね、悠奈には偉い人の本をプレゼントするんじゃない、サンタさん」
って言いました。

「やだやだやだぁ~~~っっ!!!!!!
悠奈はクマさんが欲しいの!!欲しいの~~~っ!!!!
何とかしてよ~~~お姉ちゃ~~~~ん!!!!
うわぁぁあああぁ~~~~~~~~~ん!!!!!」
泣き叫んでダダをこねると、お姉ちゃんは恐い顔になって怒りました。

「わがまま言うんじゃないのっ!!!
約束を守れなかった悠奈が悪いんでしょっ!!!
いつまでも子供みたいに、
そうやってダダこねれば何とかなると思ったら大間違いなんだからね!!」

「だって・・だって・・・」

「だってじゃない!!
クマのぬいぐるみは諦めなさい、ほら早くお風呂・・・」

「やだぁ~~~、やだぁ~~~」
それでも抵抗していると、お姉ちゃんは、

「悠奈・・・、本気で怒るわよ」
っと低い声で言いました。

これはマズイ奴です!!
ハガレンを馬鹿にされた時のあの感じです・・・。

ビビった悠奈は、スタコラサッサとお風呂に逃げ込みました・・・。

・・・・。

「ふええ~~~ん、うえぇええ~~~ん・・・・ひっく・・・ひっく・・・」
お風呂から上がっても、悠奈、悔しくて、机に座ってずっと泣き続けました。

「うるせーんだよ!!いつまで泣いてんだ!!この阿保!!!!」
ドア越しにお兄ちゃんの悪口が聞こえて来ます。
うるさいのはこっちだよ!!
お兄ちゃんに悠奈の何がわかるって言うの!!
お兄ちゃんなんか大っっっ嫌いっ!!!

それとお姉ちゃんも嫌い、悠奈、この1週間凄く頑張ったのに・・・、
そりゃあ・・・最後に失敗しちゃったけどさ・・・。
その頑張りを、サンタさんに伝えてくれる位、してくれたって良いのに・・・。

(あ~あ・・・、昨日はあんなに楽しかったのになぁ・・・)

「おいっ!!聞いてんのか悠奈!!うるせーって・・・」

ゴツッ!!!

「っ!!痛ぇ~なっ!!何すんだブス!!!」

「何か言った?悟(さとる)??」

「・・・い・・いいえ、別に何も・・・」

「どいて・・・」
部屋の外でお兄ちゃんと何やら言い争っていたお姉ちゃんが、部屋に入ってきました。
そして、泣いてる悠奈の傍によって言いました。

「悠奈、今朝失敗しちゃったのは偶然?
それとも、それまでしなかった時とは何か違ったの?」

「え・・・それは・・・」

「心当たりがあるなら言ってごらん」
お姉ちゃんに言われて、悠奈は、
昨日は、夕方以降、水分摂取に気を配るのを忘れてしまったと言いました。

「昨日はパーティに行って、浮かれちゃうのはわかるけど、最後まで気を抜くべきじゃ無かったよね・・・」

「う・・うん、ごめんなさい」

「じゃあ、どうすれば良かったか分かる?」

「ちゃんと、気を・・付ければ・・・良かった・・・」

「そうだよね、ちゃんと反省してる?」

「うん・・・」
その後、お姉ちゃんは、じっと悠奈の事を見つめ続けました。

そして、暫くすると。

「そう・・・・」
と言って、部屋を出て行きました。

(・・・お姉ちゃん?)



その日の夜。

「メリークリスマス」
お兄ちゃん、お姉ちゃんと、3人でケーキを食べてお祝いしました。

「おいしい!!流石、泉田先輩!!」
今年のケーキは、お姉ちゃんの学校の先輩の手作りなんだって・・・。
悠奈も食べたけど、確かにすごくおいしい・・・・・。

だけど・・・。
悠奈はプレゼントの事で未だに沈んだままでした。

そんな悠奈に、お姉ちゃんが言いました。

「悠奈、あのね、さっきサンタさんから連絡があって・・・」

「え・・・?」

「この1週間、悠奈ちゃんは凄く頑張ったから、今年はおまけしてあげるって」

えええええええ!!!!!!!

「本当!!ねぇ!!本当に!!」
悠奈の言葉に、お姉ちゃんはにっこり笑って頷いたの!!

「やったぁ!!!サンタさん大好き~~~~っ!!!」
悠奈嬉しくて、飛びはねて喜んじゃいました!!!

「・・・ったく、姉ちゃんは悠奈に甘すぎんだよ」
横でお兄ちゃんが何か言ってるけど・・・。
まぁ別に良いや・・・。
ああ~サンタさん早く来ないかなぁ~~~!!!

「浮かれてないで、ちゃんと早く寝るのよ、夜更かしする子の家には、サンタさんは来ないんだからね」

「はーーーい!!!」



翌朝・・・・。

目を覚ますと、枕元にデパートの大きなクマさんが置いてあったの!!!

「クマさんだぁ~~~!!!サンタさん、ありがとう~~~~っ!!!!」
悠奈はクマさんを抱きかかえて、お姉ちゃんに見せました。

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「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!ほら見て!!サンタさん本当におまけしてくれた~っ!!!」

「分かったから、早くお風呂入って来なさい!!明日もやったら、布オムツよ!!!」

「はーーーい」

「はぁ~~~・・・・」

サンタさん、本当にありがとう!!
来年は、純佳ちゃんのお家にあった、大きなお人形さんのお家が欲しいです!!

☆。・。・゚★・゚・。・゚\(*´∀`*)/。・。・゚★・。・。☆



おまけ

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こんばんは。
クリスマスと言う事で、クリスマスのお話です。

悠奈ちゃんなら、まだサンタを信じてそうだなって思って書いてみました。
悠奈ちゃんの友達関係も深まって、中学編もこれから盛り上げて行ければいいなぁと思ってます。
純佳ちゃんのお嬢様設定や使用人は、某作品群の影響が強いですね(笑)
湖にも使用人(メイドさん)欲しいなとww
まぁ、出すだけ出して、今後どうするかとかは毎度お馴染みのノープランですが(^^;

最後に一言。
「風ちゃん、君は良く頑張った」ヾ(^o^;)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2016/12/25(日) 20:55:50|
  2. おねしょ絵
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おもらしさせてごめんなさい・・・

「先生・・あの・・、おトイレに・・・」
笙湖ちゃんは、授業の途中、先生にトイレの許可をもらい席を立ちました。
するとその直後・・・。

「せ・・先生・・・あの・・その・・・、わ・・・私も・・・・」
そんな笙湖ちゃんに便乗するように、顔を真っ赤にしてそう言ったのは、なんと笙湖ちゃんの親友の杏奈ちゃんでした。
制服のスカートの上から必死に股間を抑えるその姿は、限界が近いことを物語っていました・・・。
何せ、あの杏奈ちゃんが恥を忍んでわざわざ申告する程なのですから。

そんな杏奈ちゃんの姿に驚きを隠せない笙湖ちゃんでしたが、笙湖ちゃん自身も同じくらい切羽詰まった状況である事は変わりませんでした。
2人は廊下に出ると、スカートからパンツがはみ出る位の勢いで股間を押さえつけながら、ゆっくりと、トイレへ歩みを進めました。
2人とも、トイレについたら直ぐに個室に入らなければ間に合わない、個室の前で順番を待つような余裕はもう無いと感じていました。
にもかかわらず、女子トイレに入ると、2人にとっては余りに非情な光景が飛び込んで来ました。

3つある個室の内の2つに、『使用禁止!!入るな!!』と言う張り紙が張ってあったのです。
2人は一瞬固まりましたが、先に動いたのは、杏奈ちゃんでした。

「おもらしなんて・・私、絶対御免よっ!!」
そう言うと、笙湖ちゃんを軽く突き飛ばし、杏奈ちゃんは我先にと個室に向かいました。

「はぅ!!ま・・待って、私だって嫌だよぅ!!」
笙湖ちゃんも遅れて駆けだすと、我慢のせいで扉を開けるのに戸惑ている杏奈ちゃんを出し抜いて、スルッと個室の中に入ると鍵を閉めてしまいました。

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「笙湖!!あんたっ!!開けて!!開けなさいよ!!あぁ・・ううっ!!」


ショオオオオオオオオオオオオオオオオ~・・・

「はぁあああ・・・・」
おしっこをしながら、笙湖ちゃんは安堵のため息をしました。

(気持ちいい~・・・、間に合って良かったぁ~)

「早くして!!お願い!!本当にもれちゃう!!おしっこもれちゃううううっ!!」
杏奈ちゃんは、ドアを必死に叩いて叫びました。

「嫌ぁ・・・、おもらしなんて・・・嫌!!嫌ぁ・・・・・、あ・・あ!!でちゃ・・・でちゃう!!」

(ごめん・・、ごめんね杏奈ちゃん・・・、でも・・私だって、いつもいつも恥ずかしいんだもん)

「出る・・・出ちゃう・・・、あぅ・・・ああ・・・」
ドアを叩くのをやめ、杏奈ちゃんの足はゆっくり開かれて行きました。
可哀想ですが、もうおもらしは止められそうにありません・・・。

(今日は私が、杏奈ちゃんのお世話、しっかりしてあげるから・・)

「ああ・・・あっ・・・出っ・・・」

(大丈夫・・心配しないで・・・)

















(って・・・、あれ?)

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(私・・・、ちゃんとおトイレでしたのに、何でこんなびっしょり濡れて・・・?え・・・・???)

(杏奈ちゃんは??ってかアレ??ここ何処??なんかおしりがすごく冷たい・・・)

(コレって・・・、まさか!!!!)

ガバッ!!!

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「うわぁ~、やっちゃったぁ~・・・あうぅ~・・」
笙湖ちゃんは慌てて跳ね起きて、掛け布団を捲り上げました。
すると股間を中心に、それはそれは見事な世界地図が描かれていました。
パジャマの上下も、パンツもビッショビショです・・・。

「夢かぁ・・・、はふぅ~・・、そりゃそうだよね。杏奈ちゃんがおもらしなんて、する訳がないよ・・・」
そう言うと、笙湖ちゃんはホッとした表情を浮かべました。

(おねしょ・・・、最近全然してなかったのになぁ・・・、きっと杏奈ちゃんにあんな仕打ちしたからだ・・・)
夢の話とはいえ、笙湖ちゃんは杏奈ちゃんをおもらし寸前に追い込んだ事にひどく罪悪感を感じました。

「謝らなくちゃ!!」



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「杏奈ちゃん、おもらしさせてごめんなさい・・・」
学校に着くなり、笙湖ちゃんは、隣を歩く杏奈ちゃんに急に頭を下げました。

「・・・は?あんたいきなり何言い出すのよ!?」
笙湖ちゃんの突然の行動に、杏奈ちゃんは戸惑いました。

「あのね・・、だって・・、私のせいでその・・・、杏奈ちゃん・・おしっこもらしちゃったから・・・」

「そんな事する訳ないでしょ!!なんの話してるのよ!!ってか、もうどーでもいいから止めて!!変な誤解されるでしょ!!」

「え?何々?遂に杏奈ちゃんも、おもらし??」

「ほらぁ、もう早速一番めんどくさい奴にーっ!!!彗っ!!遂にって何よ!!遂にって!!あんた私を何だと思ってるのよ!!」



こんばんは。

ちょっとドッキリチックな笙湖ちゃんのおねしょ話でした。
え・・、まさか、杏奈ちゃんのおもらし解禁!?と思わせてしまったかも知れませんが、それは有りません(笑)
(ちょっと期待させてしまったのは申し訳なく思います(^^;;)

笙湖ちゃんのおねしょは、1回はやったと思うのですが、今回のような直後を描いたのは初めてです。
おねしょっ娘でも有るので、そろそろおねしょもって考えていました。
今回は、おねしょ後の後始末についてが、話の流れ的に描けなかったので、次回はその辺を掘り下げられればと思います。

・・で、次回ですが、1年以上振りとなる漫画(短編ですが・・)をお届けします。
今回の流れのまま・・・と言う程でも無いですが・・、また杏奈ちゃんにちょっと恥ずかしい目にあって貰おうと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2016/03/01(火) 19:51:36|
  2. おねしょ絵
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告白

ある日の朝・・・。

目覚めた莉穂ちゃんは、最近ではお馴染みとなった下半身のある違和感を感じ、起きて早々に落胆しました。

(・・・はぁ・・・、今日もかぁ・・・・)

寝る前に、自室でこっそり履いているパンツタイプの紙オムツ。
多少のゴワゴワした感触はありますが、普通のパンツとさほど変わらない履き心地だったそれが、
目覚めた今では、モコモコと膨らんで重く、お尻に若干のポチャポチャした感触を伝えていました。

(またおねしょしちゃった・・・・、何か最近、ほぼ毎日ペースになって来てる・・、嫌もぅ~・・・・)
紙オムツのおかげで、外に被害は無いものの、こうも毎晩おねしょをしているのは、
高2の女子高生の莉穂ちゃんにとって、酷く自尊心が傷つけられる事でした。

(・・・香織は、今日どうかなぁ)
唯一の救いは、同じ悩みを抱える友人が近くにいる事です。
香織ちゃんの事を考えながら、おしっこをたっぷり含んでずっしりと重たくなった紙オムツを足から抜き取り、
丸めて、後ろの部分に付いているテープで留めて固定しました。

(香織はテープ式の使ってるって言ってたなぁ・・、妹にお世話してもらってるとかなんとか・・、
家族とは言え流石に恥ずかしそうだなぁ・・・、そんな事無いよとか言ってたけど・・・)
続いて、モコモコオムツに夜中触れ続けていた下半身をタオルで拭きました。

(香織とおばさんには助けられたし、治るまで穿き忘れるのだけは気を付けないと・・・、また、誤魔化す為に迷惑かけられないもん・・・)
そして、タンスからパンツを取りだして履きました。

「・・・って、・・あっ?」
制服に着替えながら、残りの紙オムツを確認すると、その残りは僅か2つ。

(まずいわ・・、うう~、ここ最近毎日だしなぁ・・・、減るの早いわよもう・・・)
クローゼットの奥に厳重に隠したそれを見つめながら、思わず溜息が漏れる莉穂ちゃん。
買い足す他にありません。

(今日金曜だから・・、今日のうちに何とかしないと・・・・)
朝ごはんを食べた後、莉穂ちゃんは学校へと向かいました。

使用済みの紙オムツですが、莉穂ちゃんはおねしょをするようになってから、
今までお父さんの担当だった朝のゴミ出しを、自らやると志願しました。その時に、コッソリと紙オムツを入れて捨てています。
「急にどうしたの?」と、もちろん言われましたが、
「いや私、家で何もしてないし、これぐらいはと思って・・」と言って押切ったのでした。



休み時間。

友達の小鹿ちゃん、香織ちゃんと談笑しているさなか、神妙な面持ちで莉穂ちゃんはある話を切り出しました。
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「あ・・あの・・、LINEでも書いたけどさ・・・、その、放課後・・よろしく」
顔を真っ赤にしてそう言うと、2人は笑顔で言いました。

「あ・・うん、大丈夫だよ」
「分かってるよ~、本当お互い大変だよね~」



放課後になると、3人は通学路とかけ離れた位置にある、とある薬店に足を運びました。
夕方の時間帯、そこそこ買い物客で賑わう中、3人の女子高生が向かった先は、ずらりと紙オムツの並んだコーナー。

3人の先頭に立って商品を眺めているのは香織ちゃんです。

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「紙オムツがポチャポチャなのは吸収体の限界が近いから、もう少し吸水量の多いのにしてみようか、
横漏れしちゃったら元も子もないし・・・、コレなんかどうかな?」
香織ちゃんは商品を示すと、莉穂ちゃんは、「じゃ・・じゃあそれで・・」と言いました。
莉穂ちゃんと、小鹿ちゃんは、そわそわと落ちつかなく、顔も赤くなっていました。

「はぁ~、ごめんね香織、これだけはやっぱりどうしても恥ずかしくて・・」
1人で紙オムツを買うのが恥ずかしくて、莉穂ちゃんは、香織ちゃんと小鹿ちゃんに一緒に着いて来て貰えるようにお願いしたのでした。

「うん全然良いよ、私はそんな恥ずかしくないから・・、う~ん、慣れかなぁ、私、おねしょと紙オムツとの付き合いだけは長いし」

「小鹿もありがとう、同好会あったのに、私の為にごめんね・・」
横で同じように恥ずかしがっている、小鹿ちゃんにもお礼を言うと、小鹿ちゃんは。

「だ・・だって、莉穂ちゃんが困ってるんだから当然だよ・・、莉穂ちゃんの悩みは、私の悩みだよ・・・、と・・友達・・だもん・・・」
と照れながら言いました。

「こ・・小鹿・・っ!!あんた本当良い子!!結婚したい!!一生守ってあげるからね!!」
小鹿ちゃんの言葉に感動した莉穂ちゃんは、思わす小鹿ちゃんに抱き着きました。

「う・・嬉しいけど・・、け・・結婚は・・その・・ちょっと無理ぃ~・・・」

「2人とも、ここ、お店の中だから・・(汗)」
2人をたしなめつつ、紙オムツを手に取って、香織ちゃんはレジに向かいました。 
(お金は後で莉穂ちゃんから受け取っています)

今回買った十数枚入りの紙おむつは、相当なボリュームなので、
一度香織ちゃんの家に寄り、中をバラして、通学鞄に入る分だけを入れて持ち帰り、残りは後日受け取る事にしました。

別れ際、2人にもう一度お礼を言って、莉穂ちゃんは家に帰りました。



部屋に入ると、鞄から紙オムツを取り出して、クローゼットの隠し場所に入れました。

(ふぅ~これで暫くは大丈夫ね、何とか少しでも頻度減らして行かないと・・、着いて来てくれる2人に申し訳ないわ・・)
それから、服を着替えて、夕食を終えた後は、TVを見て過ごしました。
それでも、まだ寝るには早い時間だったので、ベットに寝っ転がりながら、小鹿ちゃんや香織ちゃんとLINEでやり取りしたり、
スマホゲーをしたりして過ごしました。

(もう少ししたら、お風呂入って寝ようっと・・、明日休みだし、何しようかな~)
オムツを買い足せて、安心したのが災いしたのか、
その余裕が、取り返しのつかない事態を引き起こす事となるのです。

莉穂ちゃんのスマホを操作する手がピタッと止まり・・・、
スマホを持っていた左手にも力が抜けて・・・、

ポトっ・・・・。
スマホは左手から落ちて行きました。

そして聞こえてくるのは・・、小さな寝息・・・。

「スー・・・・、スー・・・・」
そうです・・。
莉穂ちゃんは、スマホを操作してる途中で眠気に負けて、寝てしまったのです。

当然、紙オムツはまだ未装着・・・。

それが意味するものは・・・・・・・。









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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
4時をちょっと回った頃、下半身を襲う冷たい感触で目が覚めた莉穂ちゃんは、顔面蒼白となって固まっていました。

「・・・・・最悪・・・、どうしよう・・・どうしよう・・・」
パンツは勿論びしょびしょ、スカート、上着もお尻から背中にかけては悲惨な状態になっていました。
それだけならまだしも、問題はベット。
掛布団を下敷きにした状態でのおねしょだったので、掛布団に広大な黄色い世界地図が広がってしまいました。
恐る恐る、世界地図付きの掛布団を捲りあげると・・、悲しい事に、その被害は敷布団の方にもかなり広がっていました。

(どれだけおしっこ出てるのよ!!あ~もう私の馬鹿!!馬鹿馬鹿っ!!!
昨日穿き忘れだけには気をつけなきゃって、気を引き締めたばっかなのに・・・・)
この前のように、服とシーツ、敷布団に少し被害が出た位ならまだしも、
今回のおねしょの被害は、それとは比較になりそうにありません。

(こんなの・・もう、誤魔化しきれない・・・・)
おしっこで冷えて寒くなってきた体の震えを押さえて、暫くの間、悩んだ莉穂ちゃん。

(怒られる・・・、絶対に怒られる・・・、嫌だなぁ・・・・)
でも、こうなった以上仕方が無いと、莉穂ちゃんは、おねしょをお母さんに告白する事にしました。

(この時間なら、兄貴もお父さんも寝てるし、お母さんだけ起こして・・・、話そう・・・)
決心した莉穂ちゃんは、パンツとスカートを脱いで、下半身裸の状態で部屋を出ると、
両親の寝ている寝室に向かいました。

部屋に着くと、そっとドアを開けて、明かりをつけずにベットに近づき、そしてお母さんの肩を揺すって声を掛けました。

「お母さん、お母さん・・・・」

「・・・ん?」

「起きて」

「・・・・莉穂?何、今何時?」

「話があるから、起きて・・、お父さんは起こさないで・・・」

「何よもう・・・、ふぁぁ・・・こんな朝早くに・・・」
寝ぼけながらも起きたお母さんは、莉穂ちゃんに言われるがままに、部屋を出ました。
ですが廊下に出ると、莉穂ちゃんの姿を見て驚き、一気に目が覚めました。

「・・・莉穂!なんて格好してるの!?パンツ位穿きなさいよ!!
そう言えばあんた夜、お風呂にも入らないでそのまま寝たでしょ!!全く年頃の女なんだから少しは・・・」

「分かってる・・いいから・・、取りあえず着いて来てよ・・」

「???」
そう言って、莉穂ちゃんは、お母さんを自分の部屋に連れて行きました。



「・・・で、話しって」
莉穂ちゃんの部屋に入ると、お母さんは欠伸を噛み殺しながら言いました。

「あの・・・、えっと」
莉穂ちゃんが、言葉を選んでいると、

「それ何?ベット濡れて・・、スカートも・・・、あんた・・ひょっとして、おねし・・」

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「ごめんなさい!!」
莉穂ちゃんは、手にギュッと力を込めながら深々と頭を下げて言いました。

「・・・・・」

「私・・その、最近になってまた、おねしょするようになっちゃって、それも殆ど毎晩・・・、
ずっとオムツして隠してたんだけど・・・、昨日は穿き忘れちゃって・・・それで・・・その・・・」

「・・・・・」

「そ・・それだけじゃなくて・・・、学校でも・・その、コレは本当たまになんだけど・・・、
お・・・お・・・おも・・おもらし・・・も、しちゃってて・・・」

「・・・・・」

「高校2年生にもなって・・・こんなみっともない事してて、ごめんなさい・・・」

「・・・・・」

「ご・・ごめん・・な・・さい」

「・・・・・」

「う・・ヒック・・、エグ・・・、ヒック・・うう・・」
いつしか莉穂ちゃんは泣きだしてしまいました。

(怒られる・・・、大声で怒鳴られて・・、お尻叩かれて・・・)
莉穂ちゃんはお母さんの反応に身構えていましたが、
お母さんはと言うと、笑うでもなく、怒るでもなく、表情を変えずにずっと莉穂ちゃんの事を見つめていました。
それから暫く、莉穂ちゃんの泣き声だけが悲しげに続きましたが、少しすると、お母さんはふと目を閉じて小さく溜息を一つこぼしました。

そして、

「・・・いつからなの?」
お母さんは落ち着いた声で莉穂ちゃんに尋ねました。
怒っているようには聞こえません。

「・・え?」

「だから、いつからまた、おねしょするようになったの?」

「・・・えっと・・・、その・・、丁度先月の頭・・・くらいから・・・」
莉穂ちゃんは泣きやんで、小さな声で答えました。

(怒って・・・ない??)

「それ、莉穂が突然ゴミ出しやるって言いだした頃じゃないの・・、手伝いらしい手伝いなんか一切した事無いあんたが、
急にそんな事言いだすから、おかしいとは思ってたのよねー、ようやくわかったわ」
お母さんが納得したように話すと、莉穂ちゃんは、やっぱり怪しまれてたのか・・と、複雑な気持ちになりました。

「ゴミ出しのタイミングで紙オムツ捨ててた訳?」

「・・・う・・うん」

「そもそも、紙オムツは今までどうしてたのよ?」

「と・・友達と一緒に・・お店で・・、友達もおねしょに悩んでる子だから、それで、その・・」
たどたどしく説明と言い訳を始めた莉穂ちゃんですが、お母さんは、「もう良いわ」と言ってそれを遮りました。

「良いから早くシャワーだけでも浴びて来なさい、年頃の女がいつまでもそんなはしたない格好してるんじゃないの」

「・・う・・うん」
莉穂ちゃんは、きょとんとしながら、そそくさとシャワーを浴びに向かいました。

(怒られると思ったのに・・・、意外だったな・・・)

・・・・・・・・・・。

シャワーを終えて部屋に戻ると、お母さんは、布巾で掛布団のおしっこの染みを拭き取っていました。

「莉穂・・・あがったわね、シーツはまぁ大丈夫だろうけど、掛布団は・・・、
一応洗濯してみるけど、染みは多分残るわよ。それはもう我慢しなさい」

うんと頷くと、莉穂ちゃんは、どうしても気になって尋ねました。

「お母さん、その・・・、怒ってないの?」
するとお母さんは意地悪く、「怒って欲しいの?」と逆に聞いて来たので、慌てて否定しました。

「・・・はぁ、やっぱり血は争えないのかしらねぇ・・」
お母さんは遠くを見るような表情で言いました。

「お母さん・・それ・・どういう意味?」

「私もね・・・、莉穂と同じで、長い間おねしょとおもらしに悩まされてたのよ」

「・・・それ・・本当!?」
お母さんの言葉に莉穂ちゃんは驚きの声を上げました。

「おねしょは成人式の直前まで、まぁ毎日では無かったけど・・・、お父さんと付き合い始めたのも、高校時代のおもらしがきっかけだったし・・・」

「うそでしょ??」

「こう言うのって、親がそうだと子供もって言うじゃない・・、そしたら、莉穂は案の条、私みたいにおねしょの治りが遅くて、
中学ならまだしも、高校に上がってまで、おねしょするような、私みたいになって欲しくないって思って・・・、
それで、ちょっと中学に上がってからのおねしょには厳しくなっちゃってたわね・・・、ごめんね」

「い・・良いよ、そんな」
お母さんが小さく頭を下げた事に、莉穂ちゃんは戸惑いました。

「お父さんに、窘められたわ、君自身の時の事を思いだしてみなさいって・・、僕は君の事を叱ったりなんてしなかったろってね。
それで、それから気を付けようと思ったら、莉穂のおねしょが止まったから」

「そうなんだ・・・」

「それはそうと、今後の事を話すわよ、紙オムツは後どれだけ残ってるの?」
昔話を切り上げて、お母さんは莉穂ちゃんに聞きました。

「昨日・・買い足したばっかだから・・友達に預かって貰ってる分を合わせると、20枚くらい・・」

「・・良しじゃあそれはまぁ、勿体無いからある間は使い切りましょう、でもそれが無くなってからは、普通のパンツで寝るのよ」

「え・・でも、パジャマが・・・」

「そんなの幾らでも洗濯するわよ、オムツに頼っていたら駄目!でもシーツは毎回はきついから・・、おねしょシート買って来るわ」

「・・・・うん、じゃあそうする」

「良しじゃあ、今晩のオムツは私が履かせてあげるからね~、莉穂にオムツ付けるの何年振りかなぁ」
お母さんはとんでもない事を言って来ました、何か若干楽しそうです。

「い・・いいよ!!パンツタイプなんだから、一人で穿けるし!!」

「遠慮しなくて良いのに、じゃあ・・お父さんか、健(次男)にする?」

「普通に顔殴るけどね・・(^▽^;)」

しかし結局、お母さんの熱意に負けて、莉穂ちゃんはそれから紙オムツが切れるまでの間、
紙オムツを穿かせて貰うのでありました。

(は・・・恥ずかし過ぎる・・・、香織・・良く毎晩平気だなぁ・・・)



こんにちは。

予定を少し遅れて、莉穂ちゃんのお話でした。
お母さんに無事におねしょを告げて、これからは2人でおねしょ克服に励んで行きます。
今回も予想を遥かに超える分量になりました。前後編でも良かった位です。

今回はおねしょと共に紙オムツ描写も多いです。
オムツも結構良いもんだと思い始めたからなのですが、如何でしたでしょうか?
勿論おもらし、おねしょを今後もメインに据えてやって行きますが、香織ちゃんメインの話とか、
紙オムツ話もやりたいなぁと少し考えています。

次回・・・、かどうか分かりませんが・・・。
いよいよ学年の枠を越えた交流・・・を予定してます。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2015/11/30(月) 13:05:22|
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おねしょが治らない姉 その10

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「・・・ん・・・う・・ん」


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じゅっ・・・・


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ぶるぶるっ
「・・・んんっ!!・・・ふぬぅ・・・んんんっ・・」
ぶるっ!!


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じゅわわわ・・・


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しゅうううううううぅぅぅぅうううぅぅ・・~~


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「ふぅ~・・・・はぁ~・・・っ」


c198.jpg
じゅわぁ~・・・・・・・・・・・・


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「スー・・・・スー・・・」



1時間後・・・

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「おねしょしちゃった、ごめんなさい・・・・」

「・・・いや、俺に謝られても・・・」

「私・・・、何でおねしょ・・・治らないんだろう・・・」

「・・・いや、俺に言われても・・・、良いから風呂入って来いよ」

「・・・・うん」



こんばんは。

おねしょ推し第2弾は、おねしょが治らない姉、その10です。
おねしょの瞬間を描くと言う事をテーマに作ってみました。
いかがだったでしょうか?

そう言えば、そろそろ学生さんの夏休みが終わりますね。
祝!学校おもらし解禁!!(←コレこの時期毎回言ってる気がするww)
始業式での校長の長ったらしい無駄話(笑)に耐え切れずに、おもらししちゃう女の子が一人でもいれば良いなぁ・・。
と妄想は膨らむばかりです。

今回はこれで終わります。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2015/08/27(木) 23:01:18|
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