華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

おねしょの元(スイカ)

夏休み中のある日。

皆で遊んでいた、1年生グループの前に、
「スイカ食べに来ない?沢山あって食べきれないのよ」
っと見知らぬおばさんが声を掛けました。

「いえ、結構です」
っと断ろうとした杏奈ちゃんよりも先に、

「スイカ食べたーい!!食べる食べるー!!!」
っと目をキラキラさせて元気な声で答える女の子が一人。
彗ちゃんです。



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「いただきまーす!!」
「全く・・・、普通知らない人に誘われても付いていかないわよ」
「えー、だって悪い人に見えなかったし、実際悪い人じゃないじゃん」
「そう言う問題じゃないでしょ、今回はたまたま良い人だったから良かったけど・・・」
「まぁまぁ、杏奈ちゃん、冷たい内にたべようよー」
「頂きます」
「その、ご厚意に感謝いたします」
「はぁ・・・まぁ良いわ・・・、それよりあんた達、こんなに食べて大丈夫なの?」
「え?何が、まだ夕ご飯まで時間あるよー?」
「そうじゃなくて・・・、おねしょ、殆ど水分でしょコレ?スイカの食べ過ぎで翌日おねしょって良く聞くし」
「ドキッ!!」
「ギクッ!!」
「平気だよー、私はおねしょしないもーん」
「完全には治って無いって話じゃない」
「でももうずっとしてないもん、平気平気ー」
「じゃあまぁ、あんたは別にいいわ、笙湖とれい子は止めといた方が良いんじゃない?」
「う・・・でも、せっかくだし」
「清白さん、私もご厚意を無下にする事は出来ません」
「そこまで言うなら止めないけど、おねしょしても知らないからね」
こうして、おいしくスイカを頂いた1年生の面々。

その翌日のおもらし3人娘はと言うと・・・。



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勿論、おねしょです。



因みに、上の絵では画面上に映っていなかった、風ちゃんと園ちゃんですが。

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最近の状況から、実はかなりひやひやものでした(笑)



こんばんは。

今回は、久し振りにおねしょネタ。

彗ちゃんのおねしょは、実はかなりレア・・・と言うか、初めてかも知れません(多分)
それにしても、おねしょの可能性が高まるのだから、オムツをすれば良いのに、
1年生の面々はとことんオムツが嫌いらしいです。
2年生がオムツに頼りっきりな所があるので、見事なまでの対比っぷり(笑)

おねしょネタで大事な要素の一つに、おねしょの元になる物の存在と言うのがあります。
今回はスイカでしたが、まぁメジャーどころですね。
後は、ジュース。
当ブログ的には無縁ですが、成人女性の場合はお酒なんかは良くある所ですかね。
怖くてトイレに行けない等、恐怖心と言うのも、おねしょの元と言えるかも知れません。
面白い所では、火遊びですかね、前にも書いた気がしますが・・・(^^;
火遊びするとおねしょする・・・、コレはその内書いてみたい気もしますね。

次回こそは、林間学校編を上げたいと思います。
次回分で本編的には終わりにしたいと考えています。(もう途中で切って次回っとするのに適した部分が無いので)
ただ、文章的にはかなりの量になりそうなので、挿絵作成も考えると、次の週末に間に合うかは微妙は所です。
取りあえず書き始めてはいるので、お待ち頂ければと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/08/26(日) 20:41:07|
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決意の行方

「璃燐ちゃーん、そろそろ起きないと学校遅刻しちゃうわよー」
ある日の朝、いつも起きる時間になっても起きない璃燐ちゃんに、
お母さんが部屋の前のドア越しに声を掛けます。

「・・・・」

「璃燐ちゃーん??」

「・・・・」
しかし、璃燐ちゃんは反応しません。

「まさか・・・、今日も?!」
お母さんは訝し気な表情をしながら、璃燐ちゃんの了承も得ずに部屋のドアを開けてしまいました。

ガチャっ!!

「あ・・・、待って!!ママ!!だめぇぇぇええっ~~~!!!!」

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部屋に入るとそこには、ベットに描かれた立派な世界地図の上に佇む璃燐ちゃんの姿がありました。
学校で3回目のおもらしをしてしまった璃燐ちゃんは、緊張の糸が切れてしまったのか、
学校内でオムツにおもらしする事も増え始め、最近ではおねしょも再発してしまったのです。

お母さんは、目に涙を溜めて慌てふためく璃燐ちゃんの姿を見て、ため息交じりに言いました。

「璃燐ちゃんたら、もう・・・、今日もなの、昨日もしちゃったよね?」

「ご・・・ごめんなさい、ママ」
璃燐ちゃんは地図にお尻を付けたままの恰好で小さな声で謝りました。

「璃燐ちゃんもう10歳でしょ?
10歳にもなって、おねしょ布団干さないといけないなんて、ちょっと恥ずかしいよね?」

「・・・うん」

「だから、今晩もおねしょしちゃうようなら、夜も紙オムツ当てようね」

「えっ!!!ちょっと待ってよママ!!!それじゃ私、1日中紙オムツ!!!」
璃燐ちゃんは慌てます。
ただでさえ、1ヶ月間紙オムツで学校生活しなければいけないと言うのに、
夜まで紙オムツだなんて事になったら、ほぼ1日中、紙オムツで生活する事になってしまいます。

「私、赤ちゃんじゃないもん!!そんなの絶対嫌っ!!!」
そう訴える璃燐ちゃんですが、お母さんは聞く耳を持ちません。

「それなら今晩、おねしょをしなければ良いんじゃないかしら?」
ニッコリ笑って言うお母さんに、言い返す事が出来ず、璃燐ちゃんは唇を噛みしめました。

「はいそれじゃあ、早くおっきして一緒にお風呂入ろうねー」

「・・・・うん」
頷くと璃燐ちゃんはお母さんに連れられてお風呂場に向かいました。

(1日中紙オムツなんて、絶対嫌っ、今日の夜は絶対におねしょしない!!
絶対しない!!!絶対の絶対っ!!!おねしょなんてするもんか!!おねしょなんてっ!!!)
お母さんに体を洗って貰いながら、璃燐ちゃんはそう固く決意をしたのでした。

しかし、この世に生を受けて僅か10年の少女の決意は、約24時間後、儚くも無残に砕け散る事になるのでした。



こんばんは。

今回は、やるやると言っておきながら、やっていなかった、
新レギュラーキャラ、水滝璃燐ちゃんのおねしょ話です。
サイドテールと、リボンが無いと少しイメージが違う??

これまで年齢設定が無かったので、今までは小6をイメージして描いていましたが、
一つ下げて小5と言う設定にしました。(10歳にしたのはきりが良いからですw)
小6だと、中学に向けて少し大人を意識すると思うのですが、
小5だと、まだまだ子供かなぁ・・・と思いまして。(どっちも変わらない??ww)
璃燐ちゃんの話は、子供っぽさと言うのを少し意識して行きたいなぁと思っています。

過去のコメントを見て思ったのですが、
自分、「今度やります」とか「検討します」とか書いてあることを、大分やらずにスルーしてる・・・。
言い訳にしか聞こえませんが、適当に返している訳では無く、単純に忘れているだけです。
って結局同じですね・・・・。
リクエストとか、その他色々考えていると、どうもその場でポッと言われた事は抜けてしまいますね。
なので、もし過去に、やるって言ってたのにやってくれてないみたいな心当たりがありましたら、ご連絡下さい。
今後もあり得ると思うので、その場合も是非。

取りあえず、皆さんからリクエストを頂いていて、現在着手中、または今後着手予定の物は以下の通りです。
(ここに書いて無い物は自分の頭の中から抜けています)

pixivリク絵(現在着手中、5~6月中に完成予定)
アリスさんのリクエスト(プロフィール更新が終わり次第着手予定)
パンプキンさんのリクエスト(着手時期未定)
和泉の泉さんのリクエスト(着手時期未定)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/04/02(月) 18:35:06|
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お姉ちゃん、最大の羞恥

2月某日、学校から急いで帰って来た俺は、着替えるなり、
掃除、洗濯、そして夕食の準備と大忙しで家中を駆けずりまわる事になった。

「うへー、シンドイ・・・、こんな事毎日やってるのか母ちゃん・・・」
普段なら自分の部屋で好きな事をしている時間に、
こんな事(家事全般)をしているのには勿論理由がある。

「母ちゃん、ほら・・、雑炊作ってみたから・・・、辛くても食えよ」

「悪いわね・・・」

「俺のが映ったんだからしょうがないだろ、良いからそれ食って薬飲んで寝てろって」

「ありがとう、あの子・・・、お姉ちゃんは?」

「今から行くよ」

「よろしくね、お父さんも帰りが遅いし、今はあんたしかいないから」

「ああ、分かったからさっさと寝て、早くよくなってくれ」

先週インフルエンザにかかった俺は、1週間学校を休んだ。
清白さんの顔を見れない辛い日々を耐えて、ようやく回復したと喜んだのも束の間、
俺を看病してくれてた姉貴と母親にうつってしまい、現在、2人ともダウンしていると言う状況なのである。
親父にはうつってないが、朝が早く帰りも遅い仕事な為、宛には出来ない。

母ちゃんにも作ってあげた雑炊を持ちながら、俺は2階の姉貴の部屋に向かった。

「姉ちゃん起きてるかー?開けるぞー」
ドアの前で大きな声で告げると、中から小さな声で「どうぞ」と言う声が聞こえた。

ガチャ・・・。

ドアを開けると、ベットに横になりながら、Sw〇tchと睨めっこしている姉貴の姿があった。

「姉ちゃん、ほら飯・・・、雑炊作ったから・・・」

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「ありがとー・・・、ゴホッ・・、ゴホッ・・・」
姉貴はSw〇tchから目を離さずに、聞いてるんだか聞いてないんだか分からない様な返事を返した。

「姉ちゃんさぁ・・・、こんな時位、ゲーム止めておとなしく寝てろよ、悪化するぞ」
俺がテーブルに雑炊を置きながらため息交じりに言うと、

「何言ってるのよ、こんな時だからこそ沢山ゲームで遊べるんじゃない・・・ゴホッ」
っと姉貴は得意げに言い放った。

「はぁ・・・」
まぁ、それで状態が悪化しても自業自得だ、もう知らねー。

「私からゲームを取ったら、・・ゴホッ・・おねしょしか残らないし・・・ゴホッ・・ケホッ」

「・・・・自分で言ってて悲しくならねーの、それ??」
呆れながらそう返した俺。
丁度いい、今ので思い出したから今の内から言っておくか・・・。

「今ので思い出したけど、お前、今紙オムツ穿いてる?」

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「はうっ!!は・・・穿いてないわよ、まだ夕方じゃん!!」
俺の言葉に、姉貴は顔を真っ赤にして俺を睨みつけながら言った。

「忘れないように今の内から穿いとけ、
母ちゃんもダウンしてるし・・・、正直、お前のおねしょの始末までしてる余裕ねーからさ」

「う・・・、寝る前にちゃんと穿くから大丈夫よ・・・ゴホッ!!」

「本当か?イマイチ信用出来ねーんだけど」

「そんな事言って、ゴホゴホッ!!今、無理やり穿かせようって言うんじゃないでしょうね!?・・・・ゴホッ、変態!!」

「するかよんな事!!何考えてんだ、そっちこそ変態じゃねーか!!」

「変態に変態って言われたくないわよ」

「・・・はぁ」
しょうもない姉弟喧嘩になって来たところで、俺は姉貴の部屋を出る事にした。

「まぁいいや、とにかくそれ食って薬飲んでおとなしく寝てろよ、
治したきゃゲームはいい加減止めとけ、良いな?」

「はいはいー」
Sw〇tchと睨めっこしながら適当な返事を返す姉を見ながら、俺は扉を閉めた。

「本当に大丈夫かよ・・・」
自分の部屋のドアノブに手を掛けながら、俺は呟いた。

そして、俺のその嫌な予感は見事に的中する事になる・・・。



翌日、朝食を準備して姉貴の部屋に入ると、そこにはベットに包まって震えている姉貴の姿があった。

「おい、姉ちゃん!!大丈夫か!?」
慌てて姉貴に近づくと、姉貴はハァハァと荒い呼吸を繰り返し、相当苦しそうにしていた。
昨日のようにゲームで遊んでいられるような余裕は全く見られない。
状態は間違いなく悪化していた。
周りを見渡すと、昨日の雑炊は殆ど手つかずのままで、相棒のSw〇tchはベットから落ちて、無造作に放置されていた。

「く・・・苦しい・・、はぁ・・はぁ・・・、寒い・・、体が痛い・・・」
今にも死にそうな、弱々しい声で呟く姉貴。

「インフルだからな、体中痛くなるよ、ってか姉ちゃん全然飯食ってねぇじゃんか」

「ごめん・・・、食欲・・な・・・て・・・」

「薬は・・・?」

「・・・・・・・」

「飲んでないのか?ゲームは?何時までやってたんだ・・・」

「・・・・・・」
俺の質問に気まずそうに顔を背ける姉貴。

「答えろ」
何となく聞かなくても想像は付くが・・・。
俺が語気を強めて言うと、姉貴はバツが悪そうに、もの凄い小声で言った。

「・・・・4時」

「はぁ!!ぶっ続けでか!!!」

「うん・・・、流石に頭・・フラフラ・・・してき・・・て、ゴホッ!!
・・・いつの間にか寝ちゃったみたい、
で・・、起きたら何か、ゴホッ・・昨日より辛くて・・・・」

「薬も飲まねーでそんな夜中までゲームしてりゃ当たり前だろ!!!
何度も言ってっけど、少しは後先の事も考えろよマジで!!!
ゲームなんか、治ってから幾らでも出来るだろーが!!!」

「・・・すみません」
俺が叱りつけると、姉貴はシュンとした顔をして小さな声で謝った。

「その様子じゃオムツも穿いてないな・・・」
自分でそう言った瞬間、嫌な予感が頭を過った・・・。

「お前まさか、・・・・してないよな?」

「・・・・・・・」
その質問に、顔を真っ赤にして俯く姉貴。

「・・・・おいおい、マジかよ」

バッ・・・

俺は掛け布団を思い切り捲り上げた。

「嫌ぁ!!!」
とっさに両手で顔を隠した姉貴の寝ている敷布団には、薄黄色の見事な世界地図が所狭しと描かれていた。

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「うう・・・、恥ずかしい・・・、ゴホ・・見ないでよぅ・・・」
小さく震えながら姉貴は言ったが、俺はため息しか出なかった。
何を今更・・・、こちとら姉貴のおねしょなんか見飽きる程見てるっつーの。

「盛大にやらかしやがって・・・、待ってろ、今母ちゃん呼ん・・・」
って、自分で言って俺は途中で気が付いた。

「そうだ母ちゃんも動けねーんだった・・・、姉ちゃん、自分で起きて着替えられるか?」

「・・・う・・・、は・・・ゴホッ・・ゴホゴホッ!!!」
俺の言葉に、姉貴は必死に起き上がろうとするが、全身の痛みとダルさで到底無理そうだった。

「参ったな・・・」
世界地図を前に俺は頭を抱えた。
このままでは余計に状態が悪化してしまうので、一刻も早く濡れた服と敷布団を処理しないといけいない。
でも幾ら姉弟とはいえ、異性に着替えを手伝って貰うのは姉貴も恥ずかしいだろうし、俺だって気まずい。
はぁ・・・、俺が弟じゃなく、妹だったらなんの問題も無いのに・・・。

「・・でも、仕方ねーよな」
悩んでいても時間が無駄に過ぎゆくだけだし、俺は腹を括った。
そもそも、こうなったのは姉貴の自業自得だし、恥ずかしいのは我慢して貰おう、
俺だって恥ずかしいんだから・・・。

「姉ちゃん、恥ずかしいかも知れないけど、俺が着替えさせるから」

「えっ!!はっ!!何言ってるのよ、ゴホッ!嫌よそんなの!!!このスケベ!!!変態!!」
姉貴は滅茶苦茶動揺して拒否して来た。
まぁ、当然の反応ではある。

「お母さん呼んでよ!!」

「母ちゃんも動けねーんだよ、仕方ないだろ」

「じゃあ、お隣の大学生のお姉さんとか、ゴホ・・」

「無理に決まってんだろ、ってかそんな事してインフルうつしたらどうすんだよ」

「ゴホゴホッ・・、じゃあ・・・どうすれば・・・」

「諦めろ・・・、俺だって恥ずかしいんだから、お互い様だ」

「う~~・・・」
ようやく観念したのか、姉貴は小さく頷いた。
俺は濡れタオルを準備すると、姉貴の着替えを始める事にした。

「いい・・、ゴホッ・・・見ちゃ駄目だからね、治った後、殺すから」
パジャマのズボンに手をかけようとした俺に、姉貴は穏やかじゃない言葉をぶつけて来た。

「全く見ないのは無理だぞ、なるべく見ないようにはするけど・・・」

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「なるべく、ゴホゴホ・・ゴホッ、じゃなくて、絶対見るなー!!変態変態変態変態!!!」

「うるせーな!!そもそも誰のせいでこうなったと思ってんだ」

「う・・・、と・・・とにかく見ちゃ駄目!!!絶対駄目っ!!!」

「わかったよもうっ!!とにかく脱がすぞ・・・」
俺は天井を見ながら、勢いよくズボンとパンツを脱がせた。
その後、濡れタオルを手に取ると、天井を見ながらの状態で姉貴の下半身を拭き始めた。

「・・・・・」
しかしこれがなかなか上手く行かない。
手探りでやっているのだから、当然と言えば当然だが・・・。

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「もう・・、どこ拭いてんのよ、ゴホッ!」

「見えてねーんだからしょうがねーだろ!!・・・ったく」
姉貴が文句を言うので、俺は全く見ない方針は諦めて、視線を下に向ける事にした。
その途端、姉貴が殺気に満ち溢れた表情で俺の事を睨みつけたが、俺は無視した。
その内姉貴も抵抗しなくなり、服を脱がせてから10分ほどで、着替えは終わった。
結局、見るなと言われたけど、姉貴の恥ずかしい部分は結構色々見てしまった。

「敷布団の始末するから、その間俺のベットで寝てろな」

「・・・・」

「よっと・・・」
返事をしない姉貴に構わず、俺は姉貴をお姫様抱っこすると、自分の部屋のベットに運んだ。

「・・・よし、やるか」
世界地図に対峙すると、俺は服の袖をまくって後始末に取り掛かった。
この作業は、ほぼ毎日やってるルーチンワークのようなものだ、
テキパキと作業を進めて、再び寝れる状態にするのに時間は掛からなかった。

俺の部屋で寝ている姉貴を再びお姫様だっこすると、姉貴が泣きべそをかきながら小さな声で呟いた。

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「・・・・ありがとう」
さっきは思い切り色んなものを見てしまったので、文句を言われるものだとばかり思っていた。
なので、姉貴の口から出た意外な言葉に俺は自然と頬が緩んだ。

「べ・・・別に良いよ、先週は俺が看病して貰ってたんだし、家族なんだから、助け合うのは当然だろ」

「・・・うん」
再びもとにベットに横になった姉貴は、薬を飲んで素直に眠りについた。

・・・・。



数日後、すっかり完治した姉貴が、通学前の家を出る時に俺に向かってこう言った。

「この前の事だけど・・・・」

「・・・この前って??」

「あんたは何も見て無いし、私は何も見られてない」

「・・・!!」
何の事を言っているのか初め分からなかったが、
そこまで聞いて、あの時の着替えの事だと分かった。

「わかったかしら?」
笑いながら言う姉貴だが、声は全く笑っていなかった。

「あ・・・ああ」

「よろしい」
俺の返事を聞くと、姉貴は一人でさっさと行ってしまった。

「・・・・・・・」
とは言っても、見てしまった事実は俺の中では消える事は無い・・・。

「清白さんのいつも見えてるパンツの内側にも・・・姉貴と同じものが・・・・」

「・・・・・たい」
・・・って、何口走ってるんだ俺はーーーっ!!!!!!

変な事を言ってしまった俺は、その日、一日中自己嫌悪に陥った。



こんばんは。

今回は屈辱の湖さんからのリクエストになります。

おねしょが治らない姉シリーズとしては14作目、
前回から10ヶ月位経ってるみたいです。
・・・時が経つのは早いな。

風邪で休んだ時にここぞとばかりにゲーム、と言うのは、昔の自分そのままですね。
特にインフルエンザの時なんかは、治ってもその後3日は学校にいけないので、ゲーム三昧でした(笑)
今は昔程ゲームはやらなくなりましたが、それでも、最新作とかチェックしたりはします。
(そして買っても殆どやらないと言う・・・)

今回は、当ブログでは初となる、異性がお着替えを手伝うパターンとなりました。
姉弟とは言え、意識しない訳はないでしょうね。
恥ずかしがる姉を描くは楽しかったですが、このパターンは今回限りになるかなぁ・・・、と思います。

ここからは、お知らせと言うか今後の予定というか・・・。

去年までに頂いたリクエストはコレで取りあえず完了しました。
現在は、パンプキンさんと、pixivの方でリクエストを頂いていて、
これから、同時進行でこの2つを進めようと思います。
3月中にパンプキンさんのリクエスト、
4~5月中にpixivのリクの方を完了させたいと思います。(あくまで目標です)

その後は、プロフェール更新の方に取り組みたいと思っています。
今後頂くリクエストに関しましては、プロフェール更新が完了した後の対応とさせて頂きます。
予めご了承下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/02/19(月) 18:00:30|
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最強寒波の影響か・・・

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こんばんは。

関東地方は大雪のあった日からずっと寒い日が続いていますね。
この冷え込みは48年振りらしいです。
っと言う訳で余りに寒いので、きっとおねしょも増えるだろうと、思いついたネタを今回上げて見ました。

風ちゃんはまさかの自宅での失態で、姉としての威厳をどうやって保つのか・・・気になりますね。
会長は・・・まぁ、相変わらずでww
公恵ちゃんの呆れ顔が痛い。

リクエストの進行状況ですが、タルトさんから頂いたリクエストを進めています。
お話の執筆は後半分位です、挿絵作業も含めて、次回には何とか間に合わせたいと思います。
それとpixiv向けの新作の作業も同時進行しています。
次はおもらし絵です。
・・・完成はいつになるか分かりませんが。

最後に、前回募集していた、元クラストップの女の子の名前ですが、
これ以上は新しい案は出ないだろうと判断致しまして、
ここまで頂いた案から決定させて頂きました。

こちらです


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お二方からの案を合わせて。

『水滝 璃燐』と名付けました。

苗字の方は、『滝』つく苗字と言う薄紫の花さんの案を採用しました。
地位の転落と、おしっこの流れ落ちるさまと言うのが、話の展開ともマッチしていて、しっくりきました。
あと、やっぱり『水』は入れたいなと言う事で合わせて水滝としました。

名前の方は、りょうさんの案も、屈辱の湖さんの案も良くて、
相当悩みましたが、お尻ペンペン丸さんの案を採用する事にしました。
最大の理由は、どこか魔法少女的な、何かと戦っているような名前が、
これから、クラスの子達の嫌がらせと戦う事になる彼女の運命と合致していると強く感じた為です。
それと、よりキラキラした名前の方がこの子にあってるし、この子の親ならこういう名前付けそうだと思ったからです。

名無しの一発屋から、小学生ヒロインに上り詰めた、璃燐ちゃん。
今後の活躍にもどうぞご期待下さい。

改めて、名前を提案して下さった皆さん、
本当にありがとうございました。
おかげで、自分ではきっと付けられなかったであろう
とても可愛い名前を付ける事が出来ました。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/01/28(日) 15:18:58|
  2. おねしょ絵
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お泊り会~先輩・後輩編~

旧部室棟3階、一番奥に位置する『漫画・アニメ研究会』
その日は、久し振りに3人の女子会員が全員そろっていました。

「そう言えば副会長、うたプリのDVDって今どうなってます?
その、出来れば貸して欲しいんですけど・・・」
若干遠慮がちに言ったのは、1年生会員の風ちゃんです。

「あ・・・、お・・小山さ・・、それなら・・・あの・・・」

「この前小鹿ちゃんに貸したばっかよ、薄い本数冊と一緒に」
副会長がおずおずと喋る小鹿ちゃんに被せるように言いました。

「あー、そうなんですかぁ、ちょっと残念」
風ちゃんが肩を落とすのを見た小鹿ちゃんは、とても申し訳ない気持ちになってしまいました。

「お・・小山さん、その私・・・、ま・・・まだ、見て無いし・・・、その・・先に、借りて・・・良いよ・・・」

「何言ってるんですか先輩、そんな訳には行きませんよ」

「・・・ご・・ごめん」
小鹿ちゃんが風ちゃんに謝った直後、

「あ・・・っ!!」
風ちゃんは何か思いついたような顔をしました。

「泉田先輩、まだ1話も見てないんですよね?」

「う・・・うん」

「それでしたら、明日先輩の家に行っても良いですか?
明日から連休ですし、2人で一緒に楽しみましょう!!」

「えっ!!」
突然の提案に驚いた小鹿ちゃんでしたが・・・、

「駄目ですか・・、お料理もまた教わりたいですし・・、
それから、その・・・(ここでは出来ない事も・・・)」

「う・・・うん、良いよ」
風ちゃんのひと押しもあって、OKする事にしました。

「やったぁ、ありがとうございます」
風ちゃんは、喜びの声を上げます。

(よーし、DVDと薄い本を堪能しつつ・・、先輩にもっとBLの世界の良さを知ってもらうわよー!!)



そして、翌日。

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「泉田先輩。今日、明日とお世話になります!!」
午後2時頃、小鹿ちゃんの家に到着した風ちゃんは、玄関を開けた小鹿ちゃんに深々とお辞儀をしました。
背中に背負ったリュックはパンパンで、何か色々詰まっている様子です。

「う・・うん、さぁ上がって」

「お邪魔します」
靴を脱ぐと、2階の小鹿ちゃんの部屋に案内されます。

「お・・小山さん、す・・・凄い荷物だね・・・、な・・・何がはいってるの?」
階段を上がりながら、小鹿ちゃんは風ちゃんに尋ねました。

「それはもう色々ですよ!!趣味の合う先輩とのお泊りですからね!!
友達はあんまり私の趣味を理解してくれないですし、何と言うかここぞとばかりにと言うか」

「そ・・、そうなんだ・・・」

「先輩あの・・・、もしかして迷惑でした?」
若干動揺している感じの小鹿ちゃんの様子に風ちゃんは不安になって言いました。

「えっ!!ううん、全然そんな事ないよ。
ただ、小山さんがいつも以上に張り切ってるから・・・、なんかちょっとびっくりしちゃって・・・」

「そうですか、良かった~、
なんか私、一人で飛ばし過ぎちゃったかなって、ちょっと不安になりました」
風ちゃんはホッとした様子を見せました。

「私もクラスの友達とはアニメの話とか出来ないし、今から凄く楽しみ、よろしくね小山さん」

昨日の段階では今日は、風ちゃんは朝から小鹿ちゃんの家にお邪魔して夜には帰る予定でいました。
ですが、風ちゃんが妹の悠奈ちゃんに連絡すると、
何と偶然にも悠奈ちゃんも同じ日に友達を家に誘いたいと言う事でした。
ならいっそお泊りにしようと言う事になり、今回の土日のお泊り会が実現する事になりました。
多分、風ちゃんの家でも、悠奈ちゃん達中学生グループのお泊り会が始まっている頃でしょう。



部屋に入ると、TVの前にはPS3(DVD再生用)がセッティングされていました。

「流石先輩~、準備万端ですね~」

「うん、ちょっと座って待ってて、今お茶・・」
小鹿ちゃんが言い終わる前に、ノックに続いてお茶とお菓子を持った小鹿ちゃんのお母さんが入って来ました。

「あ・・、初めまして、私学校の部活の後輩で、小山風奏といいます。
今日、明日とお邪魔させて頂きます、よろしくお願いします」
風ちゃんは、小鹿ちゃんのお母さんに丁寧に挨拶しました。

「あらあらご丁寧にどうも、うちの子の事、これからもよろしくね」

「あ・・・はい、私こそ先輩にはとても良くしてもらってますから・・・」
風ちゃんは笑顔で応えました。

お母さんが部屋から出て行くと、いよいよDVD鑑賞会が始まりました。

・・・・。

2人和やかな雰囲気でアニメを鑑賞する事約4時間半余り、
10話を消化する頃にはすっかり日も暮れてしまいました。

「う~~ん、面白いけど流石に疲れて来ましたね」

「そうだね、お腹も空いて来たし、中断して夕ご飯の準備しようか・・」
大きく伸びをする風ちゃんに向かって、小鹿ちゃんは言いました。

「はい、私も手伝いますよ!!」

「うん、お願いね」
こうして2人は台所に向かいました。

「昨日話してた通り、今日は、ぶり大根とだし巻き卵、それからけんちん汁を作るね」

「小鹿先生、本日もよろしくお願いします」
テキパキと食材を用意した小鹿ちゃんは、これまたテキパキと3つの料理作りに取り掛かります。
毎日夕ご飯を作る訳ではありませんが、
お弁当は毎日自分で用意しますし(たまに香織ちゃん、莉穂ちゃんの分も作る)
料理同好会の次期会長候補でもある小鹿ちゃんにとっては、これ位は余裕です。

「えっと、まぁ、こんな感じ・・・なんだけど・・・、わ・・・分かった・・・小山さん??」
風ちゃんに教えながらでありながら、とても手早く3つの料理を完成させてしまいました。

「は・・はい、何となく・・・」
以前に教えて貰った時もそうでしたが、
風ちゃんは、小鹿ちゃんの余りの手際の良さに終始感嘆するばかりです。

しかも、味もどこに出しても恥ずかしくない位の一級品。
少しは料理の心得がある風ちゃんですが、現状では小鹿ちゃんの足元にも及びません。

「私もお料理もっと頑張らないと、せめて弟と妹に不味いって言われない位には」
小鹿ちゃん一家と同じテーブルで夕食を取りながら、風ちゃんは決意を新たにしました。

「だ・・大丈夫だよ小山さんなら、私なんかより素質あるから・・・、直ぐに追い抜くよ」
小鹿ちゃんはそう言って、風ちゃんを励ましました。

夕食後、先に2階の部屋に戻った風ちゃんの後を追おうとした小鹿ちゃんを、お母さんが呼び止めました。

「今日来てる子はなかなかいい子じゃない、この前来たギャルっぽい子と違って清楚だし・・」

「ちょっと、お母さん・・・、この前来たって・・・莉穂ちゃんの事?
なに・・・、その言い方・・・、莉穂ちゃんは私の親友なんだよ!!」
突然、莉穂ちゃんと風ちゃんを比べるような発言をしたお母さんに、小鹿ちゃんは苛立ちました。

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「言いたくもなるわよ、ひとの家の家財にあんな事して!!
後で謝罪文は届いたけど、でもだからと言ってもねぇ。
もうあの子は家に呼んじゃ駄目よ!!」

「や・・止めてよお母さん、そんな事言うの・・・」
あの日の事はもう解決したと思っていたのに、
お母さんの中では未だに引きずっていた事を知って、小鹿ちゃんはショックを受けました。

「小鹿、友達はしっかり選びなさい。
あんなギャルっぽい子とあんたが釣り合う訳ないじゃない。
ひょっとしたら小鹿の事、上手い事利用しようとしてるだけかも知れないわよ」
余りにも酷いお母さんの言い分に、小鹿ちゃんは怒りを通り越して悲しくなって来ました。

「莉穂ちゃんはそんな事する子じゃないもん!!もういいよ!!お母さんの馬鹿!!!」
小鹿ちゃんは目に涙を溜めながら2階へと駆け上がって行きました。



「先輩、どうかしましたか?なんか涙ぐんでる??」
部屋へと戻って来た小鹿ちゃんの様子がおかしい事に気が付いた風ちゃんは、心配そうに言いました。

「ううん、目にゴミが入っただけ・・・、続き見ようか」

「はい、いよいよ佳境ですからね~」
ですが、直ぐに調子を取りも出した小鹿ちゃんを見て、風ちゃんは安心しました。
そして、残り3話を1時間ちょっとで見終えました。

「うたプリ全話完走しました~~!!」
風ちゃんはそう言ってその場で大きく伸びをしました。

「面白かったね~」

「はい・・・、さて、ココからですね・・・」
風ちゃんは立ち上がって、ある物を手にするとそれを小鹿ちゃんの前に差し出しました。

「あ・・・、これ・・・、副会長がDVDと一緒に入れてくれた・・・」

「はい、うたプリを題材とした薄いほ・・・、ファンによる同人誌です。
読んでみて下さい、新しい世界が広がりますから」
目をキラキラさせて語りかける風ちゃんはとても生き生きとしています。
今の所、ただのアニメ・漫画好きでしかない小鹿ちゃんを、更なる深み(?)に誘い込む気満々です(笑)

「う・・・うん」
そんな風ちゃんの鬼気迫る雰囲気に押されて、小鹿ちゃんは同人誌を受け取ると、恐る恐る読み始めました。
最初の方は普通に読んでいたのですが・・・。

「!!っ」
小鹿ちゃんにとっては余りに刺激的過ぎるシーンが描かれているページに来たところで、慌てて目をそらしました。

c460.jpg
「お・・・おおお・・・小山さ・・・、この漫画・・・、男の子同士で・・・な・・・何を」

「はい!!そういう本なのでっ!!私ココのサークルのファンなんですよ~、どうですか凄く良いでしょ!?」
ずっと目をキラキラさせっ放しの風ちゃんが小鹿ちゃんに感想を求めます。

「わ・・・わわ私には、その・・・こういうのは・・・ま・・・まだ早い・・・というか・・・なんと・・言うか・・

「そんな事は無いですよ、だって私、先輩よりも年下ですよ」

「そそ・・そ・・それはそうかもだけど、それとこれとは違うというかその、む・・・無理~・・
耳まで真っ赤にした小鹿ちゃんは本を閉じると風ちゃんに返しました。

「む~、流石にいきなりじゃ刺激が強すぎましたか・・・」
少し残念そうに同人誌を引っ込める風ちゃん、諦めたのかと思いきや・・・。

「先輩はこれ位から始めてみましょう!!」
背負って来た、パンパンに膨れたリュクサックから取り出したのは、
何やら数人のイケメン男子のイラストが描かれたゲームのパッケージ。

「お・・・小山さん、それは・・・」

「はい、男の子同士の恋愛を描いたPCゲームのPS3移植版です。
DVDをPS3で見るって話だったので、持って来ちゃいました~」
風ちゃんは、パッケージからディスクを取り出すと、
小鹿ちゃんの意見も聞かずにPS3にディスクを入れてゲーム開始ww

「先輩、頑張って下さいよ~!!」

「いや・・・あの、わ・・・私、こういうゲームは・・・」

「大丈夫です先輩!!先輩は私なんかよりも素質ありますから!!」

「い・・・言ってる意味が、分からないよ・・・」

「あ・・・それと、もう一つ・・・」
風ちゃんは再びリュックから何かを取り出しました。
とても重量のあるそれを、2回に分けて女の子座りをしている小鹿ちゃんの横に置きました。
勿論それとは、風ちゃんのバイブル、ハガレン全27巻(布教用)です。

「返すのはいつでも良いので、必ず読んで下さい!!
絶対面白いですから!!ハガレンを読まないんて、人生損してますからっ!!」

「う・・・うん、ありがとう・・・・」
風ちゃんの勢いに根負けした小鹿ちゃんは、
こうなったらとことん風ちゃんに乗ってやろうじゃないかと決心しました。

・・・・。



BLゲームを始めて数時間、初めこそ戸惑っていた小鹿ちゃんですが、
風ちゃんのアドバイスに従って進めるに連れて、段々と楽しくなって来ました。
そして、日付が変わろうとする頃、一つのシナリオをクリアしました。

「まだ一人目ですけど一応終わりです、先輩クリアーおめでとうございます!!」
風ちゃんは、小さく拍手を送りながら言いました。

「あはは、やってみると結構楽しかった・・・、けどやっぱり・・なんか・・・恥ずかしい・・・かな」
コントローラーをテーブルに置くと、小鹿ちゃんは恥ずかしそうに体を捩りました。

「楽しんで貰えて凄く嬉しいです!!あ・・、これも貸しますので、
是非とも残りのキャラのエンディングも目指して下さい!!」

「え・・・、でも・・・その、私そんなに普段はやってる時間が・・・・」

「別に返すのはいつでも良いですから!!」

「・・・う・・・うん、それじゃあ・・・その・・・
風ちゃんの押しに対して断り切れず、小鹿ちゃんはゲームを借りる事になりました。

(よしよし・・・、このまま順調に先輩をコッチの世界(笑)に引き寄せて・・・。将来的には、2人でコミケ参戦よ~!!)



気がつけば午前1時手前に差し掛かっていました。
小鹿ちゃんの「そろそろ寝ようか?」の一言に風ちゃんも頷き、2人は眠る事にしました。

「小山さん、私と同じベットで良いかな?お客さん用のお布団とか用意して無いから・・・」

「はい、全然問題ありませんよ、と言うより先輩と一緒のベットで眠れて少し嬉しいです」
持参したパジャマに着替えた風ちゃんが笑顔で答えます。

「それじゃあ寝ましょう、・・・ん?」
掛け布団を捲り上げた風ちゃんが敷布団を見ると、あるものが目に留まりました。
広範囲に広がる茶色く変色した染み・・・。

「これって・・・」
自分の家でも、妹の布団で何度も見ているそれは、間違いなくおねしょの世界地図の跡です。

「あ・・・、それはその・・・えっと・・・・・」
何か上に敷いて誤魔化すつもりでいたのですが、その事をすっかり忘れていた小鹿ちゃんは慌てました。
そして、体をもじもじさせながら恥ずかしそうに言いました。

「わ・・・私その、今でもたまに・・・・、お・・・おねしょ・・・し・・・しちゃて、
学校でも・・・、よく・・・、お・・・おもら・・・し・・・するし、あ、あははは・・・」
本当は莉穂ちゃんがやったおねしょの跡でしたが、莉穂ちゃんの為に嘘をつきます。

「そうなんですか、大丈夫ですよ、家の妹もほぼ毎日してて、慣れてますから」

「そ・・・そう・・・なの?」

「はい、もし先輩が今夜失敗しちゃっても、あの時みたいにお世話してあげますから安心して下さいね!!」

「あ・・・、あの時の話は・・・もう良いよう・・・」
こうして2人はベットに入って眠りに着きました。

(・・・先輩にはあんな風に言ったけど、大丈夫かな、私・・・)
目を瞑りながら、風ちゃんは、笙湖ちゃんの家にお泊りした時の事を思いだして考えます。

(大丈夫・・・よね、もともと何年かに1回位ではやらかしてたし・・・。
それが偶然、笙湖ちゃん家で起こっただけ、うんうん・・、きっとそう・・・・)
不安を募らせながらも、いつしか風ちゃんは、既に寝息を立てている小鹿ちゃんに続いて眠ってしまいました。

・・・・・・・。



翌日・・・。

小鹿ちゃんが、窓から指す光の眩しさで目を覚ましたのは朝の8時頃。

「ふぁ~~~」
大きな欠伸を一つした後、右横で寝ている風ちゃんの方を振り向くと、
風ちゃんは既に目を覚ましていました。

「・・・・・」

「おはよう、小山さん・・・」

「・・・・・・」

「小山さん??」
ですが、どうも風ちゃんの様子がおかしいです。
小鹿ちゃんに返事を返す事はおろか、目を合わそうともせずにじっと下を向いて固まっています。

「どうしたの?調子わるー・・???」
そこで小鹿ちゃんは、主に体の右側を中心に違和感がある事に気が付きました。
莉穂ちゃんと一緒に寝た時にも感じた、あの湿った感触です・・・。
小山さんがまさか・・・!?っと信じれられずにいた小鹿ちゃんですが、
顔を真っ赤にして、目に涙を溜めて小さく震えている風ちゃんを見る限り、間違いないみたいです・・。

「小山さん・・・、おねしょ・・・、しちゃった?」

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「・・・・ごめんなさい、先輩・・・、わ・・私・・・」
小さな声でそう言うと、風ちゃんはとうとう泣き出してしまいました。

「大丈夫、気にしないで・・・、取りあえず起きてお着替えしようか?」

「うう・・・、私また・・おね・・・、ひっく・・・ふぇぇぇ・・」

「昨日も話したけど、私もよくするから、
今朝はたまたましなかったけど・・・、だから、気にしないで・・・ね?」

「うう~・・・、ふぇぇ~~~」
なかなか泣き止まない風ちゃんを、その後、何とか落ち着かせた小鹿ちゃんは、
風ちゃんをベットのふちに腰かけさせました。
上着は濡れていませんが、下半身は股間からお尻にかけてビショビショに濡れて鈍い光を放っていました。

(どうしよう・・・、シャワー浴びさせてあげたいけど・・・、
お母さんにバレたら、またネチネチ何か言われる・・・)
昨日のお母さんとの会話を思い出しながら、小鹿ちゃんは考えました。
でも、風ちゃんをこのままにも出来ません。

「小山さんごめんね、シャワー使わせてあげたいんだけど、
お母さんにバレると、その・・・、えっと・・・、
と・・・取りあえず、パジャマとおパンツ脱いで、体拭こうね・・・」
そして、風ちゃんの意志を聞く事も無くお着替えを始めました。
パジャマとパンツのゴムに手を掛けるとゆっくりと下ろして行きます。
風ちゃんは何も言わずに、小鹿ちゃんに身を任せます。
あれだけハイテンションだった昨日の面影は何処にもありません。

「ちょっとお尻上げてね~・・・、はい、脱げたね」
脱がしたパンツとパジャマをベットに置くと、
部屋に置いてあるウェットティッシュを手に取りました。

「ごめんね、タオルじゃなくて・・・。
少しスースーするかも知れないけど、我慢してね・・・」
小鹿ちゃんはウェットティッシュを風ちゃんの大事な所に当てて、優しく拭き始めました。

「ひぁっ!!」
やはり少しスースーしたのか、風ちゃんはたまらず声を出します。
粗方拭くと、小鹿ちゃんはタンスの引き出しからパンツを取り出して風ちゃんの足に通しました。

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「私ので申し訳ないけど、それで我慢してね」

「あ・・・ありがとうございます、先輩・・・」
小鹿ちゃんのパンツを穿いた風ちゃんは、沈んだ顔をして言います。

「パンツは洗ってお返しします、ベットも・・・、ちゃんと弁償しますから・・・、
直ぐには無理ですけど、その・・・少しずつ・・・、はぁ~何やってるんだろ、私・・・」

「い・・・良いよ、良いよ、弁償なんて!!パンツだけ返してくれれば!!
私がした事にして適当に誤魔化すから・・・」
先日の莉穂ちゃんのようなことを言う風ちゃんに、小鹿ちゃんは慌てて言いました。

「取りあえず、服着ないと・・・、体冷やすから・・・」

「・・・はい」
小鹿ちゃんに促されて、風ちゃんは、持参した洋服に着替えました。

「なんか、この前と逆ですね。
でも、先輩にお世話されるって、変ですけどなんか嬉しいです」
そう言って風ちゃんは前髪を弄りました。

「実は私、この前友達の家に行った時も、おねしょしちゃったんです・・・・。
ふ・・・普段はしないんですよ!!でも、何でだろ、私も園ちゃんと同じなのかなぁ・・・」
風ちゃんは、小鹿ちゃんにこの前のおねしょを告白しました。
小鹿ちゃんは「うん、うん・・・」と優しい笑顔で相槌を打ちました。

その後、やっぱりちゃんとおばさんには謝りたいと思った風ちゃんは、
小鹿ちゃんの「そんな事しなくて良い」と言う反対の声を振り切り、下の階に降りて行きました。



「お・・・おばさん、ご・・ごめんなさい、私その・・・、今朝お・・・おねしょをしてしまって・・・・」

「・・・えっ!!」
それを聞いたお母さんは、徐々にその顔を歪ませて行きました。

「あ・・・あなたね、今何歳になったの?
この前の子と言い・・・、いい年しておねしょって・・・、
はぁ~~・・・もう・・・、言いたくないけどいい迷惑よ、分かる?」
流石によその子に対して本気では怒れないと言った感じで、お母さんは歯痒さを滲ませました。
情けなさと申し訳なさで一杯になり、下を向いてスカートの裾を握りしめる風ちゃん。
そんな風ちゃんを見ていられなくて、小鹿ちゃんはお母さんに言いました。

「そんな言い方しないでよ、お母さん!!
私だって、学校で一杯おもらしして皆に一杯迷惑かけてるよ!!
小山さんなんかよりもよっぽど!!」

「小鹿・・・」

「それに小山さんは私がおもらしした時に、優しくお世話してくれたの、
そんな小山さんが私のベットでおねしょしたって全然良いよ!!」

「・・・・」

「莉穂ちゃんも、小山さんも、私の大切な友達なの!!
おねしょが何!?見た目がギャルっぽいから何!?
私はそんな事で人を比べたりしない・・・・」
そこまで言うと、小鹿ちゃんは口籠りました。
そして目に涙を溜めながら続けました。

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「わ・・・私・・、私の・・・大切な友達に対して・・・・
友達を選べなんて・・・・、お母さんには言って欲しくなかった・・・・」
最後まで言い切ると、小鹿ちゃんの頬に涙が伝いました。

「ご・・・ごめんなさい小鹿、私はただ、あなたの事を思って・・・」
暫くの沈黙の後、お母さんは泣いてしまった小鹿ちゃんを抱き寄せて謝りました。

「ううん・・・、分かってくれたんだったら、それで良いよ・・・」

それからお母さんは、先程までが嘘のように風ちゃんに優しく声を掛けて、シャワーを浴びに向かわせました。
そして、残りの時間も2人で楽しく過ごしました。
帰り際、風ちゃんは、お母さんに洗濯して貰ったパンツとパジャマを受け取りました。

「今度来るときは、ちゃんとオムツとおねしょシート持って来ますね」
玄関で小鹿ちゃんにこう告げると、風ちゃんは家に帰って行きました。

(それにしても、朝のやり取り・・・・)
帰り道を歩きながら、風ちゃんは、朝の小鹿ちゃん親子のやり取りを思い出して考えました。

(聞いてる感じだと、先輩がおねしょしてるって言うのは、嘘よね。
私と先輩の友達の為に、嘘ついてたんだなぁ・・・、
本当、先輩って優しいって言うか、お人好しって言うか・・・・)
でもそんな泉田先輩の事が大好きだと、風ちゃんは改めて感じたのでした。



こんばんは。

大変遅くなりましたが、リクエスト頂いていた。
風ちゃん、小鹿ちゃんのお話です。

今回は、腐女子全開(笑)な風ちゃんとその道に引きずり込まれそうな小鹿ちゃんが見どころですね!ww
自分もその昔、漫研のような所(正確には違いますが)に所属していて、
それまで、碌なオタ知識、エ※知識を持ち合わせていなかったのですが、そこで後輩からそうした知識を色々と教わりました。
何せ※ロに関しては普通におもらしにしか興味が無かったので、(まぁ、それは今もですがww)
本当基本的なエ〇単語すら知らず、思い切り馬鹿にされましたよ・・・(^^;
何で今回の小鹿ちゃんは、当時の自分がモデルになっています。
・・・と言うか、小鹿ちゃん自体、かなり自分に近しいキャラですけれど。

って、そんな事はともかく、後はおねしょと後始末も頑張りました。
小鹿ちゃんはお世話も本当に板について来ちゃったなぁ・・・、どうしよ(^^;
お母さんにハッキリ言い返したシーンもお気に入りです。
小鹿ちゃんは、登場当時から考えると一番成長したんじゃないかなと思います。
違う意味では莉穂ちゃんもww
他のキャラの成長も今後、もっと描いて行きたいです。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2017/06/18(日) 23:34:33|
  2. おねしょ絵
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お姉ちゃんは頑張った(自分の為に)

新学期が始まって3週間余り経った、ある日の放課後。

私は一人、春の陽気に負けない位ウキウキした気分で、
最寄りのゲームショップに向かっていました。

その日は、全国的な人気を誇る某RPGの予約開始日なのです。
この時をずっと待ち望んでいた私は、朝からずっとその事で頭が一杯で、
授業の内容なんか、全く頭に入りませんでした。

「急げ!!急げ!!急げ~!!」
早く発売日にゲット出来ると言う安心感が欲しい。
そう思う余り、私は自然と駆け足になりました。

「はぁ・・、着いたぁ・・・」
ゲームショップに着いた時には息も絶え絶えになっていました。
お店に入り、一目散に予約をしようとすると、
レジの横に予約に関する注意書きが示された張り紙が張ってありました。

「えっ・・・、ええぇ~~~っ!!」
それを見た私は、その場で固まってしまいました。

『ご予約はお一人様1点限り、お金は全額予約時の前払いとさせて頂きます』

(うそぉ~~!!前までこんな事なかったのに・・・・)
高校2年生にもなって、未だに毎晩のようにおねしょをしている私の僅かなお小遣いは、
殆どが紙オムツに形を変え、おしっこを吸って消えて行きます。
なのでこの時、お財布の中に入っていたお金は、僅かに1000円程度。
取りあえず予約だけ済ませて、発売日までの3ヶ月間で何とかしようと思っていたのに・・・。

(これじゃ予約出来ないじゃない!!!!
どうしよう・・・、早くしないと発売日にゲットできなくなっちゃう)
某RPGの最新作を発売にゲット出来ないなんて、ゲームを愛する私にとってかなりの痛手です。
誰よりも早く謎を解き、パソコン部の皆やクラスメイト(主に男子)に、
攻略法を伝授するのが私に課せられた使命だと言うのに・・・。



「もう~~~っ!!!」
苦虫を噛み潰したような表情をして自宅に帰ると、
私は、制服を着たままベットに倒れ込みました。
今朝は珍しくオムツ未着用で失敗せず、湿り気一つない感触を全身に感じます。
茶色っぽい染みは至る所にあるけど・・・、それはまぁ・・・見て見ぬフリ。

(折角、パンツで寝ておねしょしなかった気持ちの良い1日だったのになぁ・・・)
その後暫く、予約出来なかった悔しさに落ち込んでいましたが、
クヨクヨしてても仕方がないと思って、ベットから起き上がりました。

「はぁ~~、余り気は進まないけど・・・・」
着替えを済ませた私は、ある作戦決行の為に、向かいの部屋のドアを開けました。

「ねぇ、ちょっと良い?」
向かいの部屋にいるのは、同じ高校に通う、私の一つ年下の弟です。

「・・・良くねぇよ、出てけ!!」
寝転がってスマホを弄っていた弟は、私と目が合うなり心底嫌そうな顔をして言いました。
毎度毎度、実の姉に向かって、何て言う態度なのよ~~っ!!

「っつーか・・・、ノックしろって言ってんだろ!!何度も言わせんなよマジで!!」
弟は起き上がると、後ろ髪をかき上げました。

「ごめんごめん、それよりあんた、今なんか困ってる事とか無い?」

「は?」

「可愛い弟の為に、この心優しきお姉ちゃんが一肌脱いであげるっ!!」
私は両手を腰に当てて誇らしげなポーズを取りました。

「・・・・・」

「腰とか揉もうか?それとも肩??勉強でわからないとことか無い???」

「はぁ~~」
弟は呆れ顔でため息を一つ溢しました。

「ほら、遠慮しないで・・・、あっ、エッチな事は駄目だよ!!!」

「姉のおねしょが治らなくて超困ってます。今すぐおねしょを治して下さい・・・」

「嫌っ!!ちょっ馬鹿っ!!!真面目に答えなさいよ!!!」
私は顔を真っ赤にしながら叫びました。

「言っとくけど、金なら貸さないぞ」

「えっ・・・」
弟の言葉に私は固まりました。

「確か今日、例のRPGの予約開始日だったよな、
大方金が足りなくて予約出来なかったから、俺に金借りようと思ってるんだろ」

「う・・・」
弟の言う通り・・・。
さっき言ってた作戦とは、何とかして弟からお金を借りる事だったのです。
それにしても弟よ、お主少々鋭過ぎはせぬか・・・。

「分かってるなら話は早いわ、お願い、ほんの5千円程・・・。
来月お小遣い入ったら必ず返すから!!」
開き直った私は、両手を合わせて深々と頭を下げてお願いします。

「信用できない、殆ど紙オムツ代で消えるじゃんか、姉貴の小遣い」

「買わずに節約するもん!!だから大丈夫だよ、お願いっ!!」

「穿かずに(おねしょ)されたら俺が迷惑するんだよ!!節約とか考えんな」

「じゃあどうすれば良いのよ!?」

「諦めろ」

「酷い・・、酷いよ・・・、こんなに頼んでるのに・・・」
無慈悲な弟の言葉に、私は悲しくて涙が出そうになりました。

「私からゲームを取ったら一体何が残るって言うのよ」

「おねしょ」

ボコッ!!!
私は即答する弟をぶん殴りました。

「痛ってっ・・・何すんだてめ・・・」

「言って良い事と悪い事があるでしょ!!!もう良いわよ!!」
弟に背を向けると私は、部屋を出ました。

「本当デリカシー無いわね!!そんなんじゃ一生、清白さんに振り向いて貰えないんだから!!」

「す・・清白さんは関係ねーだろ!!・・・って、アレ!?何でお前その事知って・・・え?」

バタン!!
動揺する弟に構わず、私はドアを閉めると、自分の部屋に戻りました。

(何が、「何でその事知って・・・」よ、
知らないフリしてるだけで、あんたの事なんか全部知ってるつーの・・・)
っとそれはそうと、これで頼れる宛は潰えてしまいました。
お母さんは論外、お父さんは私には甘いから、
何とかしてくれるかもしれないけど、お母さんにバレた後が恐いし。

(とりあえず、今は私に出来る事をやるしかないわよね・・)
私に出来る事、それは紙オムツを節約してお金の出費を抑える事です。

(まだストックはあるけど・・・、良しっ!
今日もパンツで寝よう、おねしょしなければいいんでしょ、
・・・今朝はしなかったんだもん、きっと大丈夫!!)
少しでもオムツを節約するべく、私は2日続けてパンツでの就寝に挑みました。



翌朝・・・。

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「いつもながら・・・、見事な世界地図だな・・・」
私からの報告を受けた弟が駆けつけると、
ベットに広がる世界地図を見つめながら、やれやれと言った様子で言いました。

「う・・・うるさいな!!とにかく時間が無いから手伝ってよ!!」
パジャマの背中をびしょびしょに濡らした私は、恥ずかしいのを必死にこらえて言います。

「てかお前、オムツまだ残ってるじゃん・・、何で着けねーんだよ」
ベットの横の紙オムツストック置き場を指さして弟は言いました。

「だって・・・、少しでも節約しようと・・・」

「節約とか考えるなって昨日言っただろ!!俺がこうして迷惑するんの!!」

「だって・・・、だって・・・」

「だってじゃねーよ、しちゃうもんは仕方ねーんだからさ、ちゃんと着けろよな」

「ごめんなさい・・・」
実の弟におねしょパジャマで謝る私、何と言う屈辱・・・。
まぁ全面的に私が悪いんだからしょうがないけど・・・。

「くせぇから早く風呂入って来いよ、布団はやっとくから」

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「・・・・」
トボトボと、私はお風呂に向かって歩きました。
女の子に向かって、くせぇって・・・、
デリカシーって言葉知らないんじゃないの、アイツ。



その日の放課後、
私は、とある総合病院に足を運んでいました。
そこは県内でも有数の規模を誇り、
あらゆる病気の患者さんが日々訪れている所です。
勿論、外来だけではなく、入院患者もいます。

私は受付に診察券を渡すと、泌尿器科の待合所に行きました。
生まれてこの方、おねしょが治らない私は、
中1の時に親と一緒にこの病院に相談をしにやって来ました。
担当の先生と共に1年程、一通りの事をして改善に努めましたが、
どれもあまり効果が得られませんでした。
精密検査でも異常は見られず、打つ手はもう残ってはいません。
それでも月に一度、報告と今後の方針を話し合うために、
今でもこうして通っているのです。

「・・・・さん、どうぞ」
名前を呼ばれた私は、診察室に入りました。

「こんばんは~、っで最近はどんな具合?」
ニッコリと私に笑顔を向ける女医さん。
かれこれもう約5年の付き合いです。
初めてあった時30半ば位って印象だったから、
そろそろ40歳になったのかなぁ・・・。

私は1ヶ月間のおねしょ頻度等を話します。
それから先生の質問に答えます。
最近は診察と言うよりほぼ世間話のような感じで、
先生と楽しく10分ほどおしゃべりして終わりです。
それで良くなるんだろうか?
と言う気持ちは少しありますが、先生との会話は嫌じゃないし、
先生も先生で、会話中にカルテにペンを走らせているから、
まるで考え無しって訳じゃないと思います。(多分)

「じゃあまた来月にね・・」

「はい、それじゃあまた・・」
その後お会計を済ませた私は、病院を出ようとしました。

その時、同じ学校の制服を着た女子生徒が、出口に向かって歩いて来るのを目にしました。
こんな所で同じ学校の人を見かけるのは珍しい事なので、私はマジマジとその子の事を見つめました。

「ってあの子!?まさか・・・!!」
一瞬目を疑いましたが、銀色のセミロングのあの髪形は間違いありません。

「清白(すずしろ)さんだわ、何で病院に・・・?風邪かしら???」
考え混んだ私ですが、そこに存在しているのは、まぎれも無い事実です。

「待って・・・、コレって、チャンスなのでは!?」
ゲームの予約を諦めきれない私は、ここである事を思いつきました。

(アイツの様子を見た感じだと、殆ど清白さんと会話も出来てないみたいだし、
上手い事話すきっかけを作ってあげる事が出来れば・・・。
恩に着せ・・・、感謝されて、お金を貸してくれるに違いないわ)
などと企んでいると、清白さんはとっとと病院から外に出ていってしまいました。

「あ・・ちょっ・・・、行かないで!!」
慌てて私は清白さんの後を追いました。



清白さんの後を追ってから数分、人通りの少ない通りに入った所で、
私は、勇気を持ってある作戦を決行しました。

それは・・・・。

「うわぁあああ~~、そこの人~~」

「・・・えっ!!」

「あぶなーーいっ!!」

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ドンッ!!

私は、前を歩く清白さんに思い切り体をぶつけました。
私も清白さんもその場に倒れ込みました。

「痛ったぁ~~、ちょっと気をつけなさいよ!!」
清白さんは鋭い目つきで私を睨みました。

「ご・・ごめんなさい、急いでいるので」
軽く謝ると、私はそそくさとその場から走り去ります。
その時、さり気なくある物を置いて行きました。

(清白さん、お願い・・・気づいて!!)

「ってちょっと、あなた落とし物してるわよっ!!
待って・・・!!待ちなさいって・・・・」

(良しっ!!)
心の中で、私はガッツポーズをしました。
清白さんの声には気が付かない振りをして、
私は清白さんが追って来れない所まで走り続けました。

・・・・。

「はぁ・・はぁ・・・、作戦成功・・・・」
私が置いて来たものは、生徒手帳。
古典的な作戦ですが、これで清白さんは生徒手帳を届けに私の家に来るはずです。

「アイツ・・、もう帰ってる頃よね。電話しておこうかしら」
呼吸が落ち着いて来たところで、私は鞄から携帯電話を取り出して、弟に電話を掛けました。



外が少し夕焼け空になってきた頃、
自室でゴロゴロしていた俺の携帯に、姉貴から電話が掛かって来ました。

「何だ?こんな中途半端な時間に・・・?」
LINEじゃなく、わざわざ電話してくると言う事は、よほどの事なのかもしれない・・・。
不安を感じながら通話ボタンを押しました。

「どうした姉ちゃん!?何かあったのかっ!!」

「うわっ!!大きな声出さないでよ、ビックリするじゃない・・・」
・・・などと、人の心配をよそにほざいているので、どうやら身の危険は無いみたいです。

「・・・んだよ、脅かしやがって」

「驚いたのはこっちよ!」

「何の用だよわざわざ電話なんかしやがって、そろそろ暗くなんぞ、早く帰って来いよ」

「あんた、清白さんの事が気になってるのよね」

「なっ・・・」
清白さんの名前が出て、俺は動揺しました。

「そ・・それがなんだって言うんだよ!!ってか昨日も言ったけど、何でお前が知ってー」

「今から家に来るって言ったら・・・。あんたどうするぅ~?」
姉貴は妙な口調でそう言いました。

「はぁ・・・、何言ってやがる・・、く・・来るわけ無いだろ」

「来るのよそれが、後は上手くやんなさいよね。
私のおかげだからね、私の!!私に感謝してよ、ねぇ、ちゃんとしてよ!!」

「なんなんだよ、うぜーな!!」

「それじゃね、私のおかげだからね!!」

ガチャ!!
言いたい事を言うと、姉貴は一方的に電話を切りました。

「どういう事だ・・・?家に清白さんが来る???」
嘘を言っているようには聞こえませんでしたが、姉貴と清白さんに接点なんてないし・・・。
理由もなしに家に清白さんが来る訳が・・・。

そして、期待と不安が入り混じりながら考える事、数十分・・・。

ピンポーン

「まさか・・・、本当に!?」
インターホンが鳴ると、俺は一目散に玄関へと向かいました。

「は・・・はい、どちら様でしょうか?」
緊張で声が上ずってしまう俺。
これで新聞屋とかだったらスゲー恥ずかしい・・・。

「すみません、私こちらにお住いの方の生徒手帳を拾った者でして・・・」
普段めったに聞けない丁寧な口調で話すこの声は、間違いなく清白さんです。

(ま・・・マジで来たー!!)

「も・・もしかして、す・・・清白さん?
お・・・俺だよ、俺、同じクラスの・・・」

「え・・・?もしかして、あんた・・・」

玄関を開けて、俺の目に飛び込んできた清白さんは、
左手で口元を押さえて驚いたような顔をしていました。
・・・ああ、それにしても、いつ見ても清白さんは可愛いし綺麗だなぁ・・・。
まさにこの世に舞い降りた天使・・・、いや女神様!!

「成程、どうりで見た事ある苗字だと思ったのよね、コレ、あんたのお姉さんの?」
清白さんは右手に持った生徒手帳を俺の方に向けながら言いました。

「え・・ああ、そうです」

「なら、あんたに渡しとくわね」

「あ・・・その、わざわざありがとう」
生徒手帳を受け取ると、俺はお礼を言いました。

「さっき歩いてたら、いきなり後ろからぶつかって来たのよ、あんたのお姉さん。
その時に落としていったのよ、呼び止めたのに気づかずに行っちゃうし。
何をそんなに急いでたか知らないけど、危ないわよマジで、見てよほら、足擦り剥いちゃった・・・」

「えっと、本当にごめん。
後で俺からもきつく言っておくから・・・」

(そう言う事か・・・)
清白さんの説明で大方理解しました。
俺に恩を着せる為に、あの馬鹿姉貴は猿芝居にうって出たようです。
しかも今どき素人小説でも使わないであろう超古典的手法の・・・。

「じゃあ、私帰るわね」
用は済んだとばかりに、清白さんは踵を返しました。

「え・・・あ・・・、ちょ・・ちょっと待って!!」
そんな清白さんを俺は慌てて呼び止めました。
理由はどうあれ、姉貴が折角俺に与えてくれたチャンス、
このまま終わらせる訳には行きません。

「日も暮れて来たし、その・・、家の前・・・、ち・・・近くまで送るよ」

「は?舐めないでくれる、私そんなにヤワじゃないわ」

「まぁ、そう言わないでよ、姉貴が足にケガさせたお詫びって事で・・・。
何もしないままじゃ、俺の気が済まないしさ・・・」
本当は、もう少し一緒にいたいだけですが、
最もらしい理由を言って、清白さんに願い出ました。

少しだけ悩んだ清白さんですが、直ぐに俺に目を向けて言いました。

「じゃあ、お願いするわ。少し話したい事も有るし」



大分日が暮れて来た道を、俺は清白さんの少し後ろをついて歩きました。

「あの・・・、清白さん、話したい事があるって言ってたけど・・・」

「え・・・あ、うん、えっと、間違ってたら悪いんだけどさ・・・」
清白さんは前置きしてから続けて言いました。

「あんたのお姉さん、笙湖と同じで、おもらしとかおねしょとかしちゃう人?」

「え・・・それは、まぁ、なんて言うか・・・」

「あ・・、いや答えたくないなら良いけど・・・」
清白さんは慌てて、両手をぶんぶん横に振って、変な事聞いてごめんと言う仕草をしました。

「お・・・おねしょが・・・、ちょっと・・・」
姉貴に悪いと思いつつ、清白さんなら大丈夫だと信じて言いました。

「やっぱりね・・・」
清白さんは納得したと言った顔をしました。

「実はね、拾った生徒手帳に紙オムツを買った時のレシートが挟まってたから、もしかしてと思って。
ごめんなさい、ポケットに入れようとした時に、そのレシートが落ちてたまたま見ちゃったの」

(あの馬鹿!!何てとこにそんなやばいレシート挟んでんだよ。
外だから良かったものの、校内でそれが発見されたらどうなってたか・・・)
俺は冷や汗交じりに清白さんの話を聞きました。

「それじゃあ、あんたも色々苦労してるんでしょうね、お姉さんの事で・・・」

「うん・・・、まぁ、それなりに・・・」

「世間は狭いわね、まさか、クラスメイトに私と同じような苦労をしてる人がいるとは思わなかったわ」
清白さんは、俺に笑顔を向けて言いました。
な・・・なんか、良い感じな気がする・・・。

「それでなのね、あんたちょくちょく私達の事見てたでしょ」

「え・・・!!」

「気づいてないとでも思った?」
清白さんは得意そうな顔をして言います。

「私と笙湖の事見て、自分の事みたいに感じてたんだ?」

「えっ・・・、えぇ~~と」
水出さんがやらかした時は、基本皆注目するけど、
確かに俺はそれ以外の時でもちょくちょく見てました。
でもそれは、そう言う事では無くて・・・。
見当外れの見立てに、俺は少し焦りました。

「まぁ、お姉さんの事で何か悩みがあったら言ってよ、男子にはわからない事も有るだろうしね」

「それは・・・それで、そのありがとう・・・。
でも、えっと、俺が清白さん達を見てたのはそう言う理由じゃなくて・・・」

「え・・・?」

「その・・・」
このタイミングを逃す訳には行かない。

「あんた・・・まさか」

「俺・・・、俺は・・・」

「笙湖の事が好きなの?」
c450.jpg
「・・・・えっ!!!」
俺は頭の中が真っ白になってしまいました。

「やっぱりそうなのね、そうか~あの子をね~、
そうなんじゃないかな~ってちょっと思ってたのよね」

「ち・・違う・・・、あの・・」

「私もいつまであの子の面倒見て上げられるか分からないし、
おもらしに理解のあるあんたなら、私も少しは安心だわ」

「あの・・・だから・・・」
俺に構わず、清白さんは、話を進めて行きます。

「でも、笙湖へのアプローチに私を頼らないでよね。
男なら、自分の力で何とかしなさい」

(そんなつもりさらさら無いし!!
俺は、目の前にいる君の事が好きなんだ~~っ!!)
・・・と言う心の叫びを、結局最後まで声に出すことは出来ませんでした。

・・・・・・・・。

「はぁ~~、めっちゃ勘違いされたし・・・・」
清白さんと別れると、俺はガックリと肩を落として家に戻りました。



部屋に戻って暫くすると、帰って来た直後の姉貴が、制服のままノックもせずに部屋に入って来ました。

「どうだった、上手く行った?」
若干ウキウキした様子で、姉貴は言います。

「ほらよ、・・ったく、余計な事しやがって・・・」
生徒手帳を姉貴に返しながら俺は悪態をつきました。

「アレ?進展無し?でも私のおかげで沢山話せたでしょ!?感謝した??ねぇねぇ!?」

「はぁ~~~」
勘違いされたけど、距離が縮まったのは確かだし。
それも、この臆病な姉貴が勇気を出してくれたおかげです。
まぁ、ここは素直に恩に着せられてやるとしよう。

「分かったよ金だろ、しょうがねぇな貸してやるよ」

「本当!!やったやった~~っ!!」
姉貴は、まるで子供のようにはしゃぎ始めました。

「明日予約して来よ~っと、早く明日にならないかなぁ~~~」



そして翌朝。

c451.jpg
「何でオムツ着けねーんだよ!!」
俺の目の前には、世界地図の上に座る姉貴の姿がありました。

「だって・・・、少しでも節約を・・・」

「金貸したんだからもう良いだろー!!」



こんばんは。

今回は約10ヶ月振りとなる、おねしょが治らない姉です。
シリーズとしては13作目・・・だと思います。
久しぶりと言う事で、2回やらかして貰いました(^-^)
ちょっと長いですが、GWのお供に(笑)

さてさて、弟君と杏奈ちゃんとの関係は、縮まったんだか遠くなったんだか・・・。
何気に湖の野郎達は、恋してる率が高いんですよね。

弟→杏奈ちゃん
鈴木君→彗ちゃん
副会長→神前生徒会長
ってどれも、男が一方的にだなぁ、脈有りは彗ちゃん位か今の所・・・。
今後の恋愛模様は・・・、余り描かれないでしょうが、ご期待下さい(どっちだw)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2017/04/29(土) 22:13:09|
  2. おねしょ絵
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加治純佳ちゃんの憂鬱な半日

「お・・・、おはようお母さん」
朝、目の下にくまを作り神妙な面持ちで話すのは、加治純佳(かじすみか)ちゃん、
悠奈ちゃんのクラスメイトで超お嬢様な女の子です。

「どうしたの純佳ちゃん?随分早いじゃない・・・、
それに、やけに眠そうに見えるわね、夜更かしでもしたの?」

「え・・・、うん、ちょっとね、ふぁ~・・」
お母さんの言葉にあやふやな返事を返すと、純佳ちゃんは続けて言いました。

「お母さん、今日ってさくら、お休みだっけ?」

「さくらさん?特に連絡も来てないし、
いつもの時間には来ると思うけど、それがどうかしたの??」

「え・・っ!?べ・・・別に何も・・・」
純佳ちゃんは慌てて言うと、猛スピードで身支度を整えました。

そして、

「行って来ます」
いつもより1時間近くも早く家を出ました。



(はぁ~~、結局殆ど眠れなかった・・・。どうしよう、何とかしないと・・・)
純佳ちゃんが悶々と頭を悩ませながら登校していると・・・。

「げっ・・・!!さ・・・、さくら」
丁度、純佳ちゃんの家に向かう所だった、
加治家に仕える使用人のさくらさんと遭遇しました。

「お嬢様、おはようございます、今朝は随分お早いのですね・・・。
朝食を準備出来なくて、残念です」
さくらさんは、本当に残念そうに言いました。

「そ・・・、そんなの別に良いわよ。
それよりさくら、昨日言いそびれちゃったけど、今日はその、特別休養日なの・・・。
だから家には来なくていいわ」

「・・・は?」
バツが悪そうに話す純佳ちゃんに、さくらさんは何とも言えない表情をしました。

「奥様からは、そのようなお話は聞いていませんが・・・?」

「あ~えっと、お母さんからさくらに言っといてって言われてたのを、うっかり言うのを忘れちゃってね・・・」

「それなら昨日の内にお電話をくだされば良かったのでは?なぜ今頃になってそんな事を・・・?」
さくらさんの話し方がきつくなってきました。

(やば・・・、完全に嘘だってバレてるし、めっちゃキレてるし・・・)
生まれた時からさくらさんの事を知る純佳ちゃんには、さくらさんの今の心理状態が理解できました。

c426.jpg
「お嬢様、奥様に確認を取ってもよろしいですか?」
さくらさんは、スマホを取り出しました。
純佳ちゃんの事をじっと見つめ、噓だったらただじゃおかないと表情(かお)に書いてありました。

(うっ・・・)
純佳ちゃんは、さくらさんのその表情にビビッてしまいました。

「ご・・・ごめんなさい、嘘です」
純佳ちゃんの言葉に、さくらさんは一つ大きく息を吐きました。

「お嬢様、どう言うつもりですか?」

「えっと・・、その・・・」

「私が家に来ると何が不都合でも?」

「そ・・、そんな事ないわよ、た・・ただの冗談よ冗談・・・」
笑いながら純佳ちゃんは言いました。

「そう言うのは関心出来ませんね?奥様の朝食の準備がありますので、
今回は許しますけど、次は容赦いたしませんので、そのつもりで・・・」
さくらさんは、純佳ちゃんを睨みつけました。

「あ・・、は・・・はい」

「それでは、失礼致します」
一礼すると、さくらさんは家に向かって歩いて行きました。

(はぁ~、やっぱりさくら、怒ると超恐い・・・。危うくまたチビる所だったわ・・・)

さくらさんが加治家に仕えるようになったのは、純佳ちゃんが生まれるよりもずっと前、
純佳ちゃんのお母さんが、まだ学生の頃でした。
お母さんが仕事で多忙な事もあり、
純佳ちゃんが生まれてからの面倒は、ほぼさくらさんが見ていたと言っても過言ではありません。
お母さんはおおらか過ぎる性格で、他人は勿論、実の子供であっても、叱りつけたりする事ができません。
そんなお母さんの性格を知るさくらさんは、本来は自分が出る幕ではないと承知の上で、
純佳ちゃんが問題を起こした場合、お母さんに代わって純佳ちゃんを叱りつけて来ました。

しかし、さくらさんの叱責は滅茶苦茶恐くて、これまで純佳ちゃんは何度も泣かされて来たのです。
泣いたって、ちゃんと反省するまで、さくらさんは許してくれません。
恐過ぎて、泣くだけでは飽き足らず、おもらししてしまった事も何度もありました。

(うう、この程度であの迫力なのに・・・、昨日の夜の事がもしバレたら・・・)
さくらさんの後姿を見つめながら、純佳ちゃんは大きなため息を付きました。

純佳ちゃんが何に気が滅入っているのかと言うと。



時間を遡る事、数時間前の昨日の夜11時頃・・・。
純佳ちゃんは寝る前に、ちょっとした悪戯心から使用人の休憩室に入って部屋を探索し始めたのです。
そこで、食器棚にとても綺麗なティーカップを見つけました。

(これ、おばあちゃんがさくらにプレゼントしてた奴だわ、確か誕生日プレゼントにって・・)
興味を持った純佳ちゃんは、手に取って見ようとカップに手を伸ばしました。
しかし、うっかり手を滑らしてしまい、カップは食器棚から床に真っ逆さま・・・。

そして・・・。

パリーン・・・・。

「!!!!!!!!」
純佳ちゃんは両手で口元を押えて絶句しました。

(やば・・・、どうしよう・・・、どうしよう・・・・)
割れたティーカップの破片をかき集めて袋に入れて、事後処理は済ませましたが、
明日、さくらさんがこの部屋に入れば、間違いなくカップが無い事に気づくでしょう。
誤魔化しても純佳ちゃんが割ったとバレるのは時間の問題です。

(明日、正直に話して謝ろう・・・怒られるかもしれないけど・・・)
っと一度は考えた純佳ちゃんでしたが・・・・。

(・・・怒られるどころじゃ済まないかも。
さくら、おばあちゃんの事、超尊敬してるし・・・。
理由が理由だしなぁ・・・、バレたら超半端無いお仕置きが・・・)

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じょわわぁ~・・・。

「って、嫌っ!!」
想像しただけで、純佳ちゃんはビビッて、おしっこをチビってしまいました。

(無理無理無理、やっぱ何とかして誤魔化そう・・・)
さくらさんを恐れた純佳ちゃんは即座に路線を変更したのでした。

「・・・取りあえず、パンツ穿き替えよ」
パンツを穿き替えて眠りについた純佳ちゃんでしたが、
ティーカップの件が頭から離れず、結局殆ど眠れませんでした。



「ふぁぁあ~~~~~」
1時間目終了のチャイムと同時に、純佳ちゃんは大きなあくびをしました。

「純佳ちゃん、今日はなんだか眠そうだね?」
そんな純佳ちゃんに、前の席に座る悠奈ちゃんが声を掛けました。

「え・・、うんまぁ、昨日ろくに眠れなかったから・・・」

「大丈夫?何かあったの??悠奈で良ければいつでも相談に乗るよ???た・・・頼りなー」

「頼りないから良い・・」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんが言い切る前に申し出を断りました。

「うぅ・・、純佳ちゃん酷いよぅ・・・」

「馬鹿、冗談に決まってるでしょ」
シュンとなる悠奈ちゃんに、純佳ちゃんは慌てて言いました。

「あの・・、悠奈はさ、誰かが超大事にしてる物を傷つけたり、
こ・・壊・・・しちゃったりした事・・・ある?」

「え・・・?」
突然の問いに悠奈ちゃんは戸惑いましたが、直ぐに返事を返しました。

「あるよ、お姉ちゃんがとっても大事にしてる漫画を汚しちゃってね、あの時は焦ったなぁ~・・・」

「それ、その後どうしたの!?」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんに顔を近づけて聞きました。

「えっとね・・、バレる前に、同じ本買って誤魔化そうと思ったんだけど・・・、
悠奈、その時お金200円位しか持ってなくて、仕方ないから正直に話して謝ったよ」

「そ・・・それで、お姉さんの反応は??」

「そ・・・それは・・・・」
悠奈ちゃんは下を向いて肩を震わせました。
そして、目からは僅かに涙が・・・。

「悠奈??」

「ご・・ごめん、思い出したらなんか。
お姉ちゃん怒り狂って、物凄かったから・・・。
悠奈、恐くて大泣きしちゃって、それでも全然許してくれなくて。
お兄ちゃんが何とか止めてくれたんだけど・・・」

「そ・・・そうなんだ・・・・」

「所で純佳ちゃん・・・、なんでそんな事聞くの?」
悠奈ちゃんは手で涙を拭いながら言いました。

「そ・・それは・・・」
するとそこに。

「そりゃあ、純佳が今、そう言う状況に置かれているからでしょうよ」
2人の友達の吉原あかりちゃんが話に割って入りました。

「べ・・・別にそんなんじゃないわよ」

「隠す事ないじゃん、私、大体検討つくよ」
あかりちゃんは得意そうな顔をして続けました。

「さくやさん?だっけ?純佳ん家のメイドさんが大事にしてる何かを、純佳、壊しちゃったんでしょ?」

(う・・・、あかりのやつ、鋭い・・・)

「クリスマスであった時思ったけど、あの人、気強そうだもんね・・・、怒るとかなり恐そうよね」

(・・・恐いなんてもんじゃないわよ)

「でも、傷口が広がる前に、さっさと謝った方が良いんじゃない?」

「ご忠告どうもありがとう、でも、生憎全然関係ないから・・・」

「あらそう・・・」

「それと、『さくや』じゃなくて、『さくら』」

「そういえばそうだったね、ごめん」
そうこうしている内に、休み時間終了のチャイムが鳴りました。
先生が入ってくると、あかりちゃんは慌てて自分の席に戻って行きました。



そして3時間目。

「ふぁぁああああああああ~~~~っ」

(やば・・・超眠い・・・・・)
睡眠不足と精神的疲労により、純佳ちゃんは強烈な睡魔に襲われていました。
前の席で必死に授業のノートを取る、悠奈ちゃんの頭が段々とぼやけて来ました。

(ね・・寝てる場合じゃない、どうやって誤魔化すか考えないと・・・)
コク・・・コク・・・。

(ってか、悠奈って・・・、何で一部分微妙に髪の毛の色が違うんだろ?
生まれつき?それともファッションでやってるのかな・・・??・・・ってどうでも良いか)
コクリ・・・、コクリ・・・。

(でも・・やっぱり気になるなぁ・・・)
コックリ・・・、コックリ・・・・。

「・・・それならば、直接聞いてみたら如何ですか、お嬢様?」

「・・・?」
突然のさくらさんの声に驚いた純佳ちゃんが右を向くと、
隣の席に中学の制服を着たさくらさんが座っていました。

「え?さくら!!!なんでさくらがここに!?」

「・・・なんでって、私とお嬢様はクラスメイトではありませんか」

「え・・そうだっけ?言われてみればそうだったような気が・・・」

「所でお嬢様、先程の休み時間に私、お茶を頂こうと思ってティーカップを探したのですけど、
それが何処にも見当たらないのです、心当たりありませんか?」

(げっ・・・)
純佳ちゃんは焦りました。

「何ですかその顔??まさかお嬢様、ティーカップに何かしたんですか???」

「し・・・してない!!してないわよ何も!?」

(ちょ・・・、あかりといいさくらといい、勘良過ぎ・・・)

「嘘ですね。お嬢様は直ぐ顔に出るのでバレバレです」

「う・・・」

「さぁ、白状しなさい・・・、まさか、壊したなんて事・・・・」
さくらさんは立ち上がり、鬼の形相で純佳ちゃんを睨みつけました。
右手に握りこぶしを作り、ポキポキと音を鳴らしています。

「あ・・・、う・・・、その・・・」
ガクガク・・・、ブルブル・・・・。

「黙ってないで、さっさと答えなさいっ!!!!!」

「ひぃいいいいいい~~~~」

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ジョパァアアアアァ~~~~~~~~・・・・・・
パチャパチャパチャ・・・

さくらさんの迫力に純佳ちゃんはビビッてしまい、その場で盛大におしっこをもらしてしまいました。

「ごめんなさいごめんなさいぃ・・、別に悪気があった訳じゃないの・・・、ゆ・・許し・・・」

「だったら何で朝会った時に言わなかったの!!誤魔化そうとしてたんじゃないの!!
私がそう言うの一番嫌いだって、知ってるはずよねぇ!!!」

「ゆ・・許してさくら・・・、許してぇ・・・」

「純佳ちゃん!!」
動揺する純佳ちゃんに、悠奈ちゃんが心配そうに声を掛けました。

「ゆ・・悠奈、た・・助けて!!さくらが・・・、さくらがぁっ!!」
純佳ちゃんは悠奈ちゃんに抱きついて助けを求めました。
そんな純佳ちゃんに悠奈ちゃんは、

「起きて純佳ちゃんっ!!!・・・・早く起きて!!」
・・・っと良くわからない事を言いました。

「へ・・・、何言ってるの?私は起きてるわよ?」

「起きてってばぁ!!」

「だから何言って・・・、っ!?」

バッ!!!

机に突っ伏していた純佳ちゃんが顔を上げると、
心配そうな顔をする悠奈ちゃんの顔が目に飛び込んで来ました。

(ゆ・・夢かぁ・・・、怖かったぁ~)
純佳ちゃんはホッとしました。
しかし、悠奈ちゃんは頬を赤く染めながら純佳ちゃんに言いました。

「純佳ちゃん・・・その、ほ・・保健室、行こうか?」

「・・・へ?」
周りのクラスメイトが純佳ちゃんを見ながらザワザワと何か話しています。
徐々に意識が鮮明になってくると、下半身に何やら違和感が・・・・。

(濡れてる!?)
慌てて椅子を引いて下を見ると、
そこにはとてつもなく広大なおしっこの湖が作られていました。
夢の中でのおもらしが、現実では授業中の居眠り中おねしょとなっていたのです。

ピチャ・・、ピチャ・・・。
幾分おねしょから時間が経った今でも、
椅子の縁からおしっこの滴が垂れて、湖に落ちては消えて行っていました。

「う・・・嘘っ!!だってあれは夢で・・・、な・・・なんで・・・」

「大丈夫だよ純佳ちゃん、悠奈なんて、こんな事しょっちゅうなんだから・・・、立てる?」
居眠りおねしょで、スカートもその下に穿いているパンツもジャージもビッショリな純佳ちゃんに、
悠奈ちゃんは優しく話しかけました。
でも、純佳ちゃんは溢れだす涙を堪えきれずに泣きわめき始めました。

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「うわーーん・・・、やだやだ、こんなの違う!!違うもん!!!
私おねしょなんかしてない!!おねしょなんかぁ~~~~っ!!!」


「純佳ちゃん落ち着いて!!」
駄々っ子のように喚き散らす純佳ちゃんに、クラスメイトのざわめき声も強くなって来ました。
先生が注意しますが、全く効果がありません。
その間に、あかりちゃんが純佳ちゃんの傍にやって来ました。
そして、クラスメイトを鋭い眼光で睨みつけました。
するとざわめき声が途端に弱まっていき、最後には聞こえなくなりました。

「良いからさっさと立ちなよ純佳」
あかりちゃんは、強引に純佳ちゃんを立たせました。
その瞬間、スカートの中に溜まっていたおしっこが一気に落ちて、
跳ねたおしっこがあかりちゃんにだいぶかかりました。
でも全く気にしませんでした。

「悠奈は純佳を保健室に連れて行って、郁実はバケツと雑巾持って来て」
あかりちゃんは、テキパキと悠奈ちゃんと郁実ちゃんに指示を出しました。

「床は私と郁実で拭いておくから、純佳の事頼んだよ、悠奈」

「うん」
悠奈ちゃんは頷くと、純佳ちゃんの肩を抱きながら廊下に出て行きました。



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「う・・・、うぐっ・・、何でこん・・・、グス・・・」
純佳ちゃんは保健室に向かって歩いている間、ずっと顔を覆って泣き続けました。

(太もも、冷たい・・・)
寒さ対策に、純佳ちゃんはスカートの下にジャージを穿いていました。
その状態でのおねしょだったので、歩く度にジャージに染み込んだおしっこが脚に触れてとても不快に感じました。
制服だけなら、そこまででは無かったのですが・・・。

「よしよし、大丈夫だからね純佳ちゃん・・・」
悠奈ちゃんは、そんな純佳ちゃんの頭を優しく撫でながら、ゆっくり保健室に向かいました。



「先生・・・、その・・、純・・加治さんが、おしっこを失敗しちゃって・・・」
保健室につくと、悠奈ちゃんは保健の先生に説明しました。

「あらあら、今日は悠奈ちゃん、お世話の方なのねぇ」
先生は冗談を交えつつも、直ぐに純佳ちゃんをカーテンで囲まれたお着替えスペースに連れて行きました。

「ひっく・・、ひっく・・・」
未だに純佳ちゃんは泣き続けていました。
カーテンの外では、先生と悠奈ちゃんが何事か話しています。

「今日は体育が無いから、ハーフパンツは持ってきてないと思います」

「そうか・・・、まぁ本人にも聞いてみるわ。ご苦労さま、後は任せて教室に戻りなさい」

「はい」
悠奈ちゃんが保健室から出て行くと、
先生は泣き続ける純佳ちゃんの所に来て言いました。

「加治さん、これからお着替えするんだけど・・・、
保健室には替えのパンツしか置いてないの。
加治さん、スカートもジャージも濡らしちゃってるでしょ、
ハーフパンツがあれば良いんだけど・・・、今日はもって来てる?」
先生の問いに、純佳ちゃんは泣きながら首を横に振りました。

「そうか、それじゃあ仕方ないわね。
お家の人に着替え持って来て貰って、今日は早退しようか?」
純佳ちゃんは泣きながら首を縦に振りました。

「よし、それじゃあ濡らしちゃった服、脱ごうか?
風邪引いちゃうもんね・・・、まずはスカートから・・・」
先生は、純佳ちゃんのスカートに手を伸ばして、脱がしました。

「そう言えば、加治さんはこれで2度目ね。
って言っても、あの時はパンツ借りに来ただけって感じだったけど」

「・・・・」
その後、ジャージ、靴下、パンツと順番に脱がして行き、
濡れタオルで丁寧に下半身を拭いた後、
タンスから新しい真っ白なパンツを取り出して穿かせました。

「これからお家に連絡してくるから、ベットで寝ていてね」
取りあえずお着替えが終わると、先生は連絡をしに向かいました。
下半身パンツ一丁の純佳ちゃんは先生の言う通りにベットに潜り込みました。

「はぁ~、超最悪・・・」
ようやく泣き止んだ純佳ちゃんは、深いため息とともに呟きました。

(みんなの前でおしっこしちゃうなんて・・・、
体育祭の時のおちびりはバレなかったけど今回は・・・。
あ~あ・・、コレで悠奈やあかりと同じ・・。
正式におもらしっ娘の仲間入りかぁ~・・・・)
それはとても恥ずかしくてつらい事のはずなのに、
おねしょから時間が経った今、不思議と負の感情は余り沸いて来ませんでした。
それどころか、悠奈ちゃんやあかりちゃんとの距離が縮まったような気がして、寧ろ嬉しい位でした。

10分ほどすると、先生が戻って来ました。

「家に連絡したら、お母さんはお仕事の都合で迎えに来れないから、
代わりに、お手伝いさんを向かわせるって言ってたわ」

「・・・うぅ」
やっぱりそうなるか、と純佳ちゃんは思いました。

(こんなみっともない姿見たら、さくら、怒るだろうなぁ。
ティーカップの事も、もう気付いてるだろうし・・・)
さっき見た夢での激昂するさくらさんを思い出して、純佳ちゃんは身震いしました。

「はぁ~・・」

(素直に謝るしかないかぁ・・・)
純佳ちゃんは覚悟を決めました。
遅かれ早かれこうする以外にない事は、初めから分かっていました。
ただただ、怒られるのが怖くて先延ばしにしていただけです。

『傷口が広がる前に、さっさと謝った方が良いんじゃない?』
ふと、あかりちゃんの言葉が頭を過ります。

(本当そうよね・・・。おねしょまでしちゃって、もう完全に手遅れだけど・・・)



暫くすると、目立つメイド服姿をしたさくらさんが、手提げ袋を持って保健室に入って来ました。
さくらさんの姿を確認した純佳ちゃんは、上半身を起こしました。

「授業中に粗相したと聞いて、奥様、驚かれていましたよ」

「・・・ごめんなさい」
言いながら、さくらさんの顔色を伺う純佳ちゃん。
今の所、そこまで怒っている様子はありません。

「どうして先生に言わなかったのですか?」

「だって・・・」

「・・・詳しいお話は後程聞かせて頂きます。取りあえず着替えましょう」
そう言って、袋の中から着替えを取り出すと、純佳ちゃんに渡そうとしました。
でも純佳ちゃんは、それを受け取ろうとせず、両手を強く握りしめました。

「お嬢様?」

「あのね・・・、さくら」
純佳ちゃんは、不思議そうな顔をしているさくらさんを見つめると、体を震わせながら話し始めました。

「ごめんなさい。私、昨日、さくら達の休憩室に勝手に入って・・・、そ、それで」

「・・・・」

「さくらが大事にしてる、ティーカップ・・・、こ・・・、壊しちゃったの・・・」

「・・・・」

「わ・・悪気があった訳じゃないの、ちょ・・ちょっとした好奇心で・・・」
さくらさんは、顔色一つ変えずに純佳ちゃんの事を見つめていました。

(やっぱもうバレてる・・・)

「・・・悪気が無いのに、勝手に休憩室に入って、人の大事な物を壊した挙句、
何も言わずに今までずっと黙っていたのですか?」
さくらさんの言葉は、言い方は丁寧ですが、ものすごい圧力を感じさせました。

(怒ってる・・・、恐い・・・)

ドンッ!!!

「ひっ!!」
「!!!!」

「どうしてもっと早く言わないのっ!!
何かあったら隠さずに直ぐ言いなさいと、
小さい頃からずっと教えて来たハズですっ!!!」

さくらさんは、純佳ちゃんの寝ているベットに、握り拳を思い切り叩きつけて怒鳴りました。

「お・・お母・・・、と・・とにかく、落ち着いて下さい」
これには保健の先生も驚いて、慌てて止めに入りました。

「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
純佳ちゃんは半べそをかきながら謝り続けました。
さくらさんは、服の乱れを正すと、小さなため息を一つ溢した後、言いました。

「ですが、私に聞かれる前に、自分から申し出た事は立派でした。
それに免じて、今回は反省文の提出だけで許してあげましょう」

「ほ・・本当?」

「ただし反省文の提出期限は明日の朝まで。
原稿用紙2枚分びっしりと丁寧な文字で書く事、良いですね?」
さくらさんはにっこりと微笑みながら言いました。

「わ・・、わかった」

「それじゃあ、着替えて帰りますよ、お嬢様」

「うん・・・」



c431.jpg
帰り道、下だけ普段着姿の純佳ちゃんを見ながら、さくらさんは昔の事を思い返しました。

(私も昔は、先代の奥様(純佳ちゃんのおばあちゃん)に散々怒られて、
余りの恐さにその場で失禁なんて事が度々ありましたねぇ。
今のお嬢様みたいに、先代の奥様の大事な物を壊してしまった事も有りました。
バレて怒られるのが恐くて、2週間位ずっと黙ったままで・・・)

(バレるまでの間、ストレスからか毎晩夜尿してましたね・・・)
これは誰にも言えないさくらさんだけの秘密です。



こんばんは。

今回はリクエスト頂いていた、加治さんのお話です。
お待たせして申し訳ありませんでした。

頂いたお話をベースに、さくらさんの話を膨らませてみました。
なんかスパルタな人に仕上がりました。
公恵ちゃんといい、この人といい、最近スパルタ勢が多すぎかも(^^;

今回、新たな試みとして、余の多くの男子がガッカリしたであろう、
『スカートの下にジャージ』でのおもらしを描いてみました。
この格好でおもらしすると、スカートとズボン両方の濡れ染みが楽しめると共に、
作中のように、着替えを失う事に繋がって、女の子がより窮地に追い詰められると思います。
でもまぁ、普通の時はガッカリなのは間違いないので、ここでは『ガッカリファッション』と名付ける事にしました。
(何か女性から、「大きなお世話だ」って声が聞こえて来た気がする・・・(^^;)

普通の格好のおねしょが希望だったかもと言う考えを失念していました。
ジャージ無し差分を、近い内に上げようと思います。

最後に純佳ちゃんの秘密を一つ。
実は純佳ちゃんは、キャラとしては当ブログ最初期の頃から出来ていて、
悠奈ちゃんのクラスメイトとして名前が付けられるずっと前から、モブとして、結構出てたりします。
探してみると面白いかも知れません。

次回は、こちらもお待たせな『overwrite~第4話~』を予定しています。
少し間が空くと思いますが、お待ち頂ければと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2017/03/05(日) 22:10:58|
  2. おねしょ絵
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