華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

林間学校編 第1話

暖かかった春が終わり、梅雨の時期を間近に控えたある日の朝。
高校2年生の生徒を乗せた8台のバスが、中部地方の山岳地帯に向けて国道を走っていました。

その8台の中の2号車、2年2組の生徒が乗るバスには、小鹿ちゃん、香織ちゃん、莉穂ちゃんの仲良し3人組と、
莉穂ちゃんの元友達のギャル系女子、三浦麻里と山見彩が乗っています。

「あ~、なんか今からワクワクするなぁ、鹿ちゃん達とお泊りするの、私、初めてだから」
目をキラキラさせて、香織ちゃんは隣の席に座る小鹿ちゃんに言いました。
バスの席の並びは、窓側と通路側の2席からなる一般的なもので、
香織ちゃんは右の窓側、小鹿ちゃんは香織ちゃんの左隣の通路側に座っています。

「そう言えば香織とは初になるんだ」
香織ちゃんの前には、林間学校と言う事で特別にパンツ着用が許された莉穂ちゃんが、
スカートの中にパンツを穿いて座っていました。
莉穂ちゃんは後ろの向いて香織ちゃんに言います。

「莉穂ちゃんはこの前、鹿ちゃん家にお泊りしたんだもんね、はぁ~、私も行きたかったな~」

「う・・・、あの日の話は、もういいよ・・・(ー_ーゞ」
小鹿ちゃんの家でやらかした、盛大なおねしょを思い出して、莉穂ちゃんは下を向きました。

「ご・・ごめん莉穂ちゃん、でもその・・、今日と明日の夜は・・・、よろしくね」
そう言うと香織ちゃんも、顔を赤くして俯きました。

「え・・・?あ・・・!!」
意味を察した莉穂ちゃん。
その直後に香織ちゃんに顔を寄せて欲しいと言う仕草をしました。
そして、それに応じで顔を近づけた香織ちゃんに、小声で呟きました。

「お互い、頑張って無事に乗り切ろう」

「・・・うん」
それを聞いた香織ちゃんは、ニッコリ笑って頷きました。

「鹿ちゃんも、夜、よろしくね」
莉穂ちゃんに近づくために浮かしていた腰を椅子に降ろすと、
香織ちゃんは隣でじっとしている小鹿ちゃんに向けて言いました。

「・・・・・」

「・・・鹿ちゃん?」
なんだか小鹿ちゃんの様子がおかしいです。
そう言えばさっきも無反応でした。
一体どうしたのでしょう?

「鹿ちゃん大丈夫?」
心配そうな顔をする香織ちゃんに、小鹿ちゃんは顔を赤くしながら小さな声で言いました。

「お・・・、おトイレ行きたい」

「あ・・・」
心配そうな表情から一変して、困った顔になった香織ちゃん。

「でも、高速入ってからのパーキングまでトイレ休憩ないし・・・、もう限界?」

「ううん、そこまでは、多分大丈夫だと思うけど・・・」
さり気なく、股間に右手を添えて小鹿ちゃんは言いました。
旅行のしおりのスケジュール通りなら、パーキングまでは、後1時間弱。
それ位なら我慢できるハズと小鹿ちゃんは思いました。



小鹿ちゃんが香織ちゃんに尿意を告げてから30分が経った頃、
バスは高速入口特有の大きなカーブに入りました。

「間もなくバスは国道から高速に入ります」
バスガイドの案内が入り、バスはスケジュール通り高速道路に入りました。
ぐんぐんスピードを上げるバスに、小鹿ちゃんはコレなら全然問題なさそうと、ホッと胸を撫でおろしました。

「後40分位だけど、鹿ちゃん平気?」

「うん」

しかし、安心したのも束の間。
高速に入って10分が経った頃、道路状況が一変します。
前方の車との車間距離が徐々に短くなっていき、それに伴い速度も減少して行きました。
そして最後にはバスは完全にその動きを止めてしまいました。
渋滞に巻き込まれてしまったのです。
動きを止めたバスは、それから20分間全く動きませんでした。

「そんな・・・、なんで・・・」
まだ限界ではありませんでしたが、これではいつパーキングに着くか分かりません。
小鹿ちやんの頭の中には早くも『おもらし』の4文字がちらつきはじめました。

「小鹿、大丈夫?(・_・?)」
「鹿ちゃん・・・」
莉穂ちゃんと香織ちゃんが、小鹿ちゃんを心配そうな顔で見つめました。

「だ・・大丈夫、大丈夫、心配しないで、り・・・莉穂ちゃんは、その・・・平気なの?」
実際はそれ程大丈夫ではないですが、小鹿ちゃんは気丈に振る舞いました。

「私は平気、あいつ(神城先生)がうるさく言うから、バス乗る直前にも行ったし、
朝も行ったし、起きた時にも沢山出てたし・・・・って、何でもない!!!("▽"*)」
莉穂ちゃんは耳まで顔を赤くし、大きく手を振って今の無しと言う仕草をしました。
それを見て、思わず苦笑いの2人でしたが、香織ちゃんは、そっと莉穂ちゃんに顔を近づけて、

「私も今朝、沢山出てたから・・・、安心して」
っと小さな声で言いました。

「どうやら先の道で大型自動車同士の事故があったみたいです。
事故現場を抜けるまで、およそ2時間程掛かるみたいです。
皆さま、大変申し訳ありません・・・」

「うう・・・2時間・・・」
バスガイドの説明を聞いた小鹿ちゃんは青ざめました。
自然と、股間に添えた両手に力が入ります。

「鹿ちゃん・・・、最悪、私の夜用のオムツがあるけど・・・、どうする?」
香織ちゃんが超小声で、耳打ちして来ました。

「ど・・・どうするって、香織ちゃんの夜の分が足りなくなっちゃうよ。
それに、こんな皆がいる前でオムツなんて取り出したら、香織ちゃん、皆からなんて言われるか」
香織ちゃんの提案に驚いた小鹿ちゃんは、慌てて耳打ちで返しました。

「私の事なんて気にしないで良いよ」

「そんな事言ったら駄目!!!」

っとそこに、通路からある人物が、小鹿ちゃんの隣にやって来ました。

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「あんたさっきから何ソワソワしてんの?」
小鹿ちゃんの横に仁王立ちしたのは、同じクラスのギャル系女子の三浦麻里でした。
彼女は先日、好きな男子に告白したのですが、その男子は小鹿ちゃんの事が好だった為振られてしまいました。
元々小鹿ちゃんの事を良く思っていない麻里は、その事で小鹿ちゃんに対する怒りを爆発させたのです。

(この旅行中に、泉田小鹿を潰す)
麻里は心の中で意気込んでいました。

「ひょっとして、おしっこ我慢してんの?
股間押さえ過ぎじゃね?横からクソだせぇパンツ見えてるんだけど?
っぷ、超うける~!!!!!!」
大きい声で言う麻里。
周りの生徒の視線が小鹿ちゃんに集まりました。

「ぅ・・・あぅ・・・」
小鹿ちゃんは、慌てて股間に添えられた両手を放しました。

「あぁ??てめぇには関係ねーだろ、自分の席に戻れよ!!(`Д´メ)」
すぐさま莉穂ちゃんが麻里を睨みつけますが、麻里は無視して続けます。

「もしかして、またもらすんじゃないでしょうねぇ、
高校生にもなって何度も何度もさぁ、赤ちゃんじゃねーんだからさぁ」

「・・・・」

「こんな密閉された空間でもらされたら、臭うし、マジ勘弁って感じー。
っつーか、学校でお前と西谷がおもらした時も、毎回超くっせぇんだよね。
多分言わないだけで、皆思ってるんじゃね、自覚ねーだろ?なぁ??」
きつい口調で話す麻里、小鹿ちゃんは俯いて、ただ黙って聞いていました。
隣の香織ちゃんも、麻里の勢いに怯んで何も言えません。

怯え切った2人を見て、苛立った莉穂ちゃんが言い返そうとすると、麻里は踵を返しました。

「・・・まぁ、いいわ。
とにかく、もらすんじゃないわよ」
そう言い残して麻里は自分の席に戻って行きました。

(なーんて・・・、んな訳ねーだろ、早くもらせ、クズ)



「ご、ごめん鹿ちゃん、私・・・」
麻里に恐れをなして何も言えなかった自分を恥じて、香織ちゃんは小鹿ちゃんに謝りました。

「香織ちゃんは何も悪くないよ、三浦さんの言う通りだし・・・」
泣きそうな声で言う小鹿ちゃん。

「あんな奴の言う事なんて気にしないで良いよ。
何があったか知らないけど、言いやすい小鹿に怒りぶつけてるだけよ、・・・情けない奴」
莉穂ちゃんは、沈み込んだ2人を励ますように言いました。

「それより小鹿、後2時間我慢出来そう?」

「わからないけど・・・、でもどうしようも無いし」

「それはそうだけど・・・、そうだ、私の夜用の布オムツ使う?
お母さんから大量に持たされて来たから」
先程の香織ちゃんのような事を莉穂ちゃんは提案して来ました。

「でも、莉穂ちゃんの分が足りなくなっちゃう・・・」

「布オムツだし、洗って乾かせば良いだけだから大丈夫よ」

「でも・・・・」

「良いから、ほら・・・」
莉穂ちゃんは、戸惑う小鹿ちゃんに構う事なく、席の上の荷物置き用の棚から、
万が一の為にバス内に持ち込んでおいた布オムツを取り出します。
周りの生徒も先程の一件で、小鹿ちゃんのおしっこ我慢に気付いており、心配そうな視線を向けていました。

「その・・・莉穂ちゃん、どうすれば・・・」
自分の前に差し出されるオムツを前に小鹿ちゃんは恥ずかしそうに尋ねました。

「どうって・・・、パンツ脱いで、そこに・・・あ・・・宛がう(・・。)ゞ」

「うぅ~~・・・・」
それを聞いて、小鹿ちゃんは首を横に振りました。

「い・・・今はまだ、本当に駄目そうだったら・・・言う・・・から」

「そ・・・そう(*・・*)」
言いながら、かなり恥ずかしい事を言っていると思った莉穂ちゃんは、
小鹿ちゃんに、それ以上強要する事はしませんでした。

「出来るだけ早めに言いなよ、まぁ我慢出来ればそれに越した事は無いけど・・」

「うん、ありがとう莉穂ちゃん」

それから小鹿ちゃんは、香織ちゃん、莉穂ちゃんとおしゃべりをしたりして、
気を紛らわしながら、早く渋滞を抜けてパーキングに着く事を願いました。
でも、小鹿ちゃんの願いも虚しく、バスはなかなか前に進みません。
そうこうしている間にも刻一刻と小鹿ちゃんの尿意は強くなって行きました。



バスが渋滞にハマってから、およそ90分。

「うっ・・・、くぅ~~・・・」
小鹿ちゃんのおしっこ我慢がいよいよきつくなって来ました。
顔には汗が滲み、上半身は背筋をピンと伸ばしながらも、下半身は小刻みにせわしなく震えています。
股間にも手を添えていますが、先程麻里に指摘された為、添え方はかなり控えめです。

「鹿ちゃん平気?大分辛そうだけど・・・」
香織ちゃんが心配そうに小鹿ちゃんを見つめます。

「う・・・、うぅ、出ちゃい・・・そ・・・」
何とかそう返す小鹿ちゃんですが、言葉を言うのもやっとと言う感じで、かなり追い詰められていました。
その様子を見て、おもらしは時間の問題だと感じた莉穂ちゃんは、小鹿ちゃんの前に再びアレを差し出しました。

「小鹿、早く!!」

「・・・・」

「ほらっ」
莉穂ちゃんは、下を向いて我慢を続ける小鹿ちゃんに、無理やりオムツを持たせました。
でも、小鹿ちゃんはオムツを手に持ったままで動きません。

「や・・・、やっぱり無理」
トイレでも無い所で、スカートをたくし上げてパンツをおろし、自らの意志でおしっこをすると言うのは、
どうしようもない状況と分かっていても、おいそれと簡単に出来る事ではありません。
女子だけの空間ならまだしも、男子もいる中なので尚更です。

小鹿ちゃんにも、女としてのプライドがあります。

「恥ずかしがってる場合じゃないでしょ!!(` ´ )」

「そ・・・そんな事言ったってぇ・・・」
オムツから目を背ける小鹿ちゃんでしたが・・・。

「あっ・・・」
じゅっ・・・。
小鹿ちゃんのパンツに、暖かいものが広がりました。

「鹿ちゃん、席入れ替えようか?そうすれば多少は視界が・・・」
そう提案した香織ちゃんですが、時既に遅し・・・。

「あっ・・・、で・・・ちゃ・・・んんっ!!」
じゅ・・・じゅううううぅぅぅう~~~・・・・・
しょわぁぁあああああぁぁぁぁ~~~~~・・・・
布オムツを強く握りしめながら、とうとう小鹿ちゃんは、バスの中でおしっこをもらしてしまいました。

「鹿ちゃん」
「小鹿Σ(゚ロ゚;) 」

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パチャパチャパチャ~~~~・・・・
椅子の上を満たしたおしっこは、大きな音を立てながらバスの床に広がって行きました。
一部は通路に飛び出して、チョロチョロとヘビのような動きを見せました。

「あ・・・、うう・・・」
30秒程で小鹿ちゃんのおもらしは終わりました。
莉穂ちゃんから受け取った布オムツを膝の上に置くと、小鹿ちゃんは顔を覆って泣き始めました。

「早くしなってあれほど言ったのに・・・(-_-;)」

「でも・・、流石に仕方が無いよ・・・」
ため息交じりに呟く莉穂ちゃんに、香織ちゃんは小鹿ちゃんをフォローするように言いました。
そして、隣ですすり泣く小鹿ちゃんの背中を優しくさすってあげました。

「鹿ちゃんが悪い訳じゃないよ、気にしないで」
その言葉を聞いて、小鹿ちゃんは泣きながら首を縦に振りました。

周りの生徒や先生、バスガイドさんも、励ましの言葉を掛けてくれました。
それで少しは持ち直した小鹿ちゃんは、泣くのをやめて顔を上げたのですが・・・。

「泉田ぁ!!!てめぇ、もらすなって言っただろうがぁ!!ああっ!!!」
待ってましたと言わんばかりに、小鹿ちゃんの前にやって来たのは、先程の麻里です。
今回は、後ろに友達の山見彩の姿もあります。

「臭ぇだろ!!何してくれてんだよ!!てめぇ!!
あ~あ~通路まで汚しやがって、さっさと拭けよ!!このノロマ!!!」
先程よりも鋭い口調で麻里は言いました。
後ろの彩も鋭い目つきで、小鹿ちゃん達を睨みつけます。

小鹿ちゃんも香織ちゃんも、怯えて何も言えません。
でも、莉穂ちゃんは違いました。

「三浦てめぇ、先から何突っかかって来てんだ?
弱い奴にしか言えない雑魚がいきがってんじゃねぇよ(# ゚Д゚) 」

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「あっ?」
莉穂ちゃんと麻里がにらみ合うと、バス内に一気に緊張が走りました。

「小鹿や香織に・・・、親友にこれ以上何か言ってみろ、タダじゃおかねぇからな( ゚Д゚)」

「うっせぇんだよ糞オムツ女!!何調子こいてパンツ穿いて来てんだっ!!
どーせもらすんだからオムツ付けろよ!!」

「はっ?何??雑魚に言われる筋合いないね」

「てめぇみてぇな糞オムツ女はバスじゃなくてベビーカーにでも乗ってろ!!」

「乗れる分けねーじゃん、馬鹿じゃねーの、雑魚な上に馬鹿なの?ぷっ・・・、救えねー( ´∀`)」

「んだと、コラァ!!」
一触即発ムードの中、

「や・・・止めなさい、2人とも」
普段気弱な担任の先生が、勇気を振り絞って2人の間に割って入りました。

「ああっ!!邪魔すんなババァ!!」
麻里がすぐさま睨みつけますが、それにも怯まずに先生は続けます。

「こ・・・これ以上続けるなら、親御さんに連絡して、強制帰宅させますよ」

「・・・っ」
脅しに屈さない先生に、麻里は言葉を詰まらせました。

「麻里・・・、流石に不味いよ」

「ちっ!!」
彩に言われて、麻里は渋々引き下がりました。

「ごめんね小鹿、香織、怖がらせちゃって(^人^;)」
2人が引き返し、緊迫した雰囲気が解かれて来たところで、莉穂ちゃんは言いました。

「う・・ううん、ありがとう莉穂ちゃん、私、また・・・」
香織ちゃんはスカート握り締めて悔しそうな表情を見せました。
普段は不良に怯えて何も言えない先生ですら、立ち向かって行ったのに、
先程同様、また怯えて何も言えなかった事が、情けなくて悔しかったのです。

「ああいうのは私の役目だから、めげるな香織、香織にしか出来ない事の方が沢山あるんだから」
そんな気持ちを察した莉穂ちゃんが香織ちゃんの肩を叩いて言いました。

「小鹿のお世話とかね、パーキング着いたら小鹿の事頼んだわよ」

「・・・うん!!」
気持ちを切り替えた香織ちゃんは、隣で沈んでいる小鹿ちゃんに優しく声を掛けて励ましました。



小鹿ちゃんのおもらしから40分後。
渋滞を抜けたバスは、ようやくパーキングエリアに到着しました。

小鹿ちゃんは、香織ちゃんに肩を抱かれながらゆっくりバスを降りました。
パンツはお尻にピッタリと張り付き、スカートのお尻の部分にも、
丸くおっきなおしっこの染みが出来てしまっていました。
太ももはバスの中で軽く拭きましたが、時間が経つにつれてだんだんと痒くなって行き、
少しずつ乾いて来たパンツやスカートからは、ツンとした臭いが漂っていました。

バスを降りた2人がトイレの方向を見てみると、既に女子トイレには長蛇の列が出来ていました。

「2時間以上遅れたから、皆、我慢してたんだね」
列を見ながら香織ちゃんが言うと、

「か・・・香織ちゃんは、へ・・・平気?」
小鹿ちゃんは、香織ちゃんを心配して聞きました。

「私、うんまぁ、鹿ちゃんのお着替えが済んだら行くよ。
どの道今行ってもあれじゃあ・・・」

「それもそうだね」
2人が多目的トイレに向けて歩きはじめると、
その途中で、他の生徒とは明らかに違う様子を見せる、4人の女子生徒を見つけました。
その内の2人のスカートの後ろには、小鹿ちゃんと同じように丸い大きな染みが出来ています。
おもらしがあったのは、2組のバスだけではなかったみたいです。

「あ・・・、中山さんに泉田さん」
おもらしをしたらしい女の子の1人が、小鹿ちゃん達に気付いて声を掛けました。

「さよりさん・・・」
香織ちゃんが言うと、さよりは2人に小さく手を振りました。
さよりの横には相方(笑)のみほが腕を組んでピッタリとくっ付いています。
校内で知らない人はいないと言われる程有名な同性カップルの2人、
どうやらバスの中で、2人仲良くもらしてしまったようです。

「泉田さんもおもらし?私達もほら、見ての通り」
そう言うとさよりは、後ろを向いてスカートの染みを2人に見せました。

「みほは私がもらしたのを見てわざとやってたけどね」

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「違うよさより、さっきも言ったけど、私も我慢出来なかったの」

「ハイハイ、そう言う事にしといてあげるわ」

「もう~信じてないわね~、そう言う意地悪な娘には、こうだっ!!」

「きゃっ!!」
みほはいきなり、さよりのスカートの中に手を突っ込みました。
そして、さよりの大事な部分に触れたその手を口元に持って行き、ペロと舌で舐めました。

「うふふ、さよりのおしっこ・・・さっきよりも甘い味がするわ」
言いながら、恍惚な表情を浮かべるみほ。
さよりも嫌々と言う仕草をしながらも、満更ではないと言う顔をしていました。

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「・・・・・・」
「・・・・・・・・」

「ご・・ごめんなさい、多目的トイレ向こうだから、行こうか?」
小鹿ちゃん達が完全に固まっているのを察したさよりは、
そう言って場の空気を正すと(正せたかは分からないがw)先頭を切って歩き出しました。

さよりとみほとは別の2人の事を見ると、2人ともおもらしをした形跡は見られませんでした。
でも、手に大き目のビニール袋を持っていて、そのビニール袋の中には黄色い液体が入っていました。

香織ちゃんが声を掛けると、2人は恥ずかしくて泣きそうな顔をしながらバスであった事を話してくれました。

話によると、2人は同じバスに乗っていて、
渋滞にハマったバス中で、おしっこがとうとう我慢できなくなってしまい、先生に相談したところ、

「そうは言ってもどうしようもないから、どうしても我慢できないならこの袋の中にしなさい」
っとビニール袋を差し出されたみたいです。

苦渋の決断を迫られた2人でしたが、最終的には、

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「おもらしをするよりは・・・」
っと言う結論に至り、男子には目を瞑り耳も塞いでもらい、女子には壁になって貰いながら、
ビニール袋の中に、おしっこをしてしまったと言う事でした。

「私達、これ・・流したいだけだから・・・、おトイレ、先入って良いかな・・・」

「うん、良いよ、・・・大変だったね」
そう言って香織ちゃんは2人を慰めました。

皆のいる中で、自分の意志でトイレ以外の所でおしっこをする。
小鹿ちゃんは自分が決断できなかった決断をした2人の勇気に心を打たれました。
それと同時に、おもらしも恥ずかしいけど、
ビニール袋におしっこするのも同じ位恥ずかしいだろうなっと2人に同情しました。

多目的トイレに着くと、まずは、ビニールを持った2人が入り、ビニールに入った自分のおしっこを流しました。
その後、小鹿ちゃんと香織ちゃんが入り、最後にさよりとみほが入りました。

小鹿ちゃんは(おもらしに備えて)大目に持って来ていた予備のスカートとパンツに履き替えて、バスに戻りました。
バスには莉穂ちゃんが待っていて、2人を「おかえりー」と言って迎えました。



バスに戻ってから2人は、先程のさよりとみほの事を思い出していました。

「おしっこ・・・、ペロって・・・・してたね」

「何かビックリしちゃったね・・・、本当に付き合ってるんだね、あの2人」

「お付き合いすると、ああいう事するのかな?」
疑問に思った小鹿ちゃんが言うと、

「あの2人は、ちょっと特殊なんじゃないかな」
香織ちゃんは苦笑いで答えました。



さて、2人が戻ってから大分経ちますが、バスはパーキングを出る様子はありません。
先生方の話によると、2名の女子生徒がまだバスに戻ってきていないとの事でした。

((それって・・・まさか))
小鹿ちゃんと香織ちゃんは同じことを思って、見つめ合いました。

多目的トイレで、続きをしているのでしょうか?
2人はそれ以上は考えないようにする事にしました。



動き出したバスの中で、麻里は一人、不満そうな顔をしていました。

(ちっ・・・、西谷の奴、マジウゼー、まずはあいつを何とかしないと・・・・)
悶々とした気持ち座る麻里を乗せたバスは、その後予定を大分遅れて、目的地の旅館に辿り着きました。

小鹿ちゃんを潰しにかかる麻里の次なる一手は、果たして・・・。

続く。



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こんばんは。

遅くなりましたが、林間学校編第1話をお送りしました。
当初は前後編で行けるかな?と思ってましたが、流れを考えた段階で無理と分かり、
前中後編も微妙な気がするので、数字にする事にしました。
まぁ、出来れば3話で終わらせたいですが、分かりません。

今回はバス内のエピソードです。
リクにあった小鹿ちゃんのおもらしを始め、これまでになかったような表現も含めて、
色々盛り込んでみたのですが如何でしたでしょうか?
ビニール袋におしっこは、おもらしではなく放尿になりますが、
パーキングに着くまで、ずっと自分のおしっこの入ったビニール袋を持ち続けるって想像すると、
何か凄く萌えて来るよなっと思ってやってみました。
おしっこペロは悩んだんですが、こんなレベルに達してますと言うアピールも兼ねてやってみました。
飲尿系は苦手な人もいると思うので、そう言う人には不快だったかも知れません・・・。
まぁ、自分も得意では無いので、次は多分ないと思います。

後、個人的には、莉穂ちゃんが久しぶりに普通に頑張った所(笑)と、
さよりとみほを久々に出せれたところが、良かったなと思っています。
無表情ちゃんと隣の娘もなんか個性出て来たなーww
(この2人を出すのが最近楽しくて仕方が無い)

この話は、途中に他のを挟まず書き切りたいと思っています。
なので完結まで、ペースが落ちるかも知れませんが、どうかご了承下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
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  1. 2018/06/10(日) 23:55:11|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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林間学校編 序章

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こんばんは。

本編最後にも書いたのですが、次回から、2年生グループの林間学校編を描きます。(漫画じゃなくて、いつものSS風の感じです)
基本的にはアリスさんのリクエストの流れですが、そこにやろうとしてやってなかった要素とかも入れて、久々の長編でお送りしようと思っています。
っと書いておきながらまだ何も手を付けていないのですが(^^;
なるべく早く前編を上げれるように頑張ります。
一応流れは全部出来てるので、後は書くだけなので・・・。
高校で林間学校がある珍しい学校ですが、そこは余り気になさらず・・・。
あ・・でも、自分も高1でスキー林間があったから、そうでも無いのか??

今回の注目は、スカートの中にオムツを当てて威嚇する莉穂ちゃんですね(笑)
オムツ一丁も良いけど、スカートからはみ出るオムツもみたいと言う意見がありましたので、やってみました。
イマイチぷっくり感が出てないのが悔やまれます。
またいつかリベンジを・・・。
でもあの格好で凄まれても怖くないなww

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/05/27(日) 17:26:12|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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お泊り会~1年生編~(後編)

※中編を飛ばしても、あらすじを確認すれば全く問題有りません。
(中編には失敗シーンの描写は一切ありません)



前回までのあらすじ。
彗ちゃんの提案で、笙湖ちゃん家でお泊り会をすることになった5人の1年生グループ。
実は普段と違う環境では未だにおねしょの不安がある園ちゃんですが、
自分を信じて、何も対策を講じぬまま、お泊り会当日を迎えました。
園ちゃんは、当日の朝になって、万が一に備えて「予備の下着」を1枚余分に鞄に入れました。
笙湖ちゃんの家に着くと、園ちゃんは、
取りあえずおねしょの不安は忘れて、5人で楽しくおしゃべりをして過ごす事にしました。
夕ご飯(オムライス)、部屋に戻って人生ゲーム、
笙湖ちゃん&彗ちゃん、園ちゃん&風ちゃん、杏奈ちゃんの3グループで順番にお風呂に入る等して、
いよいよ就寝の時間を迎えました。

果たして、園ちゃんの運命は如何に!?



「笙湖、布団に入る前に、もう一回トイレ行ってきなよ」
笙湖ちゃんのベットから一番近い位置で寝る杏奈ちゃんが、笙湖ちゃんに言いました。

「えぇっ!?・・大丈夫だよぅ、さっき行ったばっかりだし・・・」

「駄目!!最後にもう一度絞り出して来なさい!!」

「わ・・分かったよぅ・・・」
そう言って、笙湖ちゃんは、しぶしぶトイレに向かう事にしました。

「私も一緒に行くー、えへへー、連れショーン!!」
彗ちゃんも笙湖ちゃんの後について行きました。

「・・・あっ」
園ちゃんは、「私も・・・」と言おうとしましたが、言いかけてやめてしまいました。
このタイミングで言ったら、『おねしょの不安があるの?』
と思われてしまうかもと少し思ってしまったからです。

(乗り気るって決めた以上は、疑われるような事でさえ、なるべく避けたい・・)
そんな事を考える一方で、

(話しておくなら、今しかない・・・)
と焦る気持ちもありました。

暫くすると笙湖ちゃんと彗ちゃんが戻って来ました。

「ふぅ、案外また結構出たよぅ、さっきのまま寝たら、またおねしょだったかも、杏奈ちゃんありがとう・・」
そう言って、ベットの中の入る笙湖ちゃんに、

「あ・・あの・・水出さん・・・」
気持ちが揺れ動く園ちゃんが声を掛けました。

「・・・え?園田さん何かあった?」

「あの・・・・・」

(どうしよう・・・、言うなら今しかない、でも、おねしょしちゃうかもなんて・・・、言える??この場で・・・・)
ドクドク・・・
ドクドク・・・・
園ちゃんは鼓動が早くなるのを感じました。

「・・・園田さん?」

「・・・園ちゃん??」
そして・・・。

「ううん、な・・何でもないの、ごめんごめん・・・」
園ちゃんは、結局恥ずかしくて言う事が出来ませんでした。

「そ・・・そう、なら良いんだけど・・・」

「・・・・・・・・・・」

(こ・・・これで良いのよ、はじめから何も言わずに乗り切るって決めてたんだから・・・。この期に及んで、何弱気になってるの)

その後、

「・・・じゃあ、電気消すね」
笙湖ちゃんの言葉と共に、部屋の明かりが消されました。

「お休みなさい」
「お休み」
「お休みー」
「おやすみ」

「お・・・、お休みっ・・・」

(大丈夫、大丈夫・・・、おねしょなんかするもんか・・・、おねしょなんか・・・)
心の中で念仏のようにそんな事を唱える園ちゃん。
いつしか意識が遠のいて・・・、寝息を立ててしまいました。

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翌朝・・・・。

「ふぁあ・・・」
朝、7時半を少し過ぎた頃、園ちゃんは目を覚ましました。

(アレ・・?ココ何処だっけ)
若干寝ぼけている園ちゃん、目を擦って辺りを見渡すと、少しずつ目が覚めて来ました。

(あ・・・そうだ、水出さん家に来てたんだった・・・・・・・・)

(・・・・・・・・はっ!!!!)
とても重大な事を思い出した園ちゃんは、慌てて右手を股間にもって行きました。

(・・・濡れてるっ!!!)
一気に目が覚めた園ちゃんは、即座に跳ね起きて掛け布団を捲り上げました

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「・・・ど・・ど・・・、どうしよう・・・私、やっぱりやっちゃった・・・・」
目の前に広がる世界地図を目の当たりにした園ちゃんは、1秒ごとに、事の重大さに心が押しつぶされそうになりました。
そして、同時に後悔の念が次々と襲い掛かって来ました。

(うう・・、やっぱり昨日、水出さんや皆に話して置けばよかった。
水出さん、彗ちゃんと一緒にトイレに行っておけば・・・・。
お姉ちゃんの言う通りにしておけば・・・こんな事に・・・・)
ですが、今更どんなに後悔しても、もう手遅れでした。
これだけ大きな世界地図を作り、パジャマをびっしょりにしてしまっては、もう、バレるのは時間の問題です。

恥ずかしさももちろんありましたが、
それより後悔の念の方が遥かに大きくて、それを感じる事はほとんどありませんでした。

(・・・はっ!!このままじゃバレる!!)
気が付いた園ちゃんは急いで布団に入り直しました。
そして布団にもぐった状態で、周りを見渡しました。

(良かった・・、まだ皆寝てる・・・・、違う・・、清白さんがいない・・・)
杏奈ちゃんはいち早く起きたらしく、部屋にはいませんでした。
トイレ?それとも、下で笙湖ちゃんのお母さんのお手伝いでもしているのでしょうか??

(起きてる人のいない今の内に・・・、何とか・・・、何とかして誤魔化さないと・・・・)
必死に考える園ちゃんですが、これだけのおねしょを誤魔化す策は、何も浮かんでは来ませんでした。

(ううー・・・、せめて夏合宿レベルの規模なら良かったのにぃ~、何なのよこの量!!
どれだけ出してるの!?何でこんだけ出してて気が付かないの!?)
自問自答する園ちゃん、そんな時、誰かが階段を上がる音が聞こえて来ました。

(清白さん!?)
園ちゃんの予想通り、部屋の扉を開けて入って来たのは、杏奈ちゃんでした。

「ほらぁ!!皆もう起きてー!!いつまで寝てるのーっ!!!」
部屋中に聞こえる大きな声で杏奈ちゃんは言いました。
まるで、皆の保護者みたいです(笑)

(ど・・どうしよう・・・、バ・・バレちゃう・・・)
園ちゃんは焦りました。
杏奈ちゃんは、まず笙湖ちゃんの元へ向かいました。

「笙湖!!起きて!!」
肩を揺すると、笙湖ちゃんはゆっくりと体を起こしました。

「ふぁぁぁぁ~、杏奈ちゃんおはよう~」

「おはよう、おねしょは?」
杏奈ちゃんは直球で笙湖ちゃんに聞きました。
それに少し戸惑いを見せた笙湖ちゃんですが、掛け布団を両手で持ち上げ地図の有無を確認しました。
そして、

「・・・・今日はしてない!!」
笙湖ちゃんは笑顔で応えました。

「良し、これで朝の問題はなくなったわね」
杏奈ちゃんもホッとした様子で言いました。

(・・・問題有るの~っ!!!有りまくりなの~っ!!!清白さん・・・ごめん・・・)
続いて杏奈ちゃんは、なかなか起きない彗ちゃんを叩き起こしました。
そして、園ちゃんと、風ちゃんの元に近づきました。

(き・・・来たぁ~・・・!!ど・・・どうしよう・・・、バレちゃう!!!)

「園田さん!!小山さん!!朝だよ~」

「・・・・・・・・・」
園ちゃんは狸寝入りでやり過ごす事にしました。

「園ちゃ~ん!!起きろー!!」
彗ちゃんに耳元で大声を出されたり、肩を高速で揺らされたりしましたが、
園ちゃんは動じませんでした。

「杏奈ちゃーん二人とも全然起きないよー??」
彗ちゃんが園ちゃんの腰にまたがりながら言いました。

「2人とも夜更かしでもしてたのかしら??
・・・仕方ないわね、もうちょっとだけ寝かせて置きましょう、笙湖、彗、行くわよ」
3人は部屋を出て行きました。

(・・・行ったかぁ、ってか彗ちゃん重っ・・・、勘弁してよマジで・・・)
この場はやり過ごしましたが、一時しのぎと言うだけで、何の解決にもなっていません・・・。

(きっとまた直ぐ戻ってくるわ・・・、どうにかしないと・・・、
はぁ・・・、
せめて笙湖ちゃんも失敗してくれてれば・・、恥ずかしさも少しは和らいだのに・・・、
・・・・って、なに考えてるの私、・・・・・最低)
余りに身勝手な思考に自己嫌悪に陥っていると・・・。

~ちゃん、のちゃん
横から風ちゃんの小さな声が聞こえて来ました。

(風ちゃん・・・・起きたんだ・・・)
おねしょしちゃってる自分はともかく、
風ちゃんが目を覚まさなかった事に、園ちゃんは少し疑問を感じていました。
でも、風ちゃんがまさか・・・、と言う気持ちの方が強く、単なる寝坊だと考えていました。

ですが・・・。

「園ちゃん、起きて・・・、ど・・・どうしよう・・・」
どうも、風ちゃんの様子がおかしいです。
園ちゃんは、まさか!?、と思いつつ、風ちゃんの方に顔を向けました。
すると、そこには目に涙を溜めて困った表情を浮かべた風ちゃんの姿がありました。

c367.jpg
「園ちゃん・・・、どうしよう・・私、お・・おねしょ・・・しちゃったぁ・・・、グスッ」

「えっと・・・、その・・・・、わ・・・私もその・・・・、おねしょ・・・、あはは・・・」
園ちゃんは照れくさそうにそう言って、掛け布団を捲り上げて、世界地図を風ちゃんに見せました。

「・・・えっ!?」
園ちゃんのおねしょに、風ちゃんは心底驚いた様子でした。

2人はその後、どうするかを相談しました・・・。
っと言っても、2人ともパジャマも布団もびっしょりびちょびちょです。
出来る事は一つしかありませんでした・・・・。

c368.jpg
「水出さん、おねしょしちゃった。ごめんなさい」
再び戻って来た3人の前に、世界地図をさらけ出して、2人は謝りました。

初めこそ驚いた様子を見せた笙湖ちゃんと杏奈ちゃんでしたが、直ぐに落ち着きを取り戻して、テキパキと後始末に取り掛かりました。

「あの・・・、お布団・・・、クリーニング代、ちゃんと払いますから・・・」
知らせを受けた笙湖ちゃんのお母さんに、園ちゃんと風ちゃんは言いましたが、
お母さんは「何言ってるの、そんなのいいわよ」っと2人に笑顔を向けて言いました。

「いえ・・・、そういう訳には・・・」
っと譲らない2人にお母さんは言いました。

「昨日も話したけど・・・、私は、笙湖が沢山、友達を連れて来てくれた事、
あなた達が笙湖の友達になってくれた事が凄く嬉しくて、感謝しているの。
本当感謝してもしきれない位に・・・・。
それと比べれば、おねしょなんか、洗濯すればそれで済む事なんだから、気にしないで良いのよ」

「でも・・・」
それでも譲らない風ちゃん、お母さんはそんな風ちゃんの頭に手を乗せると、

「まだ言うかっ!!(笑)、子供が大人に気を使ったり、遠慮したりするものじゃありません。
・・・・覚えておきなさい」

「子どっ・・」
長女として下の兄弟2人の面倒を見ている風ちゃんは、子供と言われた事に、地味にショックを受けました。
まぁ・・でも、こんな風に他所の家でおねしょしてるようじゃまだまだ子供なのかなww

「このままじゃ、風邪引いちゃうからさー、早くお風呂入って来なよー。
・・・あっ、そうだ、今日は私が2人のお世話してあげるー。いつもして貰ってるお礼だよー」
そう言って彗ちゃんは、2人をお風呂場に連れて行こうとしました。

「え・・ちょっ・・・、彗ちゃん」

「あ・・、そういえばパンツはどうするの?」
気が付いた彗ちゃんが言うと。

「私ので良ければ・・・」
そう言って、笙湖ちゃんはタンスに向かおうとしました。
その時、「あっ・・」と気が付いた園ちゃんは、

「それなら私は大丈夫、1枚余分に持って来てるから・・・・」
特に何も考えずにそう言いました。
しかしそれは軽率だったのです。

「え・・っ?なんで余分に持って来てるの??」
最初に疑問に思ったのは杏奈ちゃんでした。

「え・・・?なんでって・・・??」

「確かにー、それって予めこうなる事を予感してたってことー???」

「それって・・・つまり・・・・」

「え・・ちょ・・・、何言ってるの皆・・・???」

「このおねしょは偶然じゃなくて・・・」

「え・・ちょ・・ち・・ちがっ・・・」
園ちゃんは焦りました。

「園田さん・・・、おねしょ、まだ治ってないの??」

「ち・・違うのーーーっ!!!!」
ちゃんとおねしょが治っていない事までバレてしまいました。
風ちゃんとお風呂に入りながら、やっぱり事前に話しておけばよかったと思う園ちゃんでした。

因みに風ちゃんのおねしょは本当に偶然だったみたいです。
友達の失敗に自然と誘発される体質なのかも(笑)



こんばんは、

今回はまとめてお送りしました。
全部読むと長いですが、3連休と言う方も多いかと思いますので、
ゆっくり読んで頂ければと思います。(これを最後に書いても仕方がないのか?w)
最後の、余分に持って来たパンツでおねしょ癖がバレると言うのは、
自分自身の小学校時代の実体験がベースになっています。

次回はまだ未確定ですが。
短めにさらっと終わらせたいと思います。
早穂ちゃん・・・かな、
その後は、悠奈ちゃん、もしくは公恵ちゃん(満を持して)と考えてます。
考えてるだけで決定ではありません。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2016/10/08(土) 17:05:16|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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お泊り会~1年生編~(中編)

※この中編には失敗シーンは一切ありません!!!※



先にあとがき的なもの。
こんばんは。
今回は、中・後編と一気に上げようと思います。
この中編は完全に趣味の産物と言うか。
5人の普段の女の子らしい様子(らしいかどうかは微妙ですがw)を描きたいと思って書きました。
過去にも何度かあったガールズトークのリベンジの様な物です。
なので、失敗するシーンはありませんのでご了承ください。
そんなん良いから失敗シーン早く見せろ、と言う方は、
この中編は飛ばして、後編の前回までのあらすじから読んでください。
(それでも全く問題有りません)



前回までのあらすじ。
彗ちゃんの提案で、笙湖ちゃん家でお泊り会をすることになった5人の1年生グループ。
実は普段と違う環境では未だにおねしょの不安がある園ちゃん、何も対策を講じぬまま迎えたお泊り会当日。
果たして無事おねしょせずに乗り切る事は出来るのでしょうか・・・?



金曜日、お泊り会当日。

1年生5人の仲良しメンバーは、学校帰りにそのまま笙湖ちゃん家に向かいました。
一旦帰るのも面倒臭いと言う事で、バックに寝間着と下着を入れてくるようにしたのです。

(万が一、おねしょしちゃった時に備えて・・・)
園ちゃんは、寝る前に履き替える分とは別に、もう1枚、おねしょした時用に下着を余分に持っていく事にしました。

(まぁ・・・、大丈夫だと思うけど・・・、大丈夫・・・、大丈夫・・・・)



「さ・・・上がって上がって・・・、ただいまぁ~、お母さ~ん、みんな来たから~」
笙湖ちゃん家に着くと、4人は2階の笙湖ちゃんの部屋に入りました。

「わー、広ーい、可愛いー!!」
杏奈ちゃん以外の3人は、笙湖ちゃんの部屋に入るのは初めてで、なかなかの広さに驚きの声を上げました。

「鞄その辺に置いて、適当に座って待ってて、お茶とお菓子用意するから・・・」

「はーい」
彗ちゃんは、鞄を置いて何となく机に目をやりました。
すると、ある物を発見しました。

「あ・・・、なんか見慣れた赤いブルマーが・・・」
そこには、洗濯されて綺麗に畳まれた保健室の赤ブルマーが、ど真ん中に堂々と置かれていたのです。

「えっ?!はぁうっ・・・・!!!!」
笙湖ちゃんは、猛スピードで赤ブルマーを掴むと、机の引き出しに突っ込みました。

「あ・・・、あはは、じゃ・・・じゃあ・・ちょっと待ってて・・・」
そう言って、笙湖ちゃんは部屋を出ました。

「ちょっとお母さんっ!!ブルマ、今日はあそこに置いとかないでって言っておいたのにーーっ!!」
部屋の外からでも聞こえて来る悲痛の叫びに、4人は目を合わせて苦笑いを浮かべました。

暫くすると、笙湖ちゃんは、お母さんと一緒に部屋に戻って来ました。

「お待たせー、ごめんね、なんかお母さんが皆に挨拶したいって言うから・・・」
すると笙湖ちゃんのお母さんは、ささっと笙湖ちゃんの前に出て来ました。
流石に親子だけあってかなり似ています。
お母さんはかなり若々しくて、ぱっと見姉妹と見間違える程です。

「初めまして、笙湖の母です、いつもうちの子がお世話になってます。杏奈ちゃんはお久しぶりね」
お母さんはお茶をテーブルに置き終えると言いました。
続いて笙湖ちゃんが、杏奈ちゃん以外の3人を紹介しました。

「8組の友達で、小堂彗ちゃん、小山風奏ちゃん、園田良波ちゃん」
風ちゃんと園ちゃんは、軽く会釈して答えました。
彗ちゃんは、

「おばさん、よろしくねー」
と元気良く答えました。

「あら、元気があって良いわねー。この子、おしっこもらしてばっかだけど、これからも仲良くしてあげてね」
お母さんは満面の笑みで言いました。

「はーい、おもらしは私も沢山してるから大丈夫ー、私、笙湖ちゃんとは保健室常連の仲間なんですよー」

「あら?そうなの?」
お母さんはちょっと驚きました。

「だから・・えっと・・、今日・・・、おもらししちゃったらごめんなさい」
彗ちゃんは、頭を搔きながら言いました。

「あんたそんな事言って、本当にもらさないでよ」
杏奈ちゃんが即座に忠告しますが、お母さんは、

「別に全然問題ないわ、笙湖もよくもらすし」

「ちょっ!!私そんなにもらさ・・なくもなくは・・ない・・けどさぁ・・
ゴニョゴニョと何か言ってる笙湖ちゃんを無視して、お母さんは続けます。

「私、笙湖がこんなに沢山友達を連れて来てくれて凄く嬉しいの。皆本当にありがとうね。
小堂さん、おもらしなんて、後始末すれば済むんだから気にしないで良いわよ。
それじゃあ、夕ご飯、腕によりをかけて作るから、待っててね」
言い終わると、お母さんは部屋を出て行きました。

その後、
本来の目的である所の、『おもらしし過ぎで凹んでる笙湖ちゃんを励ます会』が始まりました。

「はい、笙湖ちゃん!!プレゼントだよー」
彗ちゃんは、笙湖ちゃんに、綺麗に箱詰めされたプレゼントを渡しました。

「え・・ありがとう、誕生日でもないのに・・・なんかごめん・・」

「いいのいいの、早く元気になってねー」
箱を開けると、笙湖ちゃんが憧れるラノベ作家の、アニメ化された作品のグッズが入っていました。

「わぁ~、欲しかったんだコレ、嬉しい!!」
笙湖ちゃんは、目をキラキラさせて喜びました。

「みんなで相談して、池袋に行って買って来ました」

「ありがとう、大切にするね!!」
笙湖ちゃんがお礼を言った直後、
突然風ちゃんがスッと立ち上がって、自分の鞄を開けると重量感のある何かを取り出しました。

「私からは・・・これっ!!」
そう言って袋に入れられたその何かを、笙湖ちゃんの足元にドスっと置きました。
袋を開けて出てきたのは、『ハガレン』、全27巻・・・・の半分の14巻。

(どうりでなんか鞄重そうだと思ったら・・・)
4人の疑問はこの時解消されましたww

「全部持ってこようと思ったんだけど、流石に無理だった・・・」
っと前置きすると、風ちゃんは続けました。、

「ラノベも良いけど、たまには別の刺激も必要だと思うの!!
ってことで読んで!!絶対面白いから!!絶対!!
ハガレンを読まないなんて、人生9割損してるからっ!!
あ・・これは布教用だから、多少汚れても気にしないで、
家にはちゃんと、全27巻、完全版18巻、保存用、鑑賞用もあわせて~・・・・」

「あ・・ありがとう、今度ゆっくり読むね」
力説する風ちゃんに苦笑しながら、笙湖ちゃんは言いました。

「後コレ!!水出さんならわかってくれると思うんだ!!」
続けて風ちゃんが手渡したのは・・・、女性向け恋愛SLG。

「ええっ!!これは・・ちょっと・・・、男の子と会話するなんて・・、は・・・恥ずかしい・・・・」
そう言って、ゲームを風ちゃんに返しました。

「泉田先輩みたいな事言わないでよーっ(涙)」
風ちゃんのそちらの道への勧誘は、またしても失敗したのでした(笑)



プレゼント渡しが終わると、まったりと会話をしながら時間が過ぎて行きました。
学校関連の話題をつらつらと話していると、勝手に机の引き出しを開けた彗ちゃんが言いました。

「あ、トランプ発見ー、ねぇねぇ、トランプしようよー!!」
別に会話が盛り上がっていたわけでもないので、皆は気分転換に、彗ちゃんの提案に乗る事にしました。

「ただやるだけじゃつまらないからー、ビリの人は罰ゲームねー」
コヨーテの時みたいな事を彗ちゃんは言いました。

「じゃあ、1位の人の質問に正直に答えるって言うのどう?」
園ちゃんがそう提案すると、彗ちゃんは「いいよー」と答えました。

(良しっ!勝ってみんなの好きな人を徹底調査しちゃうぞー!!
折角みんなで集まってるのに、恋バナしないとか・・・あり得ないでしょっ!!)
園ちゃんは、絶対に勝つと気合を込めました。

こうして、始まったゲームはババ抜き、園ちゃんは執念で1番で上がりました。

「やったー、一番!!」
両手を上げて喜ぶ園ちゃん、残りの4人でゲームは続き、ビリは・・・。

「ま・・またビリ・・、この私が・・・、私が・・・・」
両手をついてショックで固まっている杏奈ちゃんでしたww

「それじゃあ・・、清白さん罰ゲーム!!」
ノリノリな園ちゃんは、続けて杏奈ちゃんに質問しました。

「清白さんはぁ~、今、好きな人がいますかぁ~!?好きな人の名前をフルネームで答えて下さーい!!」
言いながら園ちゃんは、マイクを向けるような仕草を杏奈ちゃんにしました。
残りの3人も、目をキラキラさせて、杏奈ちゃんに注目しました。

「・・・はぁ、園田さんの事だからそんな事だろうとは思ったけど・・・、良いわ、正直に答えるわよ」
皆は、杏奈ちゃんの次の言葉に集中しました。

「今、好きな人はいません。はい終わり・・・」

「えーーっ!!」
「杏奈ちゃん逃げたーっ!!w」
その言葉に、皆不満の声を漏らしました。

「駄目駄目そう言うの無し!!おもらしファッションで授業受けた程の人が、
今更恥ずかしがることなど何もないでしょ!?さあさあ、言っちゃいなー」
園ちゃんは再びマイクを向ける仕草を杏奈ちゃんにしました。

「おもらしファッションの事は言わないでっ!!・・・だから正直に言ってるでしょ、いないって」

「・・・本当?クラスに気なる男子位いるでしょ?1組だとほら、サッカー部の西村君とか、カッコよくない?」

「クラスの男子なんて一切興味ないわ・・・、西村?
あ~、あの色黒でやたら声がうるさい人?カッコ良い?あの人が・・・??」
杏奈ちゃんが全くわからないと言った表情をして言いました。

「杏奈ちゃんそりゃ酷いよー!!」
彗ちゃんが苦笑しながら言いました。

「あ・・でも近藤さんが言ってたけど・・・、西村君って泉田先輩・・。
あ・・・、同行会の先輩なんだけど、その先輩の事が好きらしいから、残念ながら脈ないよ」

「だから私は西村なんてどうでも良いのよ」

「あーーん、清白さんつまんなーい。
じゃあさ、好きとかは置いといて、そうだな・・・憧れてる人とかはいないの?」
園ちゃんは質問を変えました、すると、「それならいるよねー」っと笙湖ちゃんが杏奈ちゃんよりも先に言いました。

「え・・だれだれ?お父さんとか、そう言うのは要らないからね!!」

「杏奈ちゃんは、生徒会長さんに憧れてるんだよー、・・っあ、ごめん勝手に話しちゃった・・」
調子に乗って笙湖ちゃんは、杏奈ちゃんが話す前に答えてしまいました。

「お~!!神前生徒会長、・・・・って、女じゃん!!」
園ちゃんはノリ突っ込み風に言いました。

「べ・・別に良いでしょ、憧れてるだけなんだから・・・」
杏奈ちゃんは照れて顔を下に向けて言いました。

「確かに、神前先輩はカッコ良いよねー、頭も良いし、スポーツも凄い上手なんだって」

「それだけじゃないよ小山さん、生徒会長、髪はサラサラだし、スタイル良いし、料理も得意なんだって・・。
杏奈ちゃんが憧れるのもわかるよぅ」
風ちゃん、笙湖ちゃんは、生徒会長を絶賛する声を上げました。
しかし、彗ちゃんは・・・。

「でも、私と笙湖ちゃんと同じ、おもらしっ娘なんでしょ?」

「・・・・ちょ!!彗っ!!」
憧れの生徒会長の賛美に水を差す彗ちゃんの言葉に、杏奈ちゃんは声を荒げました。

「あー、そんな噂が確かにあるね」
ぼそっとつぶやく園ちゃん。

「神前先輩がそんなみっともない事する訳ないでしょ!!
そんなの全く根も葉もないうわさ話よ!!」

「でも、生徒会役員の公恵ちゃんが言ってたんだよー。
もう何度も見てるって・・・、ブルマーの貸し出し記録にも何度か名前が・・」

「武石さんがそんなしょうもない噂を広げてるのね!!
先輩をサポートするべき立場のハズなのに・・・、嘆かわしいわ」
生徒会長を崇拝する杏奈ちゃんは、生徒会長おもらしっ娘説を信じる気は無いみたいです。



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「所でさー、彗ちゃんは鈴木君とどうなの?付き合っちゃえば良いのに」

「うん、お似合いだと思う、鈴木君も間違い無く彗ちゃんの事が好きだしね」
結局、トランプは最初の1度きりで、その後は自然と恋バナにシフトして行きました。
今は彗ちゃんと彗ちゃんの隣の席の鈴木君の話になっています。

「えぇ!!彗ちゃん!!いつの間に鈴木君とそんな関係にっ!!」
笙湖ちゃんも興味深々みたいです。

「どうって・・・?鈴木君は友達だよー」
彗ちゃんは、そう言って首を傾げました。

「それだけ?なんかこう・・、感じるものはない?鈴木君から感じるでも良いや」
園ちゃんの問いにも「別に」とそっけなく応えるだけです。

「まぁ、彗にはまだ男女のお付き合いは無理よ、
そもそも、お付き合いするってどういう事か分かってるの?」
パンツ丸見えの杏奈ちゃんが囃し立てました。

「失礼な!!それくらいわかるよ!!
お外で一緒に遊んで、最後にチューするんでしょ、
・・でも、チューすると赤ちゃんが出来ちゃうから、大人になるまでしちゃ駄目なんだよー」

「・・・・・・」

「風ちゃんは?好きな人いる?」
園ちゃんはターゲットを風ちゃんに切り替えました。

「いるよー」
風ちゃんは即答しました。

「嘘!!誰々!?クラスの男子?」

「マスタング大佐とか~、リヴァイ兵長も良いね~、後、刀剣乱舞が今凄く熱いの~っ!!!」

「全部2次元じゃんっ!!!」
園ちゃんが、ツッコミを入れたその時。

「皆~、ごはん出来たわよ~」
下の階から、笙湖ちゃんのお母さんの声が聞こえて来ました。

夕ご飯の時間です。



ダイニングに着くと、テーブルには5人分の料理が準備されていました。
笙湖ちゃんのお母さんが5人を迎えます。
「皆座って、お父さんまだ帰って来ないから、先に食べちゃってね。私は後でお父さんと食べるから・・」

そんなお母さんが本日、腕によりをかけて作ったメインディッシュは・・・。

「わーーーい、オムライスだー!!私オムライス大好きーっ!!!!」
オムライスを見て、彗ちゃんは大はしゃぎしました。

「あら本当、それは良かったわー」

「おかわりーっ!!」

「まだ食べて無いでしょ!!」
先走り過ぎの彗ちゃんに、杏奈ちゃんが速攻でツッコミを入れました。

「ちゃんとおかわりあるわよ、沢山食べてね」

「わーい!!」
全員椅子に座ると、『いただきます』の掛け声と共に、楽しい夕ご飯が始まりました。
ここでも、おしゃべりは尽きず、色んな話題で盛り上がりました。
笙湖ちゃんのお母さんも加わって、笙湖ちゃんが、彗ちゃん達と仲良くなった経緯を聞いたりしていました。

・・・・・。

「ご馳走様ー、もうおなか一杯ー」
3杯のオムライスを完食した彗ちゃんは、背もたれに寄りかかって、おなかを摩りました。

「彗ちゃん、よく全部食べたね・・・」
園ちゃんもその食べっぷりには驚きを隠せませんでした。

「・・・太るわよ」

「食べた分、動いてるから太らないもーんっ!!」
意地悪な杏奈ちゃんの言葉に彗ちゃんは反論しました。

「それじゃあ、戻って、あのさ・・、人生ゲームやらない?昔買ってもらったのがあって・・・皆と遊んでみたくて・・・」
照れくさそうに提案する笙湖ちゃん、でも意外と皆も「面白そう」「懐かしいわね・・」と言った具合で乗り気でした。

「よーしそれじゃあ、お部屋に戻って、人生ゲームだーーっ!!」
彗ちゃんは、椅子から立ち上がると右手を突き上げ気合を込めました。
・・・が、直後。

「・・・の前に、ごめん、おトイレ・・、はぁう!!おなかが・・・」
グググ・・・ギュルギュル~・・・。

「彗ちゃん、大丈夫!!」
彗ちゃんは、笙湖ちゃんに支えられてトイレに向かいました。

(・・・そりゃあ、アレだけ食べればね)
彗ちゃんの後姿を見守る3人は、互いに見つめ合って笑いました。



ひとしきり人生ゲームで盛り上がった後、気が付けばもうだいぶ夜も更けて来ました。

「・・・そろそろお風呂入って、寝ようか?」
笙湖ちゃんが言うと、皆は頷きました。

「ねぇねぇ、笙湖ちゃん、一緒に入ろーっ!!」
彗ちゃんが笙湖ちゃんに、すり寄って来て言いました。

「え・・・、2人で入るの?!」

「でも、1人ずつ入ってると、時間が掛かるよね・・・
あ・・・、でも、2人で入るにしても、笙湖ちゃんは、杏奈ちゃんとが良いんじゃ・・」
園ちゃんと、風ちゃんが話していると、

「別に良いんじゃない、笙湖、彗と入りなよ」
杏奈ちゃんが言いました。

「笙湖とはしょっちゅう一緒に入ってるし、私の家でおもらしした時に・・・」

「杏奈ちゃんやめてよぅ!!私、杏奈ちゃんとそんなにしょっちゅう入って・・・ない・・・ことも・・なくは・・・ない・・ような・・あるかも・・ないかも・・

「その後、園田さんと小山さんで入って」
何かごにょごにょ言ってる笙湖ちゃんは無視してw、杏奈ちゃんは言いました。

「・・って、杏奈ちゃんは入らないのー?ばっちぃーよー」

「最後に一人で入るのよ!!!」

先にお布団の準備をしてから笙湖ちゃんと彗ちゃんは、お風呂場へ向かいました。



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「おー、笙湖ちゃん、結構おっぱい大きいねー、保健室で下半身は良く見るけど、おっぱい見るのは初めてかもー」

「え・・よく見てるの!?は・・恥ずかしい・・・、それに、その・・、彗ちゃんの方が・・・大きい」

「お肌もすべすべだしー」

「いや・・それも彗ちゃんの方が・・・」

「よーし、それじゃあ背中流しっこしようかー」

「う・・・うん、そうだね」

「これからもー、同じおもらしっ娘として仲良くしようねー」

「え・・・と、私は出来ればおもらしは治したい・・・けど・・」

「なんかさー、初めて会った時の事思い出すねー、保健室でお互いにお着替えし合いっこしてー」

「うん・・・」

「それから、杏奈ちゃんとも仲良くなれて、皆で遊んでー」

「私も、園田さんや、小山さんと・・・もちろん彗ちゃんも!!皆とこんなに仲良くなれて嬉しい」

「これからもみんなで沢山遊んで、良い思い出いっぱい作ろうねー」

「・・・うん!!」

その後。

風ちゃん園ちゃん、杏奈ちゃんと順番にお風呂に入って、いよいよ寝る時間になりました。

(続く)
  1. 2016/10/08(土) 17:04:14|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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お泊り会~1年生編~(前編)

笙湖ちゃんがおねしょと1日2回の学校おもらしをしてしまった日から、数日がたったある日の昼休み。
1年生グループの5人が集まってお昼ご飯を食べていると、彗ちゃんが笙湖ちゃんの方を向いて言いました。

「ねぇ笙湖ちゃん、私達みんなで集まってお泊り会しない?今週の金曜日から土曜にかけて?」

「えぇっ!!い・・・いきなりどうしたのぉ!?」
笙湖ちゃんは驚いて、手に持ったサンドイッチを落としそうになりました。

「沢山おしゃべりとかして元気出して貰おうかなーって思って、最近笙湖ちゃん沈んでるからさー」
『お泊り会』、これが元気の無い笙湖ちゃんを励ますべく思いついた彗ちゃんの計画でした。
事前にその計画を聞いた杏奈ちゃん、風ちゃん、園ちゃんの3人は、快く同意しました。

・・・いえ。

実はその中に一人、心中穏やかでない人物がいます。
その人については後程詳しく(笑)

「え・・・と、楽しそうだけど・・・、でも私、おもらししちゃうかもしれないし・・、お・・おねしょも・・」
笙湖ちゃんが、ぼそぼそとした口調で言いました。

「それは私も同じだから心配いらないよー、大丈夫、大丈夫ー!!」
彗ちゃんが胸を張ってそう言うのを聞いた笙湖ちゃんは、

「彗ちゃんがそう言ってくれるなら・・・、良いよ、・・・迷惑かけるかもだけど・・・」
っと言って計画に同意しました。

「やったー決まりだねーお泊り会ー、わーい楽しみー!!」
彗ちゃんは、いきなり立つと飛び跳ねて喜びました。

「彗うるさいっ!!食事中でしょ!!」
杏奈ちゃんに注意されて、彗ちゃんは座り直しました。

「だって杏奈ちゃん、お泊り会なんだよー!!外では沢山遊んだけど、誰かの家に5人で集まるのって今迄一度も無い事だよー」

「そりゃ、あんたと笙湖がおもらしするからよ、
でも今回はあんたの家でしょ、あんたが自分の家でする分には別にね・・・。
さっき言ってたけど、仮に笙湖がしちゃっても大丈夫なんでしょ?」

「え・・?私の家は無理だよー」

「何よそれ!!私、あんたの家でやるものだとばっかり・・」
杏奈ちゃんが呆れたような口調で彗ちゃんに言いました。

「皆もそうよね?」

「う・・うん・・・」
他の3人も、てっきり言い出しっぺの彗ちゃんが自分の家に皆を呼ぶものだとばかり思っていました。

「だって私の家狭いし小さいし・・、流石に4人も呼べないよー」

「じゃああんた、一体誰の家でやろうと思ってたの?」

「そりゃあ、杏奈ちゃん家でしょー!!アレだけの広さがあれば問題無いしー、
4Kテレビ置いて有るしーお風呂も立派だしー、おもらししちゃっても安心安全ー」

「おもらしする事を前提に考えるなー!!冗談じゃないわ、お断りよ!!」
杏奈ちゃんは、両手で×の形を作ると全力で断りました。

「えー、いけずー」

「私は笙湖の事は守るって決めてるから、笙湖のおもらしには責任持つけど、
悪いけど、あんたは別よ、どうしても私の家でやるって言うなら、家にいる間は、あんたにはオムツをつ・・・」
「じゃあいいや、風ちゃん家はー?」
杏奈ちゃんに早々に見切りをつけた(笑)彗ちゃんは、風ちゃんに尋ねました。

「ちょっと難しいかな~。私、妹と部屋共有だし・・・、それに親も帰りが遅いし、あんまり夜騒ぐのは・・・」
風ちゃんは、難色を示しました。
彗ちゃんは続いて、園ちゃんにも尋ねましたが、

「ウチもちょっと4人は・・・、お姉ちゃんもいるし・・」
園ちゃんも難しいと答えました・・・。
困った表情を浮かべた彗ちゃんは、最後に笙湖ちゃんに尋ねました。

「え・・ウチ・・・?べ・・別に良い・・けど・・・・」

「本当っ!?やったー!!」
かくして、1年生5人のお泊り会は笙湖ちゃんの家で行われる事になりました。

(お泊り・・・・、お泊りかぁ・・・、大丈夫・・・かな・・・)
皆が楽しそうにしている中・・、不安な表情をしている人が一人・・。

それは・・・・。



お泊り会前日の木曜日の夕方。

「良波(らな)ー、あんた友達の家に泊まるとか・・・、大丈夫なの?」
夕飯の席で、園ちゃんは、明日のお泊り会について家族に話しました。
両親は、「迷惑をかけないようにね」と言っておしまいでしたが、
園ちゃんのお姉ちゃんは、ある事が気がかりで、夕飯後、廊下で園ちゃんに声をかけました。

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「大丈夫って・・・、な・・・何が」

「最近、ようやく家ではしなくなったけど、よそ行くとやってるじゃない・・・」

「・・・・っ!!」
園ちゃんは、お姉ちゃんの言葉にドキッとしました。
まさか・・・見透かされてる・・・・!?

「おねしょ」
その言葉に、園ちゃんは顔を真っ赤にしました。

「はぁっ!!何言ってんのっ!!よそでしちゃったのなんて、小6の修学旅行が最後だしっ!この年になってする訳・・・」

「ハイそれ嘘・・・、あんた先月、部活の夏合宿でしたでしょ、おねしょ」

「え・・、何っ!!誰にも言ってな・・・、ハッ!!!」
思わず口を滑らせてしまった園ちゃんは、慌てて口を塞ぎました。

「帰って来た時、良波の顔見て直ぐに分かったわよ、お風呂でこっそりとパジャマとパンツ水洗いしてるのも丸わかりだったし」

「そんな事まで・・・」
誤魔化し切ったと思っていた園ちゃんは、バレバレだった事がわかって、悔しくて涙が出て来ました。

「何泣いてるのよ・・・、良波が私を騙すなんて10年早いわよ」

おもらしっ娘としては、彗ちゃん、風ちゃんよりも早く卒業を果たした園ちゃんですが。
逆におねしょっ娘としては、中2の途中まで不安があり、一番卒業が遅れました。
いえ、厳密に言えば、おねしょはまだ卒業していないのです。
それと言うのも、自分の家の自分の布団で寝る分には、まずしないのですが。
よその家等、環境が変わると未だにしてしまうからです。

中学の修学旅行では、早い段階で担任の先生と保健の先生におねしょの不安を相談して、
当日は、夜に起こして貰う対策で、どうにかおねしょをせずに乗り切る事が出来ました。
園ちゃん以外にも数人、同じように起こして貰ってトイレに行っていた生徒がいて、園ちゃんは少しホッとしました。
でも、その人達とはその後、卒業までずっと気まずい雰囲気で、まともに会話をする事が出来ませんでした。
その時の人たちは、皆違う高校に行ってしまいましたが、今でもおねしょをしているのでしょうか・・・。

中3に上がってからは、おねしょを一切しなくなったので、園ちゃんはもう完全に治ったと思いました。
なので、夏合宿の時は誰にも相談せず、園ちゃん自身も絶対大丈夫と自信を持って挑みました。
でも、残念ながら、パンツとパジャマ、お布団をおしっこで濡らしてしまいました。
ただ、万が一に備えて、就寝前の水分補給を控え、寝る直前にトイレに行っていた事もあって、
おねしょの規模そのものは小さく、他の部員や先生にバレる事はありませんでした。

「対策をとったとは言え、中学の修学旅行は失敗しなかったから、
合宿は様子見てたんだけど・・・、あんた結局治ってないじゃない・・・。
だから、今回は忠告してあげてるのよ。
友達の家でやらかして、迷惑かけないようにね」

「・・・・・」

「今からでも遅くないから、話しておいた方が良いんじゃないの?
馬鹿にするような子はいないんでしょ?」

「馬鹿になんて!!皆がそんな事する訳ないじゃん!!」
園ちゃんは語気を強めて言いました。

「なら迷う事ないじゃない、何も言わずにやらかして、恥かくのは良波だよ」

「うるさいなっ!!お姉ちゃんには関係ないでしょっ!!!」
大声を上げて怒鳴ると、お姉ちゃんは「あっそ」と言って踵を返しました。

「じゃあもう何も言わない、後で泣きついて来たって知らないから」

「お姉ちゃんなんかに泣きついたりしませんよーだっ!!」
園ちゃんは捨て台詞を吐くと、自室に駆け込みました。

(何よっ!!お姉ちゃんの馬鹿っ!!)
ベットに倒れ込むと、心の中でお姉ちゃんを罵倒しました。

修学旅行でのおねしょ対策は、担任の先生と保健の先生以外には話してないので、彗ちゃん、風ちゃんはその事実を知りません。
夏合宿のおねしょも、今日、こうしてお姉ちゃんに言われなければ、自分以外知るものはいないと思っていました。
つまり、彗ちゃんも、風ちゃんも、園ちゃんがおねしょをしたのを見たのは、小6の修学旅行が最後です。(一緒にやらかしながらw)
なので園ちゃんは、自分が未だにおねしょの不安を抱いているとは、流石にもう2人とも思っていないだろうと考えていました。

(よその家だとおねしょしちゃうかも・・・だなんて・・・、今更言える訳ないじゃない・・)
今迄散々、『あの時の自分は最早黒歴史』『もうあんな失態はあり得ない』等と、
笙湖ちゃんや彗ちゃんの前で言った来た手前、今更未だにおねしょするかも・・なんて格好悪くて言える訳がありませんでした。

(寝る前にこっそりオムツ付けて・・・、って、もしバレたら!?って言うか、そもそもオムツなんて・・彗ちゃんじゃないけど絶対嫌っ!!)
一瞬オムツも浮かびましたが、現役おもらしっ娘の2人ですらつけていない物をつけるのは、やっぱり抵抗がありました。
もう子供だって産める大人の体だと言うのに、その自分が赤ちゃんのようにオムツを当てるだなんて・・。
一人前の女としてのプライドがオムツを拒否しました。

(乗り切るしかない!!ええっ!!乗り切ってやるわっ!!おねしょなんて気持ち次第だわ、普段はしないんだし・・)
悩んだ末に園ちゃんは、誰にも言わず対策も講じず、気持ちでおねしょを抑え込む事に決めました。

(まぁ、何はともあれ、折角みんなで集まるんだから、楽しまないとね)
不安を抱えたまま、園ちゃんは、お泊り会当日を迎える事になりました。

果たして、無事に乗り切る事は出来るのでしょうか・・・?

(続く)


こんばんは。
今回は、当ブログで本格的に扱うのは初めて(だと思う・・)な、お泊りネタです。
そして、園ちゃんメイン回と言う、これも当ブログ初の試みで、初物ずくしですww
今迄、目立った活躍も無く、モブスレスレの様な存在だった園ちゃんですが、
意外な秘密と共にメイン回を勝ち取りましたよ(笑)
今回は、序章の様な感じになってしまいましたが、次回は、お泊り会がスタートします。
ご期待ください。

今回は挿絵が寂しい事になってしまったので、pixivに上げた自前絵2点を、pixivより画像大き目で上げます。
宜しければ見て下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。



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  1. 2016/09/28(水) 17:56:45|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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彗ちゃんと、隣の席の鈴木君(後編)

前回のあらすじ

放課後、鈴木君の目の前で本日2度目のおもらしをしてしまった彗ちゃん。
保健室への同伴を躊躇う鈴木君を説得して、2人で保健室へと向かう事にしました。
まさか、このままいい感じの仲に!?

続きをどうぞ・・・。



鈴木君と彗ちゃんは、昇降口で上履きに履き替えると、
1階の端にある保健室の扉の前まで来ました。

「それじゃあ、僕はこれで・・」
これ以上は本格的にまずいので、鈴木君は彗ちゃんに挨拶をして帰ろうとしました。

しかし、彗ちゃんは全く聞いておらず、保健室の扉を開けると

「先生ごめんなさい、またもらしちゃったー!」
と、とても大きな声で言いながら、中に入って行きました。

「ちょっ・・!!小堂さん!!声が大きいよ!!」
帰るつもりで、彗ちゃんに背を向けていた鈴木君でしたが、
聞いている方が恥ずかしくなる大声に、慌てて彗ちゃんの後をつけました。

「・・・あれ?」

「・・・誰も・・いない・・」
彗ちゃんの背後に立つ鈴木君が、保健室を見渡しながら言いました。

「また教頭先生に呼ばれてるのかなー・・・」

「え・・っと、小堂さん・・。こういう場合はどうしてるの??」
これまで、学校おもらしの経験も、
おもらしした子の同伴(同性すら)も経験した事が無い鈴木君は、どうして良いかわかりませんでした。
一緒に入ってしまった以上、何か進展が見られない内は帰るに帰れません。

「うーん、先生がいれば楽だけど、まぁ、一人じゃないし、別に大丈夫ー」

「あ・・そうなんだ、なら良いんだけど・・・」
鈴木君は一瞬ホッとしました。

「・・って、ん??」
でも直ぐ、おかしい事に気が付きました。

「小堂さん、その・・、一人じゃないしってのは・・、どういう・・」

「え・・だって、鈴木君がいるから・・・」
彗ちゃんは、とんでもない事をあっさりと言い放ちました。
流石に鈴木君は、慌てました。

「ちょっと待ってよ!!僕が手伝うって事!?
そんなの駄目に決まってるじゃないか!!何考えてるの!!」

「え・・、駄目かなぁ」
彗ちゃんはきょとんとした態度で言いました。

「あのね・・僕は男で、小堂さんは女の子なんだよ、それがどういう事か、分かるでしょ・・」
鈴木君は力説しますが、彗ちゃんは分かってるんだか分かってないんだかと言った様子でした。

「え~と・・??でも一人よりは二人だと思うし・・、手伝って欲しいなー、お願いー」

「いや、お願いされてもこればっかりは・・・」

「お願い」
彗ちゃんは懇願の眼差しを鈴木君に向けました。

(駄目・・駄目駄目・・、今度ばっかりは絶対に駄目だ・・・)
鈴木君は必死に自分と戦いましたが、結局、好きな子のお願いには勝てませんでした。

「わ・・わかったよ、でも、服を脱いだり体を拭いたりとかは自分でやるんだよ」

「うん、分かったー」
彗ちゃんはそう言うと、保健室の隅のカーテンで仕切られている所に入って行きました。

「・・・・・・」

(やってしまったぁ~~っ!!)
鈴木君は自分の余りの意志の弱さに、頭を抱えて小さくうずくまりました。

「・・・大丈夫鈴木君、頭痛いの??」
丁度、カーテンからヒョコっと顔を出した彗ちゃんが言いました。

「あっいや別に大丈夫、何でもないから・・」

「そうなんだ」
頭をかいて笑う鈴木君を見てホッとした彗ちゃんは、続けて言いました。

「えっとね、向こうにタオルと、替えのブルマーがあって、
あっちの引き出しに替えのパンツが入ってるから、持って来てー」

「え・・、パン・・!?」

「笙湖ちゃんと私の名前が書いてある所ね、右の4列が私のだから、あ・・タオルは濡らしてね」
そういうと、彗ちゃんは、カーテンの中に再び入って行きました。

(パ・・パンツ・・)
鈴木君はまず、近くにある引き出しの方に向かいました。

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(本当に名前が書いてある・・・)
引き出しに書いてある名前を確認すると、ドキドキして顔が赤くなって来ました。

(あ・・、開けて良いんだよな・・、あ・・開けないと、わ・・渡せないし・・)
鈴木君は唾を飲み込むと、ゆっくりと引き出しを開けました。
『小堂さん』と書かれた、右4列には無地の真っ白パンツがずらりと並び、
反対側の水出さんと書かれた方の2列には、いろいろな柄の年相応の女の子らしいパンツが並んでいました。

(僕と同い年の女の子のパンツがこんなに・・・)
鈴木君のドキドキはどんどん強くなって行きました。

(このパンツは多分、持ち込み・・なんだろうな・・、同じ女子でも、人によってこれほど差があるものなのか・・・)
鈴木君の顔は、どんどんパンツに近づいて行きましたが、途中でハッと我に返りました。

(・・・って、何をマジマジと観察してるんだ僕は!!)
手前の真っ白パンツを掴むと、素早く引き出しを閉めました。

続いて鈴木君は、タオルとブルマーの方に向かいました。

(タオルは有るけど・・、ブルマーは・・・、ないなぁ・・)
周りをくまなく探しましたが、ブルマーを見つける事は出来ませんでした。
仕方なく、濡らしたタオルと替えのパンツだけを持って、彗ちゃんのいるカーテンの前に戻りました。

「小堂さん、その・・持って来たよ・・」

「ありがとー鈴木君」
彗ちゃんは、カーテンからヒョコっと顔だけを出して言いました。
鈴木君は顔を真っ赤にして俯きながら、タオルとパンツを渡しました。

「その、ブルマーなんだけど・・・、探したけど無くて・・」

「え・・そうなんだ・・、まぁいいや、私も後で探してみる」
タオルとパンツを受け取った彗ちゃんでしたが、なぜか、中に戻ろうとしませんでした。

「・・ど・・どうしたの?」
鈴木君の問いかけに、彗ちゃんは少し頬を赤らめて言いました。

「あのね・・、笑わないで欲しいんだけど・・、
おもらしした後は・・いつも・・、その・・、風ちゃんとか、先生とかに体拭いて貰ってるからね・・」

「う・・うん・・」

「自分で拭く・・その、自信が無くて・・、だからね・・」

「・・・え?・・ちょっ!!」
鈴木君は直ぐに気がついて、慌てました。

「小堂さん!!自分が何を言おうとしてるのか分かってるの!!
それに、始めに約束したはずだよ!!それは駄目だって!!」

「そうなんだけど・・」

「僕は、小山さんや先生とは立場が違うの!!
一人じゃ無理だって言うなら、今からでも、小山さんを呼べば良いんだし」
鈴木君が少し語気を強めて言いました。

「私は別に構わないよ・・、鈴木君は、友達だし・・」
彗ちゃんは一層頬を赤らめました。

「僕が構うよ!!」

「・・・お願い」
彗ちゃんは鈴木君に、必殺の懇願の表情を向けました。

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「うっ・・!!」
鈴木君は、彗ちゃんが自分にそこまで気を許してくれている事を嬉しく思い、
勢いで、「良いよ」って言いそうになってしまいましたが、寸前で思い止まりました。

(だ・・駄目だ、下手したら僕は退学だぞ!!
それに彼女の事だ、幼児みたいに、男友達も女友達も同列に考えてるだけかも知れない・・、むしろその可能性が極めて高い・・)
鈴木君は冷静になって更に考えました。

(良く考えろ・・、今迄何人の奴らが、彼女のこうした振る舞いに勘違いして告白して、玉砕してきたか・・。
僕だけが特別だなんて・・、思い上がりも良い所だ・・)
でも、このように冷静に考える一方で、鈴木君の邪な心は、

(こんなチャンス、もう2度と来ないぞ!!OKしちゃえよ!!)
っと囁きかけました。

「鈴木君??」
彗ちゃんはじっと鈴木君を見つめていました。

「え・・あ・・・」
究極の決断を迫られた鈴木君が、返事に困ってから十数秒後・・。
入り口の扉が開くと、保健室の神城先生が戻って来ました。

「あ・・っ!!」
先生の顔を見た鈴木君は真っ青になってその場に固まり、

「あ・・先生おかえりー」
彗ちゃんは何でもない顔をして、先生に声をかけました。

「小堂さん・・、何?またおもらし??」

「えへへー、ごめんなさーい」
全く反省してないような口調で、彗ちゃんは言いました。

「えへへじゃないわよ、もうブルマー無いわよ」
ため息交じりに話す先生は、今度は、視線を鈴木君に向けて言いました。

「・・で、君は一体、何をしているの??」
静かに言う先生でしたが、そこにはかなりの怒りがこもっていました。

「え・・と、その・・・これは・・」
気が動転して、上手く言葉が出てこない鈴木君に代わって、彗ちゃんが言いました。

「鈴木君には、私のお着替えの手伝いをして貰ってたんだよー、先生いなかったから・・」

「はっ!?男子にそんな事頼んじゃ駄目でしょ!!一体何を考えてるの!!」
それを聞いた先生は、眉間にしわを寄せて強い口調で言いました。

「え・・駄目だった?」

「当たり前です!!!私を待つか探すか、小山さんを呼ぶとか・・・他に幾らでも方法あるでしょっ!!
何か問題があってからじゃ遅いのよ!!分かってるの!!」
1日に2回おもらしをしても差ほど怒らない先生が、鬼のような剣幕で怒り出しました。

「・・・ごめんなさい」
これには流石の彗ちゃんも、悪い事をしたと感じて謝りました。

「あなたも!!小堂さんに何言われたか知らないけど、駄目って言えばいいでしょ、全くっ!!」
先生は鈴木君も叱りつけました。

「・・・すみません」
僕は何度も言ったんですが・・・。
っと言おうとした鈴木君ですが、3倍になって返って来そうだったので、言うのを止めました。

「今回だけは見なかった事にしてあげるから、あなたは早く帰りなさい。
でも・・、次はもう見過ごさないからね、分かった?」

「はい、本当にすみませんでした・・」
助かったーっと、心の中で思いながら、鈴木君は深く頭を下げて保健室を後にしました。



「小堂さんのお願いを聞いて、中に入ってたら完全にアウトだったな・・・」
帰り道、鈴木君はさっきの事を思い返していました。
ホッとしたような・・、でも何処かで、勿体ない事したなーと言う気持ちもあって、
彗ちゃんに対する自分の気持ちがよくわからなくなってしまいました。

おもらしをさせたくない・・。
そう願う気持ちは勿論あります。

でも、

おもらしを見たい、出来ればお世話もしたい・・。
と思う気持ちもある事を、最早否定する事は出来ませんでした。

「もう悩むのはやめよう」
鈴木君は、横断歩道で信号が変わるのを待つ間に、そう決心しました。

(普段の小堂さんは勿論好き、でも、おもらしした小堂さんも好き、それでいいじゃないか・・)

「どっちも素直な、僕の気持ちなんだから」
青信号になると、決意も新たに、鈴木君は歩き始めました。



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こんばんは。

彗ちゃんと、隣の席の鈴木君の後編をお送りしました。

彗ちゃんが無邪気過ぎて、なんだかエ☆ゲーの積極的なヒロインみたいになってしまいました・・・(^^;
まぁ、たまにはこう言うのも良いかなww

今回は、久々に彗ちゃんにスポットを当てたいと言うのが一番でしたが、
女の子のおもらしにドキドキする男の子をえがくと言うのもテーマの一つでした。
ラストの鈴木君の出した結論が在り来たりだったりで、上手くいったかと言えば、微妙な所ですね。
まぁ、鈴木君に関しては、彗ちゃんの男友達の1番手と言う事で、今後も出番はあると思うので、
またリベンジしたいと思います。

おまけのタオル巻きファッションは、前々からやってみたいと思っていて、
SAIの操作にも若干慣れて来た今なら出来そうと思ってやってみました。
『スカートが濡れゆくお漏らし』シリーズのお着替えでこの格好が採用されてて、凄く萌えたのがきっかけです。
やっぱ必死に強がる姿は、莉穂ちゃんが一番良く似合うなー(笑)

次回は、夏に相応しい物で!!
去年は封印してましたし。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2016/07/31(日) 17:51:17|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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彗ちゃんと、隣の席の鈴木君(中編)

前回のあらすじ。彗ちゃんがおしっこもらしただけですw

今回は、彗ちゃんと、彗ちゃんの隣の席に座る鈴木君のお話。
彗ちゃんは1時間目の授業中におもらしをしてしまいました。
それを見た鈴木君は、おもらしを止められずに、悲しく思いました。
でも一方で、気になる子のおもらし姿にドキドキする気持ちもありました。
このジレンマと、鈴木君はどう向き合うのか?
彗ちゃんはこの日これ以上の失敗をせずに済むのか?

では、続きをどうぞ・・・。



放課後。
帰りのHRが終わると、掃除当番に当たっていた彗ちゃんと鈴木君、田崎さんの3人は、
クラスメイトが次々と教室を出て行く中、残って掃除を始めました。
本当は掃除当番は5人なのですが、この日の残り二人は不良で、
掃除なんか、始めからやるつもりは無く、彗ちゃん達に『後はよろしく』と言って、さっさと帰ってしまったのです。
5人でやるはずの掃除を3人でやる事になってしまい、この日の掃除はいつも以上に時間が掛かってしまいました。

数十分後。
ようやく、後は外にゴミを捨てに行くだけになった時、田崎さんが時計を気にしながら、2人に言いました。

「ごめん、後任せて良い?もうミーティング終わっちゃう・・」
女子バレー部期待のルーキーと称される田崎さん。
本当なら部活に急ぎたい所を、ぎりぎりまで自分の責任を果たしてくれました。
事情を察した2人は、快く承諾しました。

「ありがとう、本当ごめんね!!それじゃ」
田崎さんは2人にお礼を言ってから、ダッシュで階段の下に消えて行きました。

捨てに行くゴミは、燃えるゴミと燃えないゴミ、合わせて2つの袋がありましたが、
どっちも大した量では無く、正直、後は1人で十分でした。
鈴木君は彗ちゃんに『後は僕が捨てに行くから帰って良いよ』と言いましたが、
彗ちゃんは『別に急ぐ用事も無いし、一緒に行くよー』と言うので、
2人で1つずつゴミ袋を持って、外のゴミ捨て場に向かう事にしました。



ゴミを捨て終わると、鈴木君は『ふー』っと息を吐きながら体を伸ばしました。
そして、若干軽い燃えるゴミを任せた彗ちゃんの方に向かいました。
すると彗ちゃんは、目の前に立っている大木のある一点を、とても心配そうに見つめていました。

「小堂さん、どうしたの?」
鈴木君が尋ねると、彗ちゃんは、大木の枝の先を指さして、

「猫ちゃんが・・・」
と言いました。

「猫・・・?あっ!!」
彗ちゃんの指し示す方向に目をやると、確かに木の枝に猫が留まっていました。
地面までは4mと言った所でしょうか、登ったのはいいけど、降りられなくなってしまったようです。
猫は小さく震えて時々「ミャーミャー」と、まるで助けてと訴えているように鳴いていました。

「助けてあげないと・・」

「え・・、あ・・、そ・・そう・・だけど・・」
彗ちゃんの懇願するような眼差しを受けた鈴木君ですが、曖昧な返事を返す事しか出来ませんでした。
仮に、彗ちゃんと2人で肩車をしても到底届く高さではありませんし、
かと言って、もともと運動の得意では無い鈴木君は、木登りして救出する自信もありませんでした。

「・・・待ってて、今助け・・、あ・・くっ・・」
痺れを切らした彗ちゃんが、木に登ろうとしましたが、足を一歩動かした所で急に止まって、体をくの字に曲げました。
続いて太ももをクネクネとせわしなく動かしました。
そう・・、コレは間違いなくアレです(笑)

「しょ・・小堂さん、その、もしかして・・・、トイレ?」
鈴木君が非常に申し訳なさそうに尋ねると、彗ちゃんは腰を揺らしながら頷きました。

「うん、ちょっとねー、ゴミ捨て終わったら行こうと思ってたんだけど・・」
口ではちょっとと言っていますが、結構切羽詰まっているように見えました。

「行って来なよ、猫は僕が何とかするから」

「・・・でも」
彗ちゃんはその場でもじもじするばかりで、トイレに行こうとはしませんでした。
猫の事が心配で、助かるまでは片時も目を離したく無いと言う感じでした。

(困ったな・・・)
鈴木君は悩みました・・・。
猫が無事救出されるまで、トイレに行く気が無い以上、少しでも早く猫を救出しなければなりません。
そうしないと彗ちゃんは、保健室で借りたブルマーを濡らす、本日2度目のおもらしをしてしまう事になってしまいます。

(先生を呼んで、梯子かなんかを準備して貰った方が確実だけど・・、それだと時間が掛かり過ぎる・・)
2度目のおもらしだけは、なんとしても防いであげたい・・。
その為には、自分が木に登って助けるしかない・・・、それが一番早い。
そう考えた鈴木君は、木登りする決心をしました。

「・・・よし!!」
大木に手をかけて、一度深く深呼吸をすると、鈴木君は登り始めました。

「す・・鈴木君・・」
彗ちゃんは、木に登り始めた鈴木君に、心配そうに声をかけました。

「だ・・大丈夫・・、これでも一応男さ・・、この程度の高さを登るくらい、な・・なんて事・・」
口では強がりを言う鈴木君でしたが、その動きはぎこちなく、へっぴり腰になっていました。
しかもまだ50cmも登ってませんでした。

「む・・無理しないで、誰か呼ぼう・・、その方が・・」
彗ちゃんが心配そうな顔をして言いました。

「い・・いいから任せてよ、絶対・・助ける・・から」
鈴木君は歯を食いしばりました。

(小堂さんにおもらしはさせない!猫も助ける!)
鈴木君は一心不乱に登りだして、最初の枝に到達しました。
残りは半分程です。
枝に手をかけられる分、登りやすくなりました。

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「鈴木君、もう少しだよ、頑張って」
彗ちゃんが、足腰をクネらせながら鈴木君の様子を見つめました。

(頑張るとも・・)
枝に足をかけました。
あと少しです。

(小堂さんに悲しい顔をさせたくないし、おもらしなんて・・恥ずかしい目に合わせたくもない・・・)
鈴木君は猫に手の届く所まで来ました。

(僕は小堂さんの事が好きだから!!)
助けに来てあげたと言うのに、軽い抵抗をしてくる猫を何とか救出する事に成功すると、
鈴木君は左肩に猫をのせて、ゆっくりと下に降りて行きました。
直ぐに、笑顔の彗ちゃんが寄って来ました。

「はい・・、何処もケガはしてないみたいだよ」
鈴木君は彗ちゃんに猫を渡しました。

「わぁ~!!猫ちゃん良かったぁ~!!」
彗ちゃんはとても嬉しそうです。
猫も彗ちゃんに抱きかかえられて、ゴロゴロと喉を鳴らしていました。

「人に慣れてる所を見ると、半野良かな・・、見回りの途中で間違って学校に入って来ちゃったんだね」

「どうすれば良いの?」
彗ちゃんは尋ねました。

「離してあげれば大丈夫だと思うよ」

「そうかぁー・・」
彗ちゃんは少しだけ残念そうな顔をしました。
自分が飼ってあげようと、考えていたのかも知れません。

・・っと直後、突然。

彗ちゃんは、

「あっ・・・」
と言う小さな声を発しました。
それと同時に、女の子のおしっこが下着に当たるシーーーと言う音が聞こえて来て。
直ぐにブルマーの股間の部分から勢いよくおしっこが出て来てしまいました。

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ボトボトボトボト~・・・
一本の太いおしっこの水流が、足の間を通って力強く地面に落ちて大きな音をたてました。
一方で、ブルマから太ももを伝うおしっこは、彗ちゃんの綺麗な足の内側を少しずつ下って行きました。

「!!!!っ」
彗ちゃんのおもらしが始まった瞬間、鈴木君は、彗ちゃんの股間から流れ出るおしっこに釘付けになりました。
そして、ムクムク・・っと大事な物を固くさせて行きました・・・。

「あー・・はは、出ちゃったー・・、あ・・あんまり見ないで・・」
彗ちゃんはおもらしを続けながら、顔を赤くして俯きかげんで目の前の鈴木君に言いました。

「ご・・ごめん!!」
鈴木君は慌てて首を横に向けました。
でも、視線は外さずに彗ちゃんの股間を見続けていました。

(自分の目の前でおもらししている好きな子の姿を見ていたい・・・)
鈴木君の頭の中は、その思考に完全に支配されていました。

ボトボト~・・・。
鈴木君が顔を横に向けた後も、なかなか彗ちゃんのおもらしは終わりませんでした。
20秒は経ったでしょうか・・・。

「長いねーこのおもらし」
彗ちゃんは、猫を抱きかかえたままの格好で恥ずかしそうに言いました。
鈴木君が何も言えずに黙っていると、その後10秒程で彗ちゃんの長いおもらしは終わりました。

「おしっこもらしちゃった・・」
彗ちゃんの足元には、直径1m以上に及ぶ広大なおしっこの水溜りが作られてしまいました。

「しょ・・小堂さん・・その、だ・・大丈夫??」
何といって良いのかわからず、鈴木君はありきたりな事を言いました。

「あーうーん・・、そうだね、もらしちゃったから楽にはなったけど、パンツ気持ち悪いやー」
彗ちゃんはそう言うと、そっと水溜りの中から出てしゃがみました。
そして、抱きかかえていた猫をそっと地面に放しました。

「じゃあね猫ちゃん、今度は気をつけるんだよー」
猫は、少し進んでは彗ちゃんの方を振り返ると言う動きを数回繰り返した後、茂みの中へと姿を消して行きました。

「バイバイ」
彗ちゃんは茂みに向かって手を振ると、立ち上がってお尻を軽く摩りました。

「はぁー、お尻ビショビショだー、また保健室行かないと・・」

「そ・・その方が良いよ」
鈴木君は、固くなった物を必死に鎮めながら言いました。

「その、僕はこれで帰るから・・、一人で平気・・だよね?」
流石におもらしの同伴に、男である鈴木君はまずいです。
でも、彗ちゃんは照れくさそうに右手で前髪を弄りながら言いました。

「あのね、そのー、風ちゃんも園ちゃんも、もう部活に行ってるし・・・。
で・・出来れば、一緒に来てくれると、そのー、嬉しいんだけど・・・」

「いやいや!!・・流石にそれは不味いよ!!」
鈴木君は慌てました。
でも彗ちゃんは、

「別に大丈夫だよー、一人で行くの寂しーよー、・・ね?だからお願いっ!!」
こう言って鈴木君に懇願の眼差しを向けました。
ついさっきや、朝の一件でもお分かりの通り、鈴木君はこの表情に弱いのです。

「わ・・分かった・・良いよ。扉の前までなら問題無いだろうし・・・」

「本当、ありがとう!!」
彗ちゃんは天使のような笑顔を鈴木君に向けました。

そうして2人はゴミ捨て場から、1階の端にある保健室に向かいました。

保健室に向かって歩いている途中。
ドキドキが静まりつつあったこの時になって、
鈴木君は彗ちゃんのおもらしを止められなかった事を悔しく思いました。
それと同時に、悔しく思うよりも先に彗ちゃんのおもらしを見てドキドキした事。
目が離せなくて一部始終をマジマジと見つめ続けた事。
大事な物を大きく、固くしてしまった自分に酷い怒りを覚えました。

・・・・・。

・・・。

(ふざけるな!!何都合の良い解釈をしてるんだ僕は!!)
鈴木君は全てが偽善だと自分自信でわかっていました。
何故なら、彗ちゃんがおしっこを我慢していると知った時点で、
『おもらしを防ぎたい』と思う気持ちと同じか、むしろそれ以上に
『また好きな子のおもらし姿を間近で見られるかも』と思う気持ちがあったからです。

(そして・・・今だって・・・)

歩いている間、鈴木君は、
横で楽しそうに話しかける彗ちゃんに適当に相槌を打ちつつ、
深い深い自己嫌悪に苛まれ続けました。

(後編へ続きます)



こんばんは。
彗ちゃんと、隣の席の鈴木君の後編・・・。
じゃなくて中編をお送りしました。
この後もう少しあるのと、その後のおまけを思いついてしまったので、
バランスを考えてここで切る事にしました。
完結までもう暫くお付き合い頂ければと思います。

リクエストの件ですが、お返事頂きました。
ありがとうございます。
ただ、ひょっとしたら外国の方かな・・・?
翻訳ソフトで日本語に訳したような文になってて、ちょっと読み解けませんでした(^^;
でも気持ちは伝わったので、少し時間が掛かるかも知れませんが、
応えようと思っているのでお待ち頂ければと思います。
こういう時に英語が出来れば・・・っと思ってしまいますね。

彗ちゃん、日本にいても英語は必要だぞ(笑)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2016/07/26(火) 20:19:38|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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