華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

オモオモパニック  ~脱走編~

多くの女子生徒がトイレを目指して大行列を作り出した、3時間目の休み時間。

おもらしをしてしまう娘も出てくる中、
限界が近づいているある2人の女子生徒が、校舎脇の駐輪場に向けて走っていました。

「ざけんな!!あんなのに並んでたら、絶対もらすだろーが!!ってか泉田が既にもらしてやがったし」
「冗談じゃねーよ、何で休校にしねーんだ、あのハゲ!!」
莉穂ちゃんの元不良仲間、三浦麻里(みうらまり)と山見彩(やまみあや)です。

2人は、自転車通学をしている同級生から、強引に自転車の鍵を奪うと、それを使って校外のトイレに行こうとしているのです。

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「ちょっと、あなた達何処へ行くの!?」
その様子を偶然発見した、神城先生が声を掛けますが、

「どこでもいいだろ!!」
「うるせーババァ!!」
っと、全く聞く耳持を持ちません。

「こ・・・これで・・・、はぁう・・・よ・・良し」
「は・・・早く行こうぜ、私、かなりやべー、もう、もれそう・・・」
自転車の鍵を解除すると、2人は校外へと出て行きました。



「トイレ・・・トイレ・・・」
「駅前のコンビニ、んぁ・・っ、あ・・・あそこが一番近いよな」
「確かに・・、い・・・急ごう、あ・・・くっ・・・」
「ううぅ・・・もれ・・・るぅ・・・」
尿意を必死に押さえつけて、自転車のペダルを漕ぎますが、1分、1秒経つごとにそれもつらくなって行きます。

学校を出てから約5分後、目当てのコンビニが、100メートル先辺りに見えて来ました。

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「見えた!!」
「あと少し!!」

ですが、その直後・・・・。

ジャァァァァアァァァァァァ~~~
ジョパパパパパァァァアァ~~~

「あっ!!あぁん!!!駄目ぇ~!!」
「嫌ぁ~~!!まだ出ないでぇ~~!!」
コンビニが見えた事で安心して力が抜けたのか、
今まで必死に我慢していたおしっこが、ペダルを漕ぐ2人の足の間から勢いよく噴き出してしまいました。

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「ママー、あのお姉ちゃん達、自転車乗りながらしっこしてるー」
「コラ晴っ!!」

(うう~~、恥ずかしい・・・・)
(見ないで・・・、見ないでぇ~~)

その後・・・・・。








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「あらあら、お早いお帰りで、スカートもびっしょりで」

「う・・・うるせぇ、ババァ」
「早く着替え出せよ!!」

既に、しちゃった娘とお世話係の娘達でごった返していた保健室に、新たに2人のしちゃった娘が加わりました。

波乱に満ちた(のかどうかわからないけどww)お着替えの幕が上がります。



こんばんは。
今回は、前回の続きと言うか番外編と言うか、そんな立ち位置の回です。

自転車に乗れるようになったので、自転車おもらしさせたいなぁとずっと考えてて、
丁度いい状況だなと思って入れて見ました。
麻里と彩にしたのは、不良ならこれ位はやるだろと思ったからです。
既に林間学校でおもらしデビューしてるし、良いかなと。
(常習にするつもりはありませんが)

さて、次回はお着替え回なのですが、
パニックと言うくらいなので、学年や交友関係などの垣根を越えてフリーダムなお着替えの場にしたいと考えています。
そこで、見て下さっている皆さんに、おもらしっ娘とお世話係の組み合わせの希望を募集したいと思います。

例と挙げると・・・、
『笙湖ちゃんのお世話を香織ちゃんに』
『杏奈ちゃんに小鹿ちゃんのお世話を』等、
普段見ない組み合わせで見たいコンビをコメントして頂けれれば、
次回、それを出来るだけ反映しようと言う企画です。

各陣営を記載しておきます。
『おもらしっ娘陣営』
笙湖、彗、れい子、小鹿、莉穂、麻里、彩、その他一発屋さん達

『お世話係陣営』
杏奈、風奏、園ちゃん、香織、石月さん、莉穂ちゃんの隣の娘、神城先生

よろしくお願いします。

3月中は、次回のお着替え編と、pixivに上げる予定の絵をあげれるように頑張ります。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2019/03/04(月) 21:49:40|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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オモオモパニック

冬のある日の学校。

朝のHRが始まる前、校長先生は職員室で難しい顔をしています。

「どうでしょう?直りそうですか??」

「はぁまぁ、直るは直りますが、今日中には・・・、どんなに急いでも明日の朝まではかかりますね~」
校長の質問に答えたのは、水道業者さんです。

「それは困りましたねぇ・・・」
今日の早朝、突然学校の一部の水道管に異常が起こり、一切水が流れなくなってしまったのです。

その一部と言うのは・・・・。

「それじゃあ今日一日、女子トイレは1年生の階の一個室を除いて一切使えないと・・・」

「はい、そうなりますね~」
事もあろうに女子トイレに直結する部分だったのです。

「校長、流石に今日は臨時休校ですかね?」
教頭先生が、校長先生の傍に来て言います。

「う~~む・・・・」



朝のHRの時間。

校長先生による臨時の校内放送が流れました。

『全校生徒の皆さん、おはようございます。
本日未明、突然、水道管に異常が起き、現在一部を除いて女子トイレが一切使えない状態となっています。
なお、今日中の復旧は不可能とみられます』

((え?って事は、今日って))
放送を聞いている全校生徒達に、臨時休校の期待が沸き起こる中、この後、校長から衝撃的な言葉が・・・。

『ですが、一部を除いてと話した通り、全部ではありません』

((・・・えっ!?))

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『使えるトイレが一つでもあれば大丈夫!!
私は、女子生徒の皆さんがそんなにヤワじゃないと信じています!!!』

((こ・・・、校長~~~~!!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)))



校長の判断によって、大ピンチに陥った女子生徒達。

1、2時間目までは大きな混乱も起きずに何とかなっていましたが、
3時間目の休み時間、遂に多くの女子生徒達の膀胱が悲鳴をあげ、
唯一使える個室がある女子トイレには長蛇の列が出来ました。

中には、限界を迎えてしまった娘達も・・・。

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「はぁぁうぅぅ~~、もらしちゃったよぅ・・・」
「おしっこもらしちゃった」
笙湖ちゃん、彗ちゃんはほぼ同時におしっこをもらしてしまいました。
前後で並んでいた事もあり、床に落ちた二人のおしっこは、混ざりあって大きく広がりました。

「清白(すずしろ)さーん!!水出さん、しちゃったんだけど・・・。
清白さーん!!!清白さんってばぁ!!いないのー!?」
笙湖ちゃんの隣の席の娘が杏奈ちゃんを呼びますが、一向にやって来ません。
一体どうしたのでしょうか?

「う・・・ぐす・・・」
一方、二人の横では、少し前にやらかしてしまった小鹿ちゃんが、制服の上下をびっしょり濡らして泣いていました。

「鹿ちゃん、気にしちゃ駄目だよ、今日は仕方が無いんだから・・・」
そんな小鹿ちゃんを、香織ちゃんはそっと慰めます。

「そう言えば莉穂ちゃんは大丈夫かな、後ろの方に並んでるから、何とか間に合えば良いけど・・・」
莉穂ちゃんの心配もする香織ちゃんですが、果たして大丈夫なのでしょうか・・・。

って、それはまぁ勿論、莉穂ちゃんの事ですから。

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「・・・・(・_・、)」
大丈夫なはずも無く(笑)

「うわっ!!」
「やっぱもらした!!」
「廊下の端から端までって!!」
「だからどんだけ出すんだよ!!」
「っつか、まだ出てるし!!」
「温泉が、温泉がまた湧いた~っ!!」
「・・・・・・・」
莉穂ちゃんの周りにいた生徒達は、莉穂ちゃんの生み出した壮大過ぎる大海原に騒然となりました。

「中山さーん、(莉穂ちゃんの隣の娘)さーん!!誰でもいいから早く来てー!!」
こちらでも、後始末を頼むべく誰かが呼びますが誰も来ません。
香織ちゃんは小鹿ちゃんについているので仕方ありませんが、莉穂ちゃんの隣の娘はどうしたのでしょうか?

「清白さーん!!清白さんてばー!!」
「(莉穂ちゃんの隣の娘)さーん!!」
二人がどこで何をしてるのかと言うと・・・・。

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(聞こえてるわよ、うるさいわね!!何とかしてあげたいけど、今はそれどころじゃないのよ!!!)
(西谷さん可哀想、でも私もこのままじゃ・・・)
限界ギリギリのおしっこを我慢している最中なのでした。
二人の間には生徒会会計の石月さんもいて、二人と同じように尿意と戦っています。

「いつまで入ってるのよ!早くしてっ!!」
ドンドン!!ドンドン!!

必死にドア叩く杏奈ちゃん、本当に限界が近づいているみたいです。

「あっ・・・やばっ!!は・・・はやくぅぅっ!!!」

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(お願い、早く・・・早くして!!この私が、おもらしなんてみっともない事、絶対にする訳にはいかないのよ!!!)
(つ・・・つらい、会長はいつもこんなつらさに耐えているのですね)
(あと少しだから・・・、頑張れ私、それから西谷さん、もう少しだけ待っててね)

三人は果たして間に合うのでしょうか?



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「安藤さん泣かないで、今日はもう仕方が無いんだから。
誰にでも起こり得た事が、たまたま安藤さんに起こっただけだよ」

「・・・・うう、だとしても~」

「先輩方も、どうか顔を上げて下さい」
個室が一つしか使えないと言う異常事態に、
おもらしっ娘以外にも、間に合わずに失敗してしまう娘も出てしまいました。
そんな不運な娘達を、学校一のお世話のスペシャリスト、風ちゃんが慰めます。

「風ちゃん、私、2年の不良の先輩(莉穂ちゃん)のおしっこ拭いてくるね、
大分広いけど・・・まぁ、多分そこまで掛からないと思うから、終わったらそっちも拭くよ」
雑巾とバケツを持った、学校一の水溜りの後始末のスペシャリストの園ちゃんが言いました。

「うん、分かった、お願いね」
その後、園ちゃんは言葉通りにとても素早く莉穂ちゃんの温泉(笑)の始末を終えて、
三人が広げたおしっこの後始末も、あっという間にやってしまいました。



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「あらあら、一部のトイレが使えなくなった位でこんなに慌ただしく・・・、全く仕方がないわねぇ」
っと、ここまでの騒動を眺めていた生徒会長は一言。

「上から目線の意味が分かりません。
会長もしっかりオムツの中に出してるじゃないですか・・・」
そんな会長にため息しか出ない公恵ちゃんです。



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「あ・・・あの、その・・・、私もですね・・・・。
おしっこをその・・・・、おもらししてしまいまして・・・・、
あの~、すみませ~~ん!!!」

んでもって、れい子ちゃんww
(気づいて貰えず)



こんばんは。

今回は、何と言うか・・・、思いつきです。
学校のトイレが壊れて使えなくなると言うのは、この界隈ではそこそこ鉄板パターンだと思うのですが、
そう言えば湖ではまだやってないような・・・、と思いやってみました。
その結果、おもらしっ娘達はほぼ全員おもらし&非おもメンバーもおしがま付きの豪華な感じになりました。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
園ちゃんの活躍を久しぶりに描けたのが個人的に今回一番良かった点ですかね。
半モブ状態から何とか脱出して貰いたいですし。

最近は、お絵かき熱が本格的に再燃してます。
おもらし絵も描いてますが、普通の二次創作絵の方が、今は楽しくて、そっちに多くの時間を割いてしまっている状況です。
ブログ更新を週1ペースにすると、絵が描けなくなってしまうのですが、
隔週ペースでやれば絵を描く時間も作れるので、当分の間、隔週ペースでの更新にしようかと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。








誰か忘れて無いかって?
勿論忘れてなんかいませんよww





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  1. 2019/02/16(土) 20:46:47|
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林間学校編 終章

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こんばんは。

これにて林間学校編は終了です。
約3ヶ月間お付き合い頂き、ありがとうございました。

麻里、彩との対立の解決と、小鹿ちゃんの成長と言う部分を書く事が出来て、自分としてもとても満足しています。
・・・書きたい事が他にもあった気がするのですが、言葉が出て来ないので終わります(笑)



リクエストでお待ちの皆様、お待たせして本当に申し訳ありません。

パンプキンさんのリクエスト
和泉の泉さんのリクエスト
メールで頂いたリクエスト
ひかりさんのリクエスト

上から順次応えて行きますので、もう暫くお待ちください。
年内中に全部完了させる目標で行きます。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。



お知らせ

次回、当ブログはリニューアルします。



最後におまけ

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  1. 2018/09/15(土) 13:56:01|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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林間学校編 第5話

肝試し大会後の夜。

夜1時を回り、猥談や恋バナで盛り上がっていた多くの部屋からおしゃべりの声が消え、旅館に静寂が訪れた頃。

「う・・・、ううぅ・・・」
一人の女子生徒が、未だに寝付く事が出来ずにいました。

(ど・・・、どうしよう・・・)
彼女は単に眠れないと言う訳ではありませんでした。

「う・・うう、やべぇ」
布団にくるまりながら、体の向きを変えたり、腰を揺らしたり、足を動かしたり・・・。
更に、両手を股間にもっていって、女の子の大事な部分を強く押さえていたりもしています。

そうです、彼女はおしっこを我慢しているのです。
早く起きて行けばいいのですが、彼女にはそれは出来ないのです。

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(麻里も見たって言ってたし・・、やっぱりアレ、中山が言ってた幽霊だったんだ・・・。
ううぅ、クソッ!!怖くてトイレに行けねぇじゃねーかっ!!)
彼女の名前は山見彩(やまみあや)、麻里とつるんで小鹿ちゃん達と対立している娘です。

(せめて、部屋にトイレがあれば・・・、何で各フロアに一ヶ所だけなんだよ!!このクソ旅館っ!!)
心の中で悪態をつく彩ですが、そんな事をしても尿意が収まる訳ではありません。
それどころか、時間が経つにつれて、尿意は強くなって行くばかりでした。

(ああぁ・・・、出ちゃっ・・・、嫌・・・、こんな所でおもらしなんて・・・)
彩の頭の中に、高校生にもなっておもらしして泣いている、莉穂ちゃんと小鹿ちゃんのみっともない姿が浮かび上がります。

(冗談じゃない、あいつらと同じになるなんて、死んでも嫌っ・・・、
うぅ~くっ・・・・でも・・・このままじゃ・・・)
股間を強く握りしめながら、彩は隣で寝息を立てている麻里を見つめました。

(やっぱり・・・、麻里を起こして一緒に行ってもらうしか・・・)
実は先程から何度も同じ事を思っている彩なのですが。

(やっぱ駄目、幽霊が怖いから一緒にトイレ行こうなんて・・・、そんなクソダセェ事言える訳無い、絶対馬鹿にされる)
しょうもないプライドが邪魔をして、最も最善の行動を自ら拒んでいるのです。

(朝まで我慢するしかない、我慢するしか・・・、い・・今何時だろう、あ・・・、もれっ・・ちゃ・・・)
おしっこ我慢を続けながら問答を続けるうちに、彩の意識は段々と鈍くなって行きました。

(うう・・、もれ・・・、う・・・はぁ・・・あ・・・)

・・・・。

・・・・・・・。



(・・はっ!!やべぇ!!おしっこっ!!!)
ハッと我に返った彩が辺りを見ると・・・。

「・・へっ?」
彩は学校の自分の席に座っていました。
クラスメイトもそろっており、ただいま絶賛授業の真っ最中。

「どうしたの彩?変な顔して」
近くに座る麻里が首を傾げました。

「え・・、あれ・・・???」
さっきまで旅館にいたハズなのに・・・、彩は思考が追いつきません。

「ねぇ、麻里、その・・・、林間学校は・・・?」

「え・・?林間学校・・・、何言ってるの彩」

「え・・、って事はつまり・・・」
そうか、っと彩は一つの答えに至りました。

(良く覚えて無いけど・・・、私、林間学校を無事に乗り切ったんだ!!
はぁ~よかったぁ、あんな所でおねしょしてたら、人生詰むところだった)
安心して思わず笑みがこぼれましたが、そんな彩に対して、麻里はニヤリと笑って言います。

「今まさに、その林間学校中なんじゃない・・・」

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「へっ・・・・」
教室にいるのに林間学校中???
麻里の言ってる意味が分からない彩が慌て出した時・・・。

「先生ーっ!!!山見さんがおしっこもらしてまーすっ!!!」
香織ちゃんが教室中に響く大声て言いました。

「なっ!!何言ってやがる中山っ!!!」
反射的に香織ちゃんを睨みつける彩ですが、
それと同時に、お尻を中心に、太ももから背中のかなり上の辺りまで、何か暖かいものが広がるのを感じました。

(え・・?何これ、背中が濡れて・・・うわっ、ちょ!!)
制服の後ろだけではなく、椅子の下にも大量の黄金の液体が広がっていました。

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「嘘・・・っ、私、本当におもらし・・・、こ・・・高校生にもなって・・・・」
足元に広がるおしっこを目の当たりにした彩は、おもらしした事を認めざる負えず、悔しさと惨めさで涙が溢れてきました。

「見るなっ!!見るなぁああ!!
み・・・、見ないで!!見ないで下さい!!お願い見ないでぇ・・・」
彩はその場でワンワン泣き始めました。
彩の必死の願いも虚しく、多くのクラスメイトが、おもらしして泣いている彩のみっともない姿を見て嘲笑いました。

「凄っ・・、大洪水ね・・・」
(お願い、見ないで・・・、見ないでよぉ・・・)

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「ぷっ・・・、何してんの彩、超ウケるんですけど」
(嫌・・・そんな顔しないで麻里・・・、麻里ぃ・・・)

「うわぁ、こんな所でおもらしとか、超恥ずかしい~っ」
「そんな本当の事言ったら可哀想だよ莉穂ちゃん」
(うっせぇクズッ!!てめぇら他人の事いえねぇだろっ!!黙れっ黙れぇぇええ!!)

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「保健室行こうか?これで山見さんも、おもらしっ娘の仲間入りだね」
(ピースしてんじゃねぇ!!そもそもお前が幽霊とか変な事言わなければこんな事にならなかったんだよ、
クソ・・てめぇだけはぜってぇ許さねー・・・)

「O・MO・RA・SHI・YEAH!!!!」

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(お前にだけは、無表情を貫いて欲しかったよコンチクショウ!!!)

(あああぁぁっっっクソクソクソーーーッ!!どいつもこいつも人を見下しやがって!!!
見るなぁぁぁ!!見るんじゃねぇぇぇぇぇぇぇえっっっ!!!)

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「う・・・、ん??」
朝、小鹿ちゃんは足から伝わる冷たい感触で目を覚ましました。

(これって・・・)
小鹿ちゃんの右足は踵やアキレス腱越えて、ズボンの裾まで濡れていました。
その濡れた原因は、勿論・・・。

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「うう・・・うぇぇ~~ん・・うええぇぇぇぇぇ~~ん(≧_≦)。。。 」
既に起きて、布団の上で大泣きしている莉穂ちゃんのおねしょです。
莉穂ちゃんの布団の半分以上はおしっこで濡れてビッシャビシャになっていました。
当てていたオムツはオムツカバーを含めて壊滅状態。
布団から溢れた分のおしっこは、床に広がり、小鹿ちゃんの足元にまで達してしまっていたのでした。

「おねしょ・・・、しちゃった・・、オムツ・・・気持ちわるいよぅ~~・・、うぇぇ~~ん・・・(ノ_≦)」

「りっちゃん、やっちゃったねー。
でも大丈夫だよ、お姉ちゃんが何とかするから。
良い子だから泣かないで・・・ね?」
小鹿ちゃんは莉穂ちゃんの傍によると、後ろから抱きしめて頭を撫でました。

「うわぁぁあん、小鹿・・・お姉・・ちゃ・・・」
莉穂ちゃんは、小鹿ちゃんの胸に顔を埋めました。

「よしよし・・・、良い子良い子・・・」
小鹿ちゃんは莉穂ちゃんが泣き止むまで頭を撫で続けました。

それから暫くして、小鹿ちゃんは、落ち着きを取り戻した莉穂ちゃんを布団の外に一旦立たせて、
その間に自分の布団の上に、おねしょシーツを敷きました。

「それじゃありっちゃん、おねしょシーツの上にゴロンして待っててくれる?
香織ちゃん起こしたら、おパンツに履き替えさせてあげるから」

「うんっ(=゜-゜)(=。_。)」
莉穂ちゃんは素直に頷くと、小鹿ちゃんの布団の上に敷かれたおねしょシーツの上にゴロンしました。
そして大きくおまたを広げて、オムツを取ってくれるのを待ちました。

「さて・・・」
莉穂ちゃんがゴロンしたのを見ると、小鹿ちゃんは未だに寝気をたてて寝ている香織ちゃんの傍に寄りました。

「香織ちゃん、朝だよ」

「・・・・・・」

「起きて、香織ちゃん、おねしょは大丈夫?」

「・・・・・」
小鹿ちゃんは香織ちゃんの体を揺すって起こしますが、全く反応しません。

「・・・困ったなぁ、全然起きてくれない」

「小鹿お姉ちゃんまだぁ?オムツ冷たいよぉ・・・」

「あ・・・、ごめんね、もうちょっと待ってね」
莉穂ちゃんに急かされて小鹿ちゃんは焦りました。

「もう・・、しょうがないか・・・」
小鹿ちゃんは、香織ちゃんの掛け布団を強引に剥がしました。

「・・・っ」
すると香織ちゃんの顔が少し引きつりました。
続いて小鹿ちゃんは、香織ちゃんのパジャマのズボンに手を掛ようとしますが・・・。

(膨らんでる・・・)
紙オムツを確認するまでも無く、香織ちゃんの股間は大きく膨らんでいました。
外に被害は無いものの、この様子では紙オムツのお知らせサインは間違いなく青く染まっているハズです。

「うわぁ、真っ青」
ズボンを下ろすと、思った通りの状態でした。

「う・・ん、おは・・・よ」
ここに来てようやく香織ちゃんは、半分目を開いて、寝ぼけたように呟きました。

「香織ちゃん、その、しちゃってるみたいなんだけど、一人で処理できる?
私、りっちゃんのお世話しないとだから・・・」

「・・・えー、無理ぃ・・・、脱がせて、凛ちゃん・・・」

「凛・・・??違うよ私、小鹿だよ、まだ寝ぼけてるの?」

「うーおしっこポチャポチャー・・・、よろしくお願いします・・・、ムニャ・・・ムニャ・・・」
そう言うと香織ちゃんは、半分寝ぼけながら隣の莉穂ちゃんと同じようにおまたを広げて、
オムツを交換にしてくれるのを待つ状態になりました。

「香織ちゃんまで、困ったなぁ・・・どうしよう」
ソワソワしだす小鹿ちゃん、そこに追い打ちをかけるように、

「小鹿お姉ちゃん!!!早くぅ!!オムツ気持ち悪い~、早くおパンツ穿かせてぇ~~っ!!!(≧ε≦)」
莉穂ちゃんがダダをこね始めました。

「はいはい、ごめんねりっちゃん」
小鹿ちゃんが莉穂ちゃんの方へ向かうと・・・。

「え~、私はぁ・・・」
今度は香織ちゃんが不貞腐れ始めました。

(ああ~・・もう、どうすれば良いの~~~・・・)
小鹿ちゃんが頭を抱えた丁度その時。

ガチャッ

旅館からマスターキーを借りている保健の神城先生が、
莉穂ちゃんと香織ちゃんのオムツを回収しに部屋に入って来ました。

「おはよう、どう、おねしょの方は?」

「あぁっ・・・先生~・・・」
丁度良く神城先生が来てくれて、小鹿ちゃんは安堵の表情を浮かべました。

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「・・・って、どういう事コレ!?」
先生は、2人のオムツ少女が大きくおまたを広げて寝転がっているのを見てビックリして言いました。

「先生、あの・・・、香織ちゃんのお世話、お願いしますっ!!」
小鹿ちゃんはすかさず、先生にお応援を頼みます。

「え・・、なに?お世話って、りっちゃんはともかく、自分で出来ないの、この子???」

「寝起きが悪いとは言ってたのですけど・・・」
歯切れ悪く答える小鹿ちゃんを見ながら、先生は一瞬やれやれと言った態度を見せた後、

「しょうがないわね・・・、鹿ちゃんはりっちゃんの方をお願い」
っと言って、香織ちゃんのお世話に取り掛かりました。

「ありがとうございます」
神城先生にお礼を言うと、小鹿ちゃんは莉穂ちゃんのお世話に取り掛かりました。

「お待たせりっちゃん、それじゃあ、オムツカバー外そうね」
莉穂ちゃんに優しく声を掛けると、小鹿ちゃんは莉穂ちゃんのつけているオムツカバーを外しました。

むわぁ~~・・
その直後、既におしっこの臭いで満たされていた部屋に、さらに強くおしっこの臭いが漂いました。

タポッ・・・

「ああ・・こぼれっ」
オムツカバー自体が既におしっこで濡れてビシャビシャ状態でしたが、中の方はさらに大変な事になっていました。
大量に当てたオムツでも吸収しきれなかった分のおしっこが、中でタプタプと揺れているのです。

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(そーっと、そーっと・・・)
おしっこを溢さないそうに気をつけながら、莉穂ちゃんからオムツを取りました。
それを先生が持って来たビニール袋に入れて、第一段階は終了です。

「はいとれたねー、次はおまたとお尻、きれいきれいしようねー、背中も濡れちゃってるかな」

「うんっ!(*'‐'*)」
まるでシャワーを浴びた直後のように、莉穂ちゃんの下半身にはおしっこがかかっていました。
濡れタオルを手にした小鹿ちゃんは、そんな莉穂ちゃんの下半身を優しく丁寧に拭き始めます。

「ん・・っ、あ・・・」
濡れタオルがお尻や女の子の大事な部分に触れると、思わず声が出てしまう莉穂ちゃん。
その様子を小鹿ちゃんは、まるで娘の成長を見守る母親のような目で見つめました。
下半身を拭き終わると、今度は莉穂ちゃんを立たせ、パジャマの上着の濡れてる部分を捲って、
背中のおしっこを拭き取りました。

「それじゃあ、おパンツ穿こうね、はい片足上げて、はいもう片方も」
最後に、飾り気のない真っ白パンツを穿かせて、莉穂ちゃんのお着替えは終了しました。

「ありがとう、小鹿お姉ちゃん」

莉穂ちゃんのお着替えが終わってから数分後、香織ちゃんの方も終わったようで、
制服姿の香織ちゃんが、目を擦りながらフラフラと部屋の中を漂っていました。



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「ちょっとこれは旅館の方に謝りに行かないと不味いわね。
布団もだけど、床までこれだけ濡らしちゃうと・・・」
2人に続いて小鹿ちゃんも制服に着替えを終えた後、
おしっこでビッショビショの莉穂ちゃんの布団と周りの床を見ながら、先生が厳しい表情を見せました。

「・・・・(〃 〃)」
莉穂ちゃんに戻った莉穂ちゃん(笑)も、布団を見ながら恥ずかしそうに俯いています。

「もう朝食の時間だから、2人は食堂に向かいなさい、西谷さんは私と一緒に来て、ちゃんと謝らないと」
そう言うと先生は莉穂ちゃんの手を引いて部屋を出ようとしました。

「そんなぁ・・・」
莉穂ちゃんは、あからさまに嫌そうな顔をしました。

「何その顔、おねしょシーツ敷かなかったあなたが悪いんでしょ」

「だって・・・、溢れるなんて思わなかったんだもん( ̄へ ̄*)」

「また子供みたいな言い訳して・・・、良いから行くわよ」
先生は強引に莉穂ちゃんを引っ張って部屋から出て行きました。

「あぁ~、小鹿ぁ~、香織ぃ~・・・(T∇T;)」
莉穂ちゃんの助けを求める声にも、2人はどうする事も出来ませんでした。



食堂までの道すがら、香織ちゃんは並んで歩く小鹿ちゃんに声を掛けます。

「さっきはありがとう、私全然起きないから大変だったでしょ?」

「え・・・?さっきって??」
香織ちゃんの言葉に小鹿ちゃんは目を丸くしました。

「何言ってるの鹿ちゃん、お着替えだの事だよ、紙オムツ・・・」
後半の言葉は恥ずかしそうに小声で香織ちゃんは囁きます。

「それはだって、神城先生が・・・」

「えっ!!」
香織ちゃんは驚いて口を押えました。
その後「あ~・・」っと納得したような顔をして続けました。

「だから先生が居たのかぁ~、気づいたら私、もう制服着てたし、
先生は莉穂ちゃんの所にいたから、私てっきり・・・」
香織ちゃんはテヘッと苦笑いを浮かべました。

その話を聞いて、香織ちゃんより驚いているのは、他でもない小鹿ちゃんです。

「お世話の間、香織ちゃん、先生と普通に話してたよ・・・、それも覚えてないの?」

「うん、ごめん・・・、私いつもこんな感じで・・・、妹にも、いつも呆れられてる」

(うそーっ!!!)
それだけ眠りが深ければ、おねしょしちゃうのも仕方が無いのかな・・・。
そんな事を小鹿ちゃんは思いました。

・・・・・・。

「莉穂ちゃん、大丈夫かなぁ」
少しの沈黙の後、小鹿ちゃんが呟きました。

「莉穂ちゃんは1回のおしっこの量が多いからね。
私は普通の大人用の吸収量で溢れた事ないし、ちょっと可哀想かな。
まぁ、そこまでこっぴどく叱られるって事は無いと思うけど、別に隠そうとした訳じゃないし」

「だと良いなぁ」

「小学校のお泊り行事の時にね、
私は紙オムツして無事に過ごしたんだけど・・・、
毎晩しちゃったから無事ではないけど・・・、まぁ、それは置いといて。
クラスで一番威張り散らしてた男子が、朝、布団から全然出ようとしなくて」

「うん」

「要はまぁ、おねしょしてた訳。
でも、朝食の時も、バスに乗る時間になっても、
『気分が悪い、布団から出たくない!!』って意地貼って、
怪しんだ生活指導の先生が、無理矢理布団をひっぺ返して発覚して」

「どうなったの?」

「物凄く怒られてたよ。
もっと早く言いなさいとか、何で正直に言わないのとか、旅館の人にまでね」

「可哀想・・・」

「私もおねしょっ娘だから、隠したい気持ちは分かるけどね。
でも、バレるのは時間の問題だった訳だし、正直に言うべきだったんじゃないかなって・・・」

「そうだね」
小鹿ちゃんは頷きました。
暫くすると、2人は食堂に到着しました。



クラスの部屋割りごとに区切られたテーブルに、小鹿ちゃんと香織ちゃんは隣同士で席に着きました。
テーブルには既に朝食が準備されています。

「西谷さんは連絡を受けてるけど、他にまだ来てない人いる?そこ、一つ空席があるわね?」
食堂で朝の点呼をしている担任の先生が空席を見て言いました。
それは麻里の隣の席でした。

「山見さんかしら?三浦さん、山見さんは??」
先生は同部屋の麻里に尋ねました。

「いや・・・、それが、気分が悪いって」

「風邪でも引いたの??」

「わかんねぇ・・・、取りあえず飯だから起きたらって言っても、布団から出ようとしなくて・・・」

「あらそう、相当具合が悪いのかしら・・・、神城先生に言って、後で見て貰う事にしましょう」

2人のやり取りを聞いた、小鹿ちゃんと香織ちゃんは顔を見合わせました。

「香織ちゃん、まさか」

「鹿ちゃん、これって」



「彩~、お前まだ寝てんの?マジで大丈夫か??」
朝食後、部屋に戻った麻里は、未だに布団に包まったままの彩に声を掛けました。

「・・・・」

「ババア(担任の先生)に言ったら、後で神城が来るってさ」

「・・・!!」
麻里の言葉に、彩はビクッと反応しました。

「よ・・余計な事言ってんじゃねーよ!!神城なんかに見て貰う必要ねーし!!」

「何意地になってんの、具合悪いんだろ??」

「べ・・別にそんな・・・、あっ、いや、そうだけど、・・・とにかく、神城なんか来なくていいから!!」

「訳わかんねーぞ、お前」
支離滅裂な受け答えをする彩を、麻里は怪しみ始めました。
具合が悪いわけでは無いのに布団から出たくない、・・・何かを隠している??
ここまで考えた麻里は、直ぐ答えに辿り着きました。

「彩、もしかしてお前・・・、おねー」

トントン!!

「んっ、来たか?やけに早いな」
麻里が話終える前に、扉を叩く音が聞こえました。
神城先生だと思った麻里は、特に確認もせずに扉を開けました。
すると扉の先には・・・。

「中山、い・・・泉田、何だお前等」

「あ・・いやその」
「どうも・・・」
香織ちゃんと小鹿ちゃんが、縮こまりながら麻里に返事をしました。

「な・・・なんか、用かよ」
昨日の一件があるせいか、小鹿ちゃんの顔をまともに見れない麻里が、少しぎこちなく言いました。

「いやその、山見さんの事が少し気になって」

「はっ?彩の事を何でてめぇらが気にすんだよ」
麻里がイラついた口調で言うと、2人は少し動揺を見せました。
でも怯まずに小鹿ちゃんは言いました。

「食堂での三浦さんと先生の話を聞いてたらね、勘違いなら良いけど、
ひょっとしたら山見さん、今、凄く困ってるんじゃないかなって・・・」

「お前ら、・・・分かった、入れよ」
2人とも彩の隠し事に気付いてると分かった麻里は、2人を部屋に入れる事にしました。

「山見さんおはよう、その、中山です」
「泉田です」

「・・・・・」

布団に包まっている彩に対峙した2人は、彩に声を掛けました。

「え・・っと、その・・・山見さん、間違ってたら謝るけど、
おねしょ・・・、しちゃってるんじゃないかな?
だったら早く後始末しないと、時間が経つと色々面倒臭くなるし」
最初に言ったのは小鹿ちゃんです。

「別に恥ずかしがる事ないよ。
高校生になってもおねしょが治らない子とか普通にいるし、実際、毎晩紙オムツ当ててる子も知ってるし」
っと、自分自身の事を他人事のように香織ちゃんは語りました。

「大丈夫、私と香織ちゃんと三浦さん以外はまだ誰も知らないから。
これからどうするか考えよう、その為にも早く、起きて」
小鹿ちゃんが言うと、彩は布団の中で一度大きく動きました。

「彩、もうバレてんだよ、それにどの道、いつまでもそうしてられないだろ・・・」
麻里も追い打ちを掛けると、とうとう観念したのか、

「・・・笑うなよ、それと、絶対誰にも言うなよ」
っと彩は恥ずかしそうに言いました。

「・・・・っ」
彩はゆっくり起きると、3人の前に、
股間を中心におしっこでびしょびしょになったパジャマ姿を晒しました。
顔を真っ赤にして、今にも泣きそうです。

c655.jpg
布団もかなり大変な状態となっていました。
莉穂ちゃん程ではありませんが、広範囲に染みが広がり、それはそれは見事な世界地図です。
掛け布団も若干ですが、おしっこで濡れてしまっていました。

「うぁ・・・」
麻里は、他人のおねしょ姿をこんなにハッキリ見るのは初めてでした。
彩の姿を、昨日の自分の失敗と重ねてしまい、思わず声が出てしまいました。

「人生詰んだ・・・、高校生にもなってこんな・・・、もう・・死ぬしか・・・」
手でパジャマの染みを隠しながら、彩は小さく呟きました。

「そんな大げさな、さっきも言ったでしょ、高校生でも普通にいるって、取りあえずお着替えしないと」
香織ちゃんが彩に近づこうとすると・・・。

「来んじゃねぇっ!!!」
彩は香織ちゃんを怒鳴りつけました。
ビビった香織ちゃんはその場で固まってしまいました。

「元はと言えばてめーのせいだぞ中山っ!!!
てめぇが下らねぇ事で騒ぐから、私は・・・私は・・・う・・うぅ~」
そこまで言うと、彩の目から涙が零れて来ました。

「えっ?え!?私???何か言った???」
思い当たる節が浮かばない香織ちゃんは、困惑しました。
ですが、小鹿ちゃんは一つ思い当たる節がありました。

「もしかして、幽霊の事?」
小鹿ちゃんの問いに、彩は何も言いません。

「彩、お前まさか、怖くてトイレに行けなかったの?」
無言を肯定と判断した麻里が、もしやと思い彩に言います。

「・・・・」
麻里の問いにも答えませんでしたが、
悔しそうに泣き続ける彩の様子を見れば一目瞭然でした。

「中山、お前だけは絶対に許さねぇ・・・」
彩は、泣きながら香織ちゃんを睨みつけました。

「・・・ごめんなさい」
何て言えば良いのか分からず、香織ちゃんは頭を下げました。

「今更謝ったって遅ぇーんだよ!!
どうしてくれるんだよコレ!!お前のせいだぞ!!責任取れよ!!」
彩はヒステリックになって、香織ちゃんに当たり始めました。

「・・・ごめん」
殆ど言いがかりですが、香織ちゃんは唯々謝り続けるしかありませんでした。

「待って、香織ちゃんは別に悪くないよ、怖くても行く方法は幾らでも・・」
小鹿ちゃんが香織ちゃんの援護に入りますが・・・、

「うっせぇクズッ!!!黙ってろっ!!!」
彩に凄まれて即座に委縮してしまいました。

「・・・彩、取りあえず落ち着けよ、そろそろバスに乗る時間だし、急いで着替えないと」
続いて麻里も彩をなだめますが、彩は聞く耳を持ちませんでした。

「彩・・・」
麻里もため息を吐くしかありません。

小鹿ちゃんと麻里を無視して、その後も彩は香織ちゃんを責め続けました。

(こりゃ駄目だ・・・)
麻里は、彩の怒りが収まるまで待つしかないと諦め、ただ黙って状況を見守る事にしました。

しかし小鹿ちゃんは、暫くすると無言で彩の前に歩み寄りました。

「・・・・」
そして、真剣な目をして真っ直ぐ彩を見つめました。

「あ・・何だてめぇ、どけよ、邪魔ー」

パンッ!!

c656.jpg
「いい加減にしてよっ!!自分が悪いんでしょ!!
香織ちゃんに当たるのは止めて!!」


小鹿ちゃんは彩に強烈な平手打ちをかましました。
これには喰らった彩を含めて、全員ビックリして固まってしまいました。
言いがかりのような理由で香織ちゃんを責め続ける彩に対して、
気弱な小鹿ちゃんと言えども、流石に堪忍袋の緒が切れてしまったのです。

「え・・、あ・・・」

「もう時間が無いの、早く着替えて、それから、香織ちゃんに謝って!!」
彩は小鹿ちゃんの迫力に押されて何も言えません。

「早くっ!!!」

「わ・・・わかったよ」
彩は落ち着きを取り戻して、香織ちゃんの方を向いて言いました。

「中山、その、ごめん・・・」

「い・・・良いよ、確かに私もああ言うの苦手な人も多いのに、勝手に盛り上がって迷惑かけたと思うし・・・」
和解すると、急いで後始末に取り掛かりました。



着替えは済みましたが、問題はやはり布団一式です。
こればかりは誤魔化しようがありません。

c657.jpg
「はぁ・・・、やっぱり私、人生詰んだ・・・、
高校生にもなっておねしょしたみっともない女として、これから一生、生きて行くんだ・・・」
世界地図の横で体育座りをして沈み込む彩。

(だから大袈裟だって、私や莉穂ちゃんの立場はどうなるのよ・・・)
香織ちゃんはそんな彩を見ながら心の中で呟きました。

そんな時、担任の先生からの連絡受けて彩の様子の見に来た神城先生が部屋に入って来ました。

「成程成程、こういう事ね」
世界地図を見るなり先生は言います。

「私の養護教諭歴の中で見た地図の中でも、かなり美しく立派な方ね、写真撮って良い?」

「・・・シバくぞ、ババァ」
彩は殺気立った目を先生に向けました。

「冗談よ、あー怖っ・・・、ともかくコレは謝りに行かないと不味いわ、行くわよ山見さん」
そう言うと先生は彩を立たせようとしました。

「そんな事したら皆にバレちゃうじゃん、頼む、何とか誤魔化してよ」

「無理よ諦めなさい、おねしょした位で誰も何も言わないわよ、小中学生じゃないんだから・・・」

「他人事だと思って!!」

「待って先生っ!!」
押し問答を続ける2人の前に小鹿ちゃんが割って入りました。
そして・・・。

「それ・・・、私がやりました」
っと言いました。

「え・・・?」

「おねしょしたのは私です、だから、謝るのも私です」

「鹿ちゃん、あなた、何言って・・・」

「私です!!」
小鹿ちゃんは、先程の彩の時のように、神城先生の目をまっすぐ見て言いました。
直ぐに先生は小鹿ちゃんの意志を理解しました。
一瞬やれやれと言った表情を見せた後、小鹿ちゃんに言いました。

「わかったわ、全くあなたって人は・・・、それじゃあ行くわよ」
先生と小鹿ちゃんは扉へ向かって歩きました。

「お・・おいっ、泉田!!ちょっと待てよ!!!」
彩は小鹿ちゃんに声を掛けますが、小鹿ちゃんは、

「大丈夫だよ」
っと言って笑いました。

そして、扉の前で、

「さっきは打ったりしてごめんなさい」
と頭を下げると、そのまま部屋を出て行ってしまいました。

「アイツ、私の身代わりに・・・。
中山に当たり散らした、最低な、私みたいな奴の為に・・・、クソ・・・」

結局、その日のおねしょは、
莉穂ちゃんと小鹿ちゃんの2人がやった事として周囲に知れ渡りました。
元々おもらしっ娘の2人であった為、特別話題に上がる事もありませんでした。

その後の日程も特に問題無く終えて、林間学校は無事終わりました。
(莉穂ちゃんと香織ちゃんは、2日目もオムツを濡らしてしまいましたが)



帰りのバスが学校に到着し、学校から家へと帰る道すがら、麻里は隣を歩く彩に話しかけました。

「実は私もさ、泉田に助けて貰ったんだよ」

「どういう事??」

「肝試しの時、泉田がおもらしして戻って来ただろ、
本当はアレ、もらしたの私なんだ、誰にも言うなよ」

「マジかよ」
それを聞いて彩は驚きました。

「こんな事バレたら学校行けないからもう辞めるって言ったらさ、アイツ、
そんな事絶対させないって言って、自分のスカート私に差し出したんだ、真っ直ぐな目ぇしてさ・・・」

「はは、そうなんだ・・・、私も効いたよ、あの平手打ち。
親とか、喧嘩とかで散々打たれて来たけどさ、アイツの一発が今までで一番効いた」
打たれた左の頬を触りながら、彩は言いました。

「なぁ彩、今まで散々馬鹿にされて来た相手にさ、やり返す事もせず、あそこまで出来るか普通・・・」

「・・・無理だろ」

「だよなやっぱ・・・、なんか私、人としての器の差を感じちゃったよ」

「何それ、敗北宣言って事??」
彩が尋ねると、麻里は一呼吸おいて言いました。

「そこまでは癪だから言わねーけど、認めざるを得ない部分はあるかなってさ・・・」

「そうだな、私もちょっとだけ癪だけど」
麻里の言葉に、彩は苦笑いを浮かべながら答えました。

それから2人は、小鹿ちゃん達の事を一目置くようになり、
仲良しにはなりませんが、敵対する事は無くなりました。



こんばんは、林間学校編第5話をお送りしました。

今回の話の事とか、今後の事とか、
書きたい事は沢山あるのですが、本編が既に長いので次回書きます。

林間学校編はこれで終わりではありません。
もうちょっとだけ続きます。

某超人気漫画とは違い本当にちょっとです(笑)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/09/09(日) 21:56:27|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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林間学校編 第4話

2年2組の肝試し大会。

森の出口では、最後の2人(小鹿ちゃん・麻里)が、
とっくに戻って来ていないとおかしい時間を過ぎても戻って来ないので、不穏な空気が漂っていました。

「小川君(29番目)がここに来てから、もう15分は経ってるって事だし、
流石におかしいわね、井戸は見たから落ちた訳では無いだろうけど・・・」
最後の小鹿ちゃんがスタートしてから5分後に、
確認を含めてコースを歩いた担任の先生が、心配そうに呟きました。

「道を外れたとしか考えられないわ、でも何でわざわざそんな・・・」
頭を抱える先生に対して、香織ちゃんが不安顔で言いました。

「ひょっとしたら、水越しょん子ちゃんのせいかも・・・」

「水越??誰の事???」
疑問の声を上げる先生に対して、香織ちゃんは続けます。

「肝試しのコースの井戸で死んだ女学生の幽霊です。
おしっこがしたくてトイレを探している途中で死んだので、トイレへの執着心がとても強い霊なんです。
ひょっとしたら2人は、彼女にトイレまでの道案内をさせられているのかも」

「中山さん、ふざけた事言うのはやめなさい、こんな時に幽霊なんて」

「先生!!私、ふざけてなんていません!!」
先生に戒められて、熱くなった香織ちゃんが反論すると、
そこに顔を真っ青にした山見彩がやって来ました。

「中山・・・、今の話、本当か?
私、見たんだよ・・・、見た事のない白い女の姿・・・、
ま・・・まま、まさかアレ・・・、本当に幽霊・・・」

「えっ!!」
その言葉に香織ちゃんは、目を見開きました。
そして、彩に詰め寄ります。

c621.jpg
「どどどどど・・・何処で会ったの!!
どんな格好?声は?遊園地の仕掛けみたく血は流れてるの??
私、会いたかったのに・・・、山見さん、ズルい!!!」

「ちょ・・・寄るな馬鹿!!ウゼー!!!」

「中山さん!!くだらない事言ってないで、今は2人の心配をして!!」
彩に詰め寄る香織ちゃんを押さえる先生ですが、香織ちゃんは全くお構いなしです。

「あーもうっ!!・・・って?
アレ、もしかして麻里と泉田じゃね??」
香織ちゃんに迫られている彩が、森に目をやると、
その奥から2人の女子生徒の影が近づいてくるのを確認しました。
先生と香織ちゃんもそちらに振り返ります。
近づくにつれて、姿が鮮明になってゆくと、
影の正体が、小鹿ちゃんと麻里だと言う事がはっきり分かるようになりました。

「2人だわ、ああ、よかったぁ・・・」
先生はホッと胸を撫で下ろし、

「鹿ちゃーん!!」
香織ちゃんは、向かってくる2人の方に駆けて行きました。

麻里と小鹿ちゃんは並んで歩いていましたが、
小鹿ちゃんはずっと恥ずかしそうに下を向いていました。

「あ・・・香織ちゃん・・・」
小鹿ちゃんはやって来た香織ちゃんに顔を向けると、直ぐにまた下を向いてしまいました。

「もう、心配してんだよ、一体どうしたの・・・」

「うん、えっと・・・その・・・・」
香織ちゃんの問いに、小鹿ちゃんはバツが悪そうに言いました。

「??」

「あのね・・・、えっと・・・」

「・・・鹿ちゃん、もしかして」
不審に思った香織ちゃんは、小鹿ちゃんの背後に回ってスカートを確認しました。
するとそこには、丸くハッキリとしたおもらしの跡が残っていました。
先程の莉穂ちゃんのように、土も混ざってドロドロになっています。

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「やっぱり・・・、おもらししちゃったんだね」

「う・・・うん、怖くて、
おもらしして怯えてた所を、前にいた三浦さんが気づいてくれて、色々助けてくれたの」

「え?三浦さんが???」
香織ちゃんの眉がぴくっと動きました。

「そ・・そそそう、ここ・・こいつ・・ああ・・足とかも、
濡れてたからさ、しょ・・しょうがーねーから私が、拭くの手伝って、
あ・・・あげてた・・・んだよ・・・う・・うん」
香織ちゃんの反応に慌てた麻里が、小鹿ちゃんに続いて、香織ちゃんに事のいきさつを説明しました。

「・・・そうなんだ、ありがとう、三浦さん。
鹿ちゃんを助けてくれるなんて、なんかちょっと意外だけど」
麻里の説明に一応納得した香織ちゃんは、麻里に小さく頭を下げました。

「よ・・・よせよ!!べべ・・別に大した事じゃねーよ」

(・・・つか、助けて貰ったのは私の方だしな)



遡る事、十数分前の森の中。

土に吸収されたおもらしの跡から立ち上がろうとした麻里を、小鹿ちゃんはじっと見つめました。

「・・・何だよ?」
麻里が睨みを利かせた直後、小鹿ちゃんは自分のスカートのホックに手を掛けました。
そして、緩んだスカートを足元に下ろして行きます。

「お・・おいっ、何やってんだよ!!」
麻里が驚いている間に、小鹿ちゃんはスカートを脱いで、下はおちびりで濡れたパンツ一枚になりました。
小鹿ちゃんは脱ぎたてのスカートを麻里に差し出して言います。

「三浦さんも早く脱いで」

「はぁ!!何言ってんだてめぇ、ふざけんな!!!」
小鹿ちゃんの考えを大体察した麻里は、怒りを露わにしました。

「ここぞとばかりに私の身代わりになって恩を売ろうってか!!
いい加減にしやがれこの偽善者!!そう言うのがムカつくって言ってんだよ!!!」

「じゃあ、学校辞めない?」
麻里の恫喝に動じず、小鹿ちゃんは、
スカートを握りしめながら真っ直ぐ麻里の目を見て言います。

「は?」

「おもらしが皆にバレても、学校辞めないって言うんなら別に良いよ。
でもバレたら、みっともないから辞めるんでしょ、そんなの絶対駄目だよ」

「ああっ!!何度も言わせんな!!てめーには関係ねぇだろうが!!」
怒りの収まらない麻里は、胸ぐらを掴む勢いで小鹿ちゃんに迫りました。
一瞬ビクついた小鹿ちゃんですが、負けじと言い返します。

「さっき三浦さん言ったよね、
私が言いたい事も言わずにオドオドしてるって、だから言いたい事言わして貰うね」

「・・・・」

「おもらしした位で学校辞めるなんて絶対ダメ!!
私も莉穂ちゃんも、下級生の娘や生徒会長だって、
おもらししてもめげずに学校生活頑張ってるのに、そんな事、言って欲しくない!!」
小鹿ちゃんの目には力がこもっていました。
尚も続けます。

「恩を売るとか、偽善者とか・・・、そう思うのならそれでも構わないよ。
私はただ、おもらししたから学校辞めるなんて言う、あなたを止めたいだけ」

「今まで散々てめぇを馬鹿にしてた私が、辞めていなくなんだぞ、
てめぇにとっては願ったり叶ったりじゃねーか」

「別に、馬鹿にしたければすればいいよ、そんな事で私は挫けたりしないから」

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「泉田・・・てめぇ・・・」

「三浦さん、お願い、早く脱いで」

「チッ、あー分かったよ、クソ!!!」
麻里は頭を掻き毟った後、スカートのホックに手を掛けました。
スルスルと足元まで下ろしてスカートを脱ぐと、
小鹿ちゃんと同じく下半身パンツ一枚の恰好になりました。
ピンク色のパンツの後ろは、濡れて肌にぴっちりと張り付いています。
前の方もクロッチを中心にびっしょりです。

「ごめん、パンツはその・・・、
私もさっき、おしっこ・・・ちょっと出ちゃって、
スカートが無事ならバレないと思うから・・・」
お互いのスカートを交換しながら小鹿ちゃんは言います。

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「良いよ、てめーの穿いてた下着なんざ穿きたくねぇし」

「・・・そうだよね、ごめん」

「いちいち謝んな!!ウゼーな!!」

「ごめ・・・、う・・うん」
そんなやり取りをしている間に、2人のスカートのはき替えは終わりました。
麻里の足に流れるおしっこの水流も拭き取り、
傍から見れば、スカートの濡れている小鹿ちゃんがおもらしをしたようにしか見えません。

「お礼なんか言わねぇかんな!!」
ぶっきらぼうに言うと、麻里は道の方に進んで行きました。

「早く来いよ!!てめーがもらして、私が面倒見てやった事にするんだろ?」

「う・・うん、待って・・・、うわぁ、スカートドロドロ・・・」

「うう・・・うるせぇな!!シバくぞてめー!!!
良いから、ちゃんともらした時みたく恥ずかしそうにしてろよ、私が学校辞めても良いのか!!」

「う・・・うん、わかった」
何故か最後は、もらした麻里の方がふてぶてしくしながら、
残りの肝試しのコースを2人は並んで歩いて行きました。



歩きながら麻里は、先程の事が気になって、小鹿ちゃんに尋ねました。

「泉田、お前・・・、私の所に来る前に、なんか見なかったか?」

「・・・なんかって?」

「その・・・、白い女の姿・・・と言うか」

「ううん、見て無いけど・・・、ってそれって、香織ちゃんが言ってた幽霊!?」

「な・・・っ!!」

「もしかして三浦さん、み・・・見たの?」

「な・・なんでもねーよ!!い・・・急ぐぞ」



「心配かけて、ごめんなさい」
先生の前まで来ると小鹿ちゃんは、頭を下げて謝りました。

「本当にもう、どうなる事かと思ったわよ。
おもらししちゃう程、そんなに怖い事があったの?」

「え・・はい、そうです・・・ね」

「・・・まぁ、いいわ、三浦さんはありがとうね。
バスではなんか言い争ってたけど、
やっぱりいざとなれば、お互い助け合いよね」

「そ・・そそ、そうね、はは・・」

「・・・?」
歯切れ悪く答える2人に対し、
多少の疑問を持ちながらも、先生は深くは追及しませんでした。

「私は2人とも、しょん子ちゃんにトイレの道案内をさせられてるとばかり・・・」

「中山さん、いい加減にしなさい!!幽霊なんかいる訳ないでしょ!!」
オカルト発言を繰り返す香織ちゃんに、先生は遂に怒り出しました。

「いますよ!!!」

「ひっ!!」
幽霊の言葉に麻里は顔を真っ青にしました。

「大丈夫、三浦さん?」

「な・・何でもねぇよ」
声を掛けた先生を麻里は制します。

「・・・まさか」
っと、その様子を見た香織ちゃんが、興奮した様子で麻里に迫りました。

「三浦さんも、しょん子ちゃん見たの!?ねぇ!?見たの!!ねぇ!!ねぇっ!!!」

「うわっ!!なんだコイツ!!寄るな馬鹿!!!」
麻里の言葉を無視して、香織ちゃんは、先程彩にした質問を繰り返しました。

「待って・・・、三浦さんが見たって事は・・・、鹿ちゃんも!?」

「・・・え?」
暫くすると、香織ちゃんのターゲットは小鹿ちゃんに切り替わりました。
目からキラーン!!と言う音が聞こえて来そうな勢いで、香織ちゃんは小鹿ちゃんに迫りました。

「私は見てない・・、ちょ・・・、落ち着いて香織ちゃん!!!」

「皆ずるい!!私は会えてないのに~っ!!!先生、私今から会いに行って来ます!!!」
そう言うと、香織ちゃんは再び森に入って行こうとしました。

「駄目に決まってるでしょ!!それよりも、泉田さんを神城先生の所に連れ行ってあげなさい」
それでも尚も諦めようとしない香織ちゃんを、
先生と小鹿ちゃんと、何故か麻里も加わって3人で必死に止めました。

「嫌~っ止めないで~!!私も会うの~っ!!!」

「中山、お前キャラ変わり過ぎ!!!」

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「・・・ごくっ」
彩は青ざめた表情をして、小鹿ちゃん達の様子を見ていました。

「幽霊って・・・、もしかして、麻里も見たのか・・・」



その後、小鹿ちゃんは香織ちゃんと共に神城先生の所に向かいました。

「先生、肝試し中におもらししてしまいました」

「あらら、西谷さんに続いて鹿ちゃん、あなたまで・・・。
2年生おもらしツートップは旅行中でも健在ね」

「えっと・・・」
あんまりな物言いに、小鹿ちゃんは複雑な表情を浮かべました。

「先生、あの、流石にその言い方は・・・」
香織ちゃんがやんわり言い返すと、先生は「あら、ごめんなさい」と軽い感じで謝りました。

「それじゃあ、お着替えしようか、替えのパンツとスカートは持って来たわね」

「はい・・・」

「スカート下ろすわよ」
スカートを下ろした先生は、直ぐに異変に気が付きました。

「んんっ??スカートのお尻はびっしょりなのに、パンツは前しか濡れてない???」

「え・・・っ、あ、本当だ」
香織ちゃんもすぐそばにいたので気が付きました。

(あ・・っ!!)
小鹿ちゃんは、マズイっと言う顔をしてしまいました。
香織ちゃんはそれを見逃しませんでした。

「鹿ちゃん、本当はおもらししてないの?」

「え・・っ、そんな訳ないよ、しし・・・したよ」

「だって、パンツだけが先に乾くなんて・・・そんな非科学的な事、ある訳無いし・・・」

(非科学的って・・・、幽霊はっ!?)
っとツッコミたい気持ちを小鹿ちゃんは必死に押さえました。

「鹿ちゃん、おもらししたのって・・・、三浦さんなんでしょ?」

「あぅっ!!」
小鹿ちゃんは口元を押さえて固まってしまいました。
その様子から、香織ちゃんは自分の推測が当たってる事を確信しました。

「そうなんだね・・・、2人ともなんか様子がおかしかったから、変だなぁとは思ってたんだ」

「・・・ごめん」
観念したとばかりに、小鹿ちゃんは小さくため息をつきました。

「どうしてわざわざこんな事したの?
まさか、三浦さんに脅されたの?身代わりになれって」

「ち・・違います、私の方から言ったんです。
バレたら学校辞めるなんて言うから・・・、その、ちょっと許せなくて・・・。
お願いします、この事は皆には秘密にして下さい。
じゃないと、三浦さん、学校来れなくなっちゃう・・・」

「・・・・」
小鹿ちゃんの話を聞いた先生と香織ちゃんは、ヤレヤレと言う顔を見せました。

「まぁ、鹿ちゃんらしいと言うか、何と言うか・・・」

「わかったわ、さぁ、取りあえずお着替えしちゃいましょう」
こうして、麻里のおもらしの秘密は守られる事になりました。



「小鹿、本当にごめん、守るどころか気絶して、おもらしまでしちゃって・・・m(._.*)m」

夜10過ぎ。
就寝の時間を迎えると、莉穂ちゃんは部屋で小鹿ちゃんに謝りました。

「麻里と彩に何かされなかった?あの後小鹿もおもらししたんでしょ?」

「う・・・うん、そうだけど、私、三浦さんに助けてもらったの」

「は?アイツが?どういう事??(・。・)?」

「おもらしして泣いてる私に三浦さんが気づいてくれて・・・、それで、お世話とか色々と・・・」

「・・・変ね?アイツなら助けるどころか寧ろ、それをネタにして追い詰めそうなもんだけど」
腑に落ちないと言った表情を浮かべる莉穂ちゃんを見て、小鹿ちゃんは慌てて話を逸らしました。

「それより莉穂ちゃんの方こそ大丈夫?もう落ち着いた?」

「うん、平気、シャワー浴びながら、情けなくってちょっと泣いたけどね。
っつかホントマジなんなのあの眼鏡!!紛らわしい事しやがって!!(`⌒´メ)」

「ま・・・まぁまぁ、落ち着いて・・・」
無表情ちゃんに切れる莉穂ちゃんを、小鹿ちゃんは優しくなだめました。

「莉穂ちゃん、私達はそろそろ・・・」
香織ちゃんが、少し恥ずかしそうに莉穂ちゃんに目配せしました。

「あ・・・、うん(._.〃)」
意味を理解した莉穂ちゃんは、香織ちゃんと共に、
部屋の隅に置いてある、リュックの方に向かいました。
そこで2人はあるものを取り出しました。

「あはは、なんか2人に見られると、やっぱりちょっと恥ずかしいね」
取り出したものを手に持ちながら、香織ちゃんが言うと、

「大丈夫よ香織、最初だけだから・・・」
同じくある物を手に持ちながら莉穂ちゃんが言い返しました。

未だにおねしょが続いている2人が手に持つある物とは、勿論『オムツ』です。
香織ちゃんは紙オムツで、莉穂ちゃんは布オムツ&オムツカバーと言う違いはありますが。

「この前も話したけど、私、いつも凛ちゃ・・・、妹に当てて貰ってるから、
自分でオムツ当てた事ないの。
だから・・・、その、今日と明日は2人にお願いして良いかな?」
恥ずかしそうに言う香織ちゃんに、2人は笑顔で頷きました。

「それじゃあ、よろしく」
そう言うと香織ちゃんは、パジャマのズボンを脱ぐと、既に敷いてある布団の上に寝転がりました。

「はいはい、任せて~ ̄▽ ̄)ノ」

「おパンツ脱ごうね~香織ちゃん」

c626.jpg
オムツを当てる方も、当てられる方も、慣れてるせいか要領が良く、
ものの数分で香織ちゃんの下半身は紙オムツに包まれました。

「ふう、何処に来ても、やっぱりこれ当てると寝る時間って感じするなぁ」
ズボンを穿きながら、香織ちゃんは言いました。
最近の紙オムツは薄型化が進んでいる為、吸収量の多いタイプでも、
ズボンを穿いてしまえば殆ど目立つことはありません。
現に、香織ちゃんも言われなければ、紙オムツを当てているなんて、誰も気が付かないでしょう。

「じゃあ次は莉穂ちゃんだね」
先にオムツを当て終えた香織ちゃんが莉穂ちゃんに笑いかけました。

「よろしくお願いします」
莉穂ちゃんも、先程の香織ちゃん同様に、布団の上に寝転がりました。

「じゃあおパンツ脱ごうね~、りっちゃん」

「あらあら可愛いおパンツね~、りっちゃん」

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「りっちゃんは止めてぇ~(≧◇≦*)」
莉穂ちゃんの方も、あれよあれよという間に、オムツを当て終えました。
そして、オムツ姿となった莉穂ちゃんは『りっちゃん』へと変貌します。

「ねぇ・・・、お姉ちゃん達・・・、コレじゃおズボン穿けないんだけど・・・」

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「でも、りっちゃんのママに、この量で当ててって言われてるから」
香織ちゃんの紙オムツとは違い、莉穂ちゃんの方は、見て直ぐに分かる程に大量のオムツが当てられました。

「こんなに当てなくても、大丈夫だよ」

「おねしょシーツは?」

「そこまで必要ないってば小鹿お姉ちゃん、お布団は絶対汚さないから」

「うーん・・・、でもお姉ちゃん心配なんだけど・・・、普段の量が量だし・・・」

「大丈夫だって!!少しは信用してよ!!!(○`ε´○)」
莉穂ちゃんがふくれっ面をしだしたので、小鹿ちゃんと香織ちゃんはおねしょシーツの使用は見送りました。
ズボンは穿けないので、結局下はオムツ一丁で寝る事になりました。

「オムツ濡らしちゃっても、
朝、神城先生が、こっそり回収しに来てくれる事になってるから安心してね、りっちゃん」

「うん(≧▽≦)ノ」

「それじゃあ、お休みなさい」

「お休み」

「香織お姉ちゃん、小鹿お姉ちゃんお休みなさ~い*(^∇゜*)ノ」



夜の11時、部屋の明かりを消すと、3人は眠りにつきました。
朝から渋滞、そして肝試しと色々あって疲れたのか、3人は直ぐに寝てしまいました。

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シュ・・・シュイイイイ~~・・・
ショオォォォ~~~~~・・・・・




おまけ

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こんばんは。

お待たせいたしました。
林間学校編第4話をお送りしました。
ここも挿絵入れたい、ここも・・っとやって行ったら枚数が増え過ぎてしまいました。

第4話は前半戦の完結編と後半への導入部という位置づけでした。
小鹿ちゃんが麻里に物申すシーンは、今回、自分的に最も書きたかった所で、
小鹿ちゃんの成長を垣間見れる良いシーンになったと思います。

ああ、香織ちゃんの松岡さん化も拍車が掛かってるなww
面白いからこの調子でどんどん突き進んで貰いましょう。

後半はオムツな莉穂ちゃんと香織ちゃんでしたが、
どうもまだ、オムツの構造を理解していないと言うか・・・、描くの難しいですね。
でも、香織ちゃんの紙オムツは良く出来たかなと思います。
莉穂ちゃんのオムツカバーは描くの大変・・・(^^;

残り1~2話で終わりになります。
何とか今月中には終わるように頑張りたいと思います。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/08/05(日) 12:32:10|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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林間学校編 第3話

(アイツの一つ前なら何番でも良かったけど、まさか一番後ろを引くとはね、私マジついてるわ)
麻里は上機嫌で、遠くにいる香織ちゃんと小鹿ちゃんを見ていました。

(最後なら余計な邪魔も入らないだろうし、徹底的に痛めつけて、学校来れなくしてやる)
麻里の手に持つ30番のクジは、31番のクジの小鹿ちゃんの一つ前。
偶然!?などでは勿論ありません。
小鹿ちゃんが31番だと確認した麻里は、
即座に手前の30番を持つ人間を見つけ出し、その生徒と無理矢理クジを交換したのです。

「それじゃあ、そろそろ始めるわよ。
1番から5番までの人はここに並んで」
スピーカー越しの先生の言葉に従って、該当する5人の生徒が森の入り口に並びました。
5人とも、とてつもなくかったるそうです。

「途中の井戸の手前に、お札の置いてある台があるから、
そこから1枚お札を取ってくるようにね。
ただし、台より先の井戸には絶対に近づかない事
万が一落ちたら、命に係わるからね、わかった?」
少し声を強めて先生が注意を促すと、クラスの皆はやる気のない返事を返しました。

「少しは楽しもうとしなさいよね。
・・・まぁ、いいわ。
トップバッターは飯塚君ね、じゃ、張り切って行ってらっしゃい!!」
先生に笑顔で送り出された飯塚君は、ため息交じりに森の中に入って行きました。

飯塚君のスタートから2分後、2番目の中内君がスタートしました。
その2分後、3番目の前川さんがスタートしました。
こうした具合に、2分毎に一人ずつクラスメイトがスタート地点から減って行きました。



「いざ出口に出てみたら、待ってるはずの皆がいなかったりしたら面白いね」

「かかっ・・香織ちゃん、何言ってるの、全然面白くないよ!!」

「冗談だって、あ・・、そろそろ順番だ、じゃあ鹿ちゃん先に待ってるね」
小鹿ちゃんに笑えない冗談を残して、7番のクジを持つ香織ちゃんが森の中に消えて行きました。

「しょん子ちゃ~ん、しょん子ちゃ~ん、いませんかぁ~、
今日の為に私、差し入れを用意しー・・・、出てきてくださーい・・・、聞いてまー・・・」
次の人がスタートする少し前まで、
まだスタートしていないクラスメイトの耳に、香織ちゃんの大きな声が聞こえて来ます。

(香織ちゃん・・・、肝試し、本当に楽しみにしてたんだなぁ)
クラスで(多分)唯一人、これでもかと言う位肝試しを満喫している香織ちゃんに、
小鹿ちゃんは、少し複雑な表情を浮かべました。

(どんだけだよ、あのオカルト馬鹿女。まぁ雑魚だからどうでもいいけど・・・)
麻里も呆れ顔です。

(・・・つか、なんか少し冷えてきたな、ちょっとトイレ行きたくなって来た)



スタートを切った香織ちゃんのその後は、以下の通りです。

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莉穂ちゃんの隣の娘や彩、無表情ちゃんも続きました。

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その後も2分毎に一人ずつ居なくなり、いよいよ残り人数が5人となった頃、
小鹿ちゃんは、麻里がまだ残っている事に気付きました。

(三浦さん、まさか・・・)

(泉田の奴、私が残ってて不安になって来たな。
っつか、待ってる時間なげーよ、マジおしっこしてーんだけど・・・クソ)
日も暮れて、流石に気温も低くなって来たのか、先程から麻里の尿意が高まって来ていました。
我慢できるレベルではあるものの、もし行って良いのなら、即座に行きたい位ではあります。

(私が我慢してる位だから、泉田もぜってぇ我慢してるはず。
・・・丁度良い、痛めつけるだけじゃなく、朝に続いて大恥もかいてもらうわ)
小刻みに足をスリスリさせて、おしっこ我慢する麻里。
そんな麻里の予想通り、小鹿ちゃんも麻里程では無いですが、おしっこを我慢していました。

(どうしよう、流石にしたくなって来た・・・)
そして、とうとう残るは麻里と、最後の小鹿ちゃんだけになりました。
麻里の前の生徒がスタート切った後、麻里は小鹿ちゃんを方を向いて、ニヤリと笑いました。

(やっぱり、三浦さん、私の一つ前だったんだ・・・。朝の事もあるし、ちょっと怖いなぁ・・。
おトイレも行きたいし、もし脅かされたりなんかしたら・・・)
あからさまに不安の表情を見せる小鹿ちゃんを見て、麻里はスタートを切る前に言います。

「何ビビってんだよ、偶然だよ偶然、こんな所で何もしねーよ」
ポンポンと小鹿ちゃんの肩を叩くと、麻里は森の中に入って行きました。

(バーカ、何もしねぇ訳ねぇだろ!!早く来きやがれこのチビ糞女!!
それにしても・・・、あークソっ!!まじおしっこしてぇ~っ)



肝試しのコースは、途中の井戸まで約1キロ、そこからゴールまでも同じく約1キロの、時間にして30分程のコースです。
唯々薄暗い森が続くだけで麻里は全く恐怖を感じませんでした。
それよりも、先程から我慢がきつくなって来た尿意の方が遥かに問題でした。

(さて・・・)
500メートル程歩いたところで、麻里は歩くのをやめて、道端の木陰に身を潜めました。
勿論、後から来る小鹿ちゃんを待ち伏せする為です。

(2分もすればやって来るから、そしたらコレを・・・)
麻里はポケットに忍ばせて置いたある物を取り出します。
それはなんと、冷感剤入りローション。

(そっと近づいて、あのチビの首筋に塗ってやれば、驚いて腰抜かして、おしっこもらすに決まってる。
ププ・・・、想像するだけでも笑いが・・・、んで、その後は、森の奥まで引っ張りこんでシバき倒す。
長引くと怪しまれるから、5分くらいだな・・・。
服が多少汚れてても、怖がって転んでた所を助けてやった事にすれば問題ないだろ)
今後の計画を想像しながら、麻里は小鹿ちゃんがやって来るのをじっと待ちました。

(おしっこしてぇ・・・)



一方、小鹿ちゃんの方はと言うと・・・。

「先生、あの、懐中電灯が・・・」
これからスタートと言う所で、突然懐中電灯がつかなくなってしまいました。

「あらら、困ったわね・・・」
懐中電灯を受け取った先生は、電池を交換してみますが直りません。

「う~ん・・・」
その後も色々試しますが直らず、スタート予定時間から5分が経過してしまいました。

「・・・このっ!!」
イラついた先生が、手で叩きまくるとようやく光が灯りました。

「ああやっと着いた、それじゃ、行ってらっしゃい~」
先生から直った懐中電灯を受け取ると、ようやく小鹿ちゃんは森に入って行きました。
スタート予定時刻からは8分が経過していました。

(三浦さん、何もしないって言ってたけど・・・)
小鹿ちゃんは、香織ちゃんが言っていたお化けよりも、
寧ろ麻里の動向に注意しながら、歩みを進めて行きました。



「おっせぇな、何やってんだあのクソ女」
スタートが遅れた事も知らずに麻里は小鹿ちゃんを待ち続けていました。

「トイレにも行きてーし、早く来やがれ」
ギュ、ギュウゥゥ・・
おしっこ我慢も大分辛くなって来て、麻里は誰も居ない事を良い事に、
少し前からスカート越しに手で股間を握りしめています。

(何かあったのか?西谷みたく、スタート前にもらしたとか?)
ギュゥ~~・・
なかなかやってこない小鹿ちゃんに、焦りだす麻里。
おしっこしたい事もあるし、諦めようと考え始めた直後、
ようやく、遠くから懐中電灯の明かりが近づいて来るのが見えました。

「やっとかよ・・・、良し、早く私の前を通り過ぎろ、そしたら・・・」
麻里はポケットからローションを取り出そうとします。
っと、その時。

ゾワゾワゾワ・・・

(!?)
突然、麻里は背中に悪寒を感じました。

(なんだ!?)
振り返ると、そこには

「トイレはあぁぁあ~~~~~っ!!!
どぅおこぅだぁああああああああああああ~~~っ!!!!!」

水越しょん子ちゃん(本物)の姿が。

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「に・・・にぎゃぁぁあああぁぁぁあああああっっっ!!!!!」
変な叫び声を上げた麻里は、
隠れていた木陰から、更に森の奥へと猛スピードで逃げ出しました。

「ま・・てぇ・・・、トイレぇええ~~、おしっこがしたいのぉぉぉぉお・・」
しょん子ちゃんはそんな麻里を追いかえるように浮遊します。

「く・・・来るな!!来るなぁぁああ!!」
追ってくるしょん子ちゃんを見て、
麻里は数十メートル逃げた所で腰を抜かしてしまいました。
徐々にまた、しょん子ちゃんが迫ります。

「トイレはあぁぁあ~~~~~っ!!!
どぅおこぅなのぉぉぉお!!!!!知ってるんでしぉぉぉおおお!!!」

「来るな!!来・・、来ないで、来ないでよぅ、
怖いぃ・・・、怖いようぅ!!ママァ!!ママァー!!」
余りの恐怖に麻里はとうとう泣き出してしまいました。
そして、目から涙が零れるのと時を同じくして、足の間から、

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シィイィィィィィュュュウゥゥゥウゥゥゥゥゥウ~~~~~・・・
ずっと我慢していたおしっこが溢れ出て来てしまいました。
おしっこは、麻里のお尻から前に扇状に広がって土の地面に吸収されて行きました。

「ママァ~・・・、ママァ~~・・・、あ・・・あ・・・あ・・・」

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「・・・あれえぇぇえ!?もらしちゃったぁあああ???」
麻里のおもらしを目の当たりにしたしょん子ちゃんは、そっと麻里の傍から離れました。

「あなたも知らないのかぁあ、トイレがぁあどこかぁああ・・・」

「ひ・・ひぁ・・・あ・・」

「ならぁあ・・、もう・・・いいぃぃぃい・・・」
そう言い残すとしょん子ちゃんは、麻里に背を向けると直ぐにスゥ・・・、と姿を消しました。

・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・。

「あ・・は・・はぁ・・・」
しょん子ちゃんが姿を消してから数十秒後、
落ち着きを取り戻し始めた麻里は、
ここでようやく、パンツがおしっこで濡れてお尻に張り付くと言う、初めて味わう嫌な感触を覚えました。

(嘘、私、おしっこ・・・、おもらし・・・しちゃった。
うう・・・、お尻気持ち悪・・・、何これぇ・・・)
前方に目を向けるとそこには、自らのおしっこで濡れてぬかるんだ地面が広がっていました。

(何だったんだよ今の・・・、クソっ!!
私はおもらしした奴を馬鹿にする側の人間なのよ!!
それなのに、何で私が西谷や泉田みたいにみっともなくもらさなきゃならない訳!!
ふざけんなよ!!
クソッ、クソクソクソクソォ~~~ッ!!!!!!!)
恐怖心が薄らいでくると、今の状況に対する苛立ちが沸いて来ました。
未だに麻里の目から零れる涙は、
恐怖心からの涙から、怒りと苛立ちからの涙にいつの間にか変わっていました。

でもどんなに怒った所で、パンツの濡れた感触と、
ほのかに漂い始めたおしっこの臭いは消えてはくれませんでした。



「に・・・にぎゃぁぁあああぁぁぁあああああっっっ!!!!!」

(!?)
前方から聞こえて来た叫び声に小鹿ちゃんは驚いて、思わずその場でのけ反ってしまいました。

ジュ・・・

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「あっ!!駄目っ!!」
おまけに反動で、少しおしっこをチビってしまいました。

(ちょっと出ちゃった・・・)
濡れたクロッチの辺りを気にして、
ビクビクしながら少しずつ歩みを進める小鹿ちゃん。

(さっきの、三浦さんの声のような気がしたけど・・・・)
すると今度は、泣き声が混ざったような叫び声が聞こえて来ました。

(やっぱり、三浦さんだ!?)
普段聞く事がない、恐怖に震えるような麻里の声に、
ただ事ではないと感じた小鹿ちゃんは、声を頼りにそっと森の奥に入って行きました。

(うう・・・、道はずれると余計に怖いなぁ・・・、でもこの辺りだよね・・・)
声がした辺りをウロウロとする小鹿ちゃんは、
もう少し奥に入った所に、麻里が腰を下ろしているのを見つけました。

(いた・・・、三浦さん)

ガサガサ・・・

麻里の元に辿り着くと、小鹿ちゃんを見た麻里はとても慌てた様子を見せました。
小鹿ちゃんは気に留めずに、腰を下ろしたままの麻里に声を掛けました。

「三浦さん、どうしたの?こんな所に入って」

「なんでもねーよ馬鹿!!
てめーには関係ねぇだろ!!
あっち行けよクズ!!!ゴミ!!!」

「え・・・?」
麻里の足元を懐中電灯で照らした小鹿ちゃんは驚きました。
麻里の腰かけた前方の一部だけが不自然に濡れているのです。
よく見ると、スカートのお尻も濡れています。
自分自身が良く体験しているだけに、小鹿ちゃんは直ぐに分かってしまいました。

「三浦さん、その・・・、もらしちゃった・・・の?」
申し訳なさそうに尋ねる小鹿ちゃんに、麻里は目に溜まった涙を拭って言いました。

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「う・・・うるせーな!!!悪いのかよ!!!
てめーだって朝しただろっ!!!」

「う・・・うん、そうだね、ごめん」
何となく小鹿ちゃんは謝りました。
そんな様子を見ながら、麻里は開き直ったような態度で言いました。

「あーあ、なっさけな。
てめーを驚かしておもらしさせようと思ってたのに、
まさか自分がもらして、てめーに見れらるなんて」

「・・・・」

「ふん、好きなだけ笑えばいいわ。
今まで散々、私や彩に馬鹿にされて来たんだもんね。
今、最高の気分なんじゃない??」
麻里の問いかけに、小鹿ちゃんは何も答えず、ただ悲しそうな表情を見せるだけでした。
その顔を見た麻里は、苛立ちました。

「んだよその顔!!同情でもしてる気か!?
っざけんな!!てめーの安っぽい同情なんかいらねーんだよ!!
ほら、笑えよ!!笑えっつってんだよ!!!」
大声をあげる麻里ですが、それでも小鹿ちゃんの表情は変わりませんでした。

「そうやって、誰にでもいい顔してる風にして、偽善者ぶって、
人の顔色ばっか窺って、いいたい事も言わずに、いつもオドオドしやがって
てめーのそう言う態度が見ててイライラすんだよ!!」
頭に血が昇った麻里は、まだ続けます。

「てめーみてーなクズが、何で男子にいつもチヤホヤされてんだよ!?
告白されりゃ全部断るとか、お高く止まりやがってよ!!
てめーのせいで私はなぁ・・・・、クソ!!
マジで目障りなんだよ!!さっさと消えちまえっ!!!」
麻里は、ありったけの罵詈雑言を穿き散らすと、一度深く深呼吸をしました。
そして、諦めたような小さな笑みを浮かべて言います。

「・・・まぁ、もうどーでも良いわ。
林間学校が終わったら、私、学校辞めるから」

「・・・え!?」

「こんな恰好じゃ、出口で待ってる皆にもらした事バレバレだろうし。
肝試しでビビッてもらしたなんて知られたら、みっともなくて、もう学校来れねーよ」

「辞めて、どうするの?」

「るせぇな!!てめーには関係ねぇだろっ!!」
そうって立ち上がろうとする麻里。
そんな麻里を、小鹿ちゃんはじっと見つめました。

「・・・何だよ?」

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おまけ

その頃、おもらしを終えた(笑)莉穂ちゃんは・・・。

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一足先にシャワー中。



こんばんは。

林間学校編 第3話です。

今回も、日々進化するサブキャラ達を楽しく描く事が出来て良かったです。
麻里のおもらしも可愛く描けたと思います。

実は途中で、おもらしまでの流れは別の物も考え付いたのですが。
それはまた別の機会にやりたいと思います。

ここから先は、おねしょ&オムツが主体となって来ます。
そちらを楽しみにしていた方々、お待たせ致しました。
まぁ、要するに、莉穂ちゃんには、もうひと頑張りして貰うって事ですね。
シャワー浴びてる所でこんなこと言うのは申し訳ないけど(笑)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/07/09(月) 18:30:54|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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林間学校編 第2話

無事に旅館に到着した2年生一同は、それぞれ割り当てられた部屋に移動しました。

「はぁ~~、やっと着いたね~」
香織ちゃんは、部屋を眺めながら、肩に掛けていた荷物を置きました。

「マジ遅れすぎだってのー、私もうクタクタ、動きたくないーm(´ `;)m 」
莉穂ちゃんも荷物を置くと、そのまま畳の上にうつ伏せで倒れ込みました。

「莉穂ちゃん・・・、制服汚れるよ」
そんな莉穂ちゃんを見て、小鹿ちゃんが苦笑いを浮かべます。

仲良しの3人は、当然のように同じ部屋になりました。
でもそれは特別な事ではなく、他の部屋も仲良し同志の2~5人でまとめられていました。
部屋の作りも大差はなく
どの部屋も10畳ほどのスペースに、小さなテレビとちゃぶ台、そして人数分の布団が置いてあるだけです。
トイレも各部屋には無く、共用トイレに行くようになっています。

「うーん、でもそうも言ってられないよ、
時間押してるから1時間後には夕食で、その後直ぐ肝試しだし」

「う・・・、肝・・・試し」
莉穂ちゃんは『肝試し』に反応して顔を上げました。

「もう、皆疲れてるんだから、そ・・そそそんな下らないもの、中止にすれば良いのに」

「えーそう?私は楽しみだけどな、ほら、この前2人で遊園地に行ったでしょ」

「え・・、うん」

「あそこのお化け屋敷の最後の仕掛け覚えてる?」

「お・・・おおお覚えてないわよ!?あんなのっ!!(゚∇゚;)」
明らかに動揺を見せる莉穂ちゃんを余所に、香織ちゃんは続けました。

「あの、水越しょん子ちゃんって、肝試しのコースの途中にある井戸に落ちて亡くなった娘なんだって」

「う・・・・うううう嘘でしょ!!じょ・・じょじょじょ冗談は止めてよね(≧ロ≦;)」

「ウソじゃないよ有名な話、私、井戸で本物に会えるんじゃないかって、今からワクワクしてるの~」
本当にワクワクしながら言う香織ちゃん、一方で畳に寝そべりながら莉穂ちゃんは青ざめました。

「・・・えっと、つまり、お・・・お化けが出るかもって事?」
恐る恐る小鹿ちゃんが言うと、香織ちゃんは「うんっ」と嬉しそうに答えました。

「こ・・・怖い、莉穂ちゃん!!」
小鹿ちゃんは、寝そべる莉穂ちゃんの背中に乗っかるような感じで抱きつきました。
莉穂ちゃんの背中に顔を埋めて震えています。

「だ・・・だだ、大丈夫よ小鹿!!わ・・わわ私がついてりゅ」
小鹿ちゃんを安心させようとする莉穂ちゃんですが、全く頼りになりそうにありません(笑)

「2人ともごめん、こういう話苦手だったんだよね。私、また一人で調子に乗っちゃった・・・」

「え・・っ!!そんな事ない、そんな事ないよ!!」
落ち込む香織ちゃんに莉穂ちゃんは慌ててフォローを入れました。

「そ・・・そうだ、まだ時間あるし、テレビでも見ようか?関東とは違う番組が映るかも」
話題を替えようと、小鹿ちゃんはテレビの前まで移動すると、リモコンの電源ボタンを押しました。

パチッ!!

『夏直前、身の毛もよだつ心霊現象スペシャル~~~』
デロデロデロデロデロ~~~~~ッッ

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プチッ!!

「・・・トランプでもしようか」
テレビを消すと小鹿ちゃんは、自分のバックからトランプを取り出しました。

・・・・・。

・・・・・・・・・・。

(さっきの番組、ちょっと見たかったなぁ)
夕飯までの暇つぶしに3人でトランプをしながら、香織ちゃんは思うのでした。



夕食を終えると、夜のレクリエーションの時間です。
2年2組の生徒は、旅館から少し離れた森の前に集まりました。
森の奥には、先程、香織ちゃんが言っていた古井戸があり、
心霊スポットとしては、結構有名な場所です。

「はぁ~~」
「つまんね~」
「花火が良かったなぁ~」
「ついてねーよなー・・・」
愚痴をこぼす生徒達の前に、
ハンドスピーカーを持った担任の先生がやって来ました。

「不満そうな人もチラホラいるみたいだけど、ウチのクラスはこれから肝試し大会を行います」
ハンドスピーカー越しに担任の先生の声が響きます。

夜のレクリエーションの内容は、クラス毎に異なっており、
何を行うかは、全クラスのクラス委員同士のクジによって予め決められていました。
そこで2組のクラス委員が引いたのが、一番人気のない『肝試し』だったのです。
そんな訳で、大半の生徒はめんどくさそうな顔をしていました。

・・・まぁ、一部には、

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「うう~~っ!!水越しょん子ちゃん~、会えるかなぁ」
香織ちゃんみたく物凄く楽しみにしている子や、

「お・・・お化けなんか、いいい・・・いる訳ないわ・・・、お化けなんか・・・(゚_゚;)」
逆に、極端に恐がる莉穂ちゃんみたいな子もいますが・・・(笑)

「・・・・」
小鹿ちゃんも莉穂ちゃんの背中に隠れて小さく震えていました。

(泉田の奴、いい感じでビビッてやがる。
オカルト馬鹿な中山が何か吹き込んだか?
まぁ、何でもいいか、私にとっちゃ好都合だし)
少し離れた位置で小鹿ちゃんの様子を見ていた麻里は、ニヤリと笑みを浮かべました。

(後は西谷・・・、アイツが邪魔なんだよ!!)
バスの中でも思い悩んでいた莉穂ちゃんの存在ですが、
結局麻里は、何も対策を思いつく事が出来ずにいました。

(どうする・・・?今近づいたらきっとまた喧嘩になるし・・・)
麻里が思い悩んでいると、先生は小型の懐中電灯を生徒達に配り始めました。

「受け取ったら、ちゃんと付くかどうか確認してねー」
先生の指示に従って、皆は点灯確認を始めました。

(怖くない・・・、怖くないもん!!怖く・・(≧□≦;))
懐中電灯を受け取ってからも、莉穂ちゃんは、お化けの恐怖に震えていました。
点灯確認をする余裕もありません。

「莉穂ちゃん・・・」
傍にいる小鹿ちゃんも、そんな莉穂ちゃんを心配そうに見つめています。

丁度その時、莉穂ちゃん直ぐ近くに、無表情ちゃんがいました。
懐中電灯を受け取った無表情ちゃんは、皆と同じように点灯確認をしましたが、
何故かその時、懐中電灯を胸の辺りで上向きして持っていたのです。
その状態で明かりを付けてしまったので・・・・。

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「ぎいゃぁぁぁぁぁああああぁぁぁあああああああ~~~~~っっっっっ!!!!!(◎ロ◎;)
でででででででででででででででででたぁぁああああぁぁぁ~~~~~!!!!!!\(☆o◎;)/」

懐中電灯の明かりに照れされた無表情ちゃんを見て、お化けと勘違いした莉穂ちゃんは、
隣の県まで届きそうな勢いの叫び声を上げた後、

バタンッ・・・

「きゅうぅぅうううう~~~~~~~☆ヽ(o_ _)o」
その場に倒れ込んでしまいました。

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ショオオオオオオワヮァアアアァアァ~~~~~~・・・・・・
その直後、股間から何かが吹き出すような音が聞こえると、
莉穂ちゃんのお尻を中心にして、特大の大海原が形成されて行きました。
莉穂ちゃんは、余りの恐怖で全身の力が抜けてしまい、おしっこをもらしてしまったのです。
尿量の多い莉穂ちゃんのおもらしは、なかなか土に吸収されずに地面に残り続けました。

「莉穂ちゃん!!」
傍にいた小鹿ちゃんが真っ先に声を掛けますが、
莉穂ちゃんは、おもらしを続けながら完全に気を失っていました。

ワァァアァァァァァァチョロロロォォォ~~~・・・

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「ビックリした・・・」
「突然叫ぶなよ」
「先生ー、西谷さん気絶してます、後、もらしてます、もらし続けてます」
「相変わらずの大海原だな」
「見事な温泉」
「っつかまだ出てね?どんだけ出すんだよww」
「まるで、そこに初めから温泉が湧いてあったかのよう・・・」
「いや・・・、寧ろ湧き出したかのよう・・・」
叫び声を上げた時点で、クラスの皆の視線が莉穂ちゃんに集まってしまった為、
莉穂ちゃんの気絶からのおもらしは、クラスメイト全員が目撃する形となってしまいました。
莉穂ちゃんのおもらしに対して、皆が思い思いの感想を口にする中、
担任の先生と香織ちゃんが、倒れる莉穂ちゃんと寄り添う小鹿ちゃんの傍にやって来ました。

ショロロオォォォォ~~~~・・・

「莉穂ちゃん、りーほーちゃん!!」
今度は香織ちゃんが大きな声で呼びますが、やっぱり目を覚ましません。

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「・・はぁ、困ったな、制服ビショビショになってるし・・・」
香織ちゃんが困った顔をして先生の方を向いた頃、ようやく莉穂ちゃんのおもらしが終わりました。
大海原と化した長い長いおもらしのせいで、制服の背中からお尻に掛けてと靴下は完全にびっしょりです。

「あららら・・・、これじゃ肝試しは無理ね」
先生が莉穂ちゃんの状態を起こすと、下が土の為、
濡れた部分に泥が混ざり込んでドロドロの状態になっていました。
先生は携帯を取り出すと、別のクラスに同行していた保健の神城先生に連絡を入れました。

数分後、神城先生と別のクラスの男の先生がやって来て、莉穂ちゃんを旅館に運んで行きました。

「・・・莉穂ちゃん、大丈夫かなぁ」
男の先生に背負われて行く莉穂ちゃんのドロドロの背中を見ながら、
小鹿ちゃんは心配そうに呟きました。

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「・・・っしゃ!!!」
でも、小鹿ちゃんの後ろでは、麻里が小さくガッツポーズをしていたのです。

(西谷の奴、勝手に自爆してくれたわ!!ざまぁみやがれバーーーカ!!!
それにしてもナイスアシストだぜ、あの眼鏡女、
・・・・名前なんてったっけ???・・・・まぁいいか)



「はい、ちょっとしたトラブルもあったけど、肝試し大会始めるわよ」
莉穂ちゃんのドロドロの背中が見えなくなった頃、先生は気を取り直してそう宣言しました。

「概要はしおりに書いてあったけど、おさらいするわね。
コースは、まず森の先にある古井戸まで行って、
そこから右の道に入って、旅館の脇に出るまでの約2キロ。
一人ずつスタートして、2分毎に次の人がスタートします。
スタートする順番は、今からクジ引きで決めるわよ」
そう言うと先生は、少し大きめの巾着袋を出しました。
どうやらそこにクジが入っているみたいです。

「それじゃ、並んで」
適当に並んだクラスの皆は、順番にクジを引き始めました。

「・・・・」
小鹿ちゃんが引く番がやってくると、小鹿ちゃんはクジを引くのを躊躇いました。

「泉田さん、どうしたの?」
怪訝そうな顔をする先生に、小鹿ちゃんは言いました。

「先生、私、莉穂ちゃんについていてあげたくて・・・、その・・・

「友達のあなたが心配する気持ちは分かるけど、神城先生に任せておきなさい。コレ(肝試し)も一応学校行事なのよ」

「・・・は・・・はい」
先生に説き伏せられてしまった小鹿ちゃんは、仕方なくクジを引きました。

先生の傍を離れてからクジを開いた小鹿ちゃんは、
書かれていた数字を見て驚きました。

(えっ・・31番・・・・、コレって一番最後!?)
2年2組の人数は男女共に16人で、合わせて32人。
莉穂ちゃんがおもらしにより離脱したので、31番は事実上一番最後でした。

「鹿ちゃん何番目?私は7番」
そこに先にくじ引きを終えていた香織ちゃんがやって来ました。

「31番って、え、もしかして最後!?」
小鹿ちゃんのクジを見た香織ちゃんも驚いて、手を口元に持って行きました。

「大丈夫?私、代わろうか?」
そう提案する香織ちゃんに、小鹿ちゃんは首を横に振りました。

「でも・・・、おトイレとか?1時間位先だよ?」

「先に終わっても、全員終わるまでは旅館に戻れないでしょ。
だから同じだよ、それにおトイレはまだまだ平気だし」
小鹿ちゃんの言葉に香織ちゃんは納得して、それ以上は何も言いませんでした。

(フフフ・・・・・)
クジ引きが終わり、肝試しがいよいよ始まろうとしていた頃、
麻里は、香織ちゃんとおしゃべりしている小鹿ちゃんを見ながらニヤリと笑っていました。

(中山は糞雑魚だし、西谷が消えた今、私の邪魔をする奴は誰も居ない、
泉田小鹿、この肝試しでお前の身も心もズタズタにしてやる!!!)
憎悪を滲ませる麻里の手に持つクジの番号は、

30番。

波乱の肝試し大会が幕を開けます。

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こんばんは。

林間学校編 第2話をお送りしました。
う~ん、本当は肝試し開始後のエピソードまで行きたかったのですが、なかなか思うように進みません。
でも、いい感じで次回以降に持ち越せたかなぁと思います。
果たして小鹿ちゃんは、麻里の魔の手から逃れる事が出来るのでしょうか!?

今回は、ビビりまくりな莉穂ちゃんを上手く描けたと思います。
相変わらずの大海原ですしww
我慢描写が一切なかった訳なのですが、恐怖失禁系って意外と前触れなくもらす事も多い(気がする)ので、
このような形となりました。
決して差し込む部分がなかった訳ではありません・・・ありませんとも!!(^^;
そして、無表情ちゃんも良い仕事をしてくれました。
最近、この娘出すの本当楽しい(笑)

・・・なんか香織ちゃんが、松岡さん化して来たな。
その内、数珠を首に巻きそうで怖いww

途中で別のを挟まず・・・と考えていましたが、
それで行くと、終わるまで隔週が確定してしまいそうですので、方針を変更します。
なるべく頑張りたいですが、どうかご了承下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/06/25(月) 17:32:41|
  2. 笙湖ちゃん達の長編
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