華湖の湖~おもらし絵ブログ~

主に学校内でのおもらしを、自作絵やコミPo!を使って表現していくブログです。おもらしに興味のある方はもちろんの事、興味の無い方にも、こう言う性癖もあると言う事を理解してもらえたら嬉しく思う限りです。公開している絵に関しては、転載は止めて下さい。

おもら始業式

冬休みが明けて、今日から新学期です。
笙湖ちゃん達が通う学校でも始業式が行われました。

『続きまして、生徒会長より、新年と新学期の挨拶です。
生徒会長、神前知才子さん、お願いします』

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「会長出番ですよ」

「いやあの・・・その、武石さん、私ちょっと、おし・・、おトイレに行きたくなってきて・・・」

「何を言ってるんですか、直ぐ終わりますから我慢して下さい」

「む・・・無理、もれちゃ・・・」

「そもそも始業式が始まる前に、トイレは済ませておくものですよ、
全校生徒の模範たるべき生徒会長が、その程度の事も出来ないようでは・・・・クドクド

「も・・・もういいわよ!!」
武石さんのいつものお説教が始まった所で、会長は諦めてステージ中央に向かいました。

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「え・・・えーと、新年あけまして、お・・・おめで・・・ござ・・・」
ステージに立つと、冬の寒さに緊張が加わって、余計に尿意が強まって行きました。

「イノシシ・・・と言えば、その鍋・・・です・・・かね~・・・、
ぼたんと言っても、制服の・・・ボタンとは違うような、ち・・・違わないような~・・・」

(ああ、おしっこしたくて、自分でも何言ってんのか分からなくなって来た・・・)

「ドド・・・ドスファンゴーって・・・・、かか・・・感じ・・・です・・・か?」

(うう~、もうだめぇ・・・!!)
会長が必死になっている時。

「うわっ!!」
「きゃっ!!」
「ちょっ!!量多過ぎ!!!」
「温泉が!!温泉が湧いたーっ!!」
1年生と2年生の列のそれぞれから、悲鳴のような声が聞こえて来ました。

(な・・・何?)
会長が声のした方を見てみると・・・。

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「あぁうあぅぅ~~・・・」

「ちょっ!!笙湖!!トイレならそう言いなさいよ!!」

「先生ー、水出さんがー・・・」

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「・・・・・・(・_・、)」

「・・・・・・」

「莉穂ちゃん!!」

「先生ー、西谷さんがー・・・」

「莉穂ちゃん、大丈夫だからね~、保健室行こうね」

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(あの娘達、あんなに沢山おしっこして・・・、わ・・・私も、もう・・・・)
笙湖ちゃんと莉穂ちゃんのおもらしを目の当たりにした会長は、おしっこ我慢の緊張の糸が切れてしまいました。

そして・・・。

しゅゅぅうぅぅぅぅぅぅ~~~~・・・・
その場で紙オムツの中に、溜まりに溜まったおしっこを放出してしまいました。

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「はぁぁぁぁ・・・」

「なんか会長ぼーっとしてない?」
「あれってまさか・・・」
「したな・・・・」
「会長もやったかー・・・」
「気持ち良さそう」

体育館には、おもらしをした3人の少女の姿がありました。



おまけ
『その後の3人』

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こんばんは。
約半月ぶりになってしまいましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか?

自分は新年が始まってから部屋の掃除を始めて、それが意外と長く掛かったり、
その後は、某吸血鬼日常アニメ、某田舎日常アニメと立て続けにハマった関係で、余りブログの活動が出来ませんでした。
今回文章が適当なのもそのせいです(^^;(でもこの位の方がいいのかな???)

いやぁ、やっぱり日常系アニメっていいっすね~。
色々とこう、ここでの作品作りのヒントにもなると言うか・・・。
前に絵を添削して貰った時にも、もっと多くの作品に触れるべきと指摘されましたし、
アニメ視聴は趣味の一つなので、今後も自分のペースで色々と触れて行きたいなーと思います。

今回は新年一発目と言う事で、やっぱり先頭バッターはセンターの笙湖ちゃんに努めて貰いました。
会長、莉穂ちゃんと、各学年のエースもつぎ込んで(笑)なかなか豪華になったかなと思います。
最後は目標にも掲げてる『縦の関係の拡張』と言う事で、笙湖ちゃんと莉穂ちゃんを初顔合わせさせて見ました。
そもそも今まで、学校おもらししまくってるのに保健室で鉢合わせしなかった事の方がおかしい訳で・・・。
今後どうなるかは、自分も何となく流れに身を任せてみようかな~っと思います。(つまりは行き当たりバッタリww)

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2019/01/13(日) 14:32:53|
  2. おもらし絵
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明けましておめでとうございます。


今年もよろしくお願いします。

去年の目標は『スピードと内容の両立』と言う事でしたが、
スピードは正直全然と言うか、待たせないと言っておきながら、待たせまくった年だったなぁと・・・、
本当申し訳ない思いでいっぱいでした。
でもまぁ、その分内容と言う意味では、頑張ったかなと思います。
文量は少なく、でも内容は濃くと言うのはもう何年も言っているのですが、なかなか容易ではありませんね。
この辺は折り合いをつけてやって行くしかないかなと思います。

今年ですが、スローガン的な目標では無くて、具体的に、○○をやる形式にしようかなと思います。
その方が、達成未達成が直ぐに分かりますし、良いかなと。
と言う事で書きます。

その1『早穂ちゃん関係の伏線回収&話の完結』
一応今年の長編と言う形です。
流れはある程度は考えてあるので、1年で完結出来れば良いなと思ってます。
早穂ちゃんだけでは無くて、
何と言いますか、そろそろ広げた風呂敷を畳む作業に入って行こうかと、そんな感じです。

その2『縦の関係の拡張』
学年の枠を超えた絡みが、現状殆ど無いので、そこを何とかしたいと思ってます。
1年生と2年生とか、彗ちゃん、風ちゃんのルートで何とか出来ないものかと・・・。
・・・上で風呂敷を畳むとか言いながら、凄く矛盾している気がするのは、取り合えず置いておいて下さい(^^;

その3『pixivに自前絵を5枚以上は上げる(画力の向上)』
恐らくほとんどの方は、当ブログを『おもらし小説のブログ』と認識していると思うのですが。
『おもらし絵のブログ』なんです・・・、本来は!!
まぁ現状、挿絵はコミPO!に頼り切り&自分の絵を殆ど描いてないので仕方ないのですが、それを覆せるようにしたいです。
絵を期待されるようになりたいので、頑張ります。
第一歩として、5枚は描きたいです。

こんな所です。

最後に、言って置いた方がいい事を数点。

何度か書く書く言っていて結局書いてない、「待ってたの沢野さんの話」ですが、
すみません、もう書けません。
自分の中で『待ってた』については完結してしまっていて、
何と言うか、これ以上の続編を書くモチベが沸かないと言うか、
気持ちが乗らないのに書いても良いものになる気はしないので、すみません。

リクエストについてなのですが、ここ2年位、自分でやりたいネタが余りやれていない状況なので、
今年は自分でやりたいネタに集中したいと言う気持ちが強いです。
リクエストに応えるのは、それはそれで楽しいのですが、自分でやりたいネタも書きたいと言うジレンマに陥っているので、
それがある程度解消されるまで、リクエストは現状のまま休止させて頂きます。
どうか我儘をお許し下さい。
去年までに頂いている、残り2つのリクエストには、勿論ちゃんと応えます。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2019/01/01(火) 16:12:33|
  2. おもらししてない絵
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女王様はおしっこまみれ

1ヶ月に及ぶ、紙オムツ登校を終えた、璃燐ちゃん。
今日からまた、お姉ちゃんパンツ(普通のパンツ)での登校が許されます。

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「良しっ!!」
パンツに足を通した璃燐ちゃんのテンションは自然と高くなりました。

(この1ヶ月間、赤ちゃんみたいで惨めだったわ、
でもそれも昨日までの話、今日から私は生まれ変わるの!!)

「行って来まーす!!」
学校へ行く準備を終えた璃燐ちゃんは、意気揚々と家を出ました。
果たして、お姉ちゃんパンツ復帰1日目を無事に終える事が出来るのでしょうか。



「よお、オムツ女ー」
「今日もちゃんと穿いて来たかー?」
璃燐ちゃんが教室に入ると、そこに男子2人が立ちはだかりました。

「・・・・」
璃燐ちゃんは2人を無視して通り過ぎようとしました。

「おいおい、シカトすんなよ」
「礼儀のなってない奴にはお仕置きが必要だよな」
「って事でー」
2人の男子の内の一人、関山成哉 (せきやませいや)の手が璃燐ちゃんのスカートに伸びます。

そして、

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「久々のオムツチェーック!!」
っと言う掛け声と共に、璃燐ちゃんのスカートを思い切り捲り上げました。

「キャーッ!!」
後ろからスカートを捲くり上げられた璃燐ちゃんは、慌てて、お尻を抑えました。

「んん??」
「アレ?」

「何するのよ!!このスケベ!!変態!!痴漢!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ璃燐ちゃんですが、
男子2人は全く意に介さず、
璃燐ちゃんの方を向いて、なんだか釈然としない表情をしました。

「・・・何よ!?」
疑問に思った璃燐ちゃんは、2人に問いかけます。

「お前、何普通のパンツ穿いて来てんだよ!!」
「そうだぞ、オムツ女のくせして!!」
2人は璃燐ちゃんを指さしながら言いました。

「だって1ヶ月経ったもん、悪い!?」

「どうせ直ぐにもらす癖になぁ」
「そうそう、オムツの方がいいと思うぜー」
2人は馬鹿にしたような口調で言いました。

「もらさないもん!!」
璃燐ちゃんはムキになって2人を睨みつけます。

「無理無理ー」
そう言うやいなや、突然2人の男子の内の一人、枝木一真 (えだきかずま)が、

「せ・・・先生・・・あの・・・、あっ!!だめっ!!!ジャーーーーー」
璃燐ちゃんが体育館でおもらしした時の真似をしました。

「ぷぷ・・・、一真、上手い上手い!!そっくりww」
「う・・う・・あ・・・、っで、そこら中おしっこまみれー、くっさww」
「あっはははは、完璧ww」
関山はそれを見て腹を抱えて大爆笑しました。
関山だけではなく、周りにいたクラスメイトも皆クスクス笑っています。
「似てるー」「上手い」と言う呟きもそこら中から聞こえて来ました。

「あ・・・、あの時は、あんた達がおトイレ行くのを邪魔したからよ!!」
クラス中が敵と言う状況に泣きそうになりながらも、璃燐ちゃんは果敢にも言い返しました。

「だからって、普通はもらさないよなー」
「そうそう、普通の人間なら我慢し通してトイレ行けるし」

「な・・・っ」

「っま、お前はおもらし女だからしょうがないよな」
「そうそう、だからちゃんとオムツ穿いとけよ、オムツ女」
男子2人は勝ち誇ったかのように言いました。

「そこまで言うなら、それをちゃんと証明して見せてよ!!」

「・・は?」
「何?」

「今から放課後まで、おしっこ我慢し通して見せてよ!!
そしたら、オムツだろうが何だろうが穿いてやろうじゃない!!」
璃燐ちゃんは2人に迫りました。

「ふーん・・・」
「へぇー・・」
すると2人は、暫く小声で話し合った後、言いました。

「いいぜ、その代わりお前もやれよ」

「はっ!?何でよ」

「勝負にすんだよ、我慢勝負。放課後まで我慢できずに先に小便した方が負けな」

「はぁ?何が勝負よ、馬鹿馬鹿しい・・・」
それを聞いた璃燐ちゃんは、ふざけないでっと言った感じで、踵を返そうとしました。
ですが・・・。

「お前が勝ったら、俺らが何でも言う事聞くって言ったら?」

「・・・・!!」
関山の言葉に、璃燐ちゃんの動きが止まりました。

「何でも?」

「ああ、何でもいいぜ、流石に100兆円くれとか言われても困るけどな」

「はぁ?何言ってんの、あんた達みたいな貧乏人から、お金なんてとる訳ないでしょ」

「・・・ああそうかよ」

「私のお願いはただ一つ、2度とおもらし女、オムツ女って言わない事!!」
璃燐ちゃんは2人を指さしながら大きな声で言いました。

「ああ、いいぜー」

「それから、私の事はリリン様と言って一生崇める事」

「んん??ちょっと待て、さっき一つってー」

「あともう一つ、今度YouTubeに私の可愛い歌と踊りの動画を上げるから、その手伝いをしなさい!!!」

「はぁ~~・・・、まぁいい、わかったよ」
(一つじゃねーし!!!もらす前と変わらねーな、こう言う所・・・)
2人は半分呆れながら、璃燐ちゃんの要望を全て受け入れました。

(ふふんっ!!見てなさい、必ず勝って、あんた達を前みたい下僕扱いしてやるんだから)
璃燐ちゃんの目がキラーンと鋭く光りました。

「それじゃあ次は、俺達が勝ったらだけど・・・」

「はぁっ!?待ちなさいよ!!!」
璃燐ちゃんは枝木の言葉をあわてて遮ります。

「何であんた達が勝った場合の話が出てくんのよ!!オムツ穿くって言ってんでしょ!!」

「それはお前が勝手に言っただけだろ」
「そうそう、勝負なんだから、当然条件は同じにしないと、何か問題ある?」

「・・・っ」

「別に俺らはこんな勝負やらなくたって一向に構わないんだぜー」
「今まで通り、これからもずっとおもらし女って言い続けるだけだかんなーww」
「さぁ、どうすんの、オムツ少女おもらし璃燐?」
「早く決めろよおもらし女ー!!」
2人は馬鹿にするような口調で璃燐ちゃんはに決断を迫りました。
少しだけ下を向いて考えた璃燐ちゃんですが、直ぐに顔を上げると、

「わかったわよ、さっさと言いなさいよ、あんた達が勝ったらどうしたいか」
そう言って、璃燐ちゃんは両手をギュッと握りしめて二人を睨みつけました。

「おっけー、それじゃあ・・・」
「俺達が勝ったら、1ヶ月間下半身オムツ一丁で過ごす事」

「!!!!」

「その間トイレの使用は一切禁止」

「ふ・・・ふざけないでっ、おトイレ行きたくなったらどうするのよ!!」

「もらせば良いじゃん!!ww」
「そうそう、オムツなんだしww」
「オムツ少女おもらし璃燐の人気爆発間違いなし!!ww」
「おおー確かに、サインも握手も一切いらねーwww」

「・・・くぅ~~」
璃燐ちゃんは悩みました。

(コイツら知らないだろうけど、オムツの一日の交換回数は決まってるのよ、もし負けたら、流石にシャレにならない)

(でも勝てれば、再び這い上がれる大きなチャンス・・・)
考えた末に璃燐ちゃんは、

「いいわよそれで、受けて立とうじゃない!!」
2人とのおしっこ我慢勝負を受ける事にしました。

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(勝ちゃ良いのよ!!勝ちゃ!!!)
その後の会話で、璃燐ちゃんの相手は、枝木一真がする事になりました。



朝の会が始まる直前、璃燐ちゃんと枝木は水道で同じ秒数だけ水をがぶ飲みしました。
後は放課後まで、おしっこを我慢するだけです。

「途中でおもらししても当然負けだぜ」
「また教室でもらすの期待してんぜー、おもらし女ー」

「ふんっ!その言葉そっくりそのままお返しするわ!!」
こうして、おしっこ我慢勝負の幕が切って落とされました。



朝の会、1時間目、2時間目と経過しましたが、
璃燐ちゃん、枝木共にまだ余裕が感じられました。

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(枝木の奴、平気そうね・・・、さっさとしたくなっちゃいなさいよ)

3時間目の後半、それまで余裕そうな枝木に変化が出始めました。

「・・・・」
小刻みに体を震わせ、時たま手を股間に入れて抑え始めたのです。

それを見た璃燐ちゃんはニヤッと嫌な笑みを浮かべました。
(ふふ、私はまだまだ平気よ、伊達に限界(って言うかもらす)まで何度も我慢してきてないわ。
この1ヶ月間、紙オムツのせいで気が緩んでたけど、本来、あんたらとは膀胱の鍛え方が違うのよ!!)

何とか3時間目を乗り切った枝木ですが、その表情はかなり厳しそうです。

「大丈夫か一真?」
休み時間に入り、相棒の関山が心配そうに枝木の席に向かい声を掛けました。

「平気平気、これく・・・ら・・・」
言いながら枝木は両手で股間を押さえつけます。

「もらすなよ」

「もらすかよっ!!水滝じゃあるまいし!!」
強がる枝木ですが、余り余裕は感じられません。

(この分じゃ次の授業か、給食の時間にはもらすわね。何よ、あれだけ大口叩いておいて、情けない奴)
自分の席で2人のやり取りを眺めつつ、璃燐ちゃんは勝った気になって浮かれ気味でした。

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(おもらししたら思いっきり嘲笑ってやるわ、今まで散々馬鹿にしてきたお返しよ!!)



4時間目。

「枝木君大丈夫?トイレ??」
担任の先生が枝木のおしっこ我慢に気付き、声を掛けました。

「いや、違う、違います」

「でも・・・」

「うっせぇな!!違うってば!!」
枝木は大きな声で否定しました。

「そう、なら勝手にしなさい」
その態度に怒った先生は、おもらししても知らないと言った感じで、授業を再開しました。

(クスっ・・、馬鹿な奴、きっと今のが最後のチャンスよ、こうなったら後は無様におもらしするだけ)
必死に我慢を続ける枝木を見つめる璃燐ちゃんの目は、まるで魔女のような邪悪さに満ちていました。

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(さぁ、早くもらしちゃいなさいよ!!
もらせもらせもらせもらせもらせぇーーーっ!!!!
しかし、璃燐ちゃんの邪念も虚しく、結局枝木は4時間目もおもらしせずに耐えきりました。



(アイツ、なかなかしぶといわね、でも時間の問題よ、あの分じゃ絶対に放課後までは持たないわ)
4時間目が終わり、給食の準備が行われてる中、璃燐ちゃんは思いました。

っとそんな時・・・。

「・・・あっ」
璃燐ちゃんにも、少し変化が起こり始めました。

(流石に、少しだけおしっこしたくなって来たかも・・・)
ですが、それはまだまだ耐えられそうな程の物でした。

(まぁ、アイツの方が先に限界来るだろうし・・・。
どの道、この勝負貰ったわね。
ふふふ・・・、今からどうこき使ってやろうか、楽しみだわ)



給食の時間。

枝木は明らかに動きがぎこちなく、給食にも殆ど手を付けていませんでした。
勿論、水分である牛乳や汁物には一切手を付けていません。

(止めを刺してあげるわ)
璃燐ちゃんは目をキラーンと光らせると、辛そうに我慢を続ける枝木の所に、自分の牛乳を持ってやって来ました。

「ねぇ、一気飲み競争しない?」
璃燐ちゃんは牛乳パック掲げて言いました。

「あっ!?」

「まだ飲んでないんでしょ?私もまだだから、給食を残しちゃ駄目でしょ」

(私はこれ位飲んでもまだ平気だけど、あんたはそうはいかないわよねぇ・・・。
ククク・・・、さぁ早く、おしっこをもらした無様な姿を、この私の前に晒しなさいっ!!)
枝木を見下ろすその姿は、邪悪な魔女そのものです。

「う・・・うるせーっ!!俺の勝手だろそんなの!!」
璃燐ちゃんの魂胆を直ぐに見破った枝木は明らかに動揺しました。
璃燐ちゃんはそこを見逃さずに畳みかけます。

「あら逃げる気ぃ!?男のくせに女の子との勝負から逃げるなんて、とんだ腑抜けね」

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「てめぇ、ふざけやがって・・・」
枝木は股間を抑えながら、苦虫を嚙み潰したような顔をして璃燐ちゃんを睨みつけました。

「おい一真っ!!」
そこに関山がやって来ました。

「何よあんた、邪魔する気?」

「しねーよ」
不機嫌そうな顔の璃燐ちゃんの言葉を否定すると、

「ちょっと、いいか・・・」
関山は何やら枝木に耳打ちしました。

「ちょっと!!ま・・・」
一瞬、璃燐ちゃんは止めようとしましたが、

(まぁ良いか、今更何を話そうと、こいつがおもらしするのは目に見えてるし)
っと余裕を見せて見逃しました。

それが悪夢の始まりとも知らずに・・・。

「いいぜ、その勝負やってやるよ」
関山との話を終えると、枝木は、依然辛そうな表情をしながら言いました。

「ふーん、本当に良いの?大分辛そうだけど」
どんな知恵をもらったのかと、少しだけ警戒していただけに、璃燐ちゃんは少し意外そうな顔をしました。

(何よ、結局やる訳?
まさか「おもらししても気にすんなよ」とか、
慰めの言葉を掛けて貰っただけかしら、哀れなモノねぇ・・・)

「その代わり、後からやっぱり無しとか、気が変わったとか、ぜってぇ言うなよ」

「・・・は?言う訳ないでしょ」
璃燐ちゃんは益々訳が分からなくなりました。

「良し約束な、じゃあその前に、給食の残り食っても良いか?
先に牛乳飲んだら、もしかしたら俺、駄目かも知れねえし・・・。
給食は残しちゃ駄目なんだろ?」

「・・・わかったわ、さっさと食べなさいよ」

(掛かった!!)
(ククク、バァーーカ!!!)

璃燐ちゃんの言葉を聞くと、枝木は給食に手を伸ばしました。

すると。

「あっ!!」
「!!!!」
バッシャーーーンッ!!!
枝木は給食をお皿ごと、自分目掛けて派手にぶちまけたのです。
汁物も乗っていた為、枝木の服はびっしょり濡れてしまいました。

「きゃっ!!ちょっ!!!」
傍にいた璃燐ちゃんは驚きの声を上げました。

「おい、大丈夫か一真」
一方関山は、枝木に近づくと即座に声を掛けました。

「やっちまった、服びしょびしょだぜ・・・」
「これは早く着替えないとな、体操服あんだろ」
「ああ、ここに」
「そんじゃあトイレで着替えようぜ、俺手伝うから」
「悪いなー成哉」
台詞っぽいやり取りをしながら、2人は何食わぬ顔でトイレに向かいました。

「・・・・」
2人が廊下に消えた所でようやく、

「・・・って、ちょっと待ちなさいよ!!!」
慌てて璃燐ちゃんは2人の元に駆け寄りました。



「トイレ行くんでしょ!!あんた達の負けよっ!!!」
そして高らかに2人の負けを宣言しました。
2人は一度顔を見合わせると、璃燐ちゃんに嫌らしい笑いを浮かべながら言いました。

「何で?」

「な・・・何でじゃないでしょ!!おしっこ我慢勝負でしょ!!
トイレに入ったら負けに決まってるじゃない!!!」

「だから、何でトイレに入ったからって負けになるんだよ」

「そう言うルールじゃない!!」
イライラする璃燐ちゃんに、関山がやれやれと言うポーズをしながら言いました。

「俺は放課後まで我慢できずに、先に小便した方が負けとは言ったけど、
トイレに入ったら負けとは一言も行って無いぜ?」

「な・・・・っ!?」

「嘘だと思うなら、画面を上に戻して確認してみろよ」

「言ってる意味が分からないわよ!!」

「とにかくそう言う事だから」
そう言うと2人は、男子トイレに消えて行きました。

「待ちなさっ・・・くぅ・・・」
流石の璃燐ちゃんも、男子トイレの中に入る事は出来ません。

(やられた・・・、アイツらコレを狙ってワザと給食を・・・)
中を確認する事が出来ない璃燐ちゃんは、寒い廊下の中を、
2人が出てくるまで、暫くの間待つ事になりました。

(さ・・・寒い、マズイ、おしっこが・・・)
2人が出て来たのは、トイレに入ってから約5分後でした。

「はぁ~、おもらし女お待たせー」
体操服に着替えた枝木は、先程までとは明らかに違う、すっきりとした表情をしていました。

「枝木!!あんたおしっこしたでしょっ!!!」
出て来るなり鬼の形相で璃燐ちゃんは迫りました。

「してねーよー」

「嘘よ!!さっきまでおもらし寸前だったじゃないっ!!」

「今もそうだぜー、あーやべー、もれそうー、ジョバーー」
枝木は完全に馬鹿にした口調で言いました。

「白々しいのよこの卑怯者!!反則負けよ!!!反則負け!!!」
璃燐ちゃんはわめき散らしました。
しかし、関山はそんな璃燐ちゃんに対して、小指で耳の穴をほじくりながら言い返しました。

「うっせバーカ、一真は着替えしかしてねーよ、俺は見てたから知ってる」

「嘘に決まってるわ、そんなの!!!」

「見てもいないお前が、どうしてそう言い切れるんだよ?」

「見て無くたって明白だからよ!!コイツ、さっきと明らかに様子が違うもん!!」

「そんなのお前の主観だろ?俺には変わったようには見えねぇなぁ・・・」

「全然違うってば!!!」

「そこまで言うなら、さっきと今とで一真がどう違うか、誰もが納得する科学的根拠を示せよ、今すぐ!!」

「そ・・それは・・・」
璃燐ちゃんの反論もここまででした。

「ハイ残念でしたー、一真は着替えただけでーす!!」
「俺は着替えただけでーす!!アーモレソーダナー」
2人は勝ち誇って、璃燐ちゃんを小馬鹿にするように言いました。

「くぅ・・・」
(このままじゃ、おもらしするのは私の方だ・・・、そんなの絶対嫌っ!!!)

「じゃあ、私もおトイレ入るわ、おしっこしなければ良いんでしょ」
慌てた璃燐ちゃんはそう言って、女子トイレに入ろうとしました。

しかし、

「おいおい」
「ちょっと待てよ」
っと、女子トイレの入り口を2人が塞ぎました。

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「どきなさいよ!!」

「入るなら、俺みたいな立会人を連れてきて貰おうか」
関山が言います。

「なっ・・・」

「じゃないと、それこそお前が嘘ついて、おしっこするかもしれないだろ?」

「しないわよ、ちょっと顔とか髪とか整えたいだけ!!男子と違って、女子には色々あるのよ!!!」

「うん、だからそれを証明する女子を連れて来いって言ってんだよ」

「う・・・」
残念ながら璃燐ちゃんにはそんな宛はいませんでした。
クラストップの座から転落して以来、クラスメイトは皆、璃燐ちゃんの敵になっているからです。

「いないなら認められないなぁ」
「入った時点で、おしっこしたと見なして、お前の負け決定」

「そんな・・・」

「それでも良いならはいどうぞー」
「明日からオムツ一丁生活でよろしく、オムツ姫ww」
そう言う2人の目は悪魔の目そのものでした。

「ふんっ!!もういいわよ、この卑怯者!!」
捨て台詞を吐くと、璃燐ちゃんは教室に引きあげて行きました。



(いいわよ、放課後まで我慢すれば良いんでしょ、そうすれば引き分けよ)
枝木のおもらしの目がなくなった以上、後は我慢し通して引き分けるしかありません。

(昼休みとお掃除と、5時間目と帰りの会で終わりでしょ、
寒い廊下に長くいたせいでさっきよりはやばいけど、何も飲まなきゃそれ位ならいけるはず・・・)
璃燐ちゃんは自分の席に戻ると、膀胱の具合と放課後までの時間を計算しました。
何とか大丈夫そうと安堵していると・・・。

「おいおい、何ボーっとしてんだ!!」
「てめぇ、自分で持ちかけた勝負忘れてんじゃねぇだろうなぁ??」
関山と枝木が璃燐ちゃんの席へやって来ました。

牛乳パックを手に持って・・・。

「あっ・・・」
璃燐ちゃんのは青ざめました。

「お前がどうしてもやりたいって言うから、さっき約束したんだもんな」
「さぁ、やろうぜ、牛乳パック一気飲み対決」
璃燐ちゃんには、2人がまるで、罪人処刑人に見えました。

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「え・・ちょ・・・待っ・・、ごご・・ごめん、やっぱり無しで、き・・気が変わったの」
そう言って謝る璃燐ちゃんに2人は言い返します。

「そりゃ駄目だなー」
「後からやっぱり無しとか、気が変わったとか、ぜってぇ言うなって約束しただろ」

「そ・・・そんな約束してなー」

「してるよバーカ」
「嘘だと思うなら、上にスクロールして確認してみな」

「だから・・・、言ってる意味がわからなー・・・」

「ごちゃごちゃうるせーんだよ、おもらし女!!」
「さっさとストロー咥えろよ、オムツ女!!」

「う・・うるさい!!卑怯者ー!!」

「そうだ、1パックずつじゃつまんねぇから、2パックずつにしようぜ!!」
「いいねー、その方が盛り上がるなー、丁度2人欠席者がいて良かったな、水滝」

「2パックって・・・そんなに飲んだら、絶対・・・我慢できな・・・」

「ほらやるぞ、やらなきゃお前の負けだかんな!!」
「行くぞー、用意ー・・・」
プレッシャーを与えまくる2人に対し、璃燐ちゃんは半場ヤケクソになりました。

(ええいっ!!もうっ!!!)
そして、

「わかったわよ!!飲めばいいんでしょ!!飲めば!!!」
璃燐ちゃんは覚悟を決めて、牛乳パック2パックを一気に飲み干しました。

ゴクゴクゴクゴク・・・・

「プハァ・・・」

「おお、良い飲みっぷりぃーww」
「こりゃあ、おもらしが楽しみだなぁーww」
牛乳パックを一気飲みした直後の璃燐ちゃんの耳には、2人の言葉はとても遠くに感じました。

(うう・・、何でこんな事に・・・、馬鹿馬鹿馬鹿・・・、私の馬鹿ぁ~~・・・)



5時間目。

「あ・・・、う・・・、うぁ・・・」
授業開始から30分。
璃燐ちゃんのおしっこ我慢は、限界に達していました。

(も・・・、もう駄目、もれる・・・、後15分と帰りの会なんて、とてもじゃないけど無理!!)
先程から璃燐ちゃんの両手は、スカートの上からしっかり股間を押さえつけています。
そうしてないと、今にでも膀胱に溜まったおしっがパンツから飛び出して、
そこら中をおしっこまみれにしてしまいそうだからです。

(くぅ・・・、牛乳さえ・・、牛乳さえ飲まなければ、こんな事にならなかったのに・・・)
給食の時間の時の事を思い出し、璃燐ちゃんは後悔しました。
あの時飲んだ牛乳は、既におしっこに代わり、璃燐ちゃんを苦しめています。

(ほらほら・・・)
(早くもらせ!!)
大逆転を成功させた関山と枝木は、自分の席で璃燐ちゃんがおもらしするのを今か今かと待ち構えていました。
いえ、可愛そうですが、2人だけではなく、クラスメイト全員がその瞬間を期待しているようです。

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(私、またおもらしするの?もう5年生なのに、皆の前でみっともなく・・・、嫌っ!!!そんなの絶対に嫌!!!)
絶望的な尿意に耐えながら、璃燐ちゃんはある決断をしました。

(もう先生に言っておトイレ行こう、オムツ一丁とか超嫌だけど、恥ずかしい思いは、せめてそれだけに止めないと・・・)
璃燐ちゃんは負けを受け入れて、トイレでおしっこする事に決めたのです。

(まだ立って、おトイレに行くくらいの我慢は残ってる)
璃燐ちゃんは股間を抑える両手から、右手を離すと直ぐ上に挙げて言いました。

「先生、おトイレに行って来て良いですか?もれそうなんです」

「それは大変、早く行って来なさい」
璃燐ちゃんの話を聞いた先生は、直ぐにトイレを許可しました。
璃燐ちゃんはそっと股間を抑えつつ、ゆっくりした足取りで教室の扉に向かいました。

(ふんっ!ムカつくけど私の負けよ、けどおもらしはしないわ、残念だったわね)
勝負には負けたけど試合には勝った。
そんな気分で璃燐ちゃんは歩きました。
しかし、クラス中が璃燐ちゃんの敵なのです。
油断してはいけませんでした。

(逃がすかよ、やれ!!)
関山は扉付近に座る男子にアイコンタクトをしました。

(OK)
男子はそれに答えるように小さく頷きました。
そして、璃燐ちゃんが男子の前を通りかかった時。
男子は璃燐ちゃんの前に突然足を突き出したのです。

「きゃあ!!」

ズドンッ!!!

扉しか見ていなかった璃燐ちゃんは、反応する事が出来ず、
男子の足につまずいて、そのまま盛大にうつ伏せにずっこけてしまいました。

「ああ、わりぃ水滝」
男子が全く気持ちのこもってない詫びの言葉を入れると・・・。

「あっ・・・」

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シーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・

倒れ込んだままの璃燐ちゃんの下半身から、何やらくぐもった音が聞こえて来ました。
しばらくすると、お尻やお腹の周りから薄い黄色い液体が床に広がって行きました。
その液体とは、璃燐ちゃんが朝から膀胱に溜め込んでいたもの、つまりはおしっこです。
璃燐ちゃんはコケたショックで、とうとうおしっこをもらしてしまったのです。

「またやりやがったぜぇ~!!」
「おもらし女ー!!」
「おーもらしwwおーもらしww」
「何度もらせば気が済むんだー、5年にもなってww」
「こいつやっぱオムツ必須だろww」
「大丈夫、明日からまたオムツ確定だからww」
「オムツ女1日で復活!!ww」
「なんか死体みたいだな、色が違うけどww」
待ってましたと言わんばかりに、クラスメイトが一斉に騒ぎ出します。

「コラ!!やめなさい!!」
先生だけが何とか騒ぎを止めようとしますが、1人では到底無理でした。

「う・・、うう、いやぁ・・・、見ないでぇ・・・」
最後の方は、胸の辺りからもおしっこは流れて来ました。
20秒程でおもらしは終わりましたが、おもらしが終わっても、
璃燐ちゃんは、うつ伏せで倒れたまま静かに泣いていました。

「う・・ううぅ、うえぇええ・・・」

(ま・・・また、おもらししちゃった・・・。もうヤダ・・・、もうヤダよぅ・・・・)
水溜りに体ごとダイブしたような感覚に陥りながら、璃燐ちゃんは絶望感に打ちひしがれました。
そこに、少しして唯一の味方(?)である担任の先生がやって来ました。

「水滝さん、大丈夫?取りあえず立って・・・」
先生はおしっこの中に倒れ込む璃燐ちゃんを、ゆっくり立たせました。

パチャパチャパチャ・・・

すると、璃燐ちゃんの着ている服の至る所から、おしっこの滴が零れて、真下のおしっこの水溜りに落ちて音を立てました。
上着もスカートも靴下も、前の方はおしっこで完全に濡れてしまっていました。
パンツも勿論、グチョグチョです。

「こいつ、全身おしっこまみれじゃん!!」
「まーみーれ!!まーみーれ!!」
「おもらし女改め、まみれ女!!」
「ぷぷっ、関山上手いっww」
関山と枝木が囃し立てるように、正におしっこまみれと言って差し支えないレベルでした。

c720.jpg
(体全体が冷たい、おしっこ臭い・・・、うう、何で私がこんな目に・・・)
璃燐ちゃんは涙が止まりませんでした。
先生はそんな璃燐ちゃんの肩を抱き、慰めの言葉をかけながら、扉に向かいました。。

「おーーい、まみれ女ー、約束忘れんなよーっ!!!ww」
「一ヶ月オムツ一丁、当然、家出る所からだかんなー!!ww」
教室を出る直前の璃燐ちゃんに関山と枝木が追い打ちを掛けました。

(うるさい!!うるさい!!!うるさい!!!
クソクソクソォ!!!アイツらぁ!!!絶対に許すもんかぁ!!!!!)

璃燐ちゃんは怒りに震えながら、教室を後にしました。

「いえーーい!!!」
「ざまぁ~っ!!!」
「あーーーはっはっはっ!!」
「いやーまみれてたなぁーww」
「ひゃぁーー、ほぉぉぉい!!ww」
「傑作ww傑作ww」
璃燐ちゃんと先生が居なくなった教室では、クラスメイトが大笑いする声が響き渡りました。

「・・・・」
廊下にいた璃燐ちゃんにも笑い声は聞こえて来ました。
情けなくて、悔しくて溜まりませんでしたが、歯をく縛って何とか耐えました。



それから、数分後・・・。

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(許さない・・・、絶対に許さない・・・・、必ず仕返ししてやる!!必ずよっ!!!)
保健室でお着替えをしながら、璃燐ちゃんは逆襲の炎を胸に抱き、リベンジを誓うのでした。



こんばんは。

いよいよ今年も今日で最後ですね。
今年最後の更新は、予告していた璃燐ちゃんのお話です。
お待たせしてすみませんでした。

今回は璃燐ちゃんの邪悪な一面を出してみました。
自分の中で璃燐ちゃんは、今どきの魔法少女をイメージしているので、
今風にダークなイメージの挿絵を盛り込んでみました。
そっからの情けないおもらしと言うギャップを楽しんで貰えればなぁと思ってます。

(っと言うか、今の璃燐ちゃんなら、変な生き物と契約できそうだし、とあるサイトからも魔法のステッキ貰えそうだけどww)

ずっこけからのおもらしは、ある方の作品の参考に・・・(お察し(笑))
これはいつか自分もやってみたいと思いました。
莉穂ちゃんが、林間学校編で後ろほぼびっしょりをやっているので、
逆もやってみたいと言うのもありましたしね。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。



皆様、今年一年当ブログを応援して下さり、ありがとうございました。
来年も頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

それでは、また来年、毎年恒例の例のアレでお会いしましょう。

良いお年を。
  1. 2018/12/31(月) 14:16:16|
  2. おもらし絵
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サンタカラー

こんばんは。
今日はクリスマスですね。
っと言う事で、コミPo!の新制服のカラーバリエーションに、
サンタカラーが追加されたので、各学年の代表者3人に着て貰いました。

c707.jpg
まぁ、ここはおもらしブログなので、
当然、着て貰うだけでは無くて・・・・。


c708.jpg
おもらしさせてみました。

小鹿ちゃんは、相変わらず上着までびっしょり。
会長のオムツおもらしじゃない普通のおもらしは、結構久しぶりかも知れません。

今日を逃すと、丸1年使う機会を失うので、突貫工事でお送りしました。
来年はしっかり時間を取った上でこの服を使って、クリスマスおもらしストーリーが描ければいいなと思ってます。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/12/25(火) 18:01:53|
  2. おもらし絵
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紙オムツ登校最後の日

1ヶ月に及ぶ、紙オムツ生活の最終日。
すっかり我慢がきかなくなってしまった璃燐ちゃんは、
授業中に2回も紙オムツにやらかしてしまい、
授業終了後慌てて、トイレに駆けこみました。

個室でスカートをたくし上げ、紙オムツの状態をを確認しますが、
既にお知らせサインは真っ青で、中もタプタプでした。

(もう駄目だわ、まだ午前中だけど・・・、仕方ない、今日までだし)
璃燐ちゃんは、タプタプの紙オムツを抜き取ると、
スカートのポケットから取り出したビニール袋の中に入れました。

それを持って、保健室へ向かいます。




「先生・・・、コレ・・・、交換したいんですけど・・・」
璃燐ちゃんは、ビニール袋を先生の前に出して言いました。

「はいはーい、どれどれ・・・、あらー、いつもいつも見事にびっちょりね」

(・・・うるさいわね)

「それじゃあはい、新しい紙オムツねー、穿かせてあげるからおいで」
保健室の先生はそう言うと、璃燐ちゃんを部屋の奥に連れて行き、紙オムツを穿かせました。

「璃燐ちゃんは他の子達よりもお姉ちゃんだから、今日の交換はこれで終わりよ。
以降は自分で何とかしてね、って壁に書いてあるから平気か?」

「・・・・・」
ここに来る度、思いっきり名前が書いてある張り紙が見について、璃燐ちゃんは顔を熱くしました。
でもそれも今日で終わりです。

(明日からは、パンツで登校できる、この時をずっと待っていたわ!!)
璃燐ちゃんは目を輝かせました、
しかし、先生はとても不安そうです。

「そう言えば今日で紙オムツ卒業ね、でも本当に大丈夫?
ここ最近、交換しに来てばっかりでしょ、心配だわ」

「へ・・・平気だもん、パンツに戻れば変わるもん!!」

「なら良いけどね、一度3回した子は、また一度でもおもらししたら、
即、紙オムツに逆戻りだからね、そこの所忘れないでね」

「平気よ、この私が紙オムツなんかに戻る訳ないじゃない!!!」
自信満々に告げる璃燐ちゃんですが、
その翌日、早速試練が待ち受けているとは、
この時、思ってもいませんでした。

続く。



こんばんは。

予告しておりました、璃燐ちゃんの話。
・・・の前日譚です。

今回は、予告していた話が年末に間に合わなかった場合の保険でしたが、
間に合いそうなので、このタイミングであげます。
パンツ登校復帰1日目に、璃燐ちゃんを襲う試練とは何なのか、乞うご期待。

っと、上の文まで書いていた時は思っていたのですが、
都合により今後の予定は以下の通りです。

24日~25日頃→時期的なものの更新
26日~31日の間(でも恐らく27日頃までには)→今回の続きの璃燐ちゃん
新年1月1日→毎年恒例行事

なんだか近年まれに見ぬ、更新ラッシュになりそうです。
お付き合い頂ければ幸いです。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/12/24(月) 00:53:17|
  2. オムツ絵
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自前絵2018~その3~+α


こんばんは。
今年も残り僅かとなりました。
今回は今年中にやっておきたい2つの事をやろうと思います。
すみません、予告した璃燐ちゃんは次回以降必ず上げますのでご了承下さい。

一つ目は自前絵をあげる事です。
っと言う事で上にあげた絵です。
pixiv上では、1年以上前にあげたものですが、登録していない人もいると思いますので。

『先生の背低くね?』とか『机の前方壁になってね?』とか、
ツッコミどころ満載な訳ですが、自作おもらし絵の中では現在一番評価されてる感じです。
正直な所、そこまで気合入れて描いた方ではなかったので、一番評価されてる事に驚きを隠せません。
この前あげた『お花見波留名ちゃん』の方がよっぽど気合入れて描いたのですが、そっちは全然評価されず・・・。
難しいものですね。
まぁ、そもそも全然実力が伴って無いので、評価など、される訳がないのですが(^^;

もっと上手くなりたい・・・、という思いはあるのに
pixivの最後の投稿以来、全く描けてません。
不味い、自分は作家ではなく、絵師を目指していると言うのに・・・。
この問題は何とかしたいと思っているのです。



っとまぁそれはともかく。
2つ目は、SSっぽいものをメインにしてから数年が経ち、過去の作品を振り返るのも良いかなと思いまして、
昨年(2017年)までの作品(記事)の、自分の中でのお気に入りトップ10を発表しようと思います。
作品毎に、思った事なんかをコメントしつつ進めて行こうと思います。



トップ10の前に、惜しくもトップ10入りを逃した次点作、10作を発表します。
この10作に甲乙は無くて全部そろって11位相当です(笑)

side story 夏音-natune-(後編)(2014/9/5)
初めて上半身と下半身の服装を分離させた作品として、印象に残ってます。
保健室でのお着替えや、下だけジャージ姿で帰る所等、おもらし後の魅力を存分に出せたかなと思ってます。

おねしょっ娘の最大の障壁(2014/10/19)
直接的なおねしょ描写をせずに、如何にしておねしょの恥ずかしさを出すかと言うのに挑戦した作品でした。
半信半疑だったのですが、なかなかの好評を頂けて嬉しく思いました。

一番乗りは杏奈ちゃん!?(2016/3/6)
おもらししない杏奈ちゃんに、せめておもらしファッションだけでも・・・、っと言う思いを込めて作りました。
これがきっかけで杏奈ちゃんは、新色ブルマー一番乗り係に任命されました(笑)

少女と騎士の失敗(後編)(2016/5/1)
全くもって騎士らしくない莉穂ちゃんに、ようやく騎士としての務めを果たせるような話が描けて、ホッとしたのを覚えてます。

泥もおしっこも、全部、水に流して(2016/6/14)
とにかく上手い具合に良く纏まったなぁと。
完成度としての満足感は今でもとても高いです。

おもらし後の生徒会長&自前絵2016~その4~(2016/7/9)
公恵ちゃん初登場の回です。
会長のアタフタ振りと、容赦のない公恵ちゃんが上手く描けて気に入ってます。

お泊り会~1年生編~(中編)(2016/10/8)
おもらしもおねしょも無いのですが、1年生達の和気あいあいとした様子なんかは書いてて楽しかったです。

元クラストップの女の子のその後(2017/6/4)
何と言っても張り紙ですよねww
何がしたいんだ、ここの保健室の先生はwww

4時間目の悪魔(2017/7/24)
4時間目の悪魔の真相について、上手く思いついた方だと思ったのですが・・・。
そうでも無いですかね(^^;

(紙・布)オムおも莉穂ちゃん(2017/10/9)
ほぼレギュラーメンバー総出演の、豪華なおもらしストーリーが描けて良かったです。



ここからがトップ10です。
まずは、第10位→第4位まで。

第10位
もらし過ぎ!!(2017/9/10)
彗ちゃんに、クイーンの名に相応しいおもらしっぷりを見せて貰おうと思った話です。
どんなにおもらししてもへこたれなかったり、最後には水着姿のまま帰ろうとしたりで、
彗ちゃんらしさを存分に発揮できた話になったと思います。

第9位
それでもわたしはもらしてない!!(2017/1/8)
杏奈ちゃんにも恥ずかしい思いを・・、っなシリーズの中の一作。
この辺りから、杏奈ちゃんの自爆が目立つようになりましたね(笑)
保健室で恥ずかしがったり、「私はもらしてない」と必死に訴える姿は、かなり気に入ってます。
因みにここでもちゃんと、新色ブルマー一番乗りです。

第8位
待ってた(後編)(2014/5/6)
記念すべき長編1作目の最終話です。
タイトルでもある「待ってた」と言うキーワードを、上手くストーリーに乗せる事が出来たなと思います。
あげた当初はそれほどでは無かったのですが、時間が経ってから徐々に反響が来るようになって、書いて良かったなと思いました。

第7位
おもらし生徒会長(2014/12/7)
「ちょっと間に合わなかっただけじゃない・・・」と泣きながら話す会長の大ゴマがありますよね。
このコマの為だけに、他のページが存在する漫画です。
目的通りに大ゴマを引き立たせる事が出来たので満足しています。

第6位
愚かな私の体験談(2014/12/22)
2014年の集大成と言った感じで書いた短編です。
自分の中での完成度や満足度は普通なんですが、
とにかく、それまでのどの投稿よりも反響が大きかったので、それにビックリした事で強く印象に残ってる作品です。
明るめの話が多かった中で、珍しくバットエンド系だったので、それが意外だったのかなって思います。
リメイクしたいなって思う作品の内の一つ。

第5位
overwrite~第3話~(2017/1/21)
話の丁度中間点である3話が第5位です。
全話中でここが一番気に入ってます。
理由としては、亜理紗の気持ちの変化を、珠樹のおもらしを通して上手く描けたからです。
ラスト、珠樹が亜理紗に抱きつくシーンなんかは、自分で書いてて凄く気持ち良かった。
普段余り我慢描写に重点を置かない方ですが、珍しく我慢メインで頑張った所も印象強いです。
最後に、失敗点を一つ。
おもらし直前の人をお姫様抱っこで運んでも、左腕におしっこはかからないですよね。
何となく位置的にかかりそうかなと思ってそうしたのですが、失敗しました(^^;

第4位
私なんか・・リーダー失格だ・・(2013/11/25)
笙湖ちゃんと杏奈ちゃんでSSっぽいものを書いてみようと思い、
右も左もわからぬままに勢いだけで書き上げた作品です。(未だによくわかってません)
そこそこ反響を頂き、文章もいけるのかもと、自分に思わせるきっかけとなりました。
短い中にも見せ場が一杯詰まっていて、今読み返してみてもなかなかの良作かも・・・。(手前味噌で申し訳ありません)
挿絵の出来が悪いので、これもリメイクしたい作品の一つです。



さてさて、いよいよトップ3の発表です。

第3位

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「ごめんなさい!!」
莉穂ちゃんは、手にギュッと力を込めながら深々と頭を下げて言いました。

告白(2015/11/30)
莉穂ちゃんのおねしょを隠す路線に終止符を打った作品で、後の莉穂ちゃんの快進撃の起点ともなりました。
これの場合は、個人的な満足度と言うより、反響の大きさがとにかく印象に残っています。
当ブログ人気ナンバーワンは莉穂ちゃんで間違いないと思いますが、その地位を決定的にした作品だと思います。
まだ莉穂ママも普通だなぁ、なんか懐かしいww





第2位

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(私・・赤ちゃんみたい、可愛い・・。思ったよりそんなに穿き心地は違和感無いわね。・・多少ゴワゴワするか)
オムツを穿くと、早穂ちゃんは鏡の前に立って、オムツ姿の自分を見つめました。

早穂ちゃん、オムツを買う(2016/4/18)
オムツを買う恥ずかしさを、実体験を元にとても上手く描く事が出来たと思います。
第3位の『告白』とリンクさせたりする仕掛けも思い通りに出来て、満足度がとても高いです。



そして、遂に第1位の発表です。
第1位はこれだぁ~!!!









第1位

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「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!ほら見て!!サンタさん本当におまけしてくれた~っ!!!」

「分かったから、早くお風呂入って来なさい!!明日もやったら、布オムツよ!!!」

「はーーーい」

「はぁ~~~・・・・」

サンタさん、本当にありがとう!!
来年は、純佳ちゃんのお家にあった、大きなお人形さんのお家が欲しいです!!

☆。・。・゚★・゚・。・゚\(*´∀`*)/。・。・゚★・。・。☆

悠奈ちゃんのクリスマス(2016/12/25)
え・・コレっ?
って思われるかもしれませんが、コレが第1位です。
先に言っておきますが、決して時期的な理由でこれにした訳ではありません。

理由としては、まず、兄弟の日常的な部分を上手く描けたと言う所です。
泣きわめく悠奈ちゃんに文句を言う兄を、げんこつ一発で黙らせる風ちゃんのシーンが特にお気に入りです。
友情シーン(クリスマスパーティ)は余り上手く行かずに心残りではありますが、
全体的にとてもハートフルに纏まっていて、おもらしは可愛くのモットーにも良く合致していると思います。
読んでるとなんだかほっこりしてきて、・・・やっぱり好きだなぁコレ。
上に挙げたラストの絵も、おねしょ中でも笑顔を見せていて凄くお気に入りです。



如何でしたでしょうか?
皆さんの中にも、何か一つでも当ブログでお気に入り作があれば良いなぁ、っと思ってます。
出来れば、コメントして下されば嬉しいです。
それでは、今年も残り僅か、忙しい時期とは思いますが、何とか乗り切って新年を迎えましょう。

自分も、次こそ璃燐ちゃんを出せるように頑張ります。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/12/20(木) 00:35:46|
  2. もらしちゃった後絵
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受験生、優里奈の長い一日

「ふぁあ~~・・・」
朝、朝食の味噌汁に箸をつけながら、優里奈は大口を開いて大きな欠伸をしました。

「何よもう、年頃の女の子がはしたない、顔でも洗ってきたら」
そんな様子を見て、優里奈の母は渋い顔をしました。

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(ちょっと、何よそれ!!)
門倉優里奈(かどくらゆりな)は15歳の中学3年生。
入試試験を3ヶ月後に控えた受験生です。

昨日の夕方過ぎ、先月の11月半ばに行われた模試の結果が届きました。
結果は散々たるもので、それを見た母は落胆し、ため息交じりに優里奈に散々文句を言ったのです。

(あそこまで言うから、夜の勉強時間を3時間も増やしたのに、だから眠くて欠伸が出るのに)
母は名門女子高出身で、娘にも同じ高校に通って貰いたいと、昔から強く願っていました。
優里奈は勿論、母の想いを分かっていて、何とか期待に応えたいと思っているのです。。
それなのに、その為の努力に母は全く気づいてくれず、流石にちょっとイラッと来ました。

(夜遅くまで頑張ってたの?偉いわね位、言ってくれたって良いじゃない・・・)
釈然としない気持ちのまま朝食を終えた優里奈は、母に言われた通り洗面所で顔を洗いました。
既に着替えを終えている優里奈は、鏡の前で髪を整えると鞄を持って玄関に向かいました。

「お父さんも私も、今晩は帰りが遅くなるから、夕飯は何か買って食べなさい、お金はまだ残ってるでしょ?」

「わかった」
靴を履きながら優里奈は母に返事を返します。

「鍵も忘れないでね」

「大丈夫持ってるよ、それじゃあ行って来ます」

「優里奈」
ドアに手をかけて玄関を出ようとする優里奈を、母が呼び止めます。

「今のままじゃ合格は厳しいわ、もっと頑張りなさい。時間を無駄にしちゃ駄目よ、良いわね」

「・・・わかってるわよ」
優里奈は言うと、母を方を振り返る事なく、そのまま家を出て行きました。



「もっと頑張りなさいって・・・、言われなくたって頑張ってるわよ!!」
登校中、道端の石ころを蹴飛ばしながら優里奈は愚痴ります。

「って言うか、外寒っ!!あーもうなんなのよもう!!」
更に、12月の外の肌寒さが優里奈の感情を余計に逆撫でしました。
スカートの下に体育用のハーフパンツを穿いてはいますが、無いよりはまし程度のものでしかありません。
悶々とした気持ちと、体に染みる肌寒さを抱きながら歩く事20分、優里奈は中学校に到着しました。

3年生の教室が並ぶ学校の1階のフロアは、受験シーズンと言う事もあって、
どの教室を見渡しても、異様なピリピリとした空気が漂っていました。
それを肌で感じながら、優里奈は静かに自分の席に座りました。

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「おはよう優里奈、その顔だと昨日は大分絞られたな、まぁ元気だしなよ」
優里奈が自分の席に着くなり、前の他人の席に腰かけて声を掛けて来たのは、優里奈の友達の横田菜穂(よこたなほ)です。

「別に絞られたって程じゃないけど・・・、菜穂は良かったじゃない、志望校A判定で」

「まぁね、でも本番まで気は抜けないよ、あくまで模試は模試だもん」
菜穂の志望校は、優里奈の目指す女子高よりさらに偏差値が高い高校です。
そこでA判定と言う事は、優里奈よりもかなり学力が高いと言う事に他なりません。

「またまた、全然余裕でしょ菜穂なら」

「そんな事ないって」
言いながらも、菜穂の顔には余裕が見て取れます。

(菜穂なら、私の志望校なんて楽勝なんだろうなぁ)
菜穂の顔を見ながら、優里奈は思いました。

「お・・・おはよう、優里奈ちゃん、菜穂ちゃん」
そこにもう一人、女子生徒が入って来ました。
2人の友達の杉山智美(すぎやまともみ)です。

「私も模試悪かったから、これから一緒に頑張ろう」
智美は優里奈の方を向いて言いました。
智美の志望校は、優里奈と同じ所なので、一緒にと言う言葉にはとても深い意味を感じます。

「そうだね智美、これからこれから、C判定がなんだー!!!」

「私、D・・・・」

「あっ・・ごめん智美、でもどっちも大して変わらないよ」
優里奈、智美、菜穂の3人で作ったLINEグループ上で、お互いの結果は既に報告済みでした。
智美の結果を失念していた優里奈は、落ち込む智美を見て、慌ててフォローを入れました。

「そうそう、どっちもどっちなんだから、もっと頑張りなよ」

「ちょっ、A判定は口出さないで」
平然とした口調で言う菜穂に対して、優里奈は冗談っぽく言い返しました。

「私も滑り止めで受けるつもりだからさ、2人が受かったら、私達3人同じ高校って事もあるかもね」

「・・・そ、そうね」

「まぁ正直、私的に女子高は嫌だから、出来ればご遠慮したい所だけど」

「はいはい、心配しなくても、菜穂なら第1志望受かるよ」

「えー・・っ!?そんな事まだ分からないってぇ~・・」

「・・・・・」

(あーもー、めんどくさい!!何て言えば満足するわけ!?つーかあんたは受かるの前提ですか・・・)
意図してなのか、無意識なのか分かりませんが、
菜穂は、優里奈と智美に上から目線で物を言う傾向があります。
そのため優里奈は、心の底で菜穂は私達の事を馬鹿にしていると思っていました。

そうこうしている内にチャイムが鳴り、担任の先生が教室に入って来ました。

「お昼、図書室行かない?私が勉強見てあげるよ」
菜穂は自分の机に戻る前に2人に言いました。

「ありがとう、助かる」
優里奈が素直にお礼を言うと、菜穂は満足げに自分の机に戻って行きました。

(助かる事は助かるんだけど、やっぱりなんか、ちょっと鼻に付くのよね・・・)
朝のHRが終わると、直ぐに1時間目の授業が始まりました。

(1時間目は社会か・・・)
机の引き出しから教科書を出しながら、優里奈は体にちょっとだけ違和感を感じました。

(アレ?私・・・、何か忘れているような・・・?)



「ふぁ・・・」
1時間目の授業が始まってから10分、
寝不足の優里奈は口元を抑えながら大きな欠伸をしました。

(眠いな~、寝ちゃおうかな~・・・)
受験を控えたこの時期の授業に、最早大した意味などなく、
堂々と寝ていたり、受験科目の自主勉に勤しむクラスメイトも多くいます。(勿論後者が殆どですが)
昨晩、遅くまで勉強をしていた優里奈も、寝てしまいたい所なのですが、
自分から悪い事が出来ないと言う真面目な正確な為、
意味など無いと分かりつつも、律儀に黒板の文字をノートに書き写していました。

(2人はどうかな・・・)
智美は優里奈と同じで真面目に授業を聞いています。
ですが、菜穂の方を見ると、授業なんかお構い無しと言った感じで、英語のテキストに取り組んでいました。
授業中に勝手に自習する事は悪い事だけど、なりふり構わず、
目標に向かって努力する菜穂を、優里奈は少し羨ましく思いました。

(こればっかりは仕方ないよね、悪い事は悪い事だもん、私には真似できない・・・)
全く損な性格だなぁと思いつつ、優里奈は板書の書き写しを続けました。

15分後。

(ん・・・なんか・・・)
優里奈は、板書を書き写しながら先程よりもはっきりとした体の違和感を感じました。
その正体は言わずもがな、膀胱に溜まったおしっこによる尿意です。

(おトイレ行きたくなって来ちゃった・・・)
一度意識した尿意は、思っていたよりも強いものでした。

(でも残り時間半分だし、まぁ大丈夫かな、
中3にもなって、授業中にトイレ行かせて下さいなんて、恥ずかしくて言えないし)
時計を確認した優里奈はホッと息をつくと、直ぐに板書の書き写しに戻りました。

しかし、その余裕は長くは続きませんでした。

「あっ・・・うぅ・・・」
授業開始から40分、優里奈の尿意は急激に強まっていました。
時折板書を書き写す手を止めて、両手で股間を押さえて尿意を抑え込んでいます。

(うわ、おしっこもれそう・・・、何でこんな急に??)
急激な尿意の変化に優里奈は戸惑いましたが、それには一つ心当たりがありました。

(そう言えば私、朝起きてからまだ一度もおトイレ行って無い)
今日は朝から、母の言葉にイライラしたり、
学校に来てからも、模試の話題で盛り上がってりして、
うっかりトイレに行く事を忘れてしまっていたのです。
最後に行ったのは昨日の夜、お風呂を上がって、夜中の勉強を始める前です。
もう10時間位前でしょうか・・・。
その間、飲み物もそれなりに飲んでしまっていました。

「うう・・・、やば・・・、あぅ・・」
つい情けない声が出てしまう優里奈。

再びそっと、両手で股間を抑えようとした時、
隣の男子が異変に気付き、優里奈の方を見ました。

「!!」
それを見て、慌てて優里奈は板書を書き写す仕草をしました。

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(見られた、もしかして気付いた!?私がおしっこ我慢してる事・・・)
顔を真っ赤にして優里奈は恥ずかしがります。

「うわっ・・、う・・・っ・・くぅぅぅ・・」
また尿意の波が襲いました。
優里奈は両足をクロスさせて、何とかそれを凌ぎました。

(ふぅ・・はぁ・・・、もうっ、何なのよ!!)
イラつく優里奈。
もう、あまり余裕はありません。

(後10分だけど、やっぱりおトイレって言おうかな・・・。
ううん駄目、そんな事したら隣の男子にやっぱりおしっこ我慢してたんだって思われちゃう、
そんなの嫌、恥ずかし過ぎるよ)
限界が迫る中、優里奈は先生に言わずに、我慢する事を決断しました。
我慢し切って、乙女のプライドを守る道を選んだのです。

(後10分くらいだもん、我慢して見せる、それ位、出来ない訳ないわ)



授業開始から45分。

「あ・・・、ああぅ、もれ・・・ちゃ・・・」
優里奈の思いとは裏腹に、遂に板書を書き写す余裕すらなくなる程追い込まれてしまいました。

(おしっこ・・おしっこ・・・、おしっこもれちゃう・・・、もれちゃうよ~)
恥ずかしげも無く両手で股間を押さえて続けています。
両足もせわしなく動き続け、誰が見てもおしっこを我慢しているのは一目瞭然です。

「優里奈ちゃん」
智美も心配そうに見つめています。

(私の馬鹿、何でさっきトイレ行きたいって言わなかったんだろう・・・。
もう無理・・・立てない、立ったら出ちゃう・・・・)
優里奈は必死に我慢を続けました。

(後5分・・・、後5分・・・・)
優里奈は、呼吸を荒げて時計を確認しました。
するとその時、

「門倉、さっきからなんだ?小便か!?」
おしっこ我慢に気付いた先生が、強い口調で優里奈に言いました。

「ふぇっ!!!」

「どうなんだ?」
このやり取りで、クラスの視線が優里奈に集まりました。

「は・・・はぃ」

「なら早く行け!!」

「え・・・あ・・・、は・・・」
突然の事に驚いてしまい、おしっこ我慢の緊張の糸がプツっと切れてしまいました。。
優里奈があたふたと席を立とうと足を少し動かした瞬間。

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シューーーーーーーーーーーーーーーーーッ
我慢に我慢を重ねた液体が、女の子の大事な所から勢いよく吹き出しました。
女の子特有の、股間からおしっこが飛び出る音は、静かな教室の中でとても大きく響き渡りました。

「あ・・・、ああっ!!!」
優里奈はとっさに両手でスカートの上から股間を押さえつけますが、
そんな事で一度出始めた10時間分のおしっこは止まる訳はありません。、
ハーフパンツを一瞬で突き抜け、スカートをびっしょり濡らし、あっという間に椅子の上を満たして行きました。

パシャパシャパシャ・・・・・
そして椅子から零れたおしっこは、
椅子の前から後ろから、まるで滝のように教室の床に落ち、湯気を立てながら大きな水溜りを作り上げました。

「うわっ!!」
「ちょっ!!!」
ガタガタガタ
周りの生徒は慌てて、自分の机を優里奈から遠ざけました。

「嫌ぁ嫌ぁ・・・」
弱々しい声をあげた優里奈は、余りの恥ずかしさに、
おもらしを続けながら、遂に泣き出してしまいました。

クラスメイトと先生は、おもらしが終わるまで、
教室に恥ずかしい水溜りが広がるのを黙って見続けました。

ピチョン・・・、ピチョン・・・
10時間分のおしっこは相当な量だったらしく、
優里奈のおもらしは、約1分程続いてようやく終わりました。

床の水溜りは直径1メートル以上に及び、
椅子に溜まったおしっこは未だに床に落ちてその都度小さな音を立てていました。

クラスメイトは唖然として、誰一人声を上げるものはいません。
信じられないものを見るような、好奇の視線だけが優里奈に向けられています。

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「うぅ・・・、うぇぇ・・、ひっく・・ひっく・・・」
優里奈はどうする事も出来ず、おもらしの中心で泣き続けました。

「はぁ~・・・」
ため息交じりの先生が呆れた様子で、優里奈の前までやって来ました。

「門倉、お前、今いくつだ??」

「ひっく・・・、ひっく・・・」

「いくつだって聞いてるんだ」

「じゅ・・・15・・・さ・・・で」
優里奈は何とか答えました。

「そうか15か、15にもなって、こうなる前にどうするべきか、分からないはずは無いよな」

「・・・はい」

「なら何で、もらすまで我慢したんだ」

「す・・・すみま・・・せ」
穏やかながらも責めるように言う先生に、優里奈は泣きながら、そう言うのがやっとでした。

「・・・まぁいい、早く着替えて来い。
女子の保健委員ー、門倉を保健室まで連れて行けー」
先生に言われて、保健委員の神谷さんが優里奈の前にやってきました。

「門倉さん・・・、その・・・、立ってくれる?」
神谷さんが戸惑いながら声を掛けると、

「待って」
そこに別の女子がやって来ました。

「わ・・・私が、連れて行くよ」
それは、同じ女子高を目指している、友達の智美でした。

「そ・・・そう、じゃあよろしく」
ちょっと安心したような声で神谷さんは答えると、
そのまま自分の机に戻って行きました。

「優里奈ちゃん、行こうか?」
神谷さんから役目を引き継いだ智美は、
優里奈に優しく声を掛けました。

「・・・うん」
小さく頷いた優里奈は、
智美に手を引かれて、椅子から立ち上がりました。

すると。

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バシャッ!!
スカートの中に溜まっていたおしっこが、立ち上がった拍子に一気に床に落ちて大きな音を立てました。
教室内にも、どよめきが沸き起こります。

「・・・嫌ぁ」
恥ずかし過ぎて、優里奈は思わず智美の胸元に顔を埋めて泣きました。

「大丈夫だよ、大丈夫」
智美は優里奈の髪を優しく撫でて落ち着かせると、
優里奈の肩を抱いて、ゆっくりと教室の出口まで歩いて行きました。

優里奈のスカートは前も後ろもビッショリで、乾いている面積の方が少ない位でした。
中に穿いたハーフパンツも、靴下も壊滅的な状態です。
クラスメイト達は、そんな優里奈の恥ずかしい姿を、教室から姿を消すまでの間、じっと見つめました。

(パンツと靴下、冷たくて気持ち悪い・・・、うう、もうヤダ・・・)
しかし、優里奈の恥ずかしい試練は、これで終わりではありません。



2人が廊下に足を踏み入れた丁度その時。

キーンコーンカーンコーン・・・
授業終了のチャイムが鳴り響きました。

『気を付け、礼』
日直の号令が終わると、各教室から生徒達が次々と廊下に出て来ました。

「どうしよう・・・」
その状況に智美は焦りました。
スカートびっしょりの優里奈の恰好を見たら、直ぐにおもらしした事がバレてしまいます。

「優里奈ちゃん、ごめん」
智美は優里奈の手を掴むと、まだ泣いている優里奈を引っ張って、小走りで保健室まで急ぎました。
保健室は、3年生のクラスと同じ1階にありますが、
最悪な事に、優里奈のクラスからだと、他のクラスを全て通過しなければなりませんでした。
その為、どんなに急いでも、廊下に出て来た生徒の目を掻い潜る事は出来ませんでした。

「ん・・・、何だアレ?」
「スカート濡れてね?」
「まさか、おもらし?」
「あり得なく無い?中3だよ」
「ビショビショじゃんww」
「アレ誰だっけ?」
「確か門倉・・・じゃなかったっけ?」
「うわぁ~、ないわぁww」
「もれ倉、もれ倉」
優里奈は、保健室に辿り着くまでの間、
多くの同級生に、恥ずかしいおもらし姿を見られてしまいました。
優里奈の濡れたスカートを見て嘲笑う者、ヒソヒソ話をする者等、沢山いました。

「う・・ううぅ~~~」
嫌でも耳に入って来る罵声の嵐に、優里奈は涙の勢いを加速させました。

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(もう嫌、恥ずかしい、恥ずかし過ぎる・・・)
舌を噛んで今すぐ死ねたらどんなに楽かと思いましたが、
実際にそんな事をする勇気は勿論無く、保健室に着くまでの間、
ひたすら羞恥に耐えるしかありませんでした。



「あらーやっちゃった、可愛そうに・・・、こっちいらっしゃい」
保健室に付くと、保健の先生は、どうと言う事は無いと言った感じで、
優里奈をカーテンで仕切られている部屋の奥へと連れて行きました。

「先生に言えなかった?
まぁ、しちゃったものは仕方無いけど・・・、こうなる前に、次はちゃんと言おうね?」

「はい・・・」
笑顔で優しく問いかける先生に、優里奈は泣きながら小さく頷きました。

「あなた、今日はジャージは持って来てる?」

「教室に・・・、鞄の中・・・」
それを聞いた先生は、少し離れた所で待っている智美に声を掛けました。

「悪いけど、彼女の鞄の中からジャージのズボンを持って来てくれる?」

「あっ・・・、はい」
そう言うと智美は、急いで教室に戻って行きました。

「あの子が戻ってくるまでに、体拭いちゃおうね、じゃあまず、靴下と上履きを脱いでこの上に立って」
先生は、優里奈の前に大き目のタオルの床に敷きました。
優里奈は言われた通りタオルの上に立ちます。
すると先生の手がスカートのホックに掛かりました。

「いやっあの!!」
先生の行動に驚いた優里奈は、泣くのを止めて、慌てて体を引きました。

「何?どうかした?」

「どうかって・・・、着替えくらい一人で出来ますから」

「何言ってるの、遠慮しなくて良いから・・・」
そう言うと先生は半ば強引に、優里奈のスカートと下に穿いていたハーフパンツ、それからパンツを脱がして行きました。

「ううぅ・・・」
なし崩し的に優里奈は、先生に全てを委ねる事になりました。

(私もう15歳なのに・・・、これじゃまるで幼稚園児みたいじゃない・・・)
余りの恥ずかしさと情けなさで項垂れる優里奈を余所に、
先生は丁寧に優里奈の両足や股間、女の子の大事な所を拭いていきました。
それが終わると、次に、タンスから赤い小さなリボンのついた真っ白な綿パンツを取り出しました。

「それじゃあ、新しいおパンツ穿こうね」
そう言うと先生は、パンツを両手で優里奈の足元に広げました。

「えっ!!それ・・・」

「ん?どうしたの??片足ずつ通してね、慌てなくて良いから」

「・・・・」
両足が通ると、先生はパンツをゆっくりと引き上げて行きました。

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(うう・・・、何この幼稚園児が穿くようなパンツ・・・・)
優里奈は下半身を包む新しいパンツを見て顔を赤くしました。
1年前からレース付きの大人っぽいパンツを使用している優里奈にとって、
赤リボン付きの白綿パンツは余りに幼稚過ぎて恥ずかしく感じたのです。

「さてと、後はジャージ・・・」
っとそこに丁度、智美がジャージを持って戻って来ました、

「先生、持って来ました」

「ありがとう、ナイスタイミングよ」
智美からジャージを受け取った先生は、パンツと同じ要領で優里奈にジャージを穿かせました。
最後に靴下を履き替えて、これでお着替えは完了です。

「さてと、ちょっと待っててね」
お着替えが終わると、先生は、
おしっこでびっしょり濡れたスカート、ハーフパンツ、パンツ、靴下を持って保健室の外へ出て行きました。

「はぁ・・・」
恥ずかしい事が立て続けに起き過ぎて、疲れ果てた優里奈は、
横にあるベットに腰かけて、一度深くため息をつきました。
足元を見ると、ついさっき穿かせてもらった、ジャージのズボンが目に映ります。

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(上は制服なのに、下はジャージって・・・)
恥ずかしい自分の姿に唇を噛むと、カーテン越しから智美が話しかけて来ました。

「優里奈ちゃん・・・、えっと・・・、その・・・、上手く言えないけど・・・その・・・」
必死に言葉を選んで智美は優里奈を励ましました。

(智美・・・)
優里奈は智美の気を使っている事がヒシヒシと伝わる態度に、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
何か言わないと、と思いましたが、上手く言葉が出て来ませんでした。

「そろそろチャイム鳴るから、私、教室戻るね。
え・・っと、その・・、元気出してね、ま・・待ってるから」
そう言うと智美は保健室を出て行きました。

(ありがとう、智美)
直接言う事は出来ませんでしたが、
優里奈は心の中でお礼を言いました。

「はぁ~・・・」
一人になった優里奈は、再び深くため息をつきました。

(今頃皆、私の事噂してるんだろうなぁ・・・。
きっと馬鹿にされるんだろうなぁ、廊下で既にそうだったし・・・。
教室のおしっこ、そのままにして来ちゃったけど、誰か拭いたのかな?、うう・・・、恥ずかしい。
コレって、内申書に書かれちゃったりするのかな・・・、だったらどうしよう・・・・)
前方のカーテンをぼんやり眺めながら、色んな事が頭を過ります。

キーンコーンカーンコーン・・・
暫くすると、2時間目開始のチャイムが鳴りました。

(先生・・遅いな・・・)
チャイムが鳴り終わり、そんな事を考えていると。
「お待たせ」っと、直後に先生が戻って来ました。
その手にはビニール袋(お土産袋)がぶら下がっています。

「はいこれ、スカートとハーフパンツ、それとパンツと靴下ね、軽く洗ったけど、後は自分で何とかしてね」

「ありがとうございます」
優里奈は弱々しくお礼を言って、お土産袋を受け取りました。
右手にお土産の重さが伝わると、改めておもらしした事を実感し、恥ずかしさが込み上げて来ました。

「今穿いてるパンツはあげるわ、
その代わりに、今度新しいのを買って持って来てくれる、似たのでお願いね」

「・・・はぁい」
もうこんな子供っぽいパンツを買う事は無いと思っていたのに・・・、
思わぬ形でまた買わなくてはならなくなってしまい、優里奈はガックリと肩を落としました。

「さてと、これからどうする?
チャイムも鳴っちゃったし、
今日はもう教室戻りづらいだろうから、帰ってまた明日から頑張ろうか?鞄持って来てあげるわよ」

「いえ、まだ(授業)始まったばかりですし、戻ります」

「えっ!!あら、そう・・・」
十中八九、「帰ります」と言うと思っていた先生は、
優里奈の即答に、物凄く驚いた顔をしました。
優里奈は立ち上がると、先生の横を抜けて、ドアの方に向かいました。

「無理しなくて良いのよ?
気持ちの整理もまだついてないんじゃない?」
ドアを開けて出ようとする優里奈に先生は心配そうに声を掛けました。

ですが、

「お気遣いありがとうございます、でももう平気です、失礼します」
そう言うと優里奈は、保健室を出て行きました。

「本当に行っちゃった・・・、図太い神経してるわね」
優里奈が出て行った後、一人残された先生は、小さくそう呟きました。

(これまで、おもらしした子は何十人と見て来たけど、
直ぐに戻るって言った子は初めてだわ・・・)



既に授業が始まっている為、とても静かな廊下を優里奈は歩きます。

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「・・・無理なんか、してない」
歩く度に右手に持つお土産袋が、ガサガサと音を立てるのを耳障りに感じながら、
優里奈は自分に言い聞かせるように呟きました。

(おもらしした為早退なんて、内申書に書かれでもしたら最悪だし、
それに、病気でも無いのに早退なんて、そんな悪い事、私には出来ない。
恥ずかしいし、馬鹿にされるのは怖いけど、智美も菜穂もきっと味方してくれるわ)
教室の目の前まで来ると、優里奈は意を決して、教室の扉を開けました。



ガラガラガラガラ・・・

「「!!!!!」」
教室にいるクラスメイトと板書中の先生、その全員の視線が、扉を開けて入って来た優里奈に向けられました。
優里奈は視線の一つ一つが、まるで鋭い槍のように感じました。
その全ての槍が、優里奈の体に深く突き刺さります。

「門倉、話は聞いているぞ、帰るのか?」
先生は一旦板書の手を止めて、淡々とした様子で言いました。

「いえ、大丈夫です」

「そうか、なら早く席に着きなさい、148Pを開いて」

「はい・・・」
優里奈は、とにかく人の顔を見ないようにして自分の席に向かいました。
途中、智美の顔だけは確認しましたが、呆気にとられたような顔をしていました。
まさか今日、しかもこんなに早く保健室から戻って来るとは夢にも思っていなかったみたいです。

優里奈の席や下の床は、
まるで、そこでおもらしなど無かったかのように、すっかり綺麗になっていました。
寧ろ、周りよりもピカピカになっていて、逆に目立つ位です。

(誰が拭いたんだろう・・・)
優里奈はその変にピカピカになった席に着くと、
そそくさとお土産袋を鞄に詰め込み、教科書とノートを開きました。

それからは、唯一人変な恰好で授業を受ける違和感と、
周りからの好奇の視線や嘲笑う声との戦いでした。

結局、授業にはまったく集中できずに、休み時間を迎えました。

先生が教室からいなくなると、
それまでヒソヒソと話していたクラスメイト達の声が一気に大きくなりました。

「もれ倉帰らねーのかよ」
「もらした奴は帰れよなぁw」
「中学3年にもなって・・・ねぇ」
「ジャージの下って、まさかノーパン?」
「替えの下着位あるんじゃね?知らんけどww」
「オムツかもよww」
「あり得る~wwもれ倉だもんww」
「もれ倉トイレ行かなくて良いのかな?ずっと座ってるけど」
「またもらされたら最悪だよねー」
「オムツしてるから平気なんじゃんww」

(もれ倉・・・ね・・・、
別にいいわよ、これ位の事は覚悟してたし・・・)
優里奈は両手てジャージをギュッと握り締めました。
次の授業の開始まで、優里奈は自分の席でただ黙って俯き続けました。

3時間目、4時間目、給食と、優里奈はずっと俯いて過ごしました。
その間、クラスメイト達は飽きもせず、優里奈の事を笑い者にし続けました。
助けてくれると期待した、智美と菜穂も、一度も声を掛けてはくれませんでした。
挙句の果てには他所のクラスの生徒までもが、優里奈の様子をわざわざ眺めにやって来ました。
流石に涙が出そうになりましたが、優里奈はグッと堪えました。



(おトイレ行きたい・・・)
保健室から戻って以降、給食の配膳で並んだ時を除き、
ずっと自分の席に座っていた優里奈ですが、昼休みを迎え、再びトイレに行きたくなって来ました。
ですが、周りの視線が気になって、席を立つ事が出来ません。

(立ったら立ったでまた悪口言われそう・・・。でも、行かないと、また・・・・)
熱いものが下半身に広がる感触、みるみる広がるスカートの染み、
床に広がるおしっこの池、ほのかに立ち上る恥ずかしい湯気、パンツが肌に張り付く気持ち悪さ。
先程のおもらしの記憶が頭を過り、優里奈は手で顔を覆いました。

(ヤダヤダ、もうあんな事、絶対に嫌ぁ・・・)
そこに、恐る恐る声を掛ける人物がいました。

「ゆ・・・優里奈・・・・ちゃん」
智美です。

「お・・・、お手洗い、一緒に行こう」

「え・・、う・・・うん」
智美の言葉に頷くと、優里奈は静かに席を立ちました。

(あ・・・、ありがとう智美ぃ~・・)
優里奈は今すぐ抱きつきたいと思う程、感謝しました。

案の定、立ち上がった時、トイレに向かって歩いている時、
心無い言葉が沢山耳に届きましたが、隣を歩く智美に支えられて何とか耐えました。

「ご・・・ごめんね、さっきまでずっと声かけないで・・・・、
なんか・・その・・・、えっと・・・、ごめん」
廊下を歩きながら智美は、曖昧な言葉で優里奈に謝りました。

「い・・いいよ別に、分かるよ・・・、何となく、
それにこうして来てくれたし、実は、またちょっとヤバかったの」
照れくさそうに言うと、智美は「なら良かった」と言って笑みを浮かべました。



無事女子トイレに着いた後も、優里奈の試練は続きました。

女子トイレでは2人の生徒が洗面台の前でたむろしていました。
それとは別に、丁度個室から出て来た生徒や、
優里奈達と時を同じくして入って来た生徒を含めて、全部で7人の生徒がいました。
優里奈が一番奥、続いて智美が一つ手前の個室に入るやいなや、
流しの前にいた2人組が、わざと女子トイレ全体に聞こえるような声で話し始めました。

「今奥に入った子、あれでしょ、今朝おもらししたって言う」
「何て言ったっけ?何とか倉、鎌倉だっけぇww」
「門く・・・、もれ倉でしょ、もれ倉ww」
「そうそう、もれ倉だ!!っぷ、そりゃもらす訳だわww」
「っつかもう奥の個室使えなくねー、おもらしがうつるじゃん」
「あぁ、確かにぃww]
2人の会話は鋭いナイフの如く優里奈の心に突き刺さります。
調子に乗った2人は、さらに悪口を加速させていきます。

「杉山さんも、もれ倉なんか庇っちゃって、気持ち悪!!」
「もれ倉を庇う杉山も、もれ倉と同罪だよね~ww」
「ひょっとしてアイツももらした事あるんじゃね」
「成程~、仲間を庇うって奴ぅ~、おもらし仲間とかキモ過ぎなんですけどww」

(なっ!!智美は関係ないじゃないっ!!!)
智美の名前が出て来て優里奈は焦りました。

(どうしよう・・・、私のせいで智美まで・・・・、ごめん・・・ごめんね智美・・・)
優里奈は心の中で必死に智美に謝りました。

「もれ倉と杉山って、なんか○○女子受けるらしいよ」
「うっわぁ、もれ倉や杉山の頭で受かる訳ねぇし、馬鹿じゃねーのww」
「聞いた話だと、模試の判定もCとDだったらしいよ~」
「無理、ぜってぇ無理wwもらすような底辺は、底辺の高校行ってろって感じぃ、○○女子が迷惑するじゃん」
「っつかそもそも、受験勉強よりもさー、トイレトレーニングの方が先だよねww」
「筆記試験と面接中にもらさないように?ぷぷっ・・・、確かに~ww」
遂にはおもらしと関係ない所まで悪口は発展しました。

「ねぇ、早く出てくれない?私、あなた達みたいにもらしたくないのよ」
「ひょっとして、またもらしちゃったの?」
「オムツ交換中かしらww??」
洗面台の2人とは別の生徒も、個室のドア越しに容赦のない口撃をしてきます。

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悔しくて悔しくて堪らない優里奈でしたが、
個室を出て反撃するような勇気は持っておらず、
結局、トイレから人がいなくなるまでの間、個室の中に籠るしかありませんでした。



「ごめんね、私のせいで智美まで、あんな酷い事言われて」
個室を出ると、優里奈は智美に謝りました。

「私は大丈夫だよ、優里奈ちゃんの方がよっぽど恥ずかしい思いしたんだし・・・」
智美は口では強がりますが、無理をしているのは、顔を見ればすぐにわかりました。

「無理しなくていいよ智美、私といると智美までおもらし女扱いされるわ、
私のせいで、智美まで傷つく事はないよ」

「私はアレくらい平気だよ」

「だからさ・・・、」
優里奈は一度間を置いてから、続けて言いました。

「私の事は、もう見限っていいよ、菜穂みたいに」

「えっ?菜穂ちゃんが何?見限るって??」
優里奈の言っている事がわからず、智美は聞き返しました。

「気づかなかった、あの2人、私達の模試の結果を知ってたわ。
LINEグループでしか書いてないのに、変でしょ」

「あっ・・、えっ!?もしかして菜穂ちゃんが・・・」

「それしかないわ、つまり、そう言う事・・・」

「そんな・・・」

「それに私、朝以外、一度も話してないし、
昼休みは図書室で勉強見てくれるって言ってたけど、それも無いみたいだし」

「そう言えば私も、菜穂ちゃんと朝以外、話して無いかも」
智美は思わず口元を抑えました。
優里奈も、菜穂の態度が鼻に付いていたとはいえ、
おもらししただけで見切りをつけられてしまった事に、少なからずショックを受けました。

「智美には感謝してるわ、私の事は気にしないで良いから、今ここでお別れしよう」
智美までいなくなってしまうのはとても辛いですが、智美の為を思い、優里奈は静かに言いました。

しかし、

「嫌、そんな悲しい事言わないで・・・」
智美は直ぐに否定しました。

「菜穂ちゃんは気になるのかも知れないけど、
わ・・・私は、おもらしなんて気にしないから」

「智美・・・」

「言いたい人には言わせておけばいいよ、私、何言われても平気だから、心配しなくで」

「ありがとう、智美。
絶対、志望校合格しようね、2人で同じ高校通おう」
心強い言葉に感激した優里奈は、これからもずっと一緒に居たいと思いました。

「うん」
智美はその思いに応えるように頷きました。



教室に戻った優里奈は、ひょっとしたら菜穂が声を掛けてくれるかも、
っと少しだけ期待しましたが、そんな事はありませんでした。

午後になると、クラスメイト達は、優里奈のおもらしの話題に飽きて来たのか、
午前中程、悪口や好奇の視線にさらされる事は減りました。

ですが、遂に放課後を迎えても、菜穂が優里奈と智美に話しかける事はありませんでした。



下校時刻となり、優里奈と智美は揃って靴を履き替えて、校舎の外に出ました。

「じゃあね、優里奈ちゃん・・・、明日、来る?来れない??」
校門を過ぎた所で智美が言います。
家の方向が完全に逆方向な為、いつも校門を出た所でお別れをしているのです。

「大丈夫、ちゃんと来るわよ」
智美はまだ、優里奈がショックを引きずっている様に見えるみたいです。
穿いているジャージが目に入る度に、おもらしした現実を突きつけられる為、
確かにまだ抜け切れてはいませんが、優里奈は心配させないように言いました。

「なら良かった・・・、それじゃあね」
智美は手を振って歩いて行きました。

優里奈は智美が見えなくなるまで、手を振り続けました。
普段はそこまでしませんが、今日ばかりは特別です。

(さて・・・、どうしようかな)
智美が去ると、優里奈はこの後の塾の事で悩みました。

普段ならそのまま直で向かうのですが、
下だけジャージの恥ずかしい恰好と、お土産袋の事が気になっているのです。
このままの恰好で向かえば、塾で何か言われるのは確実です。、
お土産の方も、軽く洗ってあるとはいえ、なるべく早く洗濯機に入れたい所です。
つまり、一度家に帰りたいのですが、
学校から直で行っても、それほど時間的に余裕は無いので、
家に帰ってしまうと絶対に間に合いません。

(帰りたいけど、それだと塾に遅刻しちゃう、どうしよう・・・)
悩んでる間にも、刻一刻と時間は経過していきます。

(うう~~・・・)
悩んだ末に優里奈は、普段通り直で塾に向かう事にしました。

(やっぱり時間を無駄には出来ないわ、恥ずかしいけど、我慢するしかない)
塾に着くまでの間、道で遭遇した人の殆どは、優里奈の事を不思議そうな目で見て行きました。
上は制服なのに、下はジャージと言う恰好はやっぱりとても目立ちます。

「おもらし??」
っと、中には小声で言い当ててしまった人もいました。

「うぅ~~・・・」
恥ずかしくて堪らなくなった優里奈は、下を向き、早歩きで塾まで向かいました。



塾についてからも、優里奈の羞恥は続きました。

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「ねぇ見てあの子・・・」
「どうしたんだろうね?」
「給食でも溢したんじゃない?」
「おもらしだったりして」
「この年でそれはきつい」
「いくら何でもそれはないでしょ」

あからさまな悪口を言う人はいませんが、
優里奈の変な恰好を見て話題にする人は多くいました。

「・・・・」
覚悟の上でこのまま来たとは言え、やっぱり恥ずかしい事は恥ずかしいです。

(気にしない、気にしない、とにかく今は勉強に集中しないと・・・)
優里奈は必死に自分に言い聞かせて、塾での時間を過ごしました。



塾が終わると、優里奈はコンビニでお弁当を買って家に帰りました。
その途中、ジャージのポケットに入れてあるスマホから音がしました。

『元気出して』
手に取って確認すると、智美からLINEが来ていました。

(智美・・・)
一言だけでしたが、優里奈はとても嬉しくて直ぐに返信しました。

『ありがとう、また明日学校でね』

(そうだ、菜穂にも送って置こうかな、模試の結果も昼休みの約束の件も、
ひょっとしたら、何か訳があるのかも知れないし)
やっぱりそう簡単に割り切れるものではなく、優里奈は返信ついでに菜穂にもLINEを送る事にしました。

『今日は心配かけてごめん、明日また改めて勉強教えてくれる?』
智美の返信は送って直ぐに既読が付きましたが、
菜穂に送ったこのLINEは、家の前についても既読が付く事はありませんでした。



「はぁ~・・・」
家に帰って来た優里奈は、食事用のテーブルにお弁当と鞄を置くと、大きなため息をつきました。
朝、母が言った通り、まだ誰も帰って来ておらず、静かな部屋の中でそのため息はとても大きく響きました。

(とりあえず、洗濯しないと・・・)
一呼吸入れた優里奈は、鞄の中から保健室で受け取ったお土産袋を手に取ると、洗濯機の前に向かいました。

(スカート、染みになってないかしら・・・)
お土産袋を開けると、中のものを一つ一つ確認しながら洗濯機の中に入れます。
ビニール袋に入っていた為、まだ全て生乾き状態です。

(少し染みてるけど、洗えば落ちるかなぁ?まぁ後数ヶ月だし、予備のスカートもあるから良いけど・・)
スカート、ハーフパンツと入れた後、次に手に取ったのはパンツと靴下です。

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(あーあ、このパンツお気に入りだったのに、やっぱちょっと染みてる・・・、靴下は捨てちゃおうかな、このまま)
しょんぼりしながらパンツを入れて、靴下はゴミ箱の中に捨てました。

(あ・・・、そうだ、捨てると言ったら・・・)
優里奈は自分の部屋に入って、着替えました。
そこで新しいパンツに穿きかえると、保健室で貰った真っ白パンツを、そのままゴミ箱に捨ててしまいました。

(こんな恥ずかしいパンツもう穿かないし、それに、コレを見る度に今日の事思い出しそうだし)
っと、そこでふと、ある事を思い出しました。

(そうだパンツ、買わないといけないんだった、嫌だなぁもう・・・)
優里奈は、一気に気が重くなりました。

お土産の処理を終えると、シャワーを浴びにお風呂場へ向かいました。
優里奈は普段よりも念入りに体を洗い流しました。

(この惨めな記憶も洗い流せればいいのに・・・)

お風呂場を出ると、ドライヤーで髪の毛を乾かして、食事用テーブルに戻りました。
買って来たお弁当に、買いた溜めてあるインスタント味噌汁とお茶と添えて、一人で夕食を取る事にしました。

(菜穂とは、やっぱりもう終わりなのかな)
菜穂に送ったLINEは未だに既読が付いていませんでした。
それどころか、菜穂はいつの間にか、優里奈、智美、菜穂の3人で作ったLINEグループから抜けていたのです。

(何かこう、ここまでハッキリされちゃうと、直接悪口言われるよりもきついなぁ・・・)
悲しみを通り越して、何だが笑いが出て来てしまいそうです。

(まぁ・・・いいや)
気を取り直して、優里奈はお弁当を食べ始めました。

(味が分からない・・・)
塾帰りに買って帰る定番のお弁当も、今日は全く美味しくありません。



時計を見ると時刻は8時を過ぎ、後1時間程で母が帰って来る時間です。

(私がおもらししたって聞いたら、お母さん悲しむだろうなぁ、
それともいい歳してみっともないって怒るかなぁ、
どうしよう・・・、やっぱり黙っていようかな)
優里奈は迷いました、適当な理由をつけて誤魔化す事は出来ますが、
もしバレたら、余計に厄介な事になりそうで怖いのです。
それに、優里奈の性格上、嘘をつくなんて悪い事をするのは抵抗がありました。

(ただでさえ、志望校危なくて期待を裏切ってるのに・・・。
学校でおもらししたなんて・・・、はぁ・・、もうっ!!)
優里奈は、お箸置くと手で顔を覆いました。

(朝、あんな些細な事でイライラなければ、トイレ行き忘れる事なんてきっと無かったのに。
ううん、その後だって、幾らでも行く機会はあったのに、もうっ!!)
いつの間にか優里奈の目には涙が溜まっていました。

(何で・・・、何で・・・、何で・・・、トイレ行きたいって言えなかったのよぉ!!!)

「う・・、うぇぇぇ~~~~~んっ、うう、うう・・・」
今頃になって後悔し始めた優里奈は、幼稚園児のように泣きじゃくりました。

「うわぁあぁぁ~~~ん、やだぁ~~、なんで・・なんでぇぇ~~、う・・うう~~っ」
幾ら泣こうが喚こうが、おしっこをもらしたと言う事実は、もう決して消し去る事は出来ません。
暫くの間、優里奈は夕食の箸を止めて、テーブルの上に涙の水溜りを作り上げました。

「う・・ぐす・・、ひっく、ひっ・・・」
テーブルに出来た涙の水溜りは大きく広がり、水面には優里奈の泣き顔がくっきりと映し出されました。

「ふふ、酷い顔・・・」
泣き止んだ優里奈は、涙の水溜りに映る自分の顔を見ながら、自虐的な笑みを浮かべました。
その後、再びお箸を手にすると、お弁当の残りを食べ始めました。

「しょっぱい・・・」
さっきまで味のわからなかったお弁当が、やけにしょっぱく感じました。

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こんばんは。

大変長らくお待たせ致しました。
今回は、和泉の泉さんからのリクエスト作です。
10ヶ月も待たせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
受験生と言う設定に、丁度良い季節ではありますが(^^;

初挑戦要素も多くて、色々悩みましたが、その分楽しんで描けたと思います。

冬と言う事で、初めてスカートの下にハーフパンツを付けて見ましたが、如何でしたでしょうか?
女子のパンツがみたい男子にとっては、ガッカリ以外の何でも無い訳ですが、
冬でもスカートを穿かなければならない女子にとっては、防寒と言う意味で必需品ですよね。
でも、ひとたびその状態でおもらしをしてしまうと、お土産が増えるだけではなく、
もしジャージ等他に下に穿くものの準備が無ければ、
下に穿くものも保健室で借りなければならない状況に陥る事になる為、
何と言うか諸刃の剣と言う感じもしなくは無いですよね。(そもそも、もらさないかww)
それと何と言うか、スカートとハーフパンツをいっぺんに汚すって、
普通は同時に穿くものでは無いので、なんかおもらしを2回分したような感覚な気がします。
そう考えると、おもらししちゃうと下着だけの時よりもなんか萌える気もしますね。
パンツだって普通にびっしょりになる訳ですし。

>友達の明らかに気遣ってて触れてはいけないという雰囲気も出してください。

と言うリクエスト内容でしたが、この部分に対しては上手く行かなかったなと、少し悔しい思いです。
すみませんでした。
友達2人ついては、おもらしした主人公に対して、非対称的な接し方をすると言うテーマで挑んでまして、
その中で、触れてはいけない雰囲気を出すつもりでしたが、余り納得いく出来になりませんでした。
菜穂はも少しどうにかしたかったなぁ・・・、朝しか出番なかったし・・・。

ですが、椅子バシャや、お土産の確認等、
個人的な萌え要素をふんだんに盛り込めたのでその点は満足しています。



次回ですが、久しぶりに予告します。

璃燐ちゃんで行きます。
ずっと温めてる話があるので、それをとにかくやりたいのです。

名前まで募集して置いて、全然出番ないじゃないかこらぁ~。
と言う、バーチャルプレッシャーに勝手に苛まれているのです。

その次は、年末最後か新年一発目になるか分かりませんが、
最近出番のない変態上級生メインで一つ豪華な奴をやります。(間に何か挟むかも知れませんが)

残りのリクエストの関しましては、来年以降になります。
ご了承下さい。

最後に、前回の記事に、お着替え中の絵を追加しました。
是非見てみて下さい。

前回の日記に拍手を頂きました。
ありがとうございます。
  1. 2018/12/10(月) 16:30:17|
  2. おもらし絵
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